小諸より中部電力へ:ALL電化NO!

数日前の長野の地震はビックリしました。皆さんの地元は大丈夫だったでしょうか? 
小諸でいつもコンサートを制作してくださっている陶芸家の岡本一道さんにメールしたところ、小諸は岩盤が固く、東大地震研究のえらい方が定年後定住されたりしているのだそうですよ。それにしても地震大国に原発とは、何かが狂っているとしか思えない。

さて岡本さんがとあるメールマガジンに寄稿したご自分の文章をぜひこのブログをご覧の皆さんにも読んでもらいたいということで送ってくださいました。

岡本さんの主催するコンサートはいつも自然エネルギーで運営されています。
それはこのコンサートシリーズが始まった5年前から変わっていません。今年は再びヴェーセンが小諸にうかがいますが、今年ももちろん自然エネルギーコンサートになります。11/7(月)詳細はこちらのページにて。

下記はそこからの転載です。


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中部電力のオール電化は400万KW−小諸市のメルマガ読者から
我々に節電を要請するのならば、オール電化の営業を金輪 際やめよ
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小諸市の岡本一道(陶工)と申します。
先日、「ホントに環境にやさしい電気とは?」50部送って頂き ました。
ありがとうございます。
現在、地元中学校の総合学習講座の校外講師として「エコ生活講座」を担当しています。
このパンフを使って、学校では教えない「原発のホント」の授業を行いたいと思います。

去る4月26日、25年来の反原発仲間と中部電力長野営業所に浜岡停止の要請に行ってきました。
その際の質問に後日回答をもらいました。

質問 「この十年間にオール電化由来で増やした電力量は?」
回答 「400万KW」

予想を上回る回答でした。

そこで6月13日中部電力名古屋 本社に浜岡永久停止の要請に行った際同じ質問をぶつけました。

回答「正確な数字は即答できないが、この十年間のオール電化契約戸数は60万戸、
一般家庭の平均アンペア契約は30A(3KW)
オール電化の契約アンペアは90〜100A(9KW〜 10KW)
両者の差、つまり6KW×60万戸=360万 KW、7KW×60万戸=420万KW
以上の計算から長野営業所の400万KWの回答が出たものと思う。

つまり自ら増やしたオール電化の無駄な消費で浜岡の原発分はパー、
いやそれを上回る消費量だと言うことです。

そこで常日頃供給義務を口にする中部電力が我々消費者に節電を要請するのであれば、
金輪際オール電化の営業を止めるようにと申し入れました。

脱原発を願って自然エネルギー(太陽光発電)の普及に努力してきましたが
太陽光発電契約者の8割がオール電化と聞くに付け、
太陽光発電がおもちゃにされたことを悔しく思います。

日本は少子化で電化製品の効率がよくなる中、電力消費は減ってゆくのが自然のシナリオ。
ここからは自然のシナリオに立ち返り、自然エネル ギーの普及を進めるのが筋道です。

オール電化NO!の声を大きくしてゆきましょう。



岡本さん、ありがとう! 東京でも実は同じ計算になるのかもしれませんね。是非調べてみたいと思います。