ジョン・スミスと同じデヴォンと言えば




ジョンが生まれ育ったデヴォンってどんなところ?

まずは何とっても、ミステリー界の女王様、アガサ・クリスティー。名探偵ポワロ(ベルギー人ってのが本当にミソなんだよなー)が解決する「ナイル殺人事件」「そして誰もいなくなった」「オリエント急行殺人事件」などで有名なあの方。彼女はデヴォンシャー出身。英国のミドルクラスが暇をもてあましているような感覚。あの空気がデヴォンなんです。近い空気としては「テス」のドーセット州や、カーラ・ディロンのパートナーでセスのお兄さんのサム・レイクマン、レイクマン兄弟はコーンウォール出身。なんかこう日の光が少ない英国で寒いビーチにならぶ寒々とした風に吹かれる年金生活者のデブったお年寄りたち‥‥そんなイメージかな。(もっとも、今や英国の猛暑はものすごいのだけど)

そして、あのアフタヌーン・ティーについてくろ、コッテリした重いクリーム。あれは正式名称を「デヴォンシャー・クローテット・クリーム」と言う。

パースティは、コーンウォールとデヴォンとどっちが美味しいか、いつもディベートになるのだそうです。オリジナルはコーニッシュだと思うのですが。ちなみに上の写真はロンドン、ハマースミス駅にあったコーニッシュ・パースティ屋さん。激ウマでした。う〜ん、南西イングランドの味。

でもジョンは今リバプールに住んでいて、心はどっちかというとリバプールにあるみたい。もっともツアー続きで家にはほとんど帰っていないらしい。面白いのはカーラ・ディロンと同じで、ジョンも「イエス」を「ア〜イ」と言うところ。ジョンによるとリパプールや、特にマンチェスターなど北イングランドでは、そういう風に言うことが多いんだって。ホントかな。それともデヴォンの特徴?

そしてデヴォンといえば、トーキーにあるこのチャーミングなホテル。一度泊まってみたいよなぁ〜。