John Smith: Another Country

実はもう今日木曜日にロンドンを出発するジョンは張り切って、オン・ラインン・チェック・インを済ませた模様。到着は日本時間の金曜日ヴァージンアトランティック航空9:30到着。成田空港第1ターミナル北ウイング。おっかけの皆さん、お待ちしますよー!(笑)と、むなしく叫んでみる。プロのおっかけの皆さん、良かったなぁ。なんかこう、ウチらスタッフのことを邪魔しないように遠くから見守ってくれているの(笑)

そのジョンが6月の中旬くらいだったかな‥‥に出演したラジオ番組。BBCのラジオは今日本からでも聞けるんだけど1週間で消えちゃう。なので音を録音してここに内緒でアップしました。ぜひ聞いてください。(ジョンのプロモーションが終わったら削除しますので、お早めに!)

ジョンったら、なんかおばさんDJ(バラカンさんによると、すっごく有名な方だそうです)に終始押されっぱなしですが、生演奏が本当に素晴らしいんだわ。ニューアルバムの録音の話と、途中日本の話も出て来て(12:20くらいから)「いいわね〜。余分なバックを持って行くのよ。あそこはこの地球上で,一番別の星に近い場所なのよ〜」とおばちゃんDJ、すごく盛り上がってます。

ジョンは3曲ほどスタジオで生演奏するのですが、まずチェックは4:47くらいからのInvisible Boyの生演奏。これが涙ものです。すごく良い。うん、ジョン。このくらいの感じで日本でも実力を発揮してくれれば、まずは合格かな。後半の方とか最高。絶対に聞いてね!

13:31くらいから例のマンドーラでやる「Not Over Yet」のカバーなんですが、これが、まぁ泣かせる。このヘンからすっかり番組はジョンのペースかな。すごく良いです、ジョン。おばちゃんDJ、感激してます。

そして何と言っても素晴らしいのが「Another Country」の生演奏(20:15くらいから)。この曲、CDに入っている時は全然ピンとこなかったのだけど、ここで演奏しているの聞いたら大好きになっちゃった。っていうか、もうレコーディング時の形を止めてないのね。最初ジョンが歌いだした時、CDに収録されている曲と気づかなかったくらい。この曲はレコーディングするのに、すごく時間がかかったと言っていたから、まだレコーディングの時にはまだ完成していなかったのかもしれない。「I am leaving for a season, I don't need decent reason, to see another country in a spring...」くーーーっっ、泣ける! この生演奏ヴァージョン、すっごく良い。そうそう、ヴォーカルってこうじゃないといけないのよ。息の抜き方のタイミングとかね。実はこういうの、ブーや、エディもすっごくうまい。丁寧に歌うってこういう事だよねー。もっとも本人はかなり自然にやっているのだろうけど。ジョン、いいよーっっ!!

さてさて昨日、ビリリの試写から帰宅してみると、普段よりかなり多い数のジョンのライブへの申し込みが届いていた。何かと思ったら、HEAT WAVE山口洋。すごいよ! かっこいいよー、ヒロシ!(涙) 山口さんと呼ぶと「ヒロシと呼べ」と怒られるんだよなーっっ。くっぅー。山口さん、本物のロケンローラー。その後いただいたメールには「本物の音楽をやる人と、それを支える人を応援しなくちゃ」とか「ジョンは間違いなく、本物す。ぜったい大丈夫っすよ。アルバム、爆発的には売れないかもしれないけど、長い時間をかけて、伝わっていく音楽だと思います。10年経過しても色あせないだろうし」‥‥涙、涙。やばい。

山口さんの期待に答えるためにも、ライブに来てくれる山口さんのファンの方をがっかりさせないためにも、ジョンは相当ライブを頑張らないといけないね。

それにしても、なんか、みんなかっこいいな。私も頑張らなくっちゃ! 今日の午後は取材の最終コンファームで、雑誌の編集部あちこちに電話じゃ! 音楽雑誌の編集部の皆さーん、よろしく!(昨日は深夜3時近くに某巨大新聞の方がジョンのディスクレビューを載せるからジャケ写を送ってくれ」とメールしてきてくれた。すごいぞ、ジョン! こうして少しでも多くの人に聴いてもらえますように)

Invisible Boyのレコーディングは竹やぶの中で行われた。風の音が聴こえる不思議なレコーディング。