bar clear all


2011年2月28日月曜日

John McCusker's UNDER ONE SKY



今日はとっても寒いですが、でも春はもうそこまで。お花見ワールドビートに向けて、いよいよ盛り上がって参りました!!! で、嬉しいことにジョン・マッカスカー(私はマカスカーの方がいいと言ったのですが、プランクトンのK松くんがポール・マッカートニーもマッカートニーだからマッカスカーの方がいいと言ったので、その説得力に負けました、ハイ/笑)のこの名盤をウチでリリースできることになりました。

このアルバム、典型的なジョン・サウンドというわけじゃないんですが、私の大好きな大好きなアルバムです。今日はスコットランド出身のロック・バンドのアイドルワイルドのロディ・ウォンブルロッドのボーカルによるこの印象的なトラックを今日はご紹介しましょう。楽屋での演奏ですが、この素朴な感じがたまらない〜〜

お花見ワールドビートまで、あと1ケ月。早くあったかくならないかな〜。チケットのお申し込みはプランクトンさんのサイトへどうぞ。ウチのホームページの方にもジョンとマイクの特設ページが出来ますので、お楽しみに。水曜日にはオープン予定。

2011年2月27日日曜日

ひとりで発掘「名著」に光……ですよ!

「吉祥寺で出版社を営むということ〜アルテス、クレイン、夏葉社の場合」というトークイベントに行ってきた。アルテスの鈴木茂さんが出るから、という事で行ったのだけど、行ってみたら「海炭市叙景」の佐藤泰志の作品集を出されていた、それこそ映画や小学館の文庫になる前の真の震源地であるクレインの文弘樹さんも出演されていて、いや〜最近この本と私は縁があるな、としみじみ感動したのでした。もう1社は、まだ出版社を立ち上げて数年。2冊しか出していない夏葉社の島田潤一郎さん。彼のことはここにインタビュー記事があるので、ぜひぜひ読んでください。面白い方でしたよ。あの素敵な装丁の「レンブラントの帽子」は、持っている方も多いのでは。3社さんとも非常に個性的で、とても興味深い鼎談を聞かせていただきました。

写真は、そういう最近「ひとり出版社」が流行っているという朝日新聞の昨日の記事。アルテスさんは今でこそ何人かいらっしゃいますが、設立当時は鈴木さんと木村さんの二人だけで、それぞれ自宅でやられていたんですもんねぇ。でも一人で、もしくは少人数で出来る!ということは、こうやって社会にも勇気を与えるんだと、この朝日新聞の記事をみて、しみじみしちゃいました。うん。それにしても本の世界もCDの世界も、創業となると、まずは古い体制の流通システムが一番ネックですなぁ〜。でもそれを超えてでも「ひとり出版社」は可能なんだよ、という事。勇気をもらいました。

そうそう、お客さんからの質問で「正直、ひとりでやって経営はなりたっているのか?」という質問がすごく飛んでたけど、私はそこは疑問に思わなかったね。私たち個人自営業者にしてみりゃ従業員を雇う方が信じられないよ! ひとりでやればランニングコストは少なくてすむ。しかも島田さんも言っておられたけど、辞めたいときに辞めれる。これは大きい。でも面白いよね。会社を大きくして従業員がたくさんいて、大きな組織でやっている方が安全なように見えるんだね……今でもねぇ。そんなのにお金貸してる銀行がいけないんだろうけどね。

お話の中で、ウンウンとうなずいちゃう場面が幾度となくあったけど、3人の、それぞれの「本を出すときの選択のポイント」が面白かった。

島田さんは「自分が営業したくなる本。人に薦めたくなる本」というはっきり断言していた。うん、これ、すっごく納得。この3人の回答の中で、私のスタイルが一番近いのは島田さんかも。自分が好きじゃなかったら人に薦めることなんて出来ないもの! 加えてウチも一人で運営しているのは、複数いるとそういう気持ちがブレるから。やっぱり惚れた本人がすべてやらないと。でもこのヘンは、ちょっと意地悪な見方をしちゃうと島田さんがまだ初めて数年だという事に由来しているとも思う。長くやるとなると考え方も変わってくるのが普通だ。その点、一見すごく素人そうに見える島田さんのようなスピリッツを独立以来15年も維持しているウチは、やっぱりすごいレーベルだと自分で思った。というか、いつまでたっても大人になれない……というか(笑)。いや、後者だな。

一方の文さんは長くやっていらっしゃるだけあって「実はひとり出版の袋小路からちょっとズレたところに実は良いものがある」という発言をされていた。これも、また、めっちゃ共感!! そうなんですよ。ウチもね、ヴェーセンに出会うまでは、もっといいバンドがいないか、もっといいバンドはいないかって、ずっと探してきた。でもヴェーセンに出会ってからは違う。自分の趣味の音楽はヴェーセンで極めたから、ちょっと引いて、もう少し大きく物を見られるようになったと思う。だからヴェーセン以降に契約した他のアーティストは、もうちょっと別の違う位置にあるんだと思う。でもってヴェーセンは売れないんだよね。で、逆にちょっと自分の好みからハズれたアーティストの方が売れたりする。これはもしかすると一人でやっている場合の、ちょっとしたコツかもしれない。自分の中心軸からちょっと離れて眺めてみる、みたいな。

またアルテスの鈴木さんは「出版社はメディアのようなもの。読者と著者をつなぐもの」と答えていた。なんて謙虚な! 普段から人間関係を大切にする鈴木さんならではのお言葉だよね。そして、それはものすごく正しい事だと思う。私もいつも思う。自分はたまたま日本にいて、ここでこういう仕事をしているだけなんだと。伝統音楽の世界は大きく、自分はたまたまその一部であると。実際大きいことが起きる時は、自分以外の力が働いているのを実感することができる。ホントすごいよね、音楽は個人の力を超えて、アーティストの力を超えて、プロデューサーの力を超えて、広がっていくんだもの。そうなんだよ、レーベルやコンサートプロモーターって、リスナーと音楽をつなぐメディアでしかない。

そんなわけで3人の方に勇気をもらった私は、もう年内CDは出さないにしようと思っていたのを,少し考えなおそうとしています。去年のウチのCDリリースはたったの3枚だった。ルナサの新譜。これは来日が内定したし出さないわけには行かないから出した。ノルディック・トゥリーは来日があるから出した。そしてジョン・スミス。これはもう最高のアルバムなので、これが最後と思ってだした。それでもうこれからは本気リリースは辞めようと思った。今年もこれから来月来日するジョンやマイケルのCDを少し輸入するけど、今年はそれで終わりだなと思ってた。でも、今日の皆さんにたくさん勇気をもらったので、ちょっと考えなおしてみようと思った。うん、いいよ。なんか。

それにしても、おもしろいよね。業界ちがってもインディペンデントに、自分の好きな物を自信を持ってやっている人は、話を聞いていて、非常に共感できる。これが同じ業界で大きなレコード会社のやる気のない人とか、本部に振られたものをだけを売っているレコード店のマニュアル店員とかだと、全然話があわないもんだけど。

それにしても出版業界の話を聞けば聞くほど、古本屋になりたくなる私です(爆)。というわけで、現地で購入した佐藤泰志のこの作品集。装丁が綺麗だな〜。ブルーの本。というわけで、映画告知の帯のついた小学館の文庫の方はブックオフに行く箱の中へポイ(笑)。

劇団イナダ組:第3柿沼特攻隊

春らしい天気の中、札幌の仲間が照明を担当しているこのお芝居。応援もかねて行ってきました。演劇を観るのは本当に久しぶり。10年ぶりくらいか? それこそ前に何をみたのが何かも思い出せないくらいだよ。でもホントに面白い芝居なら、素人も楽しめるはず……と思い、勇気をふるって行ってきました。ずっと前に私の尊敬する音楽業界の大先輩が教えてくれたのだけど、本当に良い音楽なら絶対に素人にも楽しめるものだ、と。それと同じですね。(この大先輩については、また次の機会に書きたいと思います)

とにかく演劇は門外漢の私だけど、心を開いて楽しんでみよう、と。というわけで結論がから言うと、非常に楽しめた。最初のコミカルな部分は正直、眠くなった一瞬もあったし、セリフのノリについていけない部分もあった。でも最後の方の、盛り上がりに持って行くまでの役者の皆さんのチームワークと集中力はものすごく、これが劇団のステージのマジックというものかと感激した。すっかりステージの上で起こっている事に引き込まれ、そして感動しまくった。お客さんも、シーンと、ものすごく集中して観ていたと思う。いや〜良かった。

もっとも、それをここに書こうとすると、自分の経験値の低さからか言葉がうまく出てこない。ま、何か書くには、ホントにたくさん観てないとダメだよね。ケルト音楽や北欧音楽のことだったら、自信を持って書けるんだけどね。でも、皆さんも普段演劇なんて観ないよ、という人も多いだろうけど、ぜひ行ってほしいよ。うん、ホントに楽しめるから。

それにしても……これだけのものを北海道で運営していくという事については、いろいろあるんだろうなぁ、と、勝手に想像を巡らせて考えた。普通演劇を目指すとなれば、東京へ出ていくのがまずは第1だろう、と。それが札幌でやっていこうと決断するには、いったいどういう流れがあったんだろう、と。また一人だけ人気が出始めたら、その人は劇団を離れたりするんだろーか、と。台本の人は在籍している役者さん前提に本を書いていくのかしら、とか。配役については俳優は文句なく従うのだろうか、とか。長く居る人と入ってきたばかりの人とバランスとかあるんだろーか、とか。そりゃーもう、外人アーティスト招聘するよりも、いろいろいろいろいろいろあるに違いないと思うと、頭の中がグルグルしてきた。まぁ、もっともいつもここに書くとおり、東京は分母が大きいからという単純なことでもない。札幌だ,地方だと言うけど、北海道はフィンランドくらいの人口はいるし、札幌はダブリンやヘルシンキなんかよりもウンと大きい。

一緒に行った人の話だと東京の劇団の人は、それこそ何組も掛け持ちしたりしていることが多いんだって。そういう意味では、ほんとうのチーム・マジックを体験するには地方劇団の方が強いのかもしれない。あと実は今回の公演日程だけど、私が都合よく観に行ける日が2つあった。初日と、それから千秋楽の日。でも初日の公演を知ってる人に観られるのはイヤなのよ。それは私もそうだから、あえて仲間の気持ちを思いやり(笑)初日は避けて、千秋楽に行った。でも、やっぱりステージをもっと楽しむには、初日、中日、そして千秋楽と全部観るべきだと思ったよ。そういやコンサートツアーも同じだよね。ツアー内で複数みると面白さが増す。それと同じだね。いや演劇の場合は、それがさらに顕著かも。

それにしても,イナダ組の皆さん。素晴らしかったです。またぜひぜひ東京にいらしてください。また必ず行きますよ!!

2011年2月26日土曜日

天才アルの果てしない冒険



元グラーダのアラン(アル)・ドハティとジェリー・ポールの演奏。いいね。アルは普段は落ち着きが無く、バカなことばかり言っているけど、音楽に入るととたん集中するあの感じがたまらない。

今度こんな本とCDを出すそうですよ。

2011年2月25日金曜日

OUTHOUSE ALLSTARS



そのマグヌスのバンドで、こんなCDをいただいちゃいました。(なんかCDもらうのって最近遠慮しちゃう。買うって言ったのだけど……もうリリースできる立場じゃないから。でも、それでももらうと嬉しい)

なんと80年代のGroupaのトリビュートなんだって。こういうかっこいい曲が連続のライブ盤。

2011年2月24日木曜日

マグヌス、可愛ゆ〜い!



本日、アッレ・メレル・バンドのサウンドチェックにお邪魔しましたが、到着したときすでにサウンドチェック終了。音が聞けずに残念。でもメンバーの皆さんに挨拶することができました。とにかく会いたかったのはハーヴのマグヌス。スウェーデンの若手フィドラーでは1番ですよ! かわゆかった〜♥ ハーヴ、一時日本に呼びたいと思っていたのですが、兄貴格のヴェーセンが、まだまだ難しい中、ハーヴまで呼んだらダメだということで、未だ来日出来てません。なかなか厳しいよね〜。

ちなみにハーヴの音はここで聞けますよ。CDはウチでも販売してまーす。特に「タースト!」は夢中で聞いたな。良いアルバムです。特に1曲目(この画像の曲です。それにしてもこの写真はナゾ)。そしてスローな曲が泣かせるんだ。ほんと傑作。

夜は別の用事が入っていたので、本番をみれずに失礼してしまいました。申し訳ございません〜! ハーモニーフィールズの皆さん、おつかれ様でした。

そして都内某所でこんなお店を見つけちゃいました。清水さんの店? なんか字体まで似ている……

The beginners guide to おだいどこやなぎ

自分が好き音楽が認められた時は、とても嬉しいのですが(というかそれが私の仕事ですが)、それ以上に嬉しいのが自分の好きな食べ物が、他の人にも気に入ってもらえた時。今日、八重洲のおだいどこやなぎには私のブログをみてご来店くださった方がいたとのこと。それは嬉しい!というわけで、今日は常連をきどって、お店の紹介をしたいと思います。題して、「The Beginners Guide to おだいどこやなぎ」

<来店の際の注意事項>
お店は小さく、加えて人気店ですから、かならず電話で空き状況を確認してから行きましょう。女性お一人様でも安心のお店ですよ。
禁煙のお店です。喫煙者でも入れますが、タバコを吸う時は外へ!
また八重洲の夜は早い。渋谷みたいに終電までデレデレ呑んだりとかありません。お父さんたちは開店直後から店に入り、8時30分くらいには第1波が引けていく感じです。(そこから皆さんまた1時間とか、2時間とかかけて帰宅するわけです)

<おすすめ>
最初はおかみさんの心のこもったお通しを楽しみましょう。そして築地から毎日仕入れているお魚をいただきましょう。これがもう絶品!!!です。なおやなぎさんは概して白身魚が美味です。

その次は何かあたたかいものを。冬ならやはり「煮込みハンバーグ」が最高です。グツグツと土鍋の中で煮えているハンバーグ。あぁ〜幸せの味。

締めは、おにぎり、お茶漬け……何を頼んでもおいしいです。ソース焼きそばもおすすめですよ。

<飲み物>
燗酒が得意なお店です。料理にあわせて、選んでもらうのも良し。私はいつもビール一杯で終わってしまうので、申し訳無く思っているのですが〜


最後に音楽の好みにあわせた、おすすめのやなぎのお料理を紹介しましょう。

マーティン・ヘイズが好きなあなた:塩たらこ(毎日あるとは限りません)、アン肝(こちらも毎日はないと思う)
ラウーが好きなあなた:鶏の唐揚げ。これは本当に絶品です。ポテトサラダ。イモの味が濃い。おかみさんに秘訣を聞いたら、ゆでるのではなく蒸していらっしゃるとか。うーむ。この一手間が違うんだよなぁ。
ヴェーセンが好きなあなた:煮込みハンバーグ。幸せは八重洲の土鍋の中に♥
アラマーイルマン・ヴァサラットが好きなあなた:梅酒。スタクラの大好物。これが飲みたいために八重洲に通っています。
JPPが好きなあなたには:じゃこピーマン炒め
ルナサが好きなあなたには:たまごとトマトの炒めもの
スヴェング好きのあなたには:ソース焼きそば

ちなみにお料理は、こちらでご覧いただけます。お料理の写真、92枚

おだいどこやなぎのホームページは、こちら

2011年2月23日水曜日

フィンランドの女性は強い





北欧全般にいえることだが、女が強くて、強くて、強すぎるものだから「レディーファースト」なんていう概念が通用しないのは、フィンランドでも例外じゃない。女だからといって優しくしてなんかもらえない。でも女が強い方が家庭も国も栄えるのだわ。

ちなみにご存知でしたか? フィンランドには、女性の大統領と女性の首相がいる。ちなみに野党の党首も女性なんだって。これは私も今日知った事実。大統領は昔はアメリカみたいなやり方だったのだけど、現在は直接選挙で選ばれるのだそう。

写真はタルヤ・ハロネン大統領と、ピンクのスーツを着ている彼女はまだ40そこそこのマリ・キヴィニエミ首相。そういや向こうの音楽系の公の組織であるMUSEXのトップも女性。FIMICのトップも女性。文化庁の役人だと紹介されたのも女性。文化担当の国会議員が来てみれば、これまた女性ときている。そして、みんなパリっとしたスーツを着て、なんだか見た目も「とっても強い」。

実はいつだったか無印良品のレコーディングで海外出張したとき、クライアントのおじさんから言われたことがある。「野崎さんはヤマトナデシコなんですよね」と。「うわ〜、私そんなこと言われたことないですよ、全然おしとやかじゃないし」と私が言ったら、そのおじさん曰く昔の女性は強くて優しかったんだって。なるほど〜。「強くて優しい」。確かに理想かも。いいよなぁ、そういうの。ちなみにメアリー・ブラックから20年くらい前にもらったカードにも「Yoko, you have a big heart and strong spirit」って書いてあるんだよね。ほんと女はそうでなくっちゃダメだよね。落ち込んだりしたときは、この二人の言葉を思い出すよう努力している。そして、いつもそうありたい思っている。まだまだ修行がたりない自分なのだけど。

それにしても、ずいぶん前だけど私が関わった無印良品さんのBGMのCD、海外レコーディング。BGM4(ダブリン)、BGM7(スコットランド)、BGM8(ストックホルム)と担当した。ミュージシャンの選出からレコーディングの現場から、ほとんどこちらの自由にやらせていただいた。なつかし〜い!

話がそれた。ちなみに「フィランドはどうやって自殺率を半減したか」という興味深い記事。半減したといえど、フィンランドの男性の自殺率はかなり高い。老後の心配も生活の心配もない国なのに、人間はなかなか幸せになれないねぇ……とアラマーイルマン・ヴァサラットを聴きながら思うのであった。

2011年2月22日火曜日

大興奮! My John supporting my Paul!!!

な〜んとこの金曜日に行われるポール・ブレイディのコンサート。前座がジョンであることが発覚!!!! あああああ、行けば良かった。いや、行こうかな〜と思ってたんですよ。もうずっと前から自分のスケジュール帳にポール、ロンドンって書いて、出張しようかなって思ってた。マイレージはたっぷりあるし。

きーーーーっっ、なんで行かなかったんだろ。もう飛行機は取れないし、だいたいアポいれちゃったから、もうだめだ。か〜っっ、行きたいなぁ。

今自分にとって最も大事なアーティストが一緒になる夜。なんで私がそこに居ないんだろ。二人にそれぞれメールを書いた。ポールにもちゃんとジョンを観てねと言っておいた。ポールが応援してくれれば、ジョンの未来も明るいだろう。

ポールが今のジョンくらいの年齢のころの映像。



これだけじゃなんなので、LAでゲイリー・カッツがプロデュースしたこの曲も貼付けておきましょう。当時は賛否両論だったけど、本当に名曲だと思います。ポール・ラブ♥



はぁ〜、桜餅なんて食べてる場合じゃなかった。

2011年2月21日月曜日

食べ物がうまくなってくれば、春はもうそこ




今日は打ち合わせで、銀座でこんなものをパクリ。まいう〜。春の味がする。そういやお花見ワールドビートも、もうすぐ!





そして今日も八重洲のおだいどこやなぎさんにお邪魔しました。また行ったの?と呆れられそうですが、毎週でも通いたいお店です。何もかも美味しいやなぎさんですが、今日の絶品はこの「塩たらこ」このミディアムレアな焼き加減が、もう悶絶もの!!!! くぅぅううう〜っっ!

で、帰宅が遅れました。すみません。今,頑張って事務所仕事してます。昼間外周りは大事だけど、帰宅すると仕事が山積しているので大変です……って仕事のメールが何も入ってなかったら、それはそれでガッカリなんですが。仕事のメールは寂しい私への「おかえりなさい」かな。くぅ〜、寂しい!! でも今日は塩たらこがうまかったから、それでオイラは幸せさっ。ささっ、仕事、仕事。

ケンソーのFacebookページが出来ました。皆さん、Like「いいね!」を押してくださいね〜。

2011年2月19日土曜日

グレン@CROSS BEAT

クロスビートさんがグレンのライブレビューを掲載してくださいました〜。ありがとうございました。ホントこの日のグレンは最高中の最高でした。歌もギターも、ホントに素敵だった。

うーん、もうなんだか何ヶ月も前のことみたいですが、先月だったんですよねぇ〜。やばい。この仕事していると時間の感覚がホントになくなる。あ、タッド先生も写真提供ありがとうございました。

正しいアイリッシュ・パブ

…というのをツイッターでつぶやいたら結構反響があったので、ここにも書く事にする。

正しいアイリッシュ・パブには、実は音楽が流れていない。音楽が流れていないのが正しいパブだ。観光客向けセッションなんてもってのほか。CDがかかっているのも大NG。なのでシーンとしていて人の静かな話声がときたま聞こえる程度なのが正しい。子供や観光客はこない本物のアイリッシュ・パブ。うーん、いい!(笑)

バーテンダーもペチャクチャしゃべるのはNG。バーテンダーは静かにビールをそそぐ。年齢は50以上が好ましい。必要以上に微笑んだりしない。あくまで仕事モード。これが正しいバーテンダー。そしてカウンターにも常連の爺さんが2名くらいいるのが正しい。爺さんたちは英国製の70年代の古いスーツを着込み、おしゃれをしてパブにやってくる。決して下品に酔っぱらったりしない爺さん。東洋人の私がカウンターにいると、ちらちら視線をこちらにおくりつつ「女がパブなんかに来て」と心の中で思い、しかし見て見ないふりをする。それが正しいアイリッシュ・パブの爺さんスタイル。

そしてバーのビールをそそぐサーバの取っ手はコマーシャルなサインが何もない古いタイプのものが好ましい。黒い取っ手だけのサーバ。あれの画像がないかとGoogleで画像検索をかけてみたが出てこなかった。今やすべての取っ手にギネスとか、キルケニーとかのサインが入っているが、あれは興ざめだ。黒いシンプルな、30年以上つかってそうな取っ手がいい。さらに希望を言えば、バーカウンターには仕切りがあるのが正しい。パブながら、適度なプライバシーが尊重される。それが大事なのだ。

そんなパブ。もうダブリンじゃ、ほとんどなくなっちゃったんだけど、実は2軒ほどある。ホントは教えたくないんだけど、教えちゃおう。

John Mulligan 1782年創業。ここに書かれているようにNO MUSICそして、It's just the way many pubs used to be。ただ書かれているように、それが今や一周してかっこいいものとされ、かなり混んでいることもあるらしい。私が行ったときは空いてたけど。カウンターに仕切りこそないが、これぞ街中で気軽に行けてオーセンティックな本物のアイリッシュパブと言ってよいでしょう。ダブリンの爺さん1号、2号、まだいるかな〜。

そしてちょっと街の中心からは遠いんだけどDoheny & Nesbitt’s。ここも相当おすすめ。内装の写真があったので、ここにリンクしておきます。このカウンターの仕切りがいいんだよなぁ〜。ここも静か。No Music。携帯に電話がかかってきても、何だか取ってはいけないような、そんな静かなパブ。

ま、しかしダブリンのパブといえば、観光客として行く人には音楽が必須ですよね。音楽好きは取りあえずO'DOUGHUESに行くのが正しい。アイリッシュ伝統音楽の伝説はすべてこのパブから始まった。私も最初にいったときは死ぬほど感激しました。壁の写真が歴史を語る。ま、でもちょっと観光っぽいっちゃ、観光っぽい。

そして1198年創業、ダブリン最初のパブと言われるBrazen Headも、一度経験のために行ってみると良いでしょう。観光客がうるさく演奏されている音楽もダサダサで最悪のパブです。ただし建物は素敵で石の壁が観光熱をあおる事は確か。

最悪のパブといえば、テンプルバーにあるGogarty'sなどは史上最悪です。でも時々ウチのミュージシャンがバイトしてんだよな〜(笑)。彼は私にバイト中の様子を見つかってしまい「しまった!」って空気でしたけどね。テンプルバーエリアであれば、唯一許せるのがPalace Bar。時々2階でセッションやってます。写真は、そのPalace Barの外観。

皆さんのおすすめのパブ in Dublinがあれば、ぜひ教えてください。

と、私もこんな事言ってますが、正しいパブのあり方を知ったのはつい最近。アヌーナのジョンが連れて行ってくれたから。待ち合わせするのに、パブはどこを知ってる?とジョンに電話で聞かれたので、自慢げに5、6軒、気の利いたパブの名前をあげたら「お前の知っているパブは、どれもろくでもない。俺が正しい場所に連れて行ってやる」と。私があげた名前でジョンの合格だったのは、唯一Palace Bar。なのでPalace barで待ち合わせし、そのあと連れて行ってもらったのが、上記おすすめの2軒。ハシゴしたあと、最後はエディ・ロケッツのハンバーガーとチップスで締めたのでした。これぞ正しいDublin Night! 楽しかった。あ〜〜、また行きたくなっちゃったなぁ〜。

PS
あ、Palace Barの2Fで時々セッションがありますが、それは悪くないと思いますよ。でも環境はどんどん変わって行くからなぁ… 最近はどうなのかなぁ。

PPS
黒いビールタップの取っ手。写真があった。Doherty and Nesbitの写真。カウンターの奥に見えるでしょ? こういうのが正しいんですよ。

2011年2月18日金曜日

アラマーイルマン・ヴァサラットを理解するための2本の映画



「めぐり逢う朝」中世の音楽家とその弟子の「音楽とは何か」を考えさせる静かで熱い物語。ヴィオラ・ダ・ガンバは、カタロニアの巨匠ジョルディ・サヴァールが演奏している。



エミール・クリトリッツアの「アンダーグラウンド」。こんなはちゃめちゃで騒がしい、パワフルな映画はない。登場人物、まともな奴は誰もいないが、みんな憎めないキャラなのがすごい!(笑)

まったく違うフィルムだが、確かにアラマーイルマン・ヴァサラットの世界観に直結している。それにしても自分のバンドの哲学を説明するのに映画を観ろ、というスタクラはやっぱりさすがだと思う。

2011年2月17日木曜日

I LOVE マイケル・マクゴールドリック!



来日まで、あと1ケ月ほど。楽しみ!

私はかっこいいケルトのミュージシャンが好きだ。かっこよくないケルト系のミュージシャンは多い。かっこいいのは、ほんの一握りだ。その最右翼がマイケル・ゴールディ。ホントにかっこいい。センスがいいんだよね。センスが。下手なのは練習すりゃなおるけど、センスが悪いのはなおらない。かっこいいのは生まれながらの才能だ。

ゴールディがフルート演奏するとき、左利きなのはどうして? 実はホイッスルの運指を使っているから。最初ホイッスルを習得して、そのまま横にしたら、こういう持ち方になった。新たにフルートの運指を新たに練習するのを面倒くさがった結果がこれだ。フルート演奏以外の普段は右利き。マンチェスター生まれでブレイクダンスが得意。歌とギターでシンガーソングライターみたいなこともやる。背も高くてアイリッシュのミュージシャンというよりはフットボール選手みたい。性格も男らしくてグダグダいわない。かっこいい。

お花見ワールドビートの詳細はこちら

とあるコンサートのチケットをいきつけの飲食店さんがお店のイベントのノベルティとして大量に買ってくだささった。コンサートに対する個人のスポンサー様は初めて! 嬉しい。よく「どうやって野崎さんの事業を応援していいか分からないです」とか、「どうやって自分の好きなアーティストを応援していいのやら」とか言われますが、チケットやCDを買ってくださるのが一番基本であり、まっとうであり、主催者としては一番嬉しいのです。チケットが売れれば、アーティストのギャラに直結するし、また主催者も頑張ろうという気持ちになるわけですから。もちろんお友達やご家族を誘ってくれる皆さん本当に心強い。これからもぜひ応援してください。

2011年2月15日火曜日

謎のフィンランド短編映画



ヴァサラットがサントラを担当したフィンランド映画。セリフがないので、字幕なしで観れます。全部で25分ほど。3部に分かれてますが、すべてYou Tubeで観れます。

牧歌的なようでいてグロテスク。訳がわからないところは、とてもアラマーイルマン・ヴァサラット的。さすがスタクラ、仕事選んでる!(笑)

この映画、ヴァサラットのDVDのボーナストラックで観ることが出来ます。

2011年2月14日月曜日

ジョン・スミス「地図もしくは道案内」



ジョン・スミスのドキュメンタリー。昨年7月のジョンの来日前に頑張って自分で字幕いれて一所懸命作ったアルバム「マップ・オア・ダイレクション」のドキュメンタリー・ビデオ。いいね〜。今見ても、すごくいいね〜。

なんと2300viewにもなっている。嬉しい。皆さんもぜひ自分のブログにこの映像を貼ってください。そしてTwitterでもつぶやいてください。ジョン、本当に素晴らしいアーティストです。なんとか年内にもう一度来日させたい。

先日ジョンのCDを買った方からありがたいコメントが。やっぱりCD買わなくちゃ分からない、と。You Tubeで見たり、グレンの会場でBGMで聞いていたのとはだいぶ印象が違ったということ。このドキュメンタリーにあるようにアメリカをドライブしながら、ありとあらゆる場所でレコーディングされたこの音源には、風の音や、車の音、アメリカ南部のむっとする湿気を含んだ空気が詰まっています。やっぱりこのアルバムはCDで聞かないと分からないかも。今なら特典DVDもまだ付いてます。お買い物はこちらへどうぞ!

アラマーイルマン・ヴァサラット、5つの特徴




私は実はPR会社に勤務していたことがあって、そこで学んだことなのだけど、何かを売り込むには5つのネタ(切り口とも言う)がないとダメだという事を学んだ。なぜ、今、この音楽を聞く必要があるのか。他の音楽とどう違うかを説明する5つの切り口。

それを念頭に、今日はヴァサラットのマスコミ向け資料を作っていて、こんな文章を書いている。ちょっとクサいけど、一般のお客さんに見せてもいいかなということで、ここに転載するべし。


●ジャンル分け不可能! 地球上のすべての民族の喜怒哀楽を受け止める「架空世界のワールドミュージック」

ヴァサラットの音楽には聴く者すべてを吹き飛ばす強烈なインパクトがあるが、果たしてそれを言葉で表現しようとすると不可能に近い。ワールドミュージックのような、ジャズのような、ヘヴィ・メタルのような、パンクのような…。クレズマーや、スカンジナビアの伝統音楽、中近東の影響も感じられる、とにかく摩訶不思議なサウンドなのである。哀愁のポルカや叙情系ワルツがあるかと思えば、疾走する高速ブラスは、かなりジプシー/バルカン風であり、そこにはすべてが人間が共有できる、あらゆる感情が存在している。つまり最終的にヴァサラットの音楽こそ、あらゆる民族の喜怒哀楽を具音化する最強のワールドミュージックなのだ。彼らは自分たちの祖国を「ヴァサラシア」「ヴァサラット郷」と名付け、そこで生まれる民族音楽が自分たちの音楽だと無理矢理ジャンル分けでしている。



●プログレ界をも震撼させた変態チェンバーロック! 魂の叫び! 爆発する変拍子!

ヤルノとテームが参加していたプログレッシブ・ロック・バンド「ホイリー・コーン」(どうやらハウリーコンネというのが正しい発音らしいのだが、日本ではこう紹介されていた)は、その筋ではかなり知られた北欧を代表するプログレバンドであった。伝説的な傑作「昆虫偏愛」「偽理髪師」という2枚の作品をスウェーデンのレーベルから発売(日本ではマーキーより発売)。当バンドの活動は、そのままヴァサラットの音楽へと移行していく。そういえばヴァサラットが生み出す変幻自在かつヘヴィで銃砲隊のようなリズムは初期のマグマやキング・クリムゾンの音楽さえ連想させる。が、使うのはあくまでアコースティックな楽器のみ。それでも小さい音で聞いていたとしても、なぜか妙にうるさく聴こえるパワフルな音圧がそこに存在している。


●チェロ2台、ギター不在というユニークな編成 そして巨大サックスTUBAX

人間の音域をカバーしてしまう楽器、チェロ。フィンランドには4台のチェロでメタリカのカバーを演奏するヘヴィ・メタル・カルテットも存在していた。このロックバンド的なサウンドでありながらも、なぜかギターが不在でチェロ2台というのは、フィンランドにおいては、あまり珍しい事ではないのかもしれない。そしてフィンランドといえば北欧ヘヴィ・メタルのメッカ。ヴァサラットにおけるチェロも、時々ヘヴィなディストーションをかけ迫力の演奏を聴かせる。一方スタクラが演奏する巨大サックスTUBAX。世界にも数台(日本には3台あるらしい)しかないこのあまりにもエキセントリックな楽器はスタクラの特注で真っ黒だ。この楽器を見に来るだけでも価値のある来日公演になること間違い無し。


●ユーモアあふれるステージ、超一流のエンタテイメント

エア・ギター選手権の開催地でもあるフィンランド。だからヴァサラットの音楽にもそこはかとなく流れるユーモアがある。メンバーは大真面目に演奏しているのだが、なぜか可笑しい。それがヴァサラットのスタイルであり、ユーモアのセンスなのだ。真っ黒な衣装に強面のメンバーは迫力満点だが、この芝居かかった胡散(うさん)臭さこそ、ヴァサラットの最大の売りなのである。コンサートではトロンボーンのエルノによるロングヘアーを振り乱してのヘッドバッキングなど見所満載。ヴァサラットにはサーカス的愉快さと哀愁が共存している。エンターテイメント精神がありながら非常にシニカル。一筋縄ではいかないフィンランドが、やはりここにも存在する。


●フィンランドって本当にヘンな国。

隣接するスカンジナビアの文化に加え、ロシアや北極圏のサーミ、ロマ(ジプシー)など多くの文化が混在しているフィンランド。おしゃれな北欧家具のイメージで、環境に優しく福祉が充実した幸せな国と思われがちだが、それでも生きている限り人々の悩みはつきない。1つの悩みが解決されても、さらに高次元の悩みが押し寄せ,結局人間はいつまでたっても幸せになれない。男性の自殺率が他の先進国に比べて高いことや、社会的にも女性が強すぎて主婦という生き方が認められなかったり…それが彼らの生き方をさらに辛いものにしている。そんなフィンランドだからこそ、生まれたのがヴァサラットの音楽なのだ。それを考えればデプレや雇用問題、年金問題に悩む日本もそんなに捨てたものではない。まさにヴァサラットはこの元気のない日本を元気にするためにやってきた音楽の救世主なのだ!


……と、まぁこういう資料を作るわけですよ。もう少し文章を練ってみるかな、と深夜(もう朝だ)に思う。もう少しがんばろ。

2011年2月13日日曜日

ブックカフェのある街

映画館で買った「海炭市叙景」の文庫本は鞄の中にいれて、営業中に大事に大事に読んでいます。なんか都会の電車の中とかで読むとイチイチしみます。ホントに美しい本だと思います。

そういった時間の合間に、またもやちゃっちゃと1冊読んじゃいました。それにしても来日が何もない2月は本も読めるし、映画も観れる。なんかよい月です。風邪で寝たことをのぞけば(笑) 仕事もオフィス仕事が進む,進む。こういった時に仕事をたくさんして、時間貯金を稼いでおかねば。また春はマーティンとデニス、そしてヴァサラットの来日と、超忙しくなります。

さて、実は「海炭市〜」を紹介してくれた人が仙台在住なのですが、仙台でこの映画に関するTalk Showがあるんですよと教えていただきました。へぇ〜ということで、今日紹介する本は、そういった仙台でのユニークな文化活動に非常に貢献してらっしゃるという仙台のブックカフェ「火星の庭」さんの本。「ブックカフェのある街」。しかも出版社も仙台。仙台文庫という地元からの出版です。これまた偶然にも「古書ほうろう」さんが、私が納品に行く週に「入荷しました!」と呟いていらっしゃったので、これは何か縁のある本だと思い,購入しました。うーむ、仙台か。

帰り道から読み始め,寝る前に読み、あっという間に読んでしまいました。読んで最初の感想は「ブックカフェ、自分もやってみたい!」という事です。次に職業を選ぶ機会があったら、ぜひやってみたい。ちなみにこのブックカフェさんも最初はほんとに資金も何もないところからスタートしている。勇気をもらえる本です。パワーがあります。

ホントにいろんな人がいますが、今や東京は何をやってもカオスに飲み込まれてしまい,小さい事がたくさん同時多発的に怒っているから何も残らないのに比べると、地方都市は非常にポテンシャルを秘めている。地方都市なら何かやった時、何かが残るような気もしています。でももちろん分母(絶対人口)が少ないから、人を集めたり何かのムーブメントを作るのは大変だと思う。でもそれでも、ほんとに何かをやって行かないと,東京との文化格差がどんどん出てきてしまう。そして少ない分母とはいえ、たとえば北海道はフィンランドと同じくらいの人口がいる。仙台だってダブリンと同じくらいの都市です。やっぱり何かできない訳がない。

それにしても「海炭市」の映画も函館の人たちが、この美しい本をどうしても映画にしたいと思って作った映画なのです。人々を動かした、この本の持つパワーを噛み締めています。本を読むと「映画にしたい」って強く思った人たちの気持ちがわかる。しかもこの映画によって、この作家の本が次々と復刊しているそうですよ。うーん、素晴らしい。

ウチのミュージシャンの音楽も、どこかで誰かの行動をうながすきっかけにならないかな〜と思います。ウチの音楽はそういうパワーがあると思う。そしてそれについて、私ができることはいったいなんなのだろう、と考えています。

さてそのブックカフェ本を買った古書ほうろうさんで、今、ジョン・スミスとノルディック・トゥリーのCD、そして店主さんがファンだというグレンやクリスのソロアルバムを置いていただいています。ぜひご利用ください。

2011年2月11日金曜日

MUSIC FROM FINLAND 2011 


昨年も作った「MUSIC FROM FINLAND」のパンフレット、今年も作りました! なかなかのデザイン。もちろんメインはアラマーイルマン・ヴァサラット! フィンランドの代表的な伝統音楽を紹介しています。本日データを送ったので……印刷があがるのは1週間後くらいかな。

2011年2月10日木曜日

ラモーンズ!



昨日はFacebookの映画のあともミーティングをこなし、夜9:00から今度閉館してしまう渋谷シネ・セゾンへ行きました。特別上映でラモーンズの「END OF THE CENTURY」畔柳ユキさんのTALK SHOW付き。

ユキさんの本「I love RAMONES」は読んでいたので、ラモーンズファンではなかった私ですが非常に興味をそそられ、出かけてきました。

いや、もうやっぱりというかバンド内のいろいろなゴタゴタが赤裸々に描かれ、ジョーイ・ラモーン(ヴォーカル)はなんとなく美化され(ジョーイの追悼だものね)、ジョニー(ギター)は完全なヒール役になってた。でも良かった、ユキさんの本を読んでいたから、なんとなく別のアングルからこのバンドを観るといろんなことが浮かび上がってくる。言いたいことは一杯あるけど、うまく言葉が見つからない。ユキさんにだってうまく説明できないだろう。とにかくそのままを受け止めてくれ、というTalk Showでユキさんはお話されていた。

でも私はなんとなくジョニーに感情移入しながら観てしまった。真剣にインタビュアーに答えるジョニーの目が本当に素晴らしい。実際言葉として現れていることよりも、あの真剣なまなざしがこのバンドを引っ張ってきたジョニーの素晴らしさを表していると思った。ザッカバーグの映画でもそうだけど、リーダーはいつもとても孤独だ。みんなを引っ張って行くために悪役をしなくてはいけない場面が何度もある。それでも何かの使命を与えられた人間はそれを絶対に実現しないといけないのだ。

ジョニーは途中言葉につまると、側にいた奥さんに「実際、端で観ていてどうだった?」と確認していた。そういう自分の意見や言い分なんかよりもラモーンズのことを正確に伝えたいというその気持ち。その気持ちなんだよね。加えてジョニーの、死んだ人に過剰に感情移入したりしないところとか,本当に素晴らしいと思った。きれいごとだけで生きてない、ちゃんと現実観ている人の言葉だよね。私はそういうのが好きだ。

うまく言えないけど、たとえばスクイーズで同じような映画を作るとしたら、完全にグレンは悪役として描かれるだろう。その方がスクイーズ全体の構図を見るのは分かりやすいから。ずいぶん前にグレンが何かのインタビューに答えて「I was a Hitler」と言っている映像を観たことがあるが、あの時は心が痛かった。それを言うグレンの表情は本当に悲しそうだったし……。グレンはスクイーズを誰よりも愛していたし、クリスのことも誰よりも思っていたと思う。(あ,過去のバンドになっちゃったw スクイーズは今、元気に復活しています)ブー・ヒュワディーンも今だにバイブルの解散のことが克服できていないらしく、その話になると涙目になっちゃうので、今までに100回くらい話す機会はあったのだけど、今だにその話を直接ブーからは聞いていない。

スクイーズの本を読んだときも「何もここまで公にしなくても」と思ったのだけど……いやジョニーがユキさんに言ったように「さらに多くの人に聞いてもらうために」……それはもう使命なのだ。音楽を持って生まれてきてしまった人間の。本当にミュージシャン自身よりも音楽は遥かに遥かに大きい。そうしてミュージシャン自身、周りの人たち、いろんな人の運命をも変えてしまう。ミュージシャン本人の心を傷つけてでも、音楽はつながって行く。

ラモーンズのことは知らない。ユキさんが知っている事の1%すら分かっていない私が、こんな事書いてすみません。でも本当に音楽ってすごいな、ミュージシャンって素晴らしいなと思った夜でした。感動をありがとう(って、安直なオチ?) 上映終了後、出口のところでユキさんとあった。感想をちゃんと言いたかったけど、言うと泣けてきそうだったので、また必ずご飯しましょうとだけ言いながら、さっさと次なる場所へ。

上映終わって深夜11:00すぎ。ここから電車にのり移動して、終電まで最後の打ち合わせ@恵比寿。4月からの新規事業の件です。アートディレクターよりロゴがあがってきたんだよ〜ということで、素晴らすぃ〜! こちらの仕事のパートナーは日系ブラジル人。ラモーンズの映画観たんだよ、と言ったら、南米ではピストルズよりもうんと評価が高いんだって。16の時に、ライヴを観た、って大興奮してました。うーーん、不思議なつながり。

おつかれさま、ユキさん。またパワーを下さい! もう一度、ユキさんの本を読み直してみようと思います。

ふたたびFacebookについて考える




昨日は珍しく朝から外に出て打ち合わせの間に映画を2本も観てしまった、充実の1日でした。で、話題の映画観てきましたよ。「ソーシャル・ネットワーク」。ご存知のとおりFacebookの創設者であるザッカーバーグの物語。なかなか「青春もの」してて良かったです。映画として、とても良くできていると思います。細部も非常に良く出来ていて、ザッカーバーグが(軽度の)アスペルガー症候群として書かれているところなども、さすが。どこまで実際起こった話に近いのか、ネット上でも話題になっているようです。ちなみにアスペルガー症候群について、そして男性脳/女性脳についての本を読みましたが、私もかなり「人の気持ちを読むのが下手」な「男性脳」のようです。でも女性脳とのバランスが非常に良いらしく、これは仕事で積み重ねた経験値!と自慢したいのですが、まぁ、そのヘンはまたゆっくり別に書きたいと思いますので省くとして……

零細ながらも自営業者としては、いろいろ考えさせられる部分がありましたね。「仕事は見つけるものではなく、作るもの」というセリフにグッ!(字幕ではなんて書いてあったか忘れましたが“与えられるもの”だったかな。英語ではFindingと言っていた)それから友達とは仕事をしてはいけない、という、これまた原則中の原則の事実。友達と仕事をする場合は、お互いがすでに仕事上で自立してからに限ります。友達だからと一緒に何かやろうというのは良くない。反対に仕事仲間から親友に発展するというのは大好きです。仕事って金銭感覚にいたるまで本当に価値観がピッタリあわないとダメだから、仕事でうまく行くというのはすでに「親友のポテンシャルあり」なのですよね〜。あ、話がそれた(笑)。

親友との心のすれ違いが、ホントに辛いですよね。絶対にどちらも悪くないし、お互いを愛していると思います。でもホントにちょっとしたことからすれ違って、そのズレが大きくなってしまったとしか言えません。そういった映画の細かいエピソードも、ついつい自分の仕事と照らし合わせて、連絡は密に取らないとダメだなとか、本当にたまの愛情表現(いつもやっているアーティストを驚かすために現地にひょっこりコンサートを観に行く、みたいなもの)も大事だよなとか本当に思いました。あのヘンは本当に心が痛い。

さてすべてを見終わって、なんとなくオチもあり、悪役っぽい人はそれなりに消え、良いエンディングだったと思うのですが、果たしてザッカーバーグは幸せなのでしょうか? 映画は事実とは異なるだろうし、異論はあると思うので、あくまでも映画における彼の印象です。映画では彼は寂しい人物として描かれているようですし、それが監督の意図だと思うのですが、私の感想は違います。あんなに幸せな人はいないと思う。まず「ものすごい才能に恵まれていること」、「それが世界中に評価されたこと」。そして何をやるにも「彼自身にはブレがない」。友達に資金を止められサーバが落ちそうになった時「一人抜けたらあとは全部だめになる!」と叫んでいるシーンがありましたが、そういうビジネスの大事な部分も直感的にすべて分かっている。そして「好きなことに何時間でも打ち込める環境があること」もちろんそれによって失っている部分は大きいのですが、これはやはり普通の人から比べたら幸せとしか言いようがない。実際彼はお金持ちなわけですから、イヤだったらいつでも辞められるわけです。でも辞めない。それはやぱりこの仕事が好きだ、としか分析のしようがないのです。そして他にやりたいこともないのだ、と思います。本人のザッカーバーグは映画を作られ、いろいろ言いたいこともあるでしょうが、ビジネス上にこれだけメリットがあるから(宣伝ツールとして)承認したに違いありません。そういうセンスも含め非常に素晴らしいと思う。これからもFacebookを見守って行きたいと思います。本も何か1冊買って読んでみようかな。もっとも本も、また1つの次元を表現しているだけで、事実とはまたまったく違うものになっていることでしょうが。

そして素晴らしいなと思うのは、このザッカーバーグの精神はちゃんとFacebookの日本支社にも受け継がれているようだという事。Facebookは実際やってみれば分かりますが、新しいアプリにも非常に慎重で、これだけ使いやすいプラットフォームが出来たことはザッカバーグの天才によるところが大きいわけですが、ホントにブレていない。日本の社長さんのインタビューを読んでも「実名主義」「ユーザーにとっての使いやすさ」等、ちゃんと創始者の意志がまだそこに存在している。これが出来ていない海外/日本ビジネスは実は非常に大きいのです。日本じゃ実名主義は定着しないから……とか言ってしまうのは簡単ですよね。日本は特殊なマーケットだから、とか。そういや過去には「これじゃ売れないから」と、日本盤のジャケトを勝手に変えたりする日本のレコード会社とかたくさんありましたよね。ちなみに日本支社はまだマンションの1室、みたいなところで仕事をされているようですよ。頑張れ、Facebook!

というわけで、この映画、面白かった、絶対に観て観て!と薦めたくなるようなものでもなく、観たことをわざわざ人に話したりするような価値もあまりないとは思いますが、とりあえず思ったことを簡単にまとめました。

ちなみに映画をすでに観られた方、映画についての町山さんのTwitterが面白いですよ。そしてFacebookを始められた方、ぜひ上のページにLikeをお願いいたします〜。あ、Likeって言わないのか「いいね!」でしたっけ(笑)

PS とか書いている間にも、日本人のFacebook率が増加しているようで、毎日2、3人の友達承認が送られてきます。私はFacebookの規約通り個人ページは面識のある人にしかオープンにしていません。今日は某業界の大巨匠とフレンドになりさっそく来週ビジネスアポが! もっとも今すぐ何か一緒にできるとは思いませんが、すごく久しぶりなのでお会いできるのが楽しみです。

2011年2月8日火曜日

HOT PRESS800号記念号

アイルランドの音楽雑誌というか、どっちかというとRolling Stoneみたいなカルチャー全般を中心に時事問題など幅広く扱うHot Press。800号が届きました〜


表紙は今のアイルランドを代表するアーティスト、フレイムズのグレン・ハンザード。まっとうな人選でしょう。素晴らしい。ロングインタビューも収録されています。読むのが楽しみ。


そしてこれが我がトラッド陣の活躍ぶり。このメアリーが表紙の号はパネルにして、オフィスの壁に飾っています。シャロンの号も記憶にあるなぁ。このヘンからHOT PRESS定期購読してたかも。当時はすごく安かった(笑)。で、アイリッシュポンドからユーロになり、ユーロ高ですごく高くなり、今はまた落ち着いている、という感じ。左下はパディと女性アーティストを007のパロディで。Japanese girlって感じでとっても可愛く撮れている矢野顕子さんも登場しています。


この映画特集も良い。めっちゃ可愛く撮れているのがコミットメンツのデコことアンドリュー・ストロングと、マネージャー役の俳優さん(名前忘れた)。


そして女性アーティストの活躍も。シネイド・オコナーの隣は、可愛いリサ・ハニガン!♥ 一度ライブをちゃんと観てみたいアーティストです。(ニック・ドレイク・トリビュートで一度観たけどね)一方ロンドンで火がついたイメルダ・メイ。最近やっと良さが分かってきたよーな、今だ分からないよーな(笑)


そして最後はR.I.Pシリーズ。ダーモット・モーガン(Father Tedの俳優さん)が亡くなったときは私はFather Tedのことを全然知らなかった。うーん、悔やまれる。でもこの号はウチの倉庫に眠っているはず。次の号は間違いなくゲイリー・ムーアの追悼号になることでしょう。

私が所有しているだけでもHOT PRESS相当な量があります。アイルランドから2週間に一度届くからたまるんだよね。音楽雑誌はほとんど読みませんが、これだけはなるべくしっかり隅から隅まで読むように努力しています。どっかでこの情報有効活用できないかな〜。アイルランドカフェみたいなところがあれば、そこに置いておいてもらう、とか。で、好きな人が閲覧できるとか? パブだとアルコールが入るからいやだし、例えば盗まれたり紛失されたりするのもイヤだしなぁ。歳とって引退したら、カフェでも作って、そういうの公開したりしたいなぁ。

今日のランチは近所のインド料理屋にでかけた。文庫本を持って出かけるランチ。ツアーがない幸せな2月。「海炭市叙景」ゆっくり読んでます。ビジネス本はさーーーっと読みたいけど、こっちはじっくり味わいながら。

コローナズ、ブログが出来たよ!

あの奇跡の来日から、2年くらいたったか? もう記憶があまりないのだけどコローナズ。元気かしら。現在彼らはヨーロッパツアー中。なんとブログが出来ました。嬉しいねぇ〜。果たして男の子たちがマメに更新していけるか。そのヘンが問題だ。ただでさえ大変なツアーなのに。うん、でも偉いよ。頑張れコローナズ!

それにしてもFacebookで日本人の友達が毎日2、3名ずつ増えているような気がする。やっぱり増殖しているのね。おだいどこやなぎのFan Pageも出来ました。

もっか日本で普及するのかが非常に疑問視されているFacebook。実名主義なのが私は気に入ってます。でも日本では実名登録は80%くらいしかいないらしい(これは明らかに規約違反。アカウントが削除されますよ)

なんか日本のインターネットって、ミクシィでも食べログでも必要以上にハンドル名に誘導するし、匿名の無責任さにあぐら書いてた時代って絶対にあったと思う。今だにUstのコメント欄や、ハッシュタグでトッピクを追いかけていると、真面目にやっている人たちに匿名でイチャモンつける人が多かったと思うのだけど、でもそろそろ変なアニメのキャラや動物の写真をIDに使ったりするのとか、とっても子供っぽく見えるようになってきた。仕事で使うなら絶対に実名主義が本人にとってもメリットがあると思う。

2011年2月6日日曜日

マーティン・ヘイズの素晴らしさ



春のCDキャンペーンをやることになり、マーティン・ヘイズの音楽を「あまり普段は音楽を聴かないOLさん向けに」説明した文章を書いてくれと頼まれる。普段使っている「マーティンはアイリッシュ伝統音楽界のマイルス・デイヴィスだ」やNew York Timesの「スティーブ・ライヒの弦楽四重奏団や、マイルス・デイヴィスの《スケッチ・オブ・スペイン》を補完するケルトからの返答」なんつーのも分らないだろ。

ってなわけで考えたのが、こんな文章を考えた。どうかな〜。まだまだ固い。もう少しホンワカな感じで書かないと(笑)

マーティン・ヘイズはアイルランドの文化もっとも色濃く残るエリア、クレア地方の出身。お父さんは地元のダンス・バンド(ケイリーとか言ってはいけない)のリーダーで、おじさんたちもみんな演奏家だったので、マーティンは幼少の頃から自宅の台所で、親戚が冠婚葬祭の集まりのたびにセッションしている様子を見ながら大きくなった。子供ころを回想しマーティンは話す。「1969年、僕は月をみながら屋外のステージで父のバンドが演奏しているのを聞いていた。ちょうどニール・アームストロングが月面着陸した夜さ。誰かが生まれたとき、結婚式、お葬式、月面着陸……どんな時だろうとそこに音楽があった」

20代で単身アメリカに渡り、そこで相棒のデニス・カヒルと出会い、現在のスタイルを確立する。世界中をツアーで周り、受賞歴も多く、賞賛の声は止む事を知らない。その音楽は人間の深い感情や、非常に本能的な部分を浮き彫りにしてしまう、あまりにも危険な音楽だ。流麗な弓使いにより、一見すると、それは非常に美しい音楽に聴こえるかもしれない。が、そこには、人間の愛や憎しみ、喜びや悲しみ、すべての感情が凝縮されているのだ。日本へは4度目の来日となる。

2011年2月5日土曜日

新勝間本「高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人」

新しい勝間本到着。ご飯のときにチラッと読むだけと思い読み始めて、あっという間に最後まで読んじゃった。あいかわらずスルスル読める。勝間さんの本が好きなのは普段自分が思っている事を肯定し、励ましてくれるからだ。だから読んでいてすごく気持ちがよい。明日の私が落ち込んだり迷ったりした時に読めるように、ここに心に残った部分を書き出しておく。

「実は世の中の情報や問題の答えのほとんどは公開情報の中に眠っている」

「切れあじのよい【オッカムのカミソリ】頭がいいというのは必要な情報を見抜く力。物事を概念化する力。それを前提にそれ以外はすべてそぎ落とすことができる力」

「優秀な経営者はオッカムのカミソリが自然に使える。状況の中でポイントを見抜き、その一点に集中し、残りを気にしない」

「ストリート・スマートになるには:何が今の成功をささえたか。徹底的な実践主義とリスクテイキイング。オッカムのカミソリも結局実践の中でしか研ぎすまされない」

「会議番長」「プレゼン番長」「ゼロイチ議論」「テンプレート商売」=この言葉気に入った! 自分も使おう

「外部的環境の変化があった時、それを味方につけられるのがストリート・スマート」

「なぜ皆,安易な情報に飛びつくか。それは、みんな【ムシがいい】から」=努力したくないけど成果はほしい

「ストリート・スマートになるには:言い訳をなくせ。隠れ場所をなくせ」

「自分の意見をもっており、人の意見に左右されないこと」

「批判ではなく、そこから何を学び、次に結びつけるか」

「ストリート・スマートの条件:スピード感、正しいか間違っているかではなく、間違っていたとしてもスピードを優先。そして間違っていたら改良。フィードバックの早さで失敗はカバーできる」

「ストリート・スマートはあまり自慢話に興味がない:やりたいからやっている、以上という感覚」

「自分で知識をつける、自分で考える、自分で調べる:この繰り返しで頭の基礎体力をつける」

「頭を使うという能力はスキル(技術)と、ウィル(意志)がある。そしてウィルの方が大事」この言葉、特に嬉しい!

「ストリート・スマートは多くの人に囲まれ、よい仲間がいて、上手に役割分担をしている。自分の弱みはここ、と公言する」

「すべての人は経験(行為)から学ぶ。【賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ】というのはウソ」

「ググったら分ることは専門家に聞かない。調べたことのウラを取るために専門家に聞く」

「嘘つき:やると言ったことをやらない人。ストリート・スマートの人たちは嘘をつきません。嘘は無駄。管理コストが高い」

「ストリート・スマートとは、むやみに努力することではなく、戦略性をもった努力をすること」


話はがらっと変わって、こんなメモが出てきた。ちなみに上は私が書いたもの。下はそれを真似して先日グレン・ティルブルックと来日してたサイモン・ハンソンが書いたもの。日本文化に興味があるみたいだった。もっとたくさん話がしたかったなぁ。

FACEBOOK

FACEBOOKいよいよ流行って来たのかな〜。映画のおかげ? 私は実はFACEBOOK歴は長く、おそらく2006年くらいからやっていると思う。最初の友達はブー。その後、北欧諸国でも非常に流行っていることから、友達はぐんぐん増えて(もちろん面識のある人しか登録してないけど)500名強。でも日本人は100人くらい。少ない。おかげ様で写真でもリンクでも長くやっているから情報が蓄積されている。そんな事もあって、よく人にアドバイスを求められる。「TwitterやFacebookは仕事上、メリットがありますか?」「ウチはそういうの全然やってないんですけど、やった方がいいですか」

私もこういうIT関係について、けっしてプロではないので自分なりの意見を述べるしかないのだけど「好きで楽しめないんだったらやる必要はないと思います」と答えるようにしている。実際やり始めたものの,全然生かされていない人の方が多いからだ。加えてTwitterをやっているから、Facebookをやっているからウチの業務に大きなメリットはあったのか、自分がそれに使っている時間の時給くらいにはなったのかと自問自答すると、全然そんなことはない。ただ1つ言えるのは「情報発信する人」は絶対に全方向でやっていた方が良いという事が一つ。だから個人事業やフリーランスの人は、やはりやった方がいい。それと始めることよりも継続させることの方が100倍大事。で、継続させるには自分に無理のないこと。自然体の自分でやること。楽しめる範囲でやること。これにつきる。嘘をつきはじめたりカッコ付け始めると、外を作ろうだけでただでさえ足りない時間が取られる。そして嘘は必ずバレる。

それにしても、自分がこういう「新しもの好き」な性格で良かったな、と思う。苦手だったら苦痛だろうなぁ〜。そして毎日それをやらなきゃいけないのであれば、本当に大変だろうなぁ。

Facebookなどは日本人の数が圧倒的に少ないし、対お客さんに対しては今のところメリットはないと思っているのだけど、海外の取引先に対するビジネス的なメリットは大きいかな、と思う。適当に自分のステイタスをアップデートするだけで、海外の取引先に「すごい、ヨーコはJPPを日本に呼んだのか」「今、グレンとツアーしてるんだ。幅広くやってるなー」などという印象を与えることができる。作ったチラシなどもマメにアップしてあるから自分の仕事史も一目瞭然。まさに「ネットがあれば履歴書はいらない」って感じ? 新規取引先なんか、自己紹介も一発。Facebookで友達になれば、そこに全部必要な情報はある。それに、通常の取引先にも日々、関係ない取引先にわざわざ「今、誰とツアーしている」とか、メールして連絡するようなことでもないような事をさりげなくアピールできる。またこちらも取引先の様子をみて「今、先方はツアー中だから新しい話題は避けた方がいいな」「今、こっち方面に興味がいってるんだ」とか様子をさぐることもできる。海外との仕事上、メリットは計り知れないと言って良いだろう。でも全然関係ないヘンな売り込みも増えたりして、うっとおしくもある。私が本当に見つめなくてはいけないのは、海外の取引先のご機嫌とりではなく、お客さんのニーズの方なのだから、あまりこちらにかまけてばかりはいられない。もっともアーティストとの固い絆はウチの最大の売りではあるのだけど。

Facebookの規約通り、個人ページでは、面識の無い人とはフレンドにはならないことにしているので、お客さまとはファンページで交流することにしている。ぜひ上のボタンのLikeを押していただき、そちらでフォローしていただければと思います。そっちでは、その日に自分が発見したYou Tubeの映像とか貼付けたりしてるので、まぁ、そういうのを楽しんでいただける他、いろいろお客さんもコメントも書き込めるようになっているので、お客さん同士の交流に使ってもらってもいいし。

でもって再び言いますが、楽しめない人はFacebookをやる必要なし。えっ、自分の好きなアーティストの来日情報を逃したくない? 大丈夫。来日やリリースなどお客さんに必要な情報は、このブログにいつも集約されているので、携帯からでも何でもここをフォローしていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ここさえフォローしていただければ、私からの情報は大丈夫です。

ザ・ミュージック・プラント(THE MUSIC PLANT)

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不器用に生きる人々:映画「海炭市叙景」

本日も打ち合わせと打ち合わせの間に映画をみて、最後は美味しいご飯で締めた素敵な1日でした。滅多にこんな事はないのだけど2月はとにかく来日が何もないから気持ち的にも余裕がある。でももう半分終わっちゃったようなもんだよね〜時間がたつのは本当に早い。今月はとにかく普段不義理している人たちにあってご飯を食べるのだ。そしてやっぱり映画をみたりするのは平日に限る。週末はじっくりと事務所にこもって仕事をするのだ。他の人が仕事していないから余計な電話もメールもない。今週も企画書書きや、もろもろ事務仕事が山積している。

今日見た映画は、本でも音楽でも話のあう信頼できる筋からの推薦「海炭市叙景」という日本映画。日本映画自体、久々かも? 最近映画というと仕事上、見とかなきゃ的なものがないかぎり観なくなってきている。例えば北欧映画とか。英国、アイルランド映画とか。仕事上、一応見とかないとやばいでしょ、みたいなのしか積極的に観に行かない。あとは飛行機の機内放送で時間つぶしに観るとか、ね。ダメだよねぇ。ほんと文化の仕事しているんだったら、たくさんみて見聞を広めないと!

そういうわけで久々のユーロスペース。これまた静かな良い映画だった。海炭市は架空の街だけど函館がモデルになっていて、いわゆる貧しい北海道の寂れた街という設定。全体を流れる空気も重く、そこに不器用に生きる人たちの生活がオムニバス形式で、でも少しずつ重なりながら描かれている。原作はデビュー当時は村上春樹と並び才能を高く評価されていたものの41歳で妻子を残し自死を遂げたという佐藤泰志。音楽はジム・オルーク。昨日みたフィンランド映画と同様、静かな映画。必要以外の音は何も入っていない。この部分はもちろん高得点。

しかし暗い。同じ絶望を描くにしてもアイルランド映画なら底となくユーモアのセンスが漂う。フィンランド映画ならやっぱり底に強さが感じられる。だからそれぞれのエピソードの主人公には、感情移入できない部分も多かったが、脇役にときどきキラッとするものを感じた。虐待される子供をかばう、だけどでしゃばらないガス屋の事務員の女性とか、貧しいながらもきちんとお兄ちゃんにお弁当を作る妹とか。うん、真面目に丁寧に生きる生活にこそ確固たるものがあるのだよ、と思った。毎日ご飯をちゃんと炊いて、遅刻しないで会社に行き、きちんと生活していれば大丈夫なんだよ、みたいな。

それにしても北海道のこの空気。札幌のJPP呼んでくれた皆さんに通じるものがあるかも。なんと、この映画、地元函館で映画にしたいと実行委員会が立ち上がり、そこからすべてがスタートしているらしい。そういえば映画にもたくさん素人役者さんたちが出演しているらしい。エンドロールにたくさんの人たちや地元企業の名前が誇らしげにならぶ。いいねえ。なんとか実行委員会みたいな、ね。もちろん最近の代理店やテレビ局事業部の「公共の電波使いまくって自社の利益追求」みたいな利権囲い込み実行委員会じゃなくってね。本当に愛情を混めて、作りたくて、作った映画。いや、それにしても美談だけではあるまい。実現までには、いろんな苦労や悩みや葛藤や問題もあっただろう。でも、そんな人たちの気持ちが、とても自然で映画に流れるドローンのような安定した空気を形成している。公式サイトはこちら。ちなみに映画館で原作本を買った。これはもしかしたら映画もよいけれど原作が相当好きになれるタイプの本かもしれない。というわけでさっそく読み始めている。

今夜のご飯は「きちんとした中華」。お値段もかなりきちんとしているが女友達と行くには最高の場所だ。今夜も美味しかった。そしてジーンズを1本もらう。洋服はもらうに限るねぇ〜。いつもありがとう。さて、週末はこもって仕事します!



2011年2月4日金曜日

フィンランド映画「ヤコブへの手紙」など

風邪からもだいぶ復活。それにしても思った。風邪って簡単にひけるんだ、と。普段は「ひいちゃいけない、ひいちゃいけない」と気を貼っているからひかないのだけど、「グレンも終わったし次のツアーまでだいぶあるし、ま、いいか」と思ったとたん、私は滅多にひかない風邪をひいて、しかもこんなに長引いて、自分が情けないったらありゃしない。「なんか人生の半分くらい風邪引いている人いない?」と風邪をひいている人を普段バカにしていた自分が恥ずかしい。風邪って、ホントに簡単にひけるんだな〜っ。ま、でももう二度とひかない。これで今年最後の風邪にしよう。

ホント具合が悪かったりするのは時間の無駄。おかげで2週間ほど無駄にしてしまった。仕事の能率もあがらないし。こんなことじゃ明日のご飯が食べられないやんけ。もっとしっかりせねば。

さて、風邪から復活して今日はさっそく映画を観に行った。フィンランド映画。早く観ないと終わっちゃうだろう、ということで。「ヤコブからの手紙」

感想は簡単に言うと非常に良い映画だった。俳優陣が素晴らしい。そしてとにかく静か。余計な音がいっさいしない。そこが本当に素晴らしいと思った。私はやっぱり静かな映画が好きだ。音楽が仰々しく流れたり、人がペチャペチャしゃべるうるさい映画はホントにダメだ。「静か」もうそこからして高得点。

ストーリーは特になんて事はない。でも自分が「人間が生きて行くのはこういう事が必要だ」と思う共感ポイントにぴったりとはまるメッセージもあり、そこの部分も高得点。そして、なんといっても短いのがいい。もう2時間以上の映画はみたくないよ。75分。だいたい人間はクラシックの交響曲が書かれていた頃から75分より長いものには集中できないことになっているのだ。凝縮された無駄のない75分。本当に素晴らしい! 

ただこの映画を「いいんだよ!」「すごくいいから絶対に観て!」と人に薦めるかというと、どうかな〜と思う。何が決め手に欠けるんだろ。ちなみに同じ映画館で数ヶ月前にみたヴァンパイヤ映画は「これいい! 最高!」みたいに人に言ってまわったものだが。今、それが何か考えているところ。あまりにも質実剛健すぎて、面白みにかける? 強いて言えば、そんな感じだろう。でも後からもジワジワくる本当に良い映画だったことは間違いないので、迷っている人がいたらぜひ観に行くことをおすすめしたい。

配給会社が作った宣伝パンフには、映画が伝えているメッセージとはまるで主旨の違う「癒しのフィンランド」的なコメントが並ぶが、それはこの映画が言っていることと違うだろ!と突っ込みをいれつつも、まぁ,こういうイメージにしないと、ふつ〜うのお客さんの興味を引かないのは、私も非常に理解している立場なので、まぁ仕方ないか、と思う。それよりか、ここまで宣伝の材料やタイアップをそろえ、本当に映画の宣伝やっている人たちは偉いなぁと思う。ウチのフィンランドものも頑張らねばなぁ。参考になります。

まぁ、なんと言うか、この映画はフィンランドを知るなら「かもめ食堂」なんかよりもよっぽど良いと言って良いでしょう。この映画には人間の強さや弱さがしっかりと描かれている。人間の……究極の場所がフィンランドにはあるのだ。結局人間は寂しい存在だ、と言うことを充分に感じさせてくれる場所、それがフィンランドなのだ。「癒されたい」「ちょっとくたびれたい」くらいの連中なんかに用はないんだよ。

そのあとは久々に山崎まさよし君のコンサートへ。仕事じゃないです。友達がファンクラブに入っているので貴重なチケットが手にはいる。何度行っているか数えてないけど、4、5回は行っているんじゃないかな。今日のコンサートは,今までのまさやんの公演の中で最高でした。たった一人でやるステージ。もちろん私にとっては、グレンやジョンやポール御大の顔が思わず浮かぶ。いいなぁ、こんな大きなホールで、ウチのアーティストたちもこんな綺麗なライトの中でやらせてあげたいわ!、とか(笑)

時々サンプリングなどを多用しながらも一人のステージで、それがとても良いんだよね、まさやん。グレンもポールもジョンも、一人で充分な人は一人でライブをやっているのが最高だ。まさやんは何か独特のリズム感があって(ウチの連中もそうだけど)それが他に人が入ることによって、彼らがいかに素晴らしいプレイヤーだったとしても、本人独特のグルーブが薄まっちゃう。まさやんはギターも上手いし,歌もうまいし、本当に素晴らしいんだけど、それより何より独特のリズム感が最大の魅力だと思うので(日本人でこれを感じさせる人は、まさやんくらいしかいない)、まさやんは一人がいい。それは、もうスローな曲歌っているときですら、とってもグルーヴィ。(それにしても長いコンサートだったなぁ〜。日本人のコンサートは長いのがイヤ。あとお客さんが手拍子するのもイヤ)

本日最後のシメはなんと都内ホルモンの最高峰「ゆうじ」。シンプルな肉だけで勝負の究極の店。これで風邪もふきとぶ〜?



2011年2月3日木曜日

アラマーイルマン・ヴァサラット、来日記念盤、4/6発売決定!

アラマーイルマン・ヴァサラットの来日記念盤。4/6にPヴァインレコードさんから発売になりますよ。お楽しみに。現在スタクラに言われた通りに曲を並べ替えて視聴しているところ。ふむふむ、なかなか凝った選曲よのう……。ちなみに1曲目はこの曲。冒頭の「maahan」なし(このロングノートな部分)、「Kyyhylly」(1分くらいのところ)からいきなり始まります。すごい!



2011年2月2日水曜日

サラームさんのブログが復活

エジプトの様子、すごいね。アルジャジーラみていると時間があっという間にたってしまう。人々の熱気、それを伝えるメディアの人たち。

昨晩、やっとサラームさんのブログが復活。詳細なレポートに感動。私も出て来た(笑)。なんか格好よく書いてある。名誉。それにしてもこのレポートもなんかユーモアのセンスがあっていいんだよね、サラームさん。そしてTweetも復活してます。現在トルコにいらっしゃるようですよ。早く帰ってきて「成田、なう」ってつぶやいてください(サラームさんは、そんな風につぶやかないか)。

それにしてもこういう時期に出くわすというのも才能なんだよなぁ。ますます経験値が上がっちゃったんじゃないでしょうか。さすが。写真のアップ等、また楽しみです。

昨日から左手マウスに挑戦してますが、まだまだたどたどしい感じです。