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2011年12月31日土曜日

STAY HUNGRY STAY FOOLISH

さ〜てネットが混み合っちゃう前に今年最後のメッセージを。来年もよろしくお願いいたします。今年は大変な1年でした。誰にとっても。でも自分のやりたいことを見失いたくない。うん。

今日はこんなポッドキャストも仕事のBGMにして聞いていました。すごく元気がでますよ。ぜひ皆さんも聞いてください。日経BPの柳瀬さんのTBSの番組に糸井重里さんがゲストで出演しています。糸井さんってホンワカムードや、なんか西武系の広告の感じが好きになれなくて斜めにみてましたが、震災以降の活動は素晴らしいと感じています。

それにしてもTHINK DIFFERENT。ジョブズ本が面白くてしょうがないです。Appleの熱心な信者というのわけではないのですが(とはいえ、コンピューターは99%Macです。一度ソニーのVAIO買いましたが、全然続きませんでした。ちょっと触って終わっちゃった)、それこそ自分がMacを買いはじめた時期と本のストーリーが重なりはじめてから俄然おもしろくなってきました。今日は早く仕事をきりあげて、ジョブズ本の続きを読みたいと思います。



皆さん、よいお年を!



PS
このエピソード、すごく好きです。このブログ主のように本当のことではないかもしれません。でも「こうあってほしい」と願う我々の気持ちに答えてくれるそんなエピソードだと思います。元記事はいつのまにかなくなってました。

2011年12月29日木曜日

引っ越しで発見したおもしろいもの:続き

ルナサの前々回のツアー中のセットリスト&ライトへのアイディアなど。懐かしいーっっ。こういうものってついつい捨てられないわな。京都のホテルから東京のスタッフに、来たるケルクリの大舞台のための資料としてファックスしたもの。深夜、ツアーのホテルにヘトヘトで戻っても、こういう雑用がいっぱいあるんです。スタッフは。面白いでしょ? 写真をクリックすると拡大して見れます。パイプソロ「超かっこよく見えるようにしてください」とか笑える!!(爆)

ちなみにポール先生のおもしろすぎるセットリストも発見したのだけど、それについては来日直前の盛り上げネタに使うので、しばらく封印(笑)。お楽しみに。

さて取引先さんのブログもみんな年末年始の案内になっております。MUSIC PLANTは毎年年末年始の休みはありません。チケットの受付も普通にやってますので、どうぞご利用ください。ただ基本的に明日/明後日は集中して引っ越し作業を完了させること。1/1の早朝はBBCのホグメニーと一緒に年越し(私の正月はグリニッチ標準時にスタートします)、その後は経理合宿に突入。4日の昼までに経理を終わらせ、4日は1回目の新年会。5、6日でホームページの大工事。6日の夜も別の仲間と新年会。そして、できればその週明けの9日にホームページのリニューアルオープンを目指します。でも予定は未定ということで(笑)

そして12日からはミュリエルのツアーだから、そっちも大変! 実は…某所から超大物ギタリストのゲスト出演が計画されています。ミュリエルとその方はすごく仲良しらしく、すでにマネージャーからのメールが私にもCCされてきています。本当来てくれるとしたら、それはあまりにすごいことです! 私もビビリまくり。詳しくはおそらく当日の開場前にギリギリでTwitterででしか公表できないと思うので、皆さん、注目していてください。

皆さん、よいお年をお迎えください。明日もブログは続きます。

ATELIER MUJI 冬至祭 第2部

冬至祭 -むすぶ・めぐる・つなぐ- の第2部「めぐる」がスタートしました。1部の展示から発展して、現在、皆さんの祈りが結ばれた木は、ケルトの模様をつむぎだしています。ぜひお近くに行ったらのぞいてみてください。詳細はこちらへ。

ところで無印良品さんのこの企画と連動して、この機会に少しでもアイルランドのことを多くの人に知ってもらおうとアイルランドのブログを始めました。こちらへどうぞ〜。なんかこっぱずかしいですが(笑) こちらもあわせてよろしくお願いいたします。


有楽町で展示をのぞいたあとは、有楽町駅前の中園亭。普段ラーメンは滅多に好きにならない私ですが、ここの「海老そば」はホントーーーーーーーーに絶品!!!!です。途中から酢をドバドバ注入すると、これまた美味い!! 海老がプリップリでめっちゃ美味しい。皆さんもぜひお試しあれ。

2011年12月28日水曜日

ミュリエルの来日もうすぐ! リットミュージックさんのサイトに紹介されました




リットミュージックさんのサイトでアコギマガジンの相川編集長にご紹介いただきました〜。そうミュリエルは、アコギマガジンに「ミュリエル・アンダーソンの音世界」というレッスン・ページを連載中。

「音世界」って分かるなぁ。確かに彼女のアレンジは、ポップスでもブルーグラスでもクラシカルなものでも、とってもイマジネイティブ。次号はこの曲だそうです。なんて素敵! 私もまたギター弾いてみようかな…(やめろという声があちこちから聞こえる)



来日公演の詳細は、こちら

2011年12月27日火曜日

我が生涯のアーティスト10名 その2

一昨日の続きです。


<JPP>

2010年にJPPと仕事をしたとき、初めて伝統音楽の音楽家と仕事をしたと実感しました。そのくらい衝撃的な出会いでした。それまでに20年以上伝統音楽と関わってきましたが、それまでの私は伝統音楽のこと何もわかってなかったな、と思いました。フィンランドの西。ヤルヴェラ村にいる小さなペリマンニ(農村楽師)たち。もうみんなおじさん、おじいちゃんですが、本当に伝統に対するピュアな彼らの態度には感動の嵐でした。なんて豊かな人たちなんだろう。なんて豊かな音楽なんだろう。ほんとうに素朴で、最高に素敵な人たち。またいつか呼びたい。でも現実問題たぶんもう呼べない。なにせ140年もののハーモニウムがあるので、これを運ぶのが大変なんです。人間3名分かかります。なおこのバンドから派生したノルディック・トゥリーというトリオも2度来日させています。こちらはJPPの音楽にさらに洗練されたスウェーデンの香りが加えられ、かなりポップに(私には)聞こえるんだけど、うーん、どちらもなかなか売れないなぁ! ま、でも別にそれでもいいんです。彼らの初来日を、私が作れたというだけで、もう最高に最高に幸せです。





<ラウー>

彼らとはロンドンの汚いライブハウスで出会いました。音のひどいその小屋は本当に最悪でしたが、音楽がはじまって30秒後にはこのバンドを日本に紹介すると決意しました。まだBBCの賞を取るうんと前の話です。スコットランドのエジンバラで結成されたユニークなトリオ。そのボロボロのロンドン公演からなんと半年で来日させ、その後立て続けに招聘し、短期間のうちに、ウチでもっとも動員力のあるバンドに成長しました。彼らの音楽は本当にパワフルで美しく、バンドアンサンブルの強さをまざまざと見せつけてくれます。普通の伝統音楽バンドと違い、ロックバンド的なバンド内の人間関係も非常に気に入っています。昨年はプランクトンさんのおかげでケルティック・クリスマスに出演することが出来て、本当に嬉しかった。ケルクリまで最短で行ったバンドは彼らじゃないかしら。とにかく彼らの成長や、目をキラキラさせて音楽をやっているところなど、ほんとに可愛くて仕方ないです。





<アラマーイルマン・ヴァサラット>

このバンドに出会う1年前、フィンランドのハーモニカ・カルテット、スヴェングの成功により私はフィンランドに招待されました。こういう仕事をしていれば珍しい事ではないのですが、こういう人にお膳だてされたバンドとの「お見合い」は私は大嫌い。バンドとの出会いって恋に落ちるようなもんだと思うから。でも、仕事仲間に「まぁ、こういうのに顔を出しておくと、自分のやりたいことにもサポートがもらえるようになるんだから」となだめられ、しぶしぶ参加。それこそ1日4バンドとか見学しましたが、なんだかんだ文句を言ってた割には、そこで出会ったバンドを結果4組招聘することになったのですから、まぁ、人生とはそんなもんです。その中で圧倒的に良かったのがこのバンド。ちょうど彼らが以前のプロモーターから離れるという時期だったのが重なって、結果一緒に仕事をすることが出来ました。音楽はもちろんだけどバンドのコンセプトから音作りから本当にこだわりがあり、一緒に仕事をしていると面白いアイディアが次々浮かんで本当に楽しいしワクワクします。まだまだ赤字続きのツアーですが、とにかく頑張れる限りやっていきたいと思っています。





<ジョン・スミス>

ウチでもっとも若いアーティストの一人であるジョンは、ものすごい天才ギタリストであり、天才シンガー/ソングライターだと思います。ジョンとの出会いはひどかった。グラスゴーのバーで、たまたま彼との共通の友人であるブー・ヒュワディーンと私は飲んでいたのですが、ジョンがそこにやってきたのです。日本に行きたいと言って私にサンプルCDをくれようとするジョンに「いや、大丈夫、自分で買うから。ウチは忙しいから新しいアーティストは出来ないと思うんで」と私は正直に言いました。紹介してくれたブーは「馬鹿だな、お前。この俺がこんなに薦めてるだろー」と、その場でiPhoneでジョンの演奏をYou Tubeで見せてくれたので「ふーん」と思い、いずれにしてもジョンとの約束だったので、AMAZON UKに、さっそくジョンのCDを届けてもらいました。ちょうどフェスティバルウィークだったグラスゴーのそのホテルに私は2週間ほど滞在していたから、そんな事が出来たんですけどね。で、部屋で聞いて、その作品の力強さにぶっとびました。とにかくアルバムが本当に素晴らしかったのです。この作品はなんとアメリカのスワンプ地帯をドライヴしながらゲリラ的に野外録音していく、というコンセプトのものでした。いや、本当に素晴らしい! ジョンはすごく才能がある。あわててホテルの部屋から、彼あてに速攻でプロモ来日のオファーを出しました。ジョンの事務所は大きいところなので、たぶんそのうちメジャーに持っていかれちゃうと思うけど、彼と一緒に仕事が出来て,私はすごくラッキーだと思いました。そのCDはこちらで販売しています。





番外編<ケンソー>

日本のプログレバンド。リーダーは横浜在住の歯医者さん。キングコレード時代からのつきあいです。彼らの代表作「夢の丘」はこの世でもっともすぐれたインストルメンタル・アルバムだと思っています。私はこのバンドの初代マネージャーをつとめ、4、5年の間にバンドをシルバーエレファントから、ON AIR EAST(当時)まで育てました。MUSIC PLANTの仕事が忙しくなってしまったので、今はもうマネージャー職は離れてしまいましたが、今でもケンソーの元マネの名に恥じないような音楽を紹介していこうといつもいつも思っています。10月にフレアークというオランダのグループを招聘していますが、リーダーの清水さんにはゲスト参加していただくことになっています。本当に楽しみ!(というわけで、この文章は10月前に書かれたことがバレちゃいますが、ま、そういう事です)

忘年会

楽しかった! 食べた,食べた,食べたーーー そしてたくさん飲んだ。いつもお邪魔するCLUB HOUSE六本木のあと、そば屋くろさわに流れた。ネギそばがまいう〜。最後は入谷の母が出現し、独身男性の手に無理矢理、結婚線を書く。来年はI課長にも幸せが訪れますように。

忘年会が出来る私たちはなんてラッキーなんだろう。来年もまたこの仲間たちと楽しく飲めますように。皆さんにも良いお年を!





2011年12月26日月曜日

ちっちぇ奴

今朝の和田さんのブログに共感。そして激怒。そのことをTwitterでつぶやいたら通訳の染谷和美さんがTwitterでこんなツイートを。さすが染ちゃん、人間観察力がすごい。職業柄そうならざるを得ないんだろうけど、それにしてもするどい。そうなんだよね、こういう事言う人に限って、覚悟がまるで決まってないんだろう。

この男性の言っている事が正しいとか、正しくないとか、そういう事ではない。こういう主旨の会に来て、そういう物言いをすることを批判している。そんな物言いをして、いったい何のメリットがあるのだろうか。ホントにちっちぇ奴だと思う。言いたいことは分からないでもないが、本当にそこに来ている人たちの意識にコミットしたいのであれば、もっと適切な言い方があるし、やり方もいくらでもあるだろうに。

それにしても人の事を否定する事で自分の自尊心をたもとうとする奴は、後をたたないな… 先日読んだ勝間本にも書いてあったが。そういう私もこういう人を批判して自分のことを確認しているんだろーか(笑)

そして、自分も学生時代は、よく人が好きだという音楽を否定していたことを思い出す。否定することでその人より優位にたっていると言いたかったのだろうか。ちっちぇ奴。そうそうプログレ好きの軟弱男子後輩をイジめていたしなぁ!(爆)前波っっ、元気かーっっ!

昨晩のTBSラジオのLIFEでもそうだったし、週末、教育テレビでやってた「コロンビア大学白熱教室」でもインド系の盲目の女性の教授が言ってたこともそうだったけど、今の時代、みんなどうしたら幸せになれるのか、ということをすごく追求している。そういう私もダライ・ラマと池上彰さんの本をトイレに置いて,少しずつ読んでいる。仏教の教えでは周りの人のことを幸せにすることによって自分が幸せになれるそうだ。それは私も日々実感している。本当にそうだと思う。周りに毒をばらまくと、自分がその毒によってどんどん浸食されていく。まったく理不尽な事ばかりおこった2011年だが、自分から不幸になるような事だけは辞めよう、という事だ。

そうそう、この「選択の科学」という本はさっそく楽天ブックスで購入してしまった。これを読んで幸せになれるとか、そういう事ではないのだが、こういう考え方が出来るようになることによって、自分の不幸や世の中の理不尽さを少しでも客観的に捉えることができるようになるのは間違いない。そして、それが学問の意義なのだ。しかし本はいいな〜。今もジョブズ本をどんなに眠くても寝る前に20分は読むようにしている。実際、すごく面白いからスイスイ進む。iPadづけはそろそろ卒業して本を読まないと。

我が生涯のアーティスト10名 その1

実は数ヶ月前「我が生涯のアーティスト10名」というタイトルで文章を書いてくださいという依頼を某所から受けた。で、400文字くらい、と言われ、それぞれのアーティスト400文字かと思いはりきって書いたら、アーティスト名をリストアップした上で、全部の総評みたいな文章で400文字だった(笑) というわけで、これだけ書いてしまったので、もったいないので、取っておきました。晴れてこちらに掲載します。2回に分けて行きます…

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たぶん私の場合はライターの皆さんと違って、自分のところの所属アーティストが一番可愛いので、どうしてもそういう視点になっちゃいます。もし企画の意図とずれていましたら,申し訳ございません。でも、自分の好きなアーティストと一緒に仕事できるなんて、これ以上の幸せはないと思います。うん、最高、THE MUSIC PLANT!(笑)


<メアリー・ブラック>

私をこの世界に導いてくれた人であり、私が出会った最初のアイルランドのアーティストです。MUSIC PLANTという名前も彼女のダブリンのオフィスからもらいました。彼女抜きで、今の私の人生は語れません。90年、彼女を日本で売り出した頃は「地元でエンヤよりも人気のあるアーティスト」というキャッチでした。どこの国でも人気があるのは、TVやラジオでその姿が見ることが出来、全国ツアーのコンサートをしているアーティストです。まだまだ国際的な成功となるとロンドンやアメリカで契約しないと難しい時代でしたが、彼女は当時も、そして今でも地に足をつけた本当に素晴らしい活動を行っています。2009年には彼女の息子のバンドをビクターさん、アイルランド政府観光庁さんと一緒に日本に招聘できたのは私のとっておきの自慢です。親子二代に渡って仕事が出来るなんて、長く続いてる証拠だもの。本当に良い関係でいる証拠だもの。彼女が完全に引退してしまう前に,ぜひぜひもう一度日本に呼びたいと考えています。




<ポール・ブレイディ>

私にとってはヴァン・モリソン以上に思い入れのあるアーティストです。ものすごく気難しい人で、今だに会うと怒られてばっかりですが、私は真のソウルメイトみたいなつもりでいます。いろいろ言いたいことはありますが、彼ほどピュアでイノセントな人はいない。キャリアは古くはジョンストンズ、プランクシティ、そしてティナ・ターナー(『プライベイト・ダンサー』に1曲書いてます)、ボニー・レイット、フィル・コリンズ、多くのアーティストが彼の楽曲を取り上げ、ボブ・ディランがレナード・コーエン、ルー・リードとともに「Secret Heroes」と高く評価している人でもあります。ギターもものすごく上手いのですが、なんとディランには実際にあってギターを教えたそうですよ。本当に彼の指を取って「そこは違うよ、ボブ」とかやったそうです。ポールの歌には独特のこぶしがあり、アイルランドの太古の歴史を感じられずにはいられない。もっと世界的に評価されて良い人だと思います。今は孫No.2が生まれ、幸せそうなポール。引退に向けてカウントダウンかもしれませんが、彼も本当はもっと頻繁に日本に来てほしい。





<ヴェーセン>

ヴェーセンはいろんな意味で100%自分のバンドだという自負があります。2004年から一緒に仕事をしていますが、本当に最近は動員も増えて、ますます良い状況になってきました。CDのリリースだけではなく来日公演も全部自分で作っているので、なんとなく「かこっちゃって人には触らせていない」体制で、その体制でこれだけ続いているのが、自分でも面白いと思っています。果たしてこの体制でどこまで行けるか? もちろんフジロックみたいな所からオファーがあればすごく嬉しいんですけどね。そういうのは瞬間風速でしかありませんから。なんといっても地道に長くやってきた自信があります。人間的にも素晴らしい彼らは実は誕生年が私と一緒なので、価値観もぴったり、ものすごく仲良し。私の北欧音楽への傾倒も彼らから始まりました。北欧のヘンなリズムやメロディラインに触れると、ケルトものの単純さが本当につまらなく聞こえます。特に彼らのユニークなアンサンブルは音楽的にも、おそらくウチのアーティストの中で一番高い位置にいると思うし、アイルランドに行っても「ヴェーセンとやってんだよ」と言うと尊敬のまなざしで見られます。大きくヒットすることはたぶんこれからもないだろうけど、ずっとずっとお互いが引退するまでずっと一緒に仕事をしていたいです。長く結婚している夫婦ってこんな感じなのかな、と彼らといると思います。





<ルナサ>

ウチの最大の売れっ子で1番売れたアルバムは1万以上のセールスを記録しました。一人でやっているオフィスでこれですから、どのくらい大きなことかご理解いただけると思います。アルバムも全部8枚リリースし、そのどれも良く売れているので、彼らのおかげでなんとかウチはやっていけていると言っても過言ではありません。THE MUSIC PLANTがこれだけ軌道にのったのも、このバンドの成功抜きでは語れないでしょう。プランクトンの川島恵子さんによるツアー制作との協力体制で、本当に知名度が上がりました。初期の初期、まだまだバンドが無名のころから一所懸命に一緒に頑張ってきました。何度かのメンバーチェンジや、マネージャーのチェンジ(これは本当に大きかった)、グリーンリネット問題、すべて一緒に切り抜けることで本当に結束力が固まったと思います。今はそれぞれがゆっくりのんびり成功を楽しんでいる感じでしょうか? 彼らがルナサというバンド名を付ける前から知ってますから、もう15年以上の付き合いになります。生涯に「My band」と呼べるバンドがあるとしたら、今でもそれはルナサの事だし、ルナサ以外には考えられません。





<マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル>

アイルランドの伝統音楽を次の次元に引き上げた、ものすごい、奇跡のデュオです。彼らのことを念頭におくと他の音楽が子供っぽくって,子供っぽくって(笑)私はマーティンはアイルランド音楽界のマイルス・デイヴィスだと思っています。そのくらい、ものすごい。なんというか、魂の音楽なんです、これは。加えて点描のように描かれるデニスのギターも、音数が少ないのに、少ない分だけ、ものすごい迫力です。この二人は音楽にすべてをささげている。自分のエゴなどそこにはまったく存在しません。彼らの音楽を聞くと、音楽は神様のものだと実感することが出来ます。何度ライブに足を運んでも飽きることがなく、何度でも何度でも聞きたい。でも素顔のマーティンは結構おとぼけで、天然で、世間話好きで、小麦粉好きで、結構甘えん坊ちゃんなところもあり、私は大好きです。

2011年12月25日日曜日

宇宙からみた私たち

年末の報道特集番組をかけながら、新しいiMacのセットアップやら何やらやっていたら連休最終日があっという間に終わりになってしまう。

それにしても、すごい1年だった。3月、暗い中で東電の会見を見ながら夜中に暖房を消してコートをきながらパソコンの前に座っていた暗い夜が思い出される。もうこのまま平時には戻らないのはないかと思ったあの時。放射能汚染については未知数だが、今、東京は比較的普通にすごせるようになってきている。でも被災地はまだまだだ。大変な思いの中でみんなが生きている。家族や親しい人を失った人は、この年末に何を思うのだろうか。

4月にマーティン・ヘイズとデニス・カヒルがやってきてくれた。あのとき来日する外タレのほんとんどの公演がキャンセルになる中、マーティンたちは来てくれた。マーティンとSkypeで話をする中で「こんなときにお客さんは音楽を聞く気分になれるんだろうか?」なんてマーティンは言ってた。「みんな待ってるよ」と私は言った。あの時の気持ちとか、すべてがこのブログに残っている。

NASAの宇宙飛行士がミュリエルのこの曲が好きで宇宙にこのCDを持っていったそうだ。なんとなく分かる。宇宙からみたら、この小さな地震国に住む私たちは本当にちっぽけな存在なんだろうな。



ミュリエル・アンダーソンの来日公演はもうすぐ。詳細はこちら

ところで昨日紹介した「アーサー・マクブライド」ですが、ここにポールが譜面と歌詞を掲載してました。ギタープレイヤーの皆さん、ぜひトライを!

Arthur McBride and Sergent祭り



ラウディダダ〜 アンディのヴァージョンも素敵… そう、もともとこの曲はアンディのレパートリーだった。

でも、やっぱりこれが最高だよね。74年のヴァージョン。You Tubeには70年代から最近にいたるまで、あらゆるヴァージョンの「アーサー・マクブライド」があがっている。「僕と僕のいとこは1つのアーサー・マクブライド」



そして、こっちはボブ・ディランの真似っこヴァージョンです。



ポールによるとロンドンのディランの公演の楽屋でこの曲を本人に直接教えたそうです。本人の指を取って「そこじゃないよ、ボブ」とかやったそう(笑)

皆さん、Happy Christmas。被災地の皆さんにも、ひとときでも安らかな時間が訪れていますように…

2011年12月24日土曜日

クリスマスだし、オーブン料理に挑戦してみました

引っ越しを機に長年(20年くらいか)使っていた電子レンジを引退させオーブンレンジを買った。3万弱。ホントに家電の進化はすごい。びっくりだ。オーブンなんて20万くらいするかと思ってた。

ということで初めて作ってみたよ、スウェーデン風アップルケーキ。これが作れればスウェーデンにもお嫁に行ける!(つーか、たぶんスウェーデン人の旦那ならス料理は得意だろうから日本料理が得意の方がお嫁に行けそうだよね)

レシピをググったが、スウェーデン風アップルパイはたくさん出て来たものの、スウェーデンの家庭で食べるようなシンプルなケーキは出てこない。で、やっとみつけたのがこのレシピ。かなり大雑把ではあるが(砂糖とか量が分からないし)、でも何となく作ってみた。

それにそなえて道具もけっこう買った。泡立てマシンとか。結構な出費だ。全部で3000円くらいしたか。これでマズかったらイヤだなと思っていたら、なんと激まいう! うん、これはいい! 

ちょっと焼きムラがあるのがご愛嬌だが、かなり美味しくできた。りんごが美味しい季節、もっと作ってみようと思う。

Nobody Knows

Paul Brady :: 'Nobody Knows' from Steve Mogerley on Vimeo.

2011年12月23日金曜日

連休初日、勝間和代さんの「ズルい仕事術」を読む

連休初日。また荒川土手に散歩にいこうと思ったのだけど、あまりの寒さに挫折してしまった。それでも健康のために歩かねばと思い,普段行っているスーパーとは違う遠いスーパーにわざわざ買い物に行った。ものすごく寒かった。でも違うエリアを歩いたことによって、比較的近所に超渋い商店街や、新規でお風呂屋さんを2軒も発見してしまい上機嫌。引っ越し気分がまだまだ続いている。いい感じ。やはり気分転換は大事だ。次の引っ越しは、もっとうんと早くしよう。せっかく都内で賃貸生活してんだから。

連休中は見事に仕事のアポも、遊びのアポもなく、これはデスク仕事がはかどりそうだと期待したのだけど(クリスマスだっつーのに、寂しいっ! が、ここのところ連チャンで忘年会だったし)、数日前に届いた本を読み始めてしまい、ついつい夢中に。それにしてもこの人の文章は読ませる。はい、あいかわらず読んでます、勝間和代さん。「好きねぇ〜」という声が聞こえてきそうだが、ほんとに彼女の文章は読むのに負担がまったくかからない。すいすい、すいすい読めてしまう。彼女の新刊本「ズルい仕事術」です。ま、中味はこのキャッチーな帯をみれば分かるでしょう。そういう事を言っています。

それにしても本当に彼女は徹底している。分かるんだよなー、うまくやっている人をみると、出来ない人はねたみ、ひがみ…。でもそれをネタにして、一つの考察本にしてしまう彼女はホントにすごいわ。TwitterやFacebookで、アマゾンのコメントの話はリアルタイムで実際自分も見ていたので、ホントに勝間さんは頭いいな、と思った。っていうか、頭よくないとダメだよね。頭よく、かしこく動くべきだと思う。そうじゃないと生き残っていけないんだよ。厳しい時代になったんだから。

いつだったか佐々木俊尚さんが大きな会社の時間と金銭感覚のニブさには呆れるという連続tweetをされていたのだが、ホントに会社員の人は自分が今時間をつかってやっている仕事が、どういう風に利益になっているかということの認識が欠けていると思う。まぁ、でも営業職の人はそんなこともないだろうけど…。

それにしてもここで勝間さんの言っている事ってホントにうなずきまくり。これ数日前から考えている「結果に責任をもたない」日本人の話。そのことをすごく言っている。「頑張っているんだから」ということに逃げる。結果に責任持とうと合理的にそこに向かってないんだから、結果が出ないのは当たり前。そして「問題を先送り」してしまう。こんなフィンランドの映画監督の言葉にも同じことを考えさせられる。だから原発を作ってしまうんだ、私たちは。

さて、まぁ、この本に感化されたわけではないのですが(笑)、いろいろ考えてホームページでのCD販売/Kasaya.comさん分をいったん業務終了することになりました。一応年内一杯はお申し込みを受け付けますし、その分については販売/発送いたします。が、いったんCDの販売ページは12/31に閉まります。そして、今後いつどのように再スタートするかはまだ未定。なので何か買いたいものがある人は、今のうちに早くお買い物をしてください。

ウチのホームページはケンソーの情報ページとしてスタートし、宮武さんに勧められなければ通販は始めなかったと思う。なんだかんだで宮武さんには10年近くお世話になったのかな? 本当にありがとうございました。一時、ウチのホームページは、タワーの渋谷や新宿店より、よっぽど売れていました。でも、今は売上も少ないし,っていうか、そもそも私も新譜をリリースしないし、なのに在庫管理や商品の輸送がただでさえ忙しい中、すごく業務負担になってきたので、ここでいったん見直しを決定したのです。勝間さんじゃないけど、うんと合理化しないと一人オフィスのMUSIC PLANTは業務自体がなりたちませんので。はい。

それにしても連休とかいってスーパーに行くのがせいぜいだよ。やっぱり私はすごく忙しい。でも勝間本読んで、またまた頭すっきり。勇気ばっちり。いやいやまだまだ合理化できる部分はある。ホント、ウマがあうんだなぁ、勝間本。次の著作にも期待してますよ、勝間さん!

というわけで、ぜひぜひこの本、皆さんも読んでみてください。ちゃんと自分の目的が最短距離で達成されるようになれば、きっとあなたは変われる、日本は変われる。目の前の問題から逃げちゃ行けない。ちゃんと解決しないと。

PS
それにしても読むべき本が山積み。スティーブ・ジョブズは、まだ上巻だし、先日も津田さんがTwitterで薦めてた著作権本を購入。読んでない本が20冊くらいある。月刊アルテスも買ったはいいけど、まだ読んでない。ふぅ〜。時間が欲し〜いっっ。そうこう言っている間にもうすぐ経理合宿もはじまる。あぁ〜トホホっっ!

お帰りなさい、ミュリエル飲み会

カジュアルな感じで公演の前日に「おかえりなさいミュリエル飲み会」やっています!
1月12日(木)19:00より2時間程度
ドリンク/フードは各自オーダーください(キャッシュ・オン・デリバリー)

場所:吉祥寺サリヴァンズ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13109627/


演奏もあるかも?

さてさてチケットの輸送期間を考慮し、1月13日(金)のスターパインズカフェのチケットの販売は1/4で閉め切ろうと思います。ご希望の方はお早めに〜。こちらへどうぞ。

2011年12月22日木曜日

アヌーナのTシャツのこのおじいさんは…

今回ケルティック・クリスマスのツアー中にアヌーナのTシャツを着ていて、この写真は誰なんだと聞かれることが多かったのだけど、もともとこの写真はマイケルのお父さんで写真家のAndrew McGlynn作品で、アヌーナのファーストのジャケットになった写真なのです。

おそらく70年代のアイルランドのトラベリング・ピープル(ジプシー)のおじいさんだと思われます… (後日談:…と思っていたらスライゴから来た年寄りの船乗りだそうです)


ちなみにだいぶ前、アヌーナのHPにあったマイケルのブログにこのことがエントリーされていたと思うのだけど、現在は記事が古くなってしまって見つけることが出来ませんでした。マイケルにお父さんの写真、今でもネット上で見られるところはない?と聞いたらこの動画を教えてくれた。70年代のアイルランドがかいま見れる。音楽はジョン・マクグリン。

がんばらなくっちゃねぇ〜2

今日はユキさんが車で遊びに来てくれたので、二人でニトリへ行き私が買いたいと思っている社長机候補のダイニングテーブルをみてもらった。7,800円。現品限り。でも、まだ買わない。まだ悩む。その後、オフィスには時計が必要だと言われて時計を買った。人生はじめての掛け時計! 999円。ニトリは安い! 色も素敵でしょう? それにしてもユキさんにいろいろ仕事の愚痴を聞いてもらったりして頭が整理された感じ。ユキさんにこれからも遊びに来てもらおうと思う。ありがとう、ユキさん!

そんなこんなで帰宅したらアマゾンから品物が届いていた。先日までツアーで一緒だったN嬢より。彼女の手袋いいねぇ〜と言っていたら同じものを送ってくれたのだ。色は私のお気に入りのブルーのコートにあうような素敵な色合い。ありがとう! そしてN嬢からいただいたのは手袋だけじゃなくっていろんなパワーだ。10歳年下の彼女からたくさんのことを学ぶ。私は頑張るNさんが大好きだ。

いやいや、ホント、私は本当にいろいろ恵まれている。友達っていい。さて明日からの三連休。みんながクリスマスの最中、私はこもって仕事します。頑張る。

がんばらなくっちゃね〜

今日はおだいどこやなぎで忘年会でした。おかみさんにポチ袋もらった。トッパンホールをソールドアウトした時、大入り袋をスタッフに配れば良かったよね、という話を前にしたのをおかみさんは覚えていてくれたのだ。果たしてこのポチ袋が使えるのはいつの日のことか。音楽業界をとりまく環境は厳しい。でも頑張る。応援してくれる人がいる限り〜


引っ越しのあといろいろ少しずつ落ち着いてきた。先の来日でメンバーにもらったヴェーセンの手刷り限定ポスター、フレームに入れたよ。

あとはどこに飾るか考えるのみ。しかし郵便局の口座の引っ越しが未だ完了しないというこの事態。まぁ、業務に支障がないから今のところいいけど。来週あたり問い合わせの電話をいれてみるか。なんでこんなに時間がかかるのか。

ありがとう、アヌーナ。ありがとう、小名浜第一小学校。

Anúna in Fukushima, December 2011 from Anuna on Vimeo.



この日のことはカメラマンの石田昌隆さんがミュージックマガジンでもレポートしてくれています。石田さんが子供のころ西洋人と接したことなど、もちろんなく、唯一そういう経験があったのが、小学校の校長先生だったと…。で、校長先生は朝礼で何度も西洋人のことを話題にし外国人はグリーンピースをご飯みたいにたくさん食べるんだということを子供たちに話したんだそうだ。

子供はそういうヘンなことをすごくよく覚えている、と(笑)

この日の事が彼らの心にずっと残っていますように。アヌーナのパフォーマンスを目をまるくしてみている子供たちが本当に可愛いです! 最後のメンバーと子供たちの写真が良いです。

それにしてもマイケルはこういう映像をまとめるのが本当に上手。実はこの日の撮影、ほとんど私がやっていますが、マイケルのカメラの使い方がよく分からず上手にとれていなかったのに、よくここまでまとめました! 時々私の笑い声も入っちゃっているよ(笑) でもこの日は本当に幸せだった。

小名浜小のみんな! ありがとう! また遊びに行くよ〜

2011年12月21日水曜日

Christmas Tune from アルト・ヤルヴェラ



アルト先生、2012年も日本にやってきますよ〜。皆さん、お楽しみに! そしてHappy Christmas!

ミュリエル散らしまき、そして忘年会

ミュリエル散らしをまきにお茶の水〜新宿エリアのギター屋さんへ。あちこち飛び込みで行くが、どこも好意的に置いてくださる。ありがたい。ミュリエルのことを知っている店員さんに会うと嬉しい。がんばらなくちゃー。もうすぐ来日だ。1ケ月を切った。

レコードコレクターズをやっと購入。コレクターズ紳士録はスクイーズのディスコグラフィーHPをつくってらっしゃる加川さん。すごいコレクション! 大鷹さんの冒頭のお言葉にも涙。ありがとうございます。



そして今日の最後はCLUB HOUSEで、ジビエ三昧。ワイン三昧。ちょっと飲み過ぎだ… 明日はチラシまきの続き。ふたたび新宿、そして渋谷、銀座方面を回る予定。がんばりまーす!

ミュリエル・アンダーソン。ぜひ皆さんも聞きにきてください。詳細はこちら! ギターの神様チェット・アトキンスが唯一みとめた女性フィンガーピッカー。この曲いいなぁ〜。泣ける。

2011年12月19日月曜日

びわ湖ホールさんにお邪魔しました!

本日、アヌーナを追っかけてびわ湖ホールさんに日帰りで、お邪魔しました。新幹線から見える外の雪景色がとっても綺麗。山を越えるたびに雪がつもってたり、まったくなかったり…景色がクルクル変わる。

張り切って早く来すぎてしまった。というわけで京都駅の構内で鴨南蛮そば。まいう〜。

びわ湖がみえる絶景地に位置するびわ湖ホールさん。こういった週末の午後の公演なら東京からも全然日帰りオッケー!

コンサートは本当に素晴らしかった! 今日はコンサートのほとんどの部分をゆっくり座ってみる事ができました。そして終演後のサイン会は長蛇の列! すごかったなぁ! ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。アヌーナ、また来てね! プランクトンのスタッフの皆さん、本当に本当におつかれ様でした。またアヌーナを呼んでくださいね。

2011年12月17日土曜日

大好きなイーマ・クイン

今年の無印良品のクリスマスBGMは、全面的にケルト音楽が使われています。これは先日私がコーディネイトしレコーディングしてきたもの。ものすごい強行スケジュールでよく間に合ったなぁという感じですが、ホントに楽しいレコーディングでした。

レコーディングの様子はプロデューサーのIさんがこちらでブログにしてくれていますので、ぜひご一読あれ!(なんと最新投稿は食べ物の話。Iさん、撮影が上手! ちなみに店内かなり暗かったんですよ)こちらのブログをご覧いただければ分かるようにリアダンのシーレも来てハープを弾いてくれました

ちなみにこのBGM、残念ながら今ながれている音源は一般販売されないのです。でもそのほとんどのトラックはBGM17として3月にCD化され、店頭で発売になるようなので、それは詳細が発表できるようになったら、こちらでもお知らせしていきますね。

でもって店頭で耳をすますと、素敵なゲール語の「きよしこの夜」が聞こえてくるのですが(BGMは1周り20分くらいなので、ぜひ20分は店の中に居てください!)、歌っているのは元アヌーナのイーマ・クイン。私は彼女の大ファンで、いつか日本に呼びたいといつも思っているのですが、とにかくヴォーカルのレコーディングということで下手な奴をスタジオに呼ぶとスタジオの時間がいくらあっても足りない(笑)。ということで、スタジオ作業にかけては超プロのイーマにお願いしました。イーマが来てくれれば百人力。イーマがスタジオで自分の声を何度も何度も重ねて不思議な声のアンビエントを作り出してくれました。それはすてきなゲール語の「きよしこの夜」。そしてクリスマスということで、この曲も歌ってくれました。うーん、やっぱりいいよ〜、イーマーは! いつか日本にも呼びたい。 



これなんか、もう、このバンドと弦カルのまま呼びたい!

アイヴォールからのクリスマスプレゼント!



アイヴォ、会いたい。元気かな。またきっと日本に呼びます。

2011年12月16日金曜日

すごすぎるマイケルに、いろいろ刺激を受ける

先日までご存知のとおり私はケルティック・クリスマスのツアーをお手伝いしていた。普段一人自営プロデューサーで、自分が自分のボス。仕事は自分で作るものというのが身上の私は、滅多に人の仕事はしないのであるが、プランクトンさんだけは別である。社長でプロデューサーの川島さんが、私のことをよく理解してくれた上で仕事をふってくれるから。そして川島さんのツアーは本当に面白くて、かつものすごいく勉強になるからだ。

そして今年はまた特別なものになった。普通のツアーだけではなく、アイルランド大使館と被災地訪問ツアーのお手伝いをすることになったから。ちなみにリアムとアヌーナが被災地訪問している間、ステップクルーは絶賛全国ツアー中。あぁいうダンサーもいて、バンドもいて、と言うビックプロダクションなツアーは本当にスタッフの数が必要となる。これはもう絶対にスタッフが足りないというわけで、私は動員され成田空港からアヌーナ付きとなった。

マイケルと仕事をするのはこれで2回目だ。アヌーナ自身は4回目の来日だと思うが、1回目の時はコンサートにすら観に行かなかったと思う。でも2回目の来日の時、マイケルが私がやっていたラジオに出演してくれて、その時に出会って、いろんな話を聞き、本当に面白い人だなぁと思った。その後3回目の来日時に急遽焼津公演のワークショップに日帰りで通訳に入ってほしいと言われ、ホントほとんど初対面という中、手伝った。そのワークショップで、私はもう完璧にマイケルのファンになってしまった。そして今回は被災地での詳細のツメもあったので、現場だけではなくツアーが始まる前からメールのやりとりも手伝わせていただいた。

それにしてもマイケルは濃い。そして本当にマイケルには毎回驚かされる。ステージに対する熱意、そして頑張り、すべてに頭がさがる。これだけのメンバーをまとめ、すごいリーダーシップを発揮し、お客さんへ自分たちの音楽を届ける。相手が子供だろうが、いっさい手を抜かない。人にスバッと「NO」とはっきり言う。それじゃだめだ、といつもダメだしをしている。その決断力、嫌われることを恐れないパワーったらタダ者ではない。ツアーのスケジュールはものすごくハードで、ホントに大変だったが、私はマイケルにパワーをたくさんもらった。私は頑張る人が好きだ。ホントにマイケルは頑張る。だから私も疲れてなんかいられない。

そしてなんといってもあのユーモアのセンスが抜群なのである。ホントに毎時毎分毎秒笑わせてくれる。時には笑うことが許されずシリアスで超真面目な場面もあるわけなのだが、私はつねにお腹の中で爆笑していた。ホントに面白すぎるんだ、マイケルは! そしてそういうところがとってもアイリッシュだと思う。

マイケルはアイルランド、そして伝統音楽に対して複雑な気持ちを持っていて、それについてはアヌーナのツアーパンフに掲載された松山晋也さんの素晴らしいインタビューを読んでほしい。あのインタビューはいろいろ経緯があって、私が文字起こししたので、すごく内容を詳細まで覚えているが、起こしていてもものすごく面白い内容の素晴らしいインタビューだった。そういう愛憎入り交じる不思議なアイルランドへの感覚。そしてアヌーナ、音楽に対する思い。とにかくすべてに共感できるのだ。

それにしても今回の被災地訪問は心に残るものとなった。大好きな通訳の染谷さんも同行してくださり、それが本当に心強かった。そして被災地で分かったのは、自分はどんな場所においても、結局いつもの自分だということである。絶対にエモーショナルになるかなという事も考えたが、でもそんなことはまったくなく普段の自分の、まったく普段の仕事モードだった。確かに学校で子供たち相手という、普段と違うシチュエーションにかなりのテンパリ・レベルではあったが(笑)、それでもいつもの、普通の仕事モード。「次はどういう段取りだっけ」「アーティストにキューださないと」「あ〜いかん、あれの手配が出来てない」「えー、それ聞いてないよー」「●●君、どこいったー?!」「それいったい誰がやるのー?!」「今,荷物移動させないとー、どうなってんのこれーっっ」みたいな事であっちへこっちへ走り回る、本当に普段の、まったく普段の現場だった。そして子供たちはめちゃくちゃ明るくて元気で、ミュージシャンたちに楽しそうにまとわりついていた。写真もたくさん撮った。マスコミの人もたくさん来た。三大新聞はもちろんテレビやラジオまで来てくれて、沢山の媒体に載った。

リアムもアヌーナも普段の自分で勝負していた。「それだけ自分のやっている事を信じているんだね」と染谷さんが言った。本当にそうだ。私もメソメソしたりせず普段の自分で仕事が出来たと思う。いや、被災地ツアーって言ったって、ゼロから企画した川島さんたちの苦労に比べたら、そして継続的に活動している山口洋のチームの皆さんに比べたら、私が参加した部分は、多少組み立て段階から関わっていたとはいえ、すべてお膳立てされおり、まったく甘いもんだと思う。普段自分でゼロから立ち上げている自分だから、ゼロから企画した人の苦労はよく分かっているつもりだ。お膳立てされたもんに乗っかるのなんて楽勝だ。が、それを差し引いても本当に良い経験をさせていただいたと思う。

いわきでは公演のあと、ホールの担当者の前田ペコりんが被災にあった港のエリアを案内してくれた。ペコはえらい。ペコはいわきでずっと頑張っている。ペコが言った「漁師の人たちはまた漁がしたいんです」という言葉にグッと来た。染谷さんがペコの説明を完璧な英語にしてくれて、ミュージシャンたちも神妙な顔つきでバスの窓から外を眺めていた。私たちのツアーバスに同乗したアイルランド大使も、ここぞとばかり積極的に質問していた。大使はなんと自分で車を運転して被災地に足を運んだのだそうだが、しっかり地元をガイドできるスタッフと通訳がつくことはなかったのだろうと察する。その後、私たちの打ち上げの居酒屋にも自ら進んで参加され、気さくにミュージシャンと一緒に話をしてらした。そして、アヌーナは居酒屋で何曲か歌った。隣の席から拍手があがる。本当に楽しい夜だった。居酒屋は単なる坐ワタミだったのだけど、大使は「こんなメニューははじめてみた。日本のレストランは普通一つのメニューを出すのではないのか」とおっしゃっていた。そんなとき、ちょっと「やっぱ大使は大使だな」と大使の事を可愛く思った。アイルランド大使を居酒屋デビューさせちゃったよ! アイルランド大使、最高! アイルランドの皆さん、あなたたちの大使は本当に素晴らしい。本当に誇りに思っていいと思う。ありがとう、アイルランド。ありがとう。

そして文化放送のレポーターとしていわきまで来てくれた五十嵐正さんのこのツイートがすべてを表していると思う。五十嵐さん、文化放送さん,本当にありがとう!

「本日の「くにまるジャパン」出演ですが、最後にまとめとして話す箇所がおしちゃって急遽カットになり、一番大事な話ができず、関係者にも申し訳ない。僕が話したかったことは、リアムやアヌーナのようなアーティストを子供たちに聞かせられたことは、1回だけの体験でなく、今後の子供たちの音楽との付き合い方に良い影響を与えられたのでは、ということです。現代の我々の日常的な音楽への接し方は聴いて楽しむという受身の消費行動が大半です。アカペラのコーラスを聞かせるアヌーナ、ウィッスルやバウロンと歌声だけで自分の世界を作ってしまうリアム。彼らは音楽が与えられるものでなく、自分(たち)の声と肉体で作り出すものという原点を改めて教えてくれます。それを記憶の片隅に残した子供たちは音楽を人生の良き伴侶としてくれるのではないか、と思うわけです。さっそくリアムからティンウィッスルのレッスンを受けた子供たちもいるわけですし」くにまるジャパンのブログでのレポートはこちら!


そして……その後に続くツアー。被災地での事は入念に打ち合わせを重ね、自分もホールの人と直接メールや電話をして大丈夫だと思っていたが、どうしてもどうしてもそれだけで頭がいっぱいになってしまい、東京以降の事は打ち合わせもホロロでツアー本番が始まってしまった。いつも「日程表渡されて、いきなり本番はいやですよ、打ち合わせ一回はやってよね」とプラクトンの人たちに言っているのだが(笑)でも、どうしてもそうなる。直前まで変更変更の繰り返し。より良い公演にしようという川島プロデューサーの妥協なき戦い。スタッフの私たちも必死でついていく。

そしてワークショップだけではなく、マイケルの指令で本番のコンサートでも通訳を入れるということになり、地方では、なんと私がそれを担当することになった。それにしても通訳は難しい。マイケルが最初に「通訳のヨーコです。今日は特別なコンサートなので、I dressed up her specially」と言って紹介してくれて、私がいつものスクラッフィーなスタッフ・モードの作業服でステージに出て行くのだが、ここが掴みのジョークなので、なんとか上手に日本語にしたいが、うまくお客さんに伝わらない。最初は「ドレスアップさせました」と訳したのだけど、いまいちウケなかった。「今夜は特別に彼女が持っている一番いい服を着せました」と言ったら少し通じたかな。うーん、染谷さんなら、こういうのもっと上手にできるんだがなー。実は通訳は英語よりも日本語の方が圧倒的に難しいのだわ。

ステージのマイケルは打ちあわせとまったく関係ないことをしゃべりだすのでホントに緊張した。ちょっと慣れて来たと思ったら、新潟でマイケルに「Now we are finishing this concert with next song」「This next song is the last song」とか、同じことを何度も何度も英語で言われ、「きーーーーーーっっっ」となった。あれもホントに上手にお客さんにもジョークが分かるように訳してあげたかったな。でもお客さんは私が困っているが分かって喜んでたみたいだけど。それにしても悔しい。マイケルと太刀打ちできるようなジョークのセンスを身につけたいと本当に思う。

とまぁ、通訳業はさんざんだったが、結局のところ、いろいろ失敗をしながらも、少ない人数で、居るスタッフで、すべてを回すしかない。だからどんなことでも誰かがやるしかないわけだ。私の感覚だとこのツアーは5、6人くらい東京のスタッフが付いてもよいと思う。それを3名で回しているわけだから、しのごの言ってられない。スタッフを多くつけると赤字になって、企画自体がたちゆかなくなる。だから、とにかく進めるしかないのだ。マイケルがいつも言うように「時間は通りすぎていく、そして二度と帰ってこない」そういうことなのだ。

それにしてもマイケルはすごい。なんでも「これはこうだ」というのが、すごくはっきりしている。会場の人がマイクを2本用意してくれても、自分はマイクを持たない、と言う。そういうところも絶対だ。有無を言わせない。でも結局のところマイケルの言うことをきくのが一番良いのだ。マイケルは力強く私の目をまっすぐにみて、You are part of the show, so you have to be very funny!と言う。うーん!

それにしてもアヌーナの「ショウ」は完璧だった。ホールの人が言った。「まるで10回くらいリハーサルしたいみたいですね、信じられない」と。マイケルは事前にメールで打ち合わせしていたすべてをひっくり返し、スタッフを慌てさせる。そして「今日のリハがばたばただったのをみたからといって、タイムテーブルを変えるなよ。俺はこういう短い時間で集中してやるのが好きなんだ」と言う。そして、一番良い結果をお客さんに届けるわけだから、ホントにすごいと思う。

またマイケルのすごさは何でも見抜いてしまう観察眼にある。おそらくその場にいるすべての人の人間関係や、いろんな事も、すべてお見通しなんじゃないかと察する。詳しくはここにはかけないが、マイケルは子供たちのワークショップをやってみるとその国の社会の問題が手にとるように分かると言っていた。子供のワークショップは何ケ国でやっているが、ここの子供たちの様子は他の国とまったく違う、と。そして唯一似ている国があるとすればアメリカだ、とも言っていた。そしていろいろ言っていた。具体的にはここには書かないけれど。私は「だからこの国には原発が建っちゃうんだよ」って言ったら、マイケルは「Exactly!」と言った。

そんなわけで新潟公演の翌日、新幹線で一人で上野に戻り、駅の中の高級フレンチランチに行ったら、周りは全員おばちゃんばかり。男性は一人しかいなかった。周りから聞こえてくる会話がいやがおうにも耳に入る。この国は女が社会的責任を取ろうとしていない。だから女は仕事ができる人と出来ない人の差が驚異的に激しい。

などと思っていたら、友達(一児の母)が中野区に陳情書を出し、それが議会を通過、国会まで持っていかれることが決まったというすごいニュースが入ってきた。彼女の陳情は総理大臣らの目にも入る。それは本当にすごい事だと思う。何度も子連れでプレゼンに通い、その努力が実を結んだ。こういう事がやるべきことなのだと思う。こうやって具体的に行動しないと世の中は変わらない。私はよく知りもしないくせに政治や世の中の事を批判したり、自分が結果にコミットできるわけでもないのにネガティブなことを言ったりする人が大嫌いだ。デモに行く人は偉いと思うが、その効果には非常に疑問を持っている(2ケ月前のTBSラジオLifeを参照)。世の中を変えたいのであれば、自分で何が効果的かよく考えて、ちゃんと具体的に行動すべきだ。マイケルみたいに自分の全身全霊をかけて、しかもちゃんと自分の欲しい結果をもたらすように物事とかかわりあう。そして批判も意見も自分ですべて受けとめる勇気を持つ。そういう事だと思う。そんな人に私もなりたい。

マイケルの歌う「Flowers of Maherally」、これやってよーと言ったら「いいな、それ、それ歌いたい!」と一度はセットリストに書いたもののカットされちゃった。

ポール・ブレイディより、クリスマス・プレゼント!

Working At Christmas by HoobaDooba

Written by Paul Brady, Keith Donald and Ralph Murphy this fun Christmas song features Paul Brady and Canadian singer of the year Terri Clark. This week (Nov 14 2011) it went to number one in the Canadian Independent download charts.

田舎の暮らし

よく田舎に行くとこんなところに住んでみたいと言う人がいるが、私はそうは思わない。今回アヌーナのツアーに同行しホントに不便で最寄りの駅へもタクシーを呼ばないとだめなような場所に宿泊した。そこはとっても素敵で温泉でお肌はツルツルになっちゃうし、皆もすごく喜んでいたから、それに水を差すつもりはないのだが、やっぱり地方と東京の差がどんどんひどくなっているのを実感した2日間でした。

もちろん郷に言っては郷にしたがえ。ミュージシャンから文句がでない限り、朝7時にグループ全員が1度に取らないといけない朝食も、9時にしまってしまう夕食も、もちろん逆に楽しまなければだめだ。以前ディズニーランドに行ってホントに引いたことがあったが…いやいや、いったんそこに行ってしまったら絶対に楽しまなければルール違反なのだ。(同じ理由で地中海クラブとかそういうところにも絶対に行きたくない)というわけで温泉ライフを満喫。12時には寝て、朝ご飯の前に温泉に入り、朝ご飯食べて温泉に入り、夕飯前と後にも温泉に入り、マッサージ機に座り、とっても楽しくすごした。朝ご飯は山盛り3杯おかわりした。旅館のおばちゃんは通じてようが通じてまいが、日本語でミュージシャンたちにニコニコ話しかける。すごく親切に良くしていただいた。旅館の皆さんに感謝、感謝だ。

アヌーナの皆さんもみんな異文化に接するのが大好きなので、とても楽しんでいる様子だった。良かった。彼らは英語のサインがないながらも、どこから情報を得たのか「マッサージは朝11時からなんだって」と喜んでいたが(この日のロビーコールは12:30)、その先生は(旅館の人いわく)いつものように1時間以上遅れ、結局たのしみにしていた彼らはマッサージを受けることができなかった。こんな田舎の温泉宿では、先生の仕事の量もそれほどないだろうと察するが、それにしても前日にどんなグループが来るかくらいチェックしてたまには時間通りに出勤してはどうかと思う。ちなみに私だったら、もう絶対に早めにオープンして英語のメニューを用意したりする。田舎で仕事がないとかいう前に前日にどんなグループが宿泊するかぐらいチェックしておけないものかと思った。でもそれはきっと余計なお世話なんだろうなぁと思う。知り合いで同じ村おこし関係に関わって2年で抵抗勢力の激しさに撤退した人を知っている。この価値観の違いが本当にすごい。なんてノンビリしてんだろう……私などはこんなところに住んだら、いっぺんにボケそうだ。でも分からない。もしかしたらものすごくクリエイティブな仕事ができるかもしれない。

それにしても、いくらさびれた温泉宿でもインターネットくらい引いて、英語だけではなく中国語の表示やサイン、メニューなどを用意したら、本当に流行ると思うのに! 本当にもったいないと思う。山にかかった雪や本当に美しい紅葉。こんなに綺麗なところなんて世界中さがしても滅多にない。ご飯もこんなに美味しいのに! 本当にもったいないと思うのであった。

ところがこういう田舎でもTVを付ければ都会のペースで東京と同じ調子でTVは流れる。都会の都営線と営団地下鉄が、どうのこうのという都内の人間にしか分からないようなニュースが流れる。この違和感はなんだ。田舎の人たちは取り残された気持ちになっちゃうんじゃないのか。都会/田舎どちらがいいとか悪いとか言うのではない。価値観がまったく違う、ということなのだ。そしてその価値観が違う同士をつなぐものが消えてしまっているように感じる、という事なのだ。

ツアーから離れ、帰宅するのに乗った新幹線は平日昼間だというのに、かなり混んでいたが、新幹線やコンサートホールなどだけではなく、こういう人の意識を変えていけば、こういう素敵な場所は結構世界で勝ち抜けると思ったのであった(っていうか、勝ち負けとか言っている時点でもうダメなんだろうけど/笑)。そしてそれが素敵な田舎に、悲しいかな原発が建ってしまう理由の1つでもあるのではないかと思う。

2011年12月15日木曜日

fROOTSにヴェーセンのインタビュー掲載

ヴァンクーヴァーで取材したものらしい。私の記憶に間違いがなければ英国のワールドミュージック名門誌fROOTSはECMがでかい広告を出すフリフォトはたびたび表紙にしていたりロングインタビューを掲載しているするくせに、ヴェーセンをちゃんと紹介したことがなかったと思う。SONGLINESにいたってはさらに同じような傾向だ。

が、珍しく今日とどいたfROOTSにはこんなインタビューが1ページ掲載されていた。そろそろヴェーセンの人気が無視できなくなったか。はっはっは…(と高笑い)

内容はいつものニッケルハルパの事やら,何やら、たいしたことはないのだが、1つウーロフがものすごく良い事を言っている。「ヴェーセンのスイング感はメロディの中にある。ローゲルはトリオのエネルギーの源ではあるがリズムを刻んでいるわけではない」

確かに! なんていうかトラッドプレイヤー全般において、みんなメインのメロディのスイング感を軽視しすぎ。ギターやベースに頼りがち。ましてやメロディのスイング感を殺してしまうベースやドラムがまっすぐ入る伝統音楽バンドなんて(例をあげるのは辞めておいきます)のは目もあてられない。そこにヴェーセンの力がある。やっぱりすごいな、ヴェーセンは。そのヘンのバンドとは訳が違うんだよ。そしてメロディのスイング感といったら、やはりマーティン・ヘイズもピカイチ。スローに弾いてても、ちゃんとスイングがある。リズムがある。

2011年12月14日水曜日

アンダーソン先生、ワークショップですよ!

全ギタリスト垂涎のミュリエル・アンダーソン、ワークショップがあります! 1/14。ぜひぜひ参加してください〜。詳細はこちら

アヌーナ:小出郷文化会館のメッセージ

アヌーナは昨日小出にて普通のコンサートとは別に、昼間、ワークショップのような中学生の子供たちのための公演を行いました。そこで配布されたメッセージ。このプロデューサー、めっちゃ分かっている!! 感動! マイケルにもちゃんと聞かせたいと言ったら、通訳の染谷和美さんがすぐ訳してくれて,今、マイケル本人にも送ったところです。(写真をクリックすると拡大して読めます)

2011年12月9日金曜日

いわき、そして大河原町から戻ってきました

ケルティック・クリスマスのスタッフの一人として、いわゆる被災地と呼ばれるエリアに行って来ました。この2日間はホントに濃かったな… それにしてもすごいと思ったのは、リアムとアヌーナです。いや、ホントすごいや。ミュージシャンたちは本当にすごいと思った。みんな自分が普段やることを信じて、頑張ってやっているんだね。私もそうありたいと思った。そしてプランクトンの皆さんはホントにすごいと思った。通訳の染谷和美さんも本当に素晴らしかった。みんなすごいな。プロだな。私もがんばらないと…

会場でとった写真などはプランクトンさんにすべて送ったので、そこから問題がないものがそちらのブログや12日のCAYでのリアムの報告会に使われると思います。お楽しみに!

ドライヴインで買った福島みやげの数々。と思ったら、一部沖縄がまざっていた。でも小売店は福島だからいいよね! 普段はこういうドライヴインでは買い物とかしないんだけど、ここでは別。明日はアヌーナの皆さんのテレビ出演のお手伝い。がんばらないと。

2011年12月6日火曜日

アヌーナ:聴くことの哲学、合唱の美学

私はリバーダンスは大好きなんですよ。だからビル・ウィーランのこの曲は大好きだった。今、聞いても超名曲。ソリストはケイティ・マクマホン。マイケルもミリアムも若い!



でも私は、リバーダンス以外のアヌーナなんてよく知りもしないくせに、ずっとアヌーナは単なるニューエイジのコーラス隊だと思ってた。でもいつだったかプランクトンさんに雇われアヌーナのワークショップをお手伝いし、すっかりファンになってしまった。すみません、この件、以前にもここに書いたのですが、好きなエントリーなのでまた書きます。これは私がお手伝いした焼津でのワークショップ。私の通訳、下手くそです(笑)。私はこのときはほとんどメンバーとは初対面。でも私の通訳はおいておいても、マイケルはここですごくいい事を言っている。だからそれをお客さんに知ってほしい。



最後の方でマイケルが言っている事が本当院素晴らしい。ワークショップの最後の実検で「1回目はしっかり歌って、2回目はほとんど声を出さないような感覚で歌ってみて」と言う。

す・る・と……

なんと2回目に歌った時、周りの歌が急に聞こえるんだよね。つまりそれまで自分が歌うことに必死だった生徒さんたち。この瞬間、急にこのワークショップの意味は「一緒に歌うことだ」と自覚するわけですよ。

そうやって「コーラスというのはこういうもんだ」ということを私たちに教えてくれるわけです。その瞬間といったら、ちょっとした感動でした。実は「コーラス」って歌うんじゃなくって「聴く」芸術なのです。これは人生や「生き方」においてもいえるよね。マイケルはだから合唱は音楽のもっとも美しいフォーマットだと言っています。

そのマイケルの十八番。これまた歌ってくれないかなー。北アイルランドの平和を願った歌。



本日成田空港までお出迎え。いよいよツアーの始まりです! プランクトンさんのブログの方にアップしていきますので、お楽しみに。プランクトンさんのブログにおいて私が書くエントリーはトーンが他の人と違うといって好評です(笑)。さーてアップの仕方とか、また忘れちゃった。また勉強せねば(笑)。すぐ忘れるよね〜こういうの〜

2011年12月5日月曜日

今日のケンソーは本当に素晴らしかった

今日のケンソーは格別だった。何度も聴いているケンソーのライブのはずなんだけど、すごく良かった。まずステージからのエネルギーがハンパなかった。小森さんがいないという事、そしてケンソー結成当時のハルキチさんの久々のドラムという事、いろんな要素が重なったのだと思うのだが、とにかくこの2年ぶりのステージを最高のものにしようという気迫がビシバシと伝わってきた。もしかするとアンサンブル的には甘い部分はあったのかもしれない。だけど私としては2年前に聴いたライブよりも、なんだかずっとずっと良かった。特に「美深」と「Good Days Bad Days」には本当に涙が出たなー。(結局私は「スパルタ」が好き/笑)

あとエンジニアさんが良かったと思う。前回まではフロントのスピーカーの音がシャープに切り込んでくる感じだったけど、今回は壁の鳴りもふくめてホール全体を鳴らすことに成功していたと思う。PAのことは私は専門ではないので、よくわからないし、ハルキチさんのドラムスタイルによるところもあったのかもしれない。個人的な好みもあるかもしれないけど、それにしても柔かで、しかしパワフルなケンソーだったと思う。

毎回思うことだけど、ケンソーは清水さんの楽曲が良すぎる。どうしてこんな曲が書けるんだろう。すごいよなぁ、といつも思う。清水さんほどの楽曲を書ける人は世界的スタンダードからみても滅多にいない。そのすごい楽曲の数々は聴衆を魅了するだけではなく、これだけ個性的なメンバーをもガッツリと一つにまとめてしまう。ケンソーにおいて、バンドの確固たる中心は絶対に「曲」だと思う。だからケンソーにはプレイヤーのエゴみたいなものが感じられない。この曲をどうしたら効果的にリスナーに届ける事ができるか、すごくみんなが献身的に曲に向かい合っている。いや、実際はメンバーは、そこまで意識していないかもしれない。とにかくメンバー全員が「曲の良さ」に触発されて、ものすごく楽しんで、これだけすごい演奏をしているのだと思うと、改めて清水さんの書く曲は、ホントにすごいなぁと思う。

あと今日はプレイヤーとしての光田健一はホントにすごいなとも思った。健ちゃんの演奏は特にピアノの音になるときによく分かるのだけど、ガガガガッと行くあの感じが、実際にバンドを引っ張っている瞬間もあるから、本当にものすごい。もちろんメンバー、みんながみんな本当に素晴らしかったけどね。

しかし日本の場合、歌ものだろーが、インストだろーが、多く人に知られるためには実力よりも何よりもタイアップが重要で、音楽の良さなど関係ないのだ。例えば世間ですごく良い音楽家と知られている人がいて、でもその人だってよく考えるとタイアップなどない人は誰もいない。いつだったか某超有名作曲家のトリビュートコンサートに行ったときに思った。その作曲家は日本では大者とされており、確かに多くの音楽家から尊敬されている。が、その人ですら…やはりタイアップがものすごい量あるのだ。もちろんその人の書く曲は素晴らしい。でもタイアップもものすごい多い。だからその人は日本で有名なのだ。TVのテーマ曲、映画のサントラ、TVCF。インストが世で売れるためにはタイップが必要なのだ。そんな日本の音楽業界において、ケンソーは、道ばたに地味に、ささやかに咲いているタンポポみたいな存在だ。そして、今,日本で一番動員力のあるプログレバンドだ。結局のところタイアップなどまったくなしで、音楽の良さだけでここまで来ているケンソーは本当にすごいと思う…というかタイアップないのについて来ているお客さんがマジですごすぎる、と改めて思った。

今日もレアもの「KENSO AID」のCDRの販売でてんてこまい。ここのところ私は自分が制作するコンサートでも滅多に自分で即売をすることはないので、私はスタッフとしてはボロボロだったと思う。お客さんにおつりの間違いを指摘されること数回(本当にありがとうございました)。ホントにケンソーのお客さんはいい。中には私が持ってきたヴェーセンのCDを買ってくださったお客さんもいた。(ちなみに私が制作する伝統音楽のコンサートに足を運んでくださるケンソーファンの方もいる)

そして、まぁ、今日も売れた、売れた。来場くださったお客さんの半数以上が「KENSO AID」を買ってくださった。中には2枚、3枚と購入くださった方も。すごいよ、清水さん。本当にファンとの信頼関係がものすごい。

そして…即売一つとっても、在庫管理から、販売表からポップカードの準備、私たちスタッフに対する細かい配慮など、リーダーとしての清水さんには本当に頭がさがる。それを確実に買ってくださるお客さんにも頭がさがる。私は元マネージャーという立場で、今もこうして現場にかかわらせてもらって、本当に幸せだと思った。本当に清水さん、ケンソーの皆さん、スタッフの皆さん、お客さん、ありがとう、ありがとう。そして思った。私もライブを制作することで最近は生活しているが、それがルーティンになってないか。清水さんやケンソーみたいにきちんとライブを作っているか… ホントにやばいと思った。頑張らないと、私も。きっとお客さんも明日からの自分の仕事、生活にパワーをもらったと思う。ケンソー、ありがとう。私はケンソーの元マネージャーとして恥ずかしくない仕事をしようといつも、いつも思っています。

そして小森さん、早く帰ってきてね! みんなでフォースを送ります。

本日限定発売のケンソーAIDのCDR。お買い上げいただいた皆さん、本当にありがとうございました!

山田五郎さんからお花が。綺麗!

健ちゃんのCDが売れるように清水さんが作った手作りポップ。愛情がこもっているのはわかりますが、健ちゃんのコンサートに持っていったらファンの人がひくかも?!

2011年12月3日土曜日

明日はケンソーのライブだ!「空にひかる」

明日のケンソーはハルキチさんのドラムだ。この曲もきっとやるぞ。ケンソー大好き、「セカンド」大好き。オリジナルドラマーで聴く過去の名曲の数々。私は即売テーブルにいます。こういうレアなアイテムの販売もありますよ!

それにしてもケンソー。何回ライブをやっても「文化祭」的な高揚感が失せない不思議なバンドだ。メンバーはもちろんスタッフまでもが、ものすごく楽しみにしている。そしてもちろんお客さんも! 2年ぶりのライヴ。ほんとに楽しみ。

17:30開演だからね。皆さんも遅れないように。当日券、あるそうです。詳細はここ。

2011年12月2日金曜日

Nobody Knows

Paul Brady :: 'Nobody Knows' from Steve Mogerley on Vimeo.



ポールのちょっと前のロンドンでの公演から。この独特のリズムがいいんだわ…御大は。あぁ、御大。楽しみすぎる。

ポールってときどきホッペにえくぼが出るのが可愛いよね〜♥

ポール・ブレイディ、久々の来日公演決定。詳細はここ。http://www.mplant.com/paulbrady/tour.html

祈りをむすぶクリスマス

いよいよ12月。明日から2つのおおきなケルトのイベントがはじまります! 

ひとつは毎年恒例、ケルティック・クリスマス。今日からステップクルーの皆さんが来日しているようですが(あー今日NHKBSに出演されていたはずなのに見逃したっっ!)明日からさっそく彼らの全国ツアーが始まります。ほんとに彼らのダンスはすごいですから、絶対に見た方がいい。それにしてもチマタの下手なダンスショーをみるたびに日本のダンスファンはいったいこれで本当に満足しているのかと思います。ダンスのヘタウマは、音楽のヘタウマよりも素人目にもあきらかだと思うのですが… 本当に彼らの目のさめるようなダンスをみてほしい! これが本物のダンスです。絶対に絶対に損はさせませんよ。

ツアーの詳細はこちら! 



そしてもう一つは、私がBGMの録音でかかわった無印良品さんのATELIER MUJIにおけるクリスマスの展示。冬至祭「むすぶ・めぐる・つなぐ」と題されたプロジェクトです。

今日はその告知で文化放送の「くにまるジャパン」さんにお邪魔しました。といっても今回は私の出演ではなく無印良品のプロデューサー、庵さんの鞄もち(笑)。やっぱり私は裏方の方がらくちんだな〜(笑) 番組の様子は番組のブログに掲載いただいています。

その後、まさに明日から開催ということで、大絶賛建設中の会場におじゃましましたが… いや〜これが本当にすごい! 中心には衣服造形家の眞田岳彦氏によるオブジェ。(この木にみんなの願いをむすぶことができるのです。私もしっかりむすんできました!)そして、普段アイルランドやケルトに興味をお持ちの皆さんに、ぜひ読んでいただきたいのが奥の壁全面にプリントされた鶴岡真弓さんのメッセージ。これを読めば「なぜ、今、この東洋の果ての日本に、震災の後の日本にケルトの考え方が必要なのか」ということが分かります。これはもうぜひこのブログをご覧の皆さんに読んでほしい。本当に力強いメッセージです。

そうそう、店内で流れているBGMも先日私がコーディネイトしてレコーディングしてきた音源ですので、そちらもお楽しみください。レコーディング中の秘話などはこちら。ちなみにこのBGM、まだ商品化の予定はありません。店頭に行って聴くしかないんで(笑)。

これから25日までの間、週末にはイベントも準備されているようなので、ぜひ近所におよりの際はお立ち寄りください。有楽町無印2F、有楽町の駅前です。

2011年12月1日木曜日

懐かしい思いでの数々…

それにしても全自動洗濯機に感動している。世間の主婦はこんなに楽をしているのかっ。このクソ忙しい私が自分のものだけとはいえ、仕事のあいまをぬって二層式で一所懸命、25年以上も洗濯していたというのに!!

まだ全自動をお持ちでない皆さん、ぜひ買いましょう、全自動。ビックカメラで2万なんぼで私は買いました。短い人生、水がたまったとか、すすぎがどうとか、そんなことに使っている時間はありません。それにしても家電の進化には目をみはる。Macやインターネットの進化にだってついていけてないのに…そもそも分母の大きさが違いすぎるもんなぁ。

今日発見した懐かしい品の数々。まだまだオフィスの中は片付きません。でも今日は新しいiMacが到着し、とっても嬉しい。新しいMac、新しい洗濯機。これでツアー後のステージタオルの洗濯もばっちりじゃ! 仕事する環境は揃った。本当に頑張らないと〜

マウノ・ヤルヴェラ先生の来日時にいただいた手書き楽譜。絶対に捨てられない!! 博物館ものの貴重品かっ。ちなみに書くのがすごく早かった、マウノ先生。

ルナサの可愛すぎるアーティスト写真。ストリートチルドレンかいっ?!

アラマーイルマン・ヴァサラットの上手チェロ、マルコがくれた封筒。確か中味はたてかえてもらったタクシー代。タクシーに分乗するときにある程度のキャッシュを渡したので、その領収書とおつりだったように記憶している。JOKOになっているのが良い。

行ったことを自慢できるコンサートの数々。

マイクの美しすぎるアーティスト写真。今でも充分かっこいいけどね! Morning Roryの頃。

そのマイクがストローにライターで穴をあけ即席で作ってくれたホイッスル。マイクがふくとちゃんと音が出ていた。私がふいてもピィとも言わない。しかもマイクはライターで音の調整までしてた。驚愕。

95年のツアー時にもらったカード。Big heart and Strong spiritってのがいいよね。メアリー、ありがとう〜


明日は昼から文化放送。「くにまるジャパン」に無印BGMのプロデューサーが出演するので、その鞄持ちです。皆さん、聞いてね!