「海はゴミ捨て場じゃないんですから」

本日の野崎はチーム津田の一員として(笑)、この会見の文字起こしを手伝いましたので、ぜひぜひ読んでください。今朝11時ごろに行われた全漁連の東電への抗議申し入れの様子です。

東電は漁連さんに(というか諸外国へ、もですよね!)何の説明もなくいきなり放水を開始したのだそうです。それ以前にも海に高濃度の汚染水が流れでていることで大パニックになった漁連。この対策のための報告に東電の常務が漁連さんを訪ねたのが同日の午後1時ごろ。そのときも「汚染水は絶対にもう流さないでください」と漁連の方たちが涙ながらにお願いしたというのに、その重役が帰社したら、いきなり方針が変わって「高濃度の汚染水を保管する場所を確保するため、低濃度の汚染水を大量に放水する」ということになっていたのだそうです。はぁ?? 

あわてて漁連に今度は電話する常務。でもそのときはすでに記者発表済み。漁連としてはさっき来た常務の話はいったいなんだったの??? 寝耳に水! 本当に怒りが収まらないと思います。抗議文はこちらでご覧いただけます

会見を文字起こししていて、漁連の皆さんの「海はゴミ捨て場じゃないんですから」という声にグッと来てしまいました。

それにしても、今回のことは長丁場になります。こういう事がずっとずっと続く。毎日24時間態勢でUSTに貼り付いてくれて、いろいろな会見を中継してくれている岩上さんのスタッフに感謝。本当に感動しています。これがなくてTV報道だけだったらと思うとゾッとします。少しでも私も寄付しないと。

被災地に対しても何かできないかな、と思っていたら、ウチのスウェーデン語の先生が被災地に向けて先週に引続き今週末も旅立つことになりました。なので、そこに協賛することにしました。わずかな寄付ですが、直接被害者さんのもとに行くのがいいな、と思って。ありがとう、スウェーデン語の先生(レッスン全然できてなくてすみません)。