宇宙からみた私たち

年末の報道特集番組をかけながら、新しいiMacのセットアップやら何やらやっていたら連休最終日があっという間に終わりになってしまう。

それにしても、すごい1年だった。3月、暗い中で東電の会見を見ながら夜中に暖房を消してコートをきながらパソコンの前に座っていた暗い夜が思い出される。もうこのまま平時には戻らないのはないかと思ったあの時。放射能汚染については未知数だが、今、東京は比較的普通にすごせるようになってきている。でも被災地はまだまだだ。大変な思いの中でみんなが生きている。家族や親しい人を失った人は、この年末に何を思うのだろうか。

4月にマーティン・ヘイズとデニス・カヒルがやってきてくれた。あのとき来日する外タレのほんとんどの公演がキャンセルになる中、マーティンたちは来てくれた。マーティンとSkypeで話をする中で「こんなときにお客さんは音楽を聞く気分になれるんだろうか?」なんてマーティンは言ってた。「みんな待ってるよ」と私は言った。あの時の気持ちとか、すべてがこのブログに残っている。

NASAの宇宙飛行士がミュリエルのこの曲が好きで宇宙にこのCDを持っていったそうだ。なんとなく分かる。宇宙からみたら、この小さな地震国に住む私たちは本当にちっぽけな存在なんだろうな。



ミュリエル・アンダーソンの来日公演はもうすぐ。詳細はこちら

ところで昨日紹介した「アーサー・マクブライド」ですが、ここにポールが譜面と歌詞を掲載してました。ギタープレイヤーの皆さん、ぜひトライを!