bar clear all


2016年8月27日土曜日

映画「小さな園の大きな奇跡」を見ました


昨年香港で年間興行収入NO.1となった映画。試写で拝見させていただきました。ありがとうございます。

香港って不思議な場所だね。学生時代に飛行機のトランジットで空港に降り立ったことあるけど(当時安い飛行機はすべて南周りだった)、実際に町に出たことはない。中華圏のような英語圏のような…、言葉もよく聞いていると頻繁に英語がまざる。

最初はエリート教育バリバリの幼稚園に勤務していたルイ先生。でもそこに教育の限界を感じ早期リタイヤを決意。同じく自分の職業(博物館のキュレーター)を辞めたいという夫との世界一周の旅に夢を膨らませている。しかしある日、ふとテレビで見かけた潰れかけた幼稚園のニュースが忘れられず、超安月給でこの幼稚園(園児はたったの5名)を救うべく立ち上がる…という熱血教師の物語。

いや、大ヒットしただけあってさすがにポップ! しかも子供が出てきてしょっちゅうウルウルなシーンが出て来るから、ホントにやばいのだわ。生徒は全員女の子で、それぞれ家庭に問題を抱えている。子役の子達が個性派ぞろいで、それだけでかなりやられてしまう。笑えるのは可愛さの光るパキスタン系の姉妹が実は姉妹ではないということ(でも撮影したら不思議と顔が似てきた,と監督/笑) 最高にやばいのはおでこの大きなケイラ・ワンちゃん(4歳)。親を亡くして泣くシーンでは監督が自分のお母さんが亡くなった話をしてあげたんだって。そしたら役の気持ちにすっと入っていくことが出来たそうで、カットがかかっても涙が止まらず、監督も一緒に泣いてしまったそうだ。いや〜、子役ディレクションするの、大変!(笑)園を卒業していく撮影当時5歳だったフー・シュンインちゃんにも注目。監督が一番最初にキャスティングした子で、お父さんとお母さんが喧嘩するから学校へ行けないと泣いたシーンが印象深いが、なんとそれは1テイクでオッケーだったのだそう。て、天才子役!?

実話に基づいた話だそうなので、とはいえ実際はこんなに単純じゃないだろうしドラマチックでもなかろうとあれこれ詮索したくなるが、話のテンポが良いのでついつい引き込まれる。学校はどうなっちゃうのかハラハラドキドキ。先生本人はもちろん、旦那さんも素敵。夫婦間の約束をやぶられても結局奥さんを助ける。日本人の俳優さんで似た人いるんだよな… 誰だったかなぁ…(笑)実際この俳優さん(ルイス・クー)は恵まれない人たちのための学校をつくったりチャリティなどにも熱心な人なんだって。

エンドロールで、本物の先生や子供達の写真、撮影中のアウトテイクなど出てきて、あったかい気持ちになる。もともとアクション映画専門だったプロデューサーが、初めてこういう映画に係った、自分にとってもチャレンジだ、と話す。監督は子供に常に関心をよせるエイドリアン・クアン監督。2時間があっという間でした。日本語のトレイラーが出来てなかったので、こちらを貼っておきます。11月公開。