私はジョニー・ラモーンの孫弟子になった



今日は実は午後の仕事をほとんどお休みし畔柳ユキさんに会っていた。ユキさんはフォトグラファーとしても活躍し、ラモーンズのファンクラブを運営し、本当にパワフルな人だ。

ユキさんの「I Love RAMONES」のことやユキさんのことはここにもちょっくら書いたので、ぜひもう一度興味があったら読んでほしい。とにかく私はユキさんとバンドの、というよりかジョニー・ラモーンとの、その心の交流にすごく感動し、本当に本当に共鳴してしまったのだ。バンドを運営して行くことの大変さ……というか何かを自分で作って行くことの大変さ、かな。ブレないジョニー。バンドが一番大事で、そのバンドを最後まで守ったジョニー。とにかくこの本が大好きになった私はユキさんに本のことをもっといろいろ聞いてみたくなったので、かねてから4時間くらい時間ください、と言っていたのだ。なので無理にお願いして今日は時間を作っていただき、ラモーンズの話をたっぷり聞かせてもらおうと思っていたのに、結局のところ、私のグチをたくさん聞いてもらったような気がする。ユキさん、すごいよ。ジョニー、すごいよ。ユキさんに本に書かれているいろんなエピソードの裏話、本に書けなかった事などをもっと聞きたかったのだけど、ユキさん、男らしい。グチとか言わないんだよね。かっこいいよ〜。

しかも数日前にTwitterで私が「(放射能に汚染されちゃって)こんな日本、もう誰も来てくれなくなっちゃうかも」と泣き事をつぶやいたことを指摘され「何,言ってのー。野崎さんが言うことは違うでしょ。みんな日本に来たいに決まってるじゃないの! 確かにもしかするとあと1年とか、しばらくみんな来れなくなっちゃうかもしれない。でも野崎さんは“今は来れないかもしれないけど、大丈夫、あたしがなんとかするから!”ってみんなに言わなくちゃでしょーっ」とカツを入れられてしまった。

うん、そうだ、そうだった。目が覚めたよ。すごいな。原子炉もなんとかしちゃうパワーかっ?! いやいや、ユキさん目が覚めたよ、私。そうだ、私が泣き言言ってちゃダメだ。というか、おそらくユキさんにそう言わせているのは、私にそう言ってくれているのは、ジョニーだね。これはジョニーの遺伝子だと思う。すごいよ、ジョニーは。そしてジョニーはユキさんの中に生きている! 本当にすごいよ。というわけで、私は今日からジョニー・ラモーンの孫弟子になりました。これからヨウコ・ラモーンと呼んでください、ハイ。明日も頑張ろう! 私が泣き言を言ってちゃいかん!!! 

PS
それにしてもユキさんの「I Love RAMONES」については、書きたいことがたくさんあるので、またゆっくりここに書こうと思う。