アヌーナ:聴くことの哲学、合唱の美学

私はリバーダンスは大好きなんですよ。だからビル・ウィーランのこの曲は大好きだった。今、聞いても超名曲。ソリストはケイティ・マクマホン。マイケルもミリアムも若い!



でも私は、リバーダンス以外のアヌーナなんてよく知りもしないくせに、ずっとアヌーナは単なるニューエイジのコーラス隊だと思ってた。でもいつだったかプランクトンさんに雇われアヌーナのワークショップをお手伝いし、すっかりファンになってしまった。すみません、この件、以前にもここに書いたのですが、好きなエントリーなのでまた書きます。これは私がお手伝いした焼津でのワークショップ。私の通訳、下手くそです(笑)。私はこのときはほとんどメンバーとは初対面。でも私の通訳はおいておいても、マイケルはここですごくいい事を言っている。だからそれをお客さんに知ってほしい。



最後の方でマイケルが言っている事が本当院素晴らしい。ワークショップの最後の実検で「1回目はしっかり歌って、2回目はほとんど声を出さないような感覚で歌ってみて」と言う。

す・る・と……

なんと2回目に歌った時、周りの歌が急に聞こえるんだよね。つまりそれまで自分が歌うことに必死だった生徒さんたち。この瞬間、急にこのワークショップの意味は「一緒に歌うことだ」と自覚するわけですよ。

そうやって「コーラスというのはこういうもんだ」ということを私たちに教えてくれるわけです。その瞬間といったら、ちょっとした感動でした。実は「コーラス」って歌うんじゃなくって「聴く」芸術なのです。これは人生や「生き方」においてもいえるよね。マイケルはだから合唱は音楽のもっとも美しいフォーマットだと言っています。

そのマイケルの十八番。これまた歌ってくれないかなー。北アイルランドの平和を願った歌。



本日成田空港までお出迎え。いよいよツアーの始まりです! プランクトンさんのブログの方にアップしていきますので、お楽しみに。プランクトンさんのブログにおいて私が書くエントリーはトーンが他の人と違うといって好評です(笑)。さーてアップの仕方とか、また忘れちゃった。また勉強せねば(笑)。すぐ忘れるよね〜こういうの〜