iMac死亡でトホホ

ウチにあるメインのiMacが水曜日の深夜死亡し格闘するもまったくダメで、現在出張用のラップトップで仕事をしています。長いMac人生、Macに死なれるたのは意外に少なくこれが2度目。一度目はすべてのデータが無事に戻ってきましたが、今回はどうなることやら。もっとも致命的なデータはないのですが、アーティスト写真とか、いろいろまた取り寄せないといけないし、ツアーの試算表とか、またゼロから打ち込みしないといけなくなる。とほほ。Web2.0でしたっけ? やっぱりデータは向こう側に保存しないとダメだよね。BOXもiDESKもアカウントを取っていながらも使っていなかった、自分がバカバカッ。なんてバカなオレっっ!!(和田静香さん風に)

出張用のラップトップ見てたら最初にジョンに送ったメールが出て来て笑えた。グラスゴーのホテルから送ってるんだけど「あなたのアルバムを聴いて、ぶっとんだ。ぜひやらせてくれ」って言うのと同時に、すべての条件:例えばCDの枚数、フリーのDVDをつけること、DVDに収録する曲目、プロモ来日の条件(もっともこの時点では10月という話だった)など最初のメールで入れている私。けっこう笑える。それに対するジョンの返事もおかしい。とほほ。こんな昔のメール見て、感慨に浸っている場合ではないのだが。まだリハビリ中なのか、オレっ!!

最近読んだ本:音楽業界で働く人たちが赤裸裸仕事生活を語った「ジョニー・B・グッジョブ」。最初はいたく感動し、同情し、心を寄せていたのだけど、そして今でも充分感動している人の話もあるのだけど、なんどもTwitterに感動だ、と書き込んだのだけど、今日外出中に呼んだ勝間和代さんの「断る力」を読んだら分かった。自分はこういうビジネス啓発本を読んでいる方が向いている。「断る力」読むと頭がすっきりする。他の勝間本はあまりピンとこないのだけどこの本は名作だ。あと最新の「不幸になる生き方」これもなかなか良かった。「ジョニー〜」みたいな本に共鳴して、いったいこの仕事はなんなんだろうとか、うだうだ考えたり、グチったりしている暇があったら、とっとと仕事しろってんだ>自分。しかも能率よく、かっこよく!! ‥‥と自分をふるいたたせるも、この暑さでパワーが出ない。

それにしても人に会うたびに「ジョン・スミスのスター・パインズ・カフェはすごかったんですってね」と言われる。嬉しい。でも実はスター・パインズでああいう風にやるってのは、このプロジェクトのプランニングの、うんと後になってから思い浮かんだのよ。それまでは小さなバーとか無料でライブやれるところばかり下見してた。でもそのうち「こんなんじゃジョンもやる気でないよな」「いい環境でやらせてあげないと意味がないよな」と思い始めたのだ。私はチキンハートすぎて、失敗したと思うプロジェクトはだいたいそれで失敗している。そして、最初、相談がてらマンダラグループで一番仲の良いF崎氏に電話した時は、実は「南青山でどうかしら」だった。でもF崎さん、私と付き合いが長いせいか、うまいんだよなー。結局キャパの大きいスター・パインズになっちゃった。どうせフリーなんだしF崎さんも動員を手伝ってくれるというので、その場でスターパインズでやろう、と。もちろんこれからジョンが滞在中に受けた雑誌のインタビュー記事とかが出たりするわけだけど、あの公演があるとないとじゃジョンのその後はだいぶ違ったよね。やっぱりお客さんに聞いてもらう。これが一番のプロモーションだよ‥‥と強く思う。もちろん会場費はまんま私の持ち出しになっちゃったけど、でも良かったよね。あのとき、来てくれたお客さん、ジョンをこれからもよろしくね。

今日TVをつけたらトトロが出ていた。ウチのトトロも元気です。早く次の来日にならないかなー。それにしても9月にハラールが来日すると、それからずっっっっと1月まで私はツアー三昧の生活になる。来年呼ぶアーティストたちのホームページを、この夏の間に作ってしまわないとヤバいことになる。それには大きな画面のiMacが必要だよーん(涙)早く戻ってきて〜っ。