新星マンハッタン・ジャズ・クインテット

マンハッタン・ジャズ・クインテットを久々に聞いた! ビックバンドアレンジをコンボで聞かせる。明るくて分かりやすいジャズ。いや〜本当に懐かしかった。何も変わってなかった。

マシューズさんの「ニューヨークのベルリッツで日本語をならっています」「郷にいっては郷に従え」「助詞と女子の使い方が難しい」という懐かしのMC。チーフタンズと同じで、毎回毎回、もう何年も変わらない。なんかもう古典落語の域。熱心なお客さんはたぶん毎年聞いているはずの同じMC! でも爆笑のウズ。いいなぁ〜。

今日は彼らにしては本当にめずらしく久々のジャズクラブでの演奏。壁の本棚にスイングジャーナルが並ぶ。スイングジャーナルなくなっちゃったね。でもこうしてアーティストとお客さんは残った。MJQのプロデューサーの川島さんはいつもいつも本当にスイングジャーナルに気をつかって広告を沢山いれたりしていた。その分だけジャーナルがMJQのことをきちんと応援していたのかというと、私には全然分からない。が、スイングジャーナルにどう載るかということが、ジャズアーティストの生命線を握っている、と言われていた時期が確かにあった。

が、こうして雑誌はなくなってもバンドは続いていく。お客さんも楽しんでいる。本当にいろいろ考えた。

MJQに行く前は、アウグス・ラボ・キッチンでしっかり腹ごしらえ。そうそうおだいどころやなぎのご主人より、ウチのお客様がやなぎを訪ねてこられたという。そして喜んで帰られた、という。嬉しい。お客さん、やなぎさん、ありがとうございました。音楽もそうだけど、食べものの趣味を褒められるのが一番うれしい。このブログには音楽のことよりも食べ物の写真の方が多いんじゃないかと時々思う。でも食べ物と音楽が一番大事だよね。他のことは、どうでもいい。