カンテレ、体験できます! ぜひ触って見てください

スヴェングの会場を飾る北欧カフェ&マルシェですが、実はカンテレ体験コーナーもあります〜。写真は白寿ホールでのカンテレコーナー(笑)。白寿ホールはテーブルの数や場所も充分でなかったので、こんな風に椅子にのせちゃいましたが、北とぴあではテーブルの上に載せる予定。(今のところは)

フィンランドの伝統楽器、カンテレ。叙事詩「カレワラ」では賢者ヴァイナモイネンの楽器として描かれています。なんだっけ…魚のホネが楽器になったんだっけ? 「カレワラ」うろ覚えですが、なにせ神話みたいなもんだから、内容めちゃくちゃ。ヴァイナモイネンは生まれた時から爺さんで賢こかった、という(笑)。でもって、物語の一番最後だけ覚えている。物語は「そうしてフィンランドが出来ました」で終わる。つまりフィンランドが国として成り立つまでの壮大な物語なわけだ、「カレワラ」は。

このシンプルな五弦カンテレは、フィンランドでは誰もが学校で習うもの。フィンランドの楽器とされていますが、元ロシアだったバルト海エリア全域に見られる文化の1つでもあります。日本の琴にも似てる。日本の琴の原型なんじゃないかしら。よく知らないけど。

当初フィンランドのカンテレ協会からお土産で1台もらったのを、せっかくだから、私がフィンランドのコンサートをやるたびにこういうコーナー作るからと言って交渉したら、あと4台、当時会長だったエヴァ・アルクラさんが日本に持ってきてくれた。

というわけで、もらった楽器は実は合計5台あるんだけど、1台、弦が切れてんだよね…公演までに直す時間があるかしら… 5弦カンテレ簡単です。音はドレミファソって感じ。

私がカンテレで弾ける伝統曲「サトメリサウナ」(彼女はサウナに行きました)をご紹介すると、ドレミファソーソー、ソファミレドードー、ドレミファソソソソ、ソファミレドドド…簡単です。(このブログを読んで皆さんも私が楽器のセンスがないことが分かったでしょう。聴くことは出来ても自分でダメなのを知っているので楽器は触らないようにしています)