音楽の最高の形

70年代にフィンランド全国に広く知れ渡った、コンスタ・ユルハの演奏。こういう哀愁のワルツなど、一部の農村地区の文化でしかなかったペリマンニの音楽をフィンランド全域に知らしめた。その人気は「まるでロックスターのようだった」(アルト・ヤルヴェラ)という。



そしてそれをウンとスインギーに、うんとヴィヴィドにしたのがJPP「ヤルヴェラ村の小さなペリマンニたち」だ。ホラ、音がこんなに鮮やかでしょ? アメリカのスイング・ジャズの影響がもろに出ている。こういうの聞いちゃうとさー、もうペッタリケルト系団体フィドルとか聞けないんだよね。こっちの方が音が鮮やかでしょ? 生き生きしているでしょ? 



それにスウェーデンの洗練さと、円熟度が加わったのがノルディック・トゥリーだと思う。この美しさと繊細さはどうだ。音楽の最高の形。これが私の愛する音楽です。



今、チケットが購入いただけるのは、
10/31 NORDIK TREE 建長寺公演
11/6 JPP 伊丹アイフォニックホール公演
11/9 JPP 札幌ちえりあ公演

このチャンスをお見逃しなく。何度もあると思うな、来日公演!