ずっしりと重いツイート

今日は昼まで寝てしまって、おかげで風邪はだいぶ治ってきた。昨日の夜は寝るとき、咳もあまり出なかったし。うん、普段の感じが戻ってきた感じ。で、1日、事務所で遅れている事務仕事を片付けていた。それでパソコンの左側に流れるTwitterのタイムラインを眺めていたら、こんなツイートが流れてきた。

http://twitter.com/#!/AsadaTomscabin/status/31356346519527425

このツイートを見てまず思ったこと。この世界の大ベテランで、本当に素晴らしい音楽を紹介している麻田さんですら、こう思うんだって事。

じゃあその麻田さんのツイートに対して自分は何を言うべきなんだろう。「麻田さん、辞めないで」とは簡単に言えない。この仕事が本当に大変なのは、私も(もちろん麻田さんと比較したら経験もうんと浅いけど)誰よりも経験しているつもりだから。いつ辞めようか私だっていつも迷っているから。

「麻田さん、そんな事言わず頑張ってください」とも気楽に言えない。だって頑張ったところでどうにもならないのがこの世界だから。頑張れって頑張ってない人に言うことだよ。麻田さんはすでに誰よりも頑張っている。

グレンがサムズアップに貼ってあるチップ・テイラーのポスターをみて、同じ場所で演奏できることをすごく喜んでくれていた。私は「そのプロモーターさんはすごくいいのよ。いつもすごくいい音楽を紹介してくれている」とグレンに話した。でもチップ・テイラーには行かなかったんだよね。仕事がたまっていたから? うん、それは言い訳にすぎない。その私に、何かコメントできる権利があるのだろうか。トムズ・キャビンの主催する公演だって、実は数えるほどしか行ってないと思う。

この仕事は続けると決めたら、もう黙々と続けるしかないのだ。泣いたとしても、愚痴をいったとしても、状況は変わらない。ただただ続けるしかないのだ。自分の好きな音楽を信じて……と思う。