ヴェーセン、Tune Book、コンサート会場にて販売しまーす

ヴェーセンの楽譜集が今回のツアー用に送られてきました。40冊。足りるかな。ミカエルの監修で厳選の18曲。プレイヤーの皆さんには必須アイテムです。ぜひ会場にてお求めください。幾らで売るのかはバンドに確認しないと分からないのですが、彼らのホームページで15ユーロだから2000円くらいになるのかな… なおこのアイテム、ヴェーセンのホームページでもPAYPALで超簡単に買えますので、ご希望の方はご利用ください。ただ会場でご購入いただければ、サインが貰えますよ。

それにしてもツアーが近づいてきて、昨日久々にツアーパニックもの夢をみてしまった。本当に不思議な設定。なぜか私はまだバンドに会ってもいないのに、すでにヴェーセンはステージ上で演奏をしている、しかもその演奏をちゃんと私は観ることすらできず、なぜか非常窓みたいな窓からのぞいている、という設定。

しかもその非常窓の外側ではトッパンホールの受付の女の子がなぜか私語まるだしでペチャクチャしゃべっているので「すみません、中のお客さんに聞こえて迷惑ですから静かにしてください」と叫ぶと、なぜか客席側からおじさんが二人ほど現れ、その非常窓に近寄って来て「ええじゃないか」とばかりに、おじさんたちが今度は窓の内側から女の子たちにペチャクチャしゃべりはじめる、という… 周りでちゃんと聞いているお客に迷惑だろうが、とヒヤヒヤしながらも、コンサートは大盛り上がり。

仕方ないので、「ここでコンサート見てたらだめだ」というわけで、その非常窓は無視して、あせって楽屋にいくと、その途中で、なぜか通訳の染谷さんがものすごくヘンなところでコンサートを観ているから「染ちゃん、もっといいところでみればいいのに」と案内してあげたいのだけど、何せその時点でヴェーセンと会ってもいない私は、すごく気になりながらも早く楽屋に行かなくちゃ、と、染ちゃんには挨拶もホロロで、とにかく急いで楽屋に向かう。

楽屋にいったらいつもスタッフでついてくれるはなえ嬢が来てくれていて楽屋にはすごく立派なケータリングが入っている。「よかったぁ! 私ははなえちゃんにちゃんと指示出してたんだー」と心底心から安心する。ハムとチーズが並んでいたのは覚えている。

が、それもつかのま、またもやホールの人に呼び止められ、「昨日バンドは飛行機にのれなくて大変だったみたいなんですよ。どうして野崎さん居なかったんですか」と攻められる。私も何がなんだかわからず「すみません、すみません」と言うばかり。「ローゲルさんがホールに電話してきてどうこう…」とホールのスタッフは延々と私を攻める。「なんでローゲルは私に連絡しないでホールに電話したんだろう」と頭の中はグルグル。

そうこうしている間もコンサートは超盛り上がり。ローゲルの笑顔がモニターから見える… といったそんな内容。あぁ、パニックした。

先日、某プロモーターのベテランスタッフも言っていたが、慣れれば慣れるほど、どっかで大ボケな致命的大ミスをしていないか、と心配になる。私はともかく普段あんなにしっかりと大人数ツアーをつくっているその彼女が、先日のたった数名のツアーで「あぁ、心配、心配」と言ってた。その気持ちは私もすっごく分かる。でも、それがベテランってもんかもしれません。何度ツアーやっても、やっぱり常に緊張感を失わない。それが大事。でも、パニックする夢はもういいよ〜(涙)。特に夢の中のパニックってどうにもならないんだもの。現実のパニックは解決できるけどさー。なんだかぐったり疲れて起きる。

ま、いいや、とにかくもう一度すべての旅程をおさらいしよう。