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2012年8月31日金曜日

夏が終わって(っていうか、まだ暑いけど)

荒川土手で拾ってきた根っこだけのクローバーが
3ケ月でこんなにでかくなった。
気がついたらブログを火曜日から更新してなかった! まずい! ここのところ忙しくてばたばたしており、時間がなかった…というのは言い訳だな。別に何があったというわけでもないが、1年半くらい前から時間をかけて計画していた事が飛んでしまい、仕方ないので持ち直して新たに新規企画を考えればそれも数日前に飛び…ってなわけで、ろくなことがない。仕事は続けているのだが、そのすべてがお金を生むものでもなく…なんだか後始末とか、いろいろ。貧乏暇なしとはまさにこのことだ。

そんな中、チーフタンズのパディ・モローニが来日し元気いっぱい帰っていった。川島さん、プランクトンの皆さん、関係者の皆さん、本当におつかれ様でした。日本にアイルランド音楽のシーンがこれだけ根付いたのは、皆さんのおかげとしか言いようがない。そんな中で私もそのおこぼれで生活をしている。

UP LINKでのトークイベント(ここで中継テキストまとめてます)では過去の来日が紹介されて、懐かしい映像を見ることも出来た。それによると私は95年からチーフタンズのお手伝いをしていたことになる。最初の担当はロリーナ・マッケニットだった。今からだと考えられないことだが、ロリーナは相棒ブライアン(ギタリスト)をともない、スタッフも連れずにたった二人でやってきた。「マスク&ミラー」発売当初で、ホントにプロモーションに力を入れていたのだと思う。私はプランクトンさんに頼まれ,ラッキーにもそんなロリーナのお付きを担当した。当時の自分はあまり仕事が出来ていた記憶がないので、VIP担当をふってくれた川島さんには本当に感謝している。来日したロリーナはチャキチャキと、いつもバックステージでカナダのオフィスと電話(当時は電話だった)をしていた。いつもステージに出る直前まで仕事しているくせに、ステージにあがるとなると大きな赤い髪の毛をチャッチャと手ぐしで大雑把にとかし、ステージに優雅に出て行くロリーナが可笑しかった。

当時のロリーナのレコード会社さんはあまりプロモーションに協力的じゃなかった。私はロリーナの事前プロモーションも担当したわけなのだが「レコード会社さんはカセットも充分にくれないしジャケット写真もまるでたりない(当時はどちらもデジタルデータじゃなかった)…これ本人に言っちゃっていいですかね?」と川島さんにグチったらオッケーをもらったので、ある日チーフタズのサウンドチェックを待ちながらロリーナにちらっと言ってみた。

大きなレコード会社って、普段は何もやらないくせに、アーティストが来日となると火がついたみたいに世話をやくのが標準なのであるが(笑)、当時のロリーナのレコード会社さんは取材のブッキングすらろくにしてくれなかったように記憶している。仕方がないので私がロリーナのスケジュールを埋めるべく、English Journalだったか何だったか英語学習みたいなマイナー雑誌までブッキングした。その写真撮影で、ロリーナがやっぱり「今までチャキチャキしゃべっていたのに」いきなり優雅にポーズを取るのを見てホントにおもしろいなーと心の中で思った… というのはさておき、何もかもそんな様子だったので、ロリーナにそのことを話したら、ロリーナはそのことを本社にクレームするのすら、もうイヤ!と言った様子で「そういうのは相手にしなくていい! すべて私に言いなさい!」ときっぱりと言った。

ちなみにレコード会社さんのフォローをしておくと、おそらく同じ社内でエンヤとか一所懸命やってたから同じケルト系のロリーナをやる余裕がなかったんだろうと思う。ま、エンヤとロリーナじゃだいぶ違うけど、全世界的にそういう傾向なのよ、とロリーナは言っていた。

その後、シベリア経由(笑)で、帰国したロリーナから大量にプロモ用のCDやら写真やらが箱で届いたのは言うまでもない。それに綺麗なピンクのお花のアレンジメントまでいただいた。懐かしいなー。

というわけで「マスク&ミラー」より。ホントに素敵なプロモ映像。姉妹が同じ男を争って、どっちかがどっちかを湖につきおとし、死んだ霊が白鳥になって…という伝統音楽ではよくあるモチーフのロリーナ・ヴァージョン。



そのあと、私は自分がたちあげたレーベルで、ロリーナの旧譜を預かるようになった。その実績が認められ、ワーナーを離れたロリーナが新譜(といってもライブ盤だが)「Live in Paris and Tronto」を任せてくれたのだ。インディー流通だったが、なんだかんだで5,000〜6,000枚くらい売れたと思う。もちろん時間もお金もかけてプロモーションしたのだが、当時1ケ月1,000枚も売れれば、自分の生活と事業が充分なりたっていたので、この数字は本当にありがたかった。

そんな風にすべてがつながっていく。それが仕事だし、自分の進む道だと思うが、今考えても「あの時、こうしてなければ」みたいなことが本当に多いんだよねー。不思議だよね。これを縁と呼ぶのだろうか。ケルト系のアーティストは、特にそんなところがある。これもケルトのスパイラルのなせる技か…

それにしてもこの夏はいろんな事があった。ちょっとした新しいプロジェクトを手伝うこともあったのだが、これはこれでなかなか興味深い状態になっている。世の中にはホントにいろんな人がいるのだな、というのもこの歳になって初めて学んだような気もしている。一方で、「この夏やるべきこと」リストはまるで消化できていない。ホントウにやばい。

2012年8月28日火曜日

ケルトとは…「地球交響曲(ガイヤシンフォニー)第1番」より

ちょっと時間がたってしまいましたが、「地球交響曲(ガイヤシンフォニー)」を無印良品で見てきました。今、有楽町MUJIの2F、ATELIER MUJIでは「映画・地球交響曲展」をやっているのです。

タイムテーブルがあって、1番から7番まで無料で鑑賞いただけますが、なんといってもアイルランド音楽ファンが必見なのはエンヤと鶴岡真弓先生が出演されている1番。上映スケジュールはここ

鶴岡さんの発言より…

「ケルト的な思考というのは、一見渦巻きのように遠回りで、まったく瞬間に湾曲するわけですから前が見えないわけですね。その見えない壁とか闇とか森とかが前にくる。その見えない世界をひじょうに感じて、いろんなイメージを描く。どこで切れるともない、ピリオドのない、スパイラルのような繰り返しです。しかしその繰り返しというのは、二度と同じ円周の上を通らなくて、今私たちがいる世界ではなくて異界(死後の世界)から響いてきて、それに誘われて別の世界に連れていかれるような…。言ってしまえば、ケルトの渦巻き的な、あるものの見方、宇宙観、自然との付き合い方。それはスパイラルなんじゃないかということですね」

「カトリックがきてから以降のケルト人というか、その末裔であるアイルランド人は、新しい宗教、キリスト教を受け入れました。でも、おそらく日本人もそうですけど、彼らは神道という自然の山とか水とか太陽とか、その中にある神秘的なものへの信仰心は失わずに、むしろそれはもっと強まって残っていったと思うんです」

「自然が向こう側だけに漂っているものじゃなくて、そこに私たちの身体が入っているんです。天の、あるいは自然の、水の流れの、光の、空気の、その渦巻に私たちの身体がうごめいている「気」のようなものがついているわけです。だからケルティック・スパイラルというのはとても身体的だし、そして宇宙的なものと一緒に絡まり合いながら、私たち自身が向こう側から見えるスパイラルなんです」

(以上、映画のパンフレットより抜粋)

これ20年前ですよ。すごいですよね。この秋、ウチもマーティンとデニスの「ケルト×和」のコンサートで「ケルト」というテーマをはじめてしっかり取り上げるわけですが、いわゆる私たちが「おケルト」と呼ぶ商業的ケルト音楽とは違う意味の「これこそ本当のケルトだ」と私が思うものを、彼等のコンサートで感じとっていただければいいなと思っています。

永遠の生命をあらわすケルト。それは日本もアイルランドも含めて、すべてがつながり共鳴していくわけです。それこそマーティンとデニスの音楽が、これだけ多くの人に受け入れられている理由の1つに間違いあいません。ケルトの情熱、コアみたいなものをコンサートで感じ取っていただければ。

ちなみに話を映画に戻すと、映画の中で鶴岡さん×エンヤ以外で印象的だったのは、象の保護研究家であるダフニー・シェルドリックさん。この時代の「エコ」って多分にスピリチュアルで、ニューエイジがかってて、最初「昔人間は木ともクジラとも話ができました」的ナレーションが入った時は、私なんぞは「へっ、木は分かるが、なぜにクジラ?」と引いてしまったわけですが(笑)、実際この「象」の話も「えーーホントかしら、それーー」と何度も心の中で突っ込みながら思ったのだけど、でもまぁ、なんとなくわかるのは、要は受け止める人間次第って事なんだよね。実際、例えば犬からだって学ぶことはすごく多いし、犬は人間が思よりうんとインテリジェントだし。つまり、すべてをささえているのは人間の想像力だということ。湯川れい子さんがこの方のナレーションをやっていて、それも良かった。

それにしても当時はバブルの真っ最中。企業にもゆとりがあって西武とかサントリーとかNTTデータ通信とかがお金を出したみたいでパンフレットには広告も並ぶ。今はエコはもっと現実だし身近出けど、こういった先駆者がいてこその今なんだろうというのもある。ま、何度もいいますが、なにせ22年前ですからね!

エンヤの音楽もたくさん使用されていて、今ならこれ、すごい金額なんだろうけど、当時彼女もまだ売り出し中だったし… エンヤの音楽の中でもっとも好きなこの曲。ON YOUR SHURE いい曲だよね。「Watermark」は確かに名盤でした。



この「地球交響曲展」9月9日(日)までやっているので、近くに行かれた方はぜひ! 詳細はここ

そしてマーティン・ヘイズとデニス・カヒル、ケルトの循環する魂を感じる公演、詳細はここ





2012年8月26日日曜日

チーフタンズ「Voice of Ages」

本日も野崎は、プロモーション来日中のパディ御大のおっかけです〜。

まさかここを読んでいる人でチーフタンズを知らない人はいないと思うけど、簡単に紹介するとチーフタンズはアイルランドの音楽大使。グラミーを20回ノミネートで7回受賞だった…かな? 映画のサントラでアカデミー賞も取っている。とにかくものすごいスーパーバンドなのだ。

そのステージはワールドミュージック系エンタテイメントの最高峰。本当に一瞬たりとも飽きさせない、ものすごいステージなのだ。ああああああ、はやくコンサートが見たい!

チーフタンズといえばローリングストーンズ、スティング、ジョニ・ミッチェルなどコラボした有名ミュージシャンは数知れず。でも今回発売になった新作で彼等がコラボの相手に選んだのは若くて頑張るインディーのミュージシャン、ロックバンドたち。すごいよ、チーフタンズ。そう来たかっ!?って感じ。



そのチーフタンズのリーダー、パディの松山晋也さんによる公開インタビューが本日渋谷のワインバーで行われました。インタビューの内容はのちほどプランクトンさんのホームページでも公開になるようなので、詳しい内容は控えますが……御大パディ・モローニ。現在74歳。お話を聞いていると、新規プロジェクトの話がたくさん出て来て、まだまだあと10年か20年は行けそうな感じです。その頃私は56歳か66歳か… まだ現場やれてるといいけどなぁ!

普段滅多にアーティストとは写真は一緒にとらない私なのですが、パディだけは特別です〜♥ それにしても私、太ったわね…。パディは初来日頃から変わらないのに。うふふ〜 
それにしても、ホントに楽しみ。11月まで待てないよ〜 来日の詳細はこちら

私が一番楽しみにしているのは11/30のすみだトリフォニーホールでやるオーケストラとの共演。

あの映画の音楽、あのアルバムのあの名曲… すべてが、いよいよ体験できる。

プランクトンの川島プロデューサーによると、まさに構想企画10年ものの、ものすごい企画だそうなので、ぜひ!!! ぜひこの貴重な機会を逃さないよう、皆さん、絶対チェキラしてくださいね。

しかしパディって優しいんだ… 昨日も道を歩くとき私がパイプのケールを持とうかと言ったら「大丈夫」と言って丁寧に断り「あれ、人には持たせない方針だったっけ」と思っていたら、プランクトンのK松くんがオファーしたら「肩が最近痛いんだよ」とかいって手渡していた。女性には絶対に荷物を持たせないというポリシーなのかしら。紳士なパディ。その点、ウチのポール(・ブレイディ)なんか、数年前のケルクリの時、私に2本ともハードケースにはいったギターを持たせ、会場が近づいてきたら「お前に2本ギターを持たせているのを他のバンドに見られると格好わるい」という理由で、会場に入る直前で私からギターを奪いさった…という。まったく超イヤな奴っっ!(爆)(でも愛してるのよ〜♥)



ノルテ・ポトシ来日(from ボリビア)

今日はまず久々にギタリストの木下尊惇さんにあった。とってもお元気そう。福島のプロジェクトの話など、積もる話題は尽きなかったが、何はともあれ木下さんが9月に呼ぶバンドを今日はご紹介させてください。

ボリビアのフォルクローレのグループ「ノルテ・ポトシ」。音楽はこんな感じです。85年結成のベテラン。




日程は
 9/14、15 東京 R'sアートコート
 9/16 福島市音楽大ホール
 9/17 栃木足利市民プラザ
 9/22 北海道富良野演劇工場


ツアーの詳細はこちら! ぜひぜひ皆さん、ご来場ください。

それにしても南米の人は色が鮮やか〜

ジョン・スミス、再来日… うれしすぎる 5

写真はクリス・シーリ(元ニッケル・クリーク、パンチ・ブラザーズ)とジョン・スミス。アイルランドのゴールウェイの協会を改装した感じの場所で行われたコンサートにて。このコンサート良かったなぁ。ホントに良かった。

ジョン、ジョン、ジョン! 大好きなジョンが帰ってくる。というわけで、前回の来日の思い出話なども交えつつ。

まずはこのラジオを聞いてください。
ここをクリック → Johnのラジオ

これちょうど前回の来日直前に出演したラジオ(from LONDON)だったんだよね。最後の方で「これから日本に行くんだ、すごくエキサイティングだ」とか言っている。インタビュー部分ではBBCのおばちゃんDJに押され気味のジョンですが、生演奏がホントにホントに素晴らしいんで、私はジョンの来日を楽しみにしながら英語の練習も兼ねて何度も何度も、この番組を聴いていた。

とにかくホントにいいんだ、生演奏が! 皆さんも騙されたと思って、絶対に絶対に絶対に聞いてほしい。音楽は、まずアルバム「マップ・オア・ダイレクション」の1曲目「Invisible Boy」の生演奏から。4:51くらい。ジョンのティーンエイジャー時代の臨死体験を歌にしたもの。「僕は友達に見守られながら死ぬのだと思った」と始まるこの歌だが、とにかく歌がいい。ギターもシンプルなんだけど、完璧でしょ? 無駄な物がなにもない。私は、ジョンの歌の、息の抜き方とか、そういうのが好きだ。細かいテクニック…と言ってしまっていいのかな… とにかくそれがすごく素敵だと思う。セカンドバースの歌い方もいいが、最後のバースも、ホントにいい。

そして13:30あたりから、カバーの「Not Over Yet」。先日もここで紹介したけど、ジョン、ホントにいい。このカバーヴァージョン最高なんだよ! 切ない気持ちが出ていて、このスピードで歌うことで歌詞が前に出ている。失恋の切ない気持ちが伝わる。マンドーラもいいでしょ? 

それから圧巻は…時間がない人はここだけでも絶対に絶対に絶対に聞いてほしいのだけど「Another Country」20:15くらいから。

「Another Country」は「マップ・オア・ダイレクション」に収録されているのだけど、どんどん変化していって歌うたびに違うヴァージョンになってしまう不思議な曲だ。日本で歌ったのも良かったけど、このラジオでの、このヴァージョンは本当に本当に素晴らしいと思う。すごくスローに始まって、スリーフィンガーで盛り上がっていく。まるでハイウェイを走る車の中から飛ぶ景色を眺めているみたいに。そしてさっきの「Invisible Boy」みたいにファースト、セカンド、サードと歌が展開するにつれ、どんどんジョンの歌い方が変わって行く。そこがめちゃくちゃ魅力的なんだよね。歌の良さを説明するのに、語彙が少ないから難しいのだけど、私は歌は息の抜き方が一番大事なように思う。ジョンはそれが、とにかく私にとってはすごく生理的にぴったりあうのだと思う。ジョンのそれは、とにかくすごく気持ちいいのだ。

それにしても旅心を誘うというか、なんていい歌なんだろ!! ホントにウチのアーティストはみんなすごいけど、ジョンはホントにすごいと思う。あとアルバム2枚くらいでメジャーになっちゃうんだろうね。間違いなくこの子はビックになるよ。私が保障するよ!!!

それにしてもジョン、DJのおばちゃんに「(日本へは)余分な鞄を持っていくのよ。あそこはこの地球上で、一番他の星に近い場所だから」とか言われてるし(笑)。ジョンの不器用っぷり、インタビュー下手っぷりは日本に来て暴露されるのであった(詳しくは次回)。

この映像、字幕つけるの大変だったなぁ…

2012年8月25日土曜日

橋の音を聴く、都市の音を聴く

今日はこんなコンサートに行ってきました。

川を舟で下り、橋の音…つまり橋の下で古楽を聴くというユニークなコンサート。いや〜面白かった。制作はユニークな音楽コンサートを都内でたくさんプロデュースされている都市楽師プロジェクトさん。

出演はサウンドスケープの研究家,鳥越けい子先生、そして声楽家の辻庸介さん、リコーダーの太田光子さん。

炎天下でしたが、川の上だし、高速道路の影になっていて結構涼しい。



 天井…というか橋の裏っかわ。ほぉ〜
 橋の下はひんやりして音も響きます。
入り乱れる高速道路。結構高速道路の音や、都市の音も聞こえます。そんな中で聴くルネッサンスの音楽。







9月8日にも楽器は違えど同様の企画あり。詳しくはこちらへ! いつもと違った東京が楽しめますよ。

映画「プロメテウス」を観た



3Dって初めてみた。正直疲れた。が、良い映画だったと思う。私は嫌いじゃないです、こういうの… 楽しかった2時間。でも「シーーーーザーーーーーっっ」(猿の惑星)以上の感動はなかったけど。きっと続編が出来るのだと思いますが、期待大ですね。なんといか壮大なドラマでした。終わりは、おおっ、これがオチかと思いながらも何度も展開し最後は希望の持てるエンディングだと思います。ナイス。

それよりそのあと有楽町無印で「地球交響曲第1番」をみた。こちらは内容をしっかりご紹介したいので、のちほどしっかり感想を書きたいと思うので、またのちほど。

2012年8月23日木曜日

アリソン・ブラウン来日番外編(笑)

昨年のアリソン・ブラウン来日時、私はほとんどずーっっと子守りをしていました。なので先日も旦那のGarryから「子供たちが会いたがっているよ」とメールが。私も会いたい!ハンナとブレンダン。今はハンナは11歳。ブレンダンは5歳かな。二人ともステージでとても可愛いパフォーマンスを披露してくれるわけですが、サインもします。必死でマジックを持つ手が可愛いブレンダン。Bと大きく書くだけですが… それにしてもブレンダン不思議なんだ。アイリッシュみたいに赤毛で緑の目をしてる… 名前もアイリッシュっぽいし。東京でサウンドチェックが終わったあと、お母さんとお父さんはまだいそがしかったので、お父さんにお小遣いをもらい二人は買い物に行くことになりました。私が東急ハンズに連れて行ったら「ここは高いから」とちょっとしか買い物しなかったハンナ。しっかりしてます! でもそのあと角のところにある、Clare'sでしたっけ、あそこで私が可愛いイアリング買ってあげたけどね。で、結局100円ショップに私たちは流れたのでした。

ハンズではブレンダンはポニョのおもちゃを欲しがったのですが、それがあまりにも高かったため、「対象年齢8歳」とか書いてあるのを見せて「ほら、8って書いてあるでしょ」あなたいくつなの?」とか言ったら「Four」とかこたえて(笑)ちゃんと納得したのが可愛かった。素直な良い子たち。とってもいい思い出ですね〜早く大きくなって、おばちゃんを食わせてほしいわ〜。ブルーグラス界のサラブレットたち。そして二人はクリスピークリームドーナツが大好き。最初に差し入れたら悲鳴をあげてました。というわけで渋谷でもお店によったら、こういう帽子をかぶせてくれた。そういやハロウィーンの時期でしたね。

 サウンドチェックも慣れたものです。
アリソンによると二人のナッシュビルでのナニーもiPadを持っていて、二人ともiPadが大好きなんだって… はっ、そうか、子供たちは私ではなく私のiPadで遊びたいだけか!








ってなわけで、前回のツアーの思い出写真でした。

え〜 子連れツアーに悩むプロモーターの皆さま、野崎は子守りもやりますので、ぜひご用命ください。もちろん責任重大だけど精一杯尽くさせていただきますよ。(日当ご相談)

もちろん音楽も素晴らしいので、皆さん、お楽しみに〜。

アリソン・ブラウン来日2012

皆さん、もうご存知でしょうけど、アリソン・ブラウンがまた来日しますので、こちらにご紹介しておきます〜。

ツアースケジュールは下記のとおり。

















<ツアー日程>
2012年
9月7日(金) 
大阪 amHall
http://www.amhall.jp/

9月8日(土)
広島 Blue Live
http://bluelive.jp/


9月9日(日)
東京 Mt.Rainier Hall
http://www.pleasure-pleasure.jp/

9月11日(火)
京都 都雅都雅
http://park20.wakwak.com/~togatoga/

9月12日(水)
福岡 Gate's 7
http://www.gates7.com/

9月15日(土)
横浜アリーナ・サウンドホール
http://www.sunphonix.co.jp/sh/

お申し込み、お問合せ:M’s Nashvegas Tel: 092-716-1212
メール: tsuyoshi_inotani@msnashvegas.com


松井ゆみ子さんのアイルランドキッチン


今日は訳あって、仕事の打ち合わせといいつつ昼間っからIrish Pubで一杯。

実は私はギネスはあんまり好きじゃないので、アイルランドに行ってもあまり飲みません。

特に夏は氷をいっぱいいれたナグナース(りんごビール)が一番。日本でも最近では簡単に飲めるので嬉しいです〜。


さて、日本でアイルランド人にもっとも近い日本人(笑)松井ゆみ子さんが、またもや山陰でこんなイベントをするようです。うわ〜、行きたいなぁ!!! お近くの方はぜひ!


こんなに綺麗な松江のお菓子をいただきました。濃い目の日本茶といただくと、暑さがすうぅ〜っと引いて行くようです。夏こそ,熱くて濃いめの日本茶ですね〜











2012年8月21日火曜日

KENSO BOX SET! 詳細解禁!

本日から情報解禁ということでレコード会社さんからの許可をいただいたので…詳細を掲載します! ケンソーのボックスセット。

ちなみに名誉なことに私も関係者の一人としてライナーを書かせていただいております。もう熱い(暑い?)気持ちで一気に書きました。文字数が限られていたので、言いたい事の半分くらいしかかけなかったけどね。がんばったつもりです。でもそれよりもすごいのは清水さんのライナーです。ケンソーの歴史をここまでまとめてしっかり書かれたことは今までなかったかもね。とにかく本当に素晴らしい! いやホントにケンソーってロックバンドだと思う。

清水さん、ボックスセット発売おめでとう!!   清水さんのブログによると、他にも楽しいことがたくさんあるみたいで…ふふふ。詳細は清水さんのブログに注目していていください。

発売はキングレコードより 12月26日。本当に楽しみですが、なにせ高額商品なので、今からお金を貯めておくことをおすすめします。

詳細はこんな感じ…


KENSO COMPLETE BOX [完全限定プレス盤]

2012.12.26 in stores

CD全11タイトル(計12枚)+ボーナスCD(1枚)+ボーナスDVD(1枚)の豪華全14枚組

KIZC-168〜181

紙ジャケット仕様/高音質CD(SHM-CD、JVC HRカッティング)/最新デジタル・リマスタリング音源/豪華ブックレット付き/豪華特製収納BOX仕様

¥35.000(税抜価格)/¥36.750(税込価格)

本作品の5大ポイント

1|日本を代表するプログレッシヴ・ロック・バンドKENSO初のBOX作品が豪華特製収納BOX仕様(シリアルナンバー入り)完全限定生産で登場。買い逃し厳禁、超貴重お宝アイテム!!

2|全オリジナル・スタジオ・アルバム8タイトル、LIVEアルバム3タイトル、そして、貴重な未発表音源で構成されたボーナスCD、未発表LIVE映像を収録したボーナスDVDを加えた全14枚組の豪華仕様。

3|アナログLPを可能な限りミニチュア化再現した紙ジャケット仕様。(オリジナル作品がCDの場合、CD発売当時のアートワークを元に紙ジャケ化)

4|KENSO初となる高音質CD仕様(SHM-CD、JVC HRカッティング)&最新デジタル・リマスタリング音源。

5|KENSOのリーダー、清水義央氏の新規書き下ろしによるKENSO全曲解説、関係者インタビュー、未発表写真などを含む豪華ブックレット付き。


■DISC 1『KENSO』(1980年)
01.日本の麦唄
02.陰影の笛
03.ふりおろされた刃
04.海
05.かごめ
06.ブーちゃんの宙がえり

■DISC 2『KENSOⅡ』(1982年)
01.空に光る
02.麻酔 part 1
03.麻酔 part 2
04.氷島
05.ブランド指向
06.はるかなる地へ
07.内部への月影
08.さよならプログレ

■DISC 3『KENSOⅢ)』(1985年)
01.聖なる夢Ⅰ
02.パワー・オブ・ザ・グローリー
03.微風が・・・・・・
04.ファー・イースト・セレブレイション
05.精神の自由
06.パター・オブ・ザ・グルーヴィー
07.ターン・トゥ・ソリューション
08.ノスタルジア
09.聖なる夢Ⅱ
10.胎動

■DISC 4『スパルタ』(1989年)
01.グッドデイズ バッドデイズ
02.美深〜北海道の冬に〜
03.金髪村の石
04.ミスカトニック
05.ピー・エム
06.月夜舟行
07.インスマウスの影
08.ニューロ・サイコーマ

■DISC 5『夢の丘』(1991年)
01.月の位相-Ⅰ
02.時の意味
03.謎めいた森より
04.イア
05.心の中の古代
06.不安な記憶
07.地中海とアーリア人
08.イアを去った日
09.フォース・ライク
10.アルファマ
11.月の位相-Ⅱ

■DISC 6『エソプトロン』(1999年)
01.個人的希求
02.願いかなえるこどもをつれてゆこう
03.湖畔にて
04.在野からの帰還
05.知識を超えて
06.Gips
07.The Egg of Joe
08.Chronos Ouranos Esoptron
09.躁の悲哀
10.Release Yourself
11.気楽に行こうぜ

■DISC 7『天鵞絨症綺譚』(2002年)
01.精武門
02.禁油断者マドリガル
03.韜晦序曲
04.木馬哀感
05.Tjandi Bentar
06.謀反
07.夢想用階段
08.Echi dal Foro Romano
09.隠遁者の娘
10.太郎という生き方
11.夜のドッペルゲンガー
12.Isolated Jiro
13.和解
14.陰鬱な日記
15.自他溶融

■DISC 8『うつろいゆくもの』(2006年)
01.痛ましき晦冥
02.あの頃モビーディックと
03.そこはまあそこはかとなく
04.Rhyme-stone in Cotswolds
05.ウブド寝入りばな幻聴
06.シヅカへの扉
07.木霊の舞う情景
08.A Single Moment Of Life
09.GOS
10.わくわくリーバレー
11.蠱惑島に歌は
12.三つ縄6/8
13.風の中の菲林
14.暁に楽師が
15.コドン1
16.コドン3
17.コドン2

■DISC 9-10『イン・コンサート』(1986年)
DISC 9
01.プレリュード・イン・ソフィア
02.ブランド指向
03.精神の自由
04.聖なる夢
05.アリヴェデルチ
DISC 10
01.海
02.氷島
03.ピー・エム(パット・メセニーに捧ぐ)
04.胎動
05.麻酔 part 2
06.空に光る

■DISC 11『LIVE 92』(1993年)
01.フォース・ライク〜月夜舟行〜時の意味
02.月の位相Ⅰ
03.ミスカトニック
04.サントリーニへ To Santorini
05.イア〜心の中の古代
06.ブランド指向〜パワー・オブ・ザ・グローリー〜美深
07.謎めいた森より
08.地中海とアーリア人
09.氷島
10.グッドデイズ バッドデイズ
11.海〜麻酔 part 2〜インスマウスの影

■DISC 12『ZAIYA LIVE』(1996年)
01.ギプス
02.空に光る
03.氷島
04.月の位相Ⅰ
05.美深
06.謎めいた森より
07.イアを去った日
08.エス
09.心の中の古代(ロング・ヴァージョン)
10.地中海とアーリア人
11.グッドデイズ バッドデイズ
12.インスマウスの影
13.在野からの帰還

■DISC 13 ボーナスCD(未発表レア音源集)
【収録予定楽曲(曲目曲順変更の可能性あり)】
01.インスマウスの影(ハルキチ・ドラム・バージョン)
02.ミスカトニック(ハルキチ・ドラム・バージョン)
03.個人的希求(トリオ・バージョン)
04.在野からの帰還(トリオ・バージョン)
05.Release Yourself(トリオ・バージョン)
06.シヅカへの扉(デュオ・バージョン)
07.胎動(LIVE'83)
08.ターン・トゥ・ソリューション(LIVE'85)
09.月の位相Ⅱ(LIVE'92)
10.アルファマ(LIVE'92)
11.A Single Moment Of Life(ベース・ソロ・バージョン)
12.コドン1(ベーシック・トラック)
13.コドン2(ベーシック・トラック)
14.コドン3(ベーシック・トラック)

*M1〜M2:『スパルタ』アウトテイク音源
*M3〜M5:『エソプトロン』別バージョン音源
*M6:『うつろいゆくもの』別バージョン音源
*M7:1983年7月24日ライブテイク音源
*M8:『イン・コンサート』アウトテイク音源
*M9〜M10:『LIVE92』アウトテイク音源
*M11〜M14:『うつろいゆくもの』別バージョン音源

■DISC 14 ボーナスDVD(未発表LIVE映像)
【収録予定楽曲(曲目曲順変更の可能性あり)】
01.GOS
02.Rhyme-stone in Cotswolds
03.空に光る
04.海
05.胎動

*M1〜M3:2008年8月17日 川崎CLUB CITTA' KENSOライブ2008「継続は力なり」より
*M4〜M5:2011年12月4日 川崎CLUB CITTA' KENSO 2011「内ナル声ニ回帰セヨ」より


ケンソー、すごいバンドだよ…ヒットもなくタイアップもなく…よくここまで来たわ。すごいわ、ホント。



2012年8月20日月曜日

ジョン・スミス、再来日… うれしすぎる 4

さて、ウチのジョンはカバーの天才でもあるのです。

こういうおバカな曲も…


ジョンにかかるとこんな風に…


このお姉さんの良く理解できない曲も


ジョンがやるとこんな風に… このプロモビデオも面白い。


エルトン・ジョンの名曲。


ジョンがやるとこんな感じ。


ライブが楽しみ。詳細はこちら! チケット発売してますよ〜

Katie Taylor が、かっこよすぎる

今日は銀座でパレートがあったらしい。TVで見たら選手も沿道で見ている人たちも嬉しそうで、良かったなーと思う。工事のおじさんたちまでもが仕事を休んで手をふり、オフィスからは楽しそうに手を振る姿のサラリーマンたち。

しかしパレードはなぜ銀座でやるんだ? せっかくだから、そういう時こそ貧乏なエリアに利益を落とすべきだ。荒川土手でやってくんないかなー。そしたら地元の甘いもの屋さんが、「オリンピックまんじゅう」とか売り出して儲かるだに!

一方のアイルランドでもこんな風にもりあがってます。いかん、泣ける! たった350万人しかいない小国で世界チャンピオンだぜ! すごいよ、ケイティー。よくやった。


Katie Taylor Olympic  Highlight Reel 投稿者 The100HandSlap




企画を考える、考える、考える

最近自転車を買った。自転車を買うのは今まですごく抵抗があった。というのも、私はあの歩道を我が物顔で突進してくるチャリが大嫌いだからだ。でも歩くために引っ越した、どの駅からも20分歩く不便な我が家だが、この暑さではとても歩く気になれず…  ウチの目のまえにバスは止まるし、バスも嫌いじゃないけど、あの急激な冷房が好きになれず… ついに。荒川土手の島忠で1万円だった。登録料いれて1万500円。ギアもついてないがとりあえず良しとしよう。

これで赤羽も北千住も池袋もチャリだな。ま、もっとも今までだって歩いて行ってたがな。

で、今日、外出のついでにやっと地元の名所、飛鳥山に行ってきた。博物館が3つもあるという飛鳥山だ。紫陽花の季節はとっくに終わっていたが、とりあえず博物館だけでも、ということで。

良かったのは最近公開されたという澁澤栄一の洋館。あそこでライブやりたいな〜っっ。そしたら澁澤ファンの大企業のお偉方がスポンサーとかになってくれんもんかね? 日曜日の午後イチだというのに博物館は閑散としていた。

そうなんだよ、博物館でも美術館でも寺でも、いまやどこでもちょっと気の利いた場所はコンサートを開催している。ぜひぜひ澁澤栄一の洋館でもやるべきだと思う。

北区/北とぴあルートで頼んでみるかとも思うが、北とぴあとしては古河庭園の方で結構やっているから難しいかもね。古河庭園は通常でレンタルすると、とてもじゃないけどものすごく高くて悠長にコンサートなんかやってらんないのだが、北とぴあが主催する国際音楽祭の時期だけは、北区を通じてリーズナブルに公演が作れる。でも、それも、あの国際音楽祭の時期(10月末とか)じゃないと借りられないのが辛いんだよな…

そして! 昨年一緒に来日したおかげで、マーティン&デニスとすっかり仲良しのヴェーセンですが、およばれしたアイルランドの洋館は天井が低かったようで…それとも彼等が成長した???  この週末マーティン主催の音楽フェスティバルがあるみたいです。いいな〜 見たいな〜 日本で一緒にやったあの曲,一緒にやるのかな〜

ヴェーセンですがここ2年ばかりスウェーデンを自転車で回るツアーをやっている。先日の来日時でも自転車専門店に行き、高いグッズをいろいろ購入していた彼等。自転車好きなので何か自転車に関するイベントを組んであげたいのだが、何かいいアイディアない? そういや昔共同通信が自転車博物館のビルの上にあった… あのビルは今どうなっているのだろう。

…と、まぁ、渋沢栄一の洋館をはじめ、毎日こういう企画を考えているのだ。企画は100本考えてだいたい実現するのは1本くらい。でもその駄目になる99本がないと、キメの1本も出てこない。だから考える。


さてジョン・スミスのチケット発売開始してます。ぜひこちらへどうぞ。



2012年8月17日金曜日

フィンランドのくらしとデザイン展@宇都宮美術館

宇都宮美術館へ行ってきました。もちろん「フィンランドのくらしとデザイン」展を観に行くためです。

宇都宮、思ったより近いですよ。特にウチからだと赤羽まで出て、そこから電車にのっちゃえば各駅でも90分ほど。

ただそこからバスに乗る(これがまた1時間に1本くらいしかない)のが辛いけど、20分ほどバスにゆられると、そこは大きな森!

綺麗! わざわざ行くかいがある! このあと「フィンランド〜」は静岡などに巡回するようだけど、いや、ホントこの宇都宮美術館で見てほしい!!と思ったのでした。



 あれなんだろーーー。
 絵の具でした!
 奥に見えるのがカフェ。建物の内部もなんだか北欧風の宇都宮美術館。
 カフェでランチもいただきました。

美術館の周りは緑がきれい! これなんか向こう側からミスターがハイジーーーーって駈けてきそうだ。(「水曜どうでしょう」ネタ。失礼)
 本当にムーミンが住んでそうな森! フィンランド展をやるのに、これほどぴったりな場所はないかもしれません。


帰りのバスをのんびり待つのも、また一興。フィンランドに行ったと思えば、こういうのも良いものです。

帰りは宇都宮餃子と思っていたのですが、ねらっていた店の前が長蛇の列であきらめました。餃子はまた日を改めて!





お土産グッズを買い込みました。ムーミン角砂糖。たしか200円くらい。ロバーツコーヒーも350円くらいだったかな。ハチミツは10本入って900円くらい。友達に配ったりするのに良いよね〜。
 ムーミン好きにはたまらないですよ〜
 このカレワラのデザイン原画が好きだった…おそらく1890年くらいのもの。鮮やかでした。

イッタラとかアラビアとか…
もちろんマリメッコも。














皆さんもぜひ宇都宮美術館へ。本当に素敵ですよ。8/26(日)までです。詳細はこちら。アクセス情報はここ。バスのタイムテーブルとかも掲載されています。

そうそう宇都宮美術館のコレクションにはマルグリットのこれもあるんですよ。綺麗な青空だった…。

2012年8月14日火曜日

ユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と行くアイルランド」Part 2

ユーミンのSUPER WOMANというシリーズでアイルランドが取り上げられた。しかも鶴岡先生ということで注目していた番組。アヌーナが出たPart1にひきつづきPart 2をうっかりして見逃してしまったのだけど、NHK ON DEMANDで見ることが出来た。内容がすごく良かったので、ここに忘れないように、まとめておく。鶴岡先生,本当に素晴らしい。

「ケルト」って本当に知れば知るほど「歴史」じゃなくて「哲学」「思想」なんだと思う。

ここで主に語られたのは「ケルトにおける女性性」「ケルトの母性」

アイルランドは5世紀にキリスト教がもたらせて、それがセントパトリックによって、土着の自然信仰とキリスト教がうまくブレンドされたという事なんだけど、女性の聖人もいたんだよね。

ケルトの十字架。丸い中に十字ある…あれは古来の信仰である太陽と、ラテン十字(いわゆる十字架)がブレンドされたもの。

アイルランドのキルデアという町にある聖ブリジットの大聖堂。聖ブリジットはセントパトリックとともに、ケルトの自然信仰を守りつつアイルランドにキリスト教を広めたとされる聖女。グレートマザーとも言われている。

「世界は永遠に再生する」これがケルトの信仰。

ここで鶴岡さん。「キリスト教とか近代って、やっぱり男性の力を全面に押し出して<
邁進して来た西洋>という描き方が世界史の中にあるわけだけど、本当はキリスト教という大宗教に取り込まれたのではなく、女性のグレート・マザー的な、慈母心的な力が、何万年と人類がそれを大事にしてきたものが、キリスト教によって改めて次のステージにおいて花ひらいたという事だと思う」

「女性性、形のない、しなやかな… 男か女かじゃなくて、男も女も一緒に回転し、そこから何か3つめの新しい別の要素が生まれいずる、という…。女だけが生む力ということではなく、男と女がいいバランスで回転して、そこにスーパーパワフルなものが生まれる。それがブリジットのメッセージ。それがケルトの三つどもえの模様である、と」

また二人はクレア地方にセント・ブリジットの泉を訪ねます。ここが洞窟なんだけど、アジアのようなチベットのような不思議な場所。聖人の銅像への着せかけ方とか日本の東北地方の「おしらさま」のよう、と説明する鶴岡さん。

「日本でも井戸とか泉とかおみくじとか、“聖なるものと結ぼれ”をつくりますよね」

ユーミン「ここに行くって決めた時、ここは目的地ではなく旅の途中なんだけど、そこに向かわせるプロセスに、すでに癒す力がある。そこに向かわせる自分が自分を治しているっていう…行こうと思った時からすでに癒しが始まっている」

「やっぱり意志の力って大事ですね」「自分が何かする。人が何かをしてくれるのではなくて」

鶴岡さんのまたもや名言。「自然っていうのは自然に生命が生まれるって考えているけど、やっぱり“生むものは意志を持って生む”んですよね」「生かすも殺すも意志なんですよね」「それがおそらく男性よりも女性の仕事だったりしてきた」

「太陽崇拝というのは日本にもあって、日本はそれが最終的に日の丸という形になった。信仰を目に見えるように形にしていくということにおいて、ケルト十字と日の丸はヨーロッパとアジアを結ぶユーラシア大陸の人類の太陽崇拝の2つのトップであると言っていいかもしれませんね」

「(SUPER WOMANとは)最初から超越した場所にいるということではなく、スーパーなところへ行くという意志を明確に持って邁進していこうという、Will(意志)だと思う。聖ブリジットも彼女の意志で慈母神、聖女になっていった。そしてみんなに聖なる泉とかキラキラ輝くものを届ける、という… やっぱり旅をし続けて行くのがSUPERなWOMANではないかと」

というわけで、「ケルトの母性」なるぬ「ケルトの父性」…違うな。この二人が表現するのは「ケルトの情熱」だ。ってなわけで、マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの公演をどうぞよろしく。



(注意:鶴岡先生とユーミンの番組上の発言は野崎が番組を見ながら書き起こししたものです。多少誤解があるかもしれません)

2012年8月13日月曜日

ジョン・スミス、再来日… うれしすぎる 3

数日前の「女もまぁまぁリサが好き」という投稿が女友達に評判良い(笑)

さて、先日リサとジョンのデュエット映像を載せたのだが、こっちのジョンとカーラの・ディロンのデュエット映像もおすすめなので、載せます〜。もうここに何度も紹介しているから毎日ブログ見てくれている人には耳ダコかもね! すみません。でもこのテイクすごく好きなんです。しかし、こうして見るとカーラってえらい小さいね!

カーラ・ディロンは北アイルランドの「超」田舎出身のシンガー。元々アイドルとして売り出したかった某プロデューサーにかこわれてキャリアの前半をそういう場所で過ごしたこともありますが、現在は独立し伝統音楽の世界で新しい旗手として頑張っています。
…っていう乱暴な説明でいいのかな。うるさ型の先生たちからクレームが出そうだけど(笑)。ウチは一度彼女をプロモ来日させたことがあった。CDは良く売れたし、私も続けたかったのだけど当時のマネジメントがウルサいところで続かなかった…というか、ちょうどRough Tradeが…あっ、言っちゃった(笑)…日本のオフィス立ち上げる前で今思えば微妙な時期だったのかも。



この曲よいでしょう? 私は大好き。いつかカーラとジョンを一緒によんで日本でこの曲が聞きたいな〜。

この曲は伝統曲で、もともとジョンのレパートリーだった。だけどカーラが気に入って,自分のDVDにジョンと一緒の演奏を収録したんだよね。あと確かEPも出したんだよね。そんなわけでジョンを最初に世間にきちんと世の中に出したのはカーラだと思う。(もちろんその前にジョン・マーティンとかの、ギタージジイどもがジョンを弟子にしていた、というのはあると思うのだけど)

まだ私がジョンのことを手がけるかどうか決定していなかった時、カーラにグラスゴーで会ったんで「ジョンのことはどう思う?」とマーケティングがてら聞いてみた。そしたらカーラはしっかりと迷うことなく「ジョンは素晴らしいギタリストで、素晴らしいシンガーで、頑張り屋だから貴方も絶対に気に入る」とはっきりと私に言ったね。あれは嬉しかったなー。でもそういう風に応援して上げることがカーラの先輩としての義務だとも思うんだよね。人の悪口とか、あいつは難しいとか、あんなんで売れるわけがないとか、簡単に言っちゃう奴は多いけど… カーラも大人になったなーと思ったね。前に会ったときは渋谷でただ単に買い物熱爆発させてる田舎出身の女子だと思ってたけど(笑)

一方、ジョンことをリサーチするにあたり、嬉しくも子供っぽい反応を見せてくれたのがエディ・リーダー。実は私はエディからはデクラン・オルークというアーティストをやれ、と口をすっぱくなるほど言われているのだ。だからジョンの名前を出したらエディはあからさまにイヤな顔をして「あんたはこのあたしの押すデクランをやらずにジョンをやるわけね」と言った表情をされた(笑) でもそれでもエディも言った。「そうね、ギターは最高にうまいわ。歌はみんなが言うほどでもないと思うけど」

ちなみにポール・ブレイディも、「ジョン・スミスをやるなら、なんでデクランをやらんのだ」と私に真剣に文句を言ってくる一人。この前の来日時にもまた言われた。うーん、悩むよ。そうね、私がデクラン・オルークをやれば喜ぶ人は多いだろうね。褒めてくれる人も多いだろう。でも売れないんだよ、デクランは… 私の力じゃ。でもデクランのファーストは死ぬほど死ぬほど死ぬほど聞いたなぁ。本当にいいアルバムだったなぁ。

デクラン・オルーク…シャロン・シャノンのレーベルから出したファーストが大ヒットして、いきなりアイルランドのスーパースターになった。私もさんざん売り込まれていたし、どうしようかなーと思ってたら、V2レコード(当時)に取られちゃって、デクランは1年くらいV2とワールドワイド契約していた。でも結局V2では飼い殺しみたいになっちゃって何も起こらなかった。契約は解除されて、またフリーになったデクランは、アルバムを出し、ライブ活動を続けている。ギターも歌も最高にうまい。ライヴもものすごく良かった。いつだったか、ポールの公演を見にイギリスにいったら前座がデクランだった。CD売るのを手伝ってあげた。懐かしいなぁ。デクランは背も高くてかっこいいんだ。性格も落ち着いてて素敵で。



と,まぁ,こんな風にきっと売れないけど、紹介したアーティストは沢山いるんだよ。たとえばだけど「THE MUSIC PLANT 応援クラブ」みたいなクラブ組織作って、メンバー1人5万くらい出して(私も含む)、20名くらいのお客でアーティストを呼んじゃうみたいなのが出来ないかなーとか思っている。やりたい人いますかね?(シーン)

御大テレビに登場。Paul Brady on RTE with Miriam

先日ポール先生の出演したTVがRTEのサイトで見れるようになりました。素晴らしい。こんなのがネットで放送日からすぐ、海外でも見られるなんて嬉しいですねー。

今朝は起きてみれば、オリンピックの閉会式のNHKの解説がうんぬん言う音楽関係者でTwitterおよびFBのタイムラインが大荒れ。私は閉会式がNHKの全国放送で流れるだけすごいと思いますけどねー。日本人が出ていないという理由だけで、こういうのが放送されない日も近いような気もしています。(放送権料が高いわりに数字が取れない、とか?)

解説が嫌いな人は海外のサイトで見るとか方法があるような気もしますが、どうなんでしょう。システムがよくわかってません。私はTVを捨てて大分たちますが、iMacで見ていたとしても受信料はちゃんと支払っているので(NHKはいろんな意味で応援したいんです。災害のときの経験などから)文句を言う権利もあるとは思うのだけど、でも自分がよくわからない番組に文句は言いたくないですね。みんなそれぞれ言いたいことはあるんでしょうが、内容は直前まで極秘なんだろうし資料もなしで解説するのは大変なんじゃないでしょうかね。もっともこういう番組だったら英国文化のエキスパート、ピーター・バラカンさんとかそういう人に頼めばいいのに、というのも考えましたが、ピーターさんこそ「最近のよく知らないアーティストが出て来たときにきちんと解説できない」という理由で、こういう役回りを断る可能性大ですよね(笑) 

いずれにしても、私の友人たちを始めとしていわゆる洋楽ファンがいかにマイナーな存在か噛み締める結果となりましたな。ちなみに私なんぞは、もう見ても、よく内容も分かりませんから最初から見ません。往年のバンドがじじいになったのも別に見たくないし。でもレイ・デイヴィスが出て、アイルランド人の親友とも言っていいビル・シャンリーがたくさん映ったらしいというのを聞いたときは嬉しかった。ちなみにそれも自分は見逃してしまい、今朝FBのウォールを見て知りました。けなげなアイルランド人、みんなTVの画面を写真にとってビル、ビルと盛り上がっております(爆笑) ビルはメアリー・ブラックやポール・ブレイディのバンドで活躍する素晴らしいギタリスト。先日はギルバート・オサリヴァンのバンドでも来日してました。

ま、何はともあれ、私にとってはオリンピックよりも自分のアーティストですわ。なんか英国トラッド的なアーティストが出演しているならともかく、そもそもあんまり自分に関係ないもんね… で、RTEのプレイヤーで見た御大、とっても元気です。番組はここで9/1まで見れます。26:20くらいに登場しますよ。曲は「Hawana Way」ボニー・レイットと訪ねたキューバのことを歌った歌。

リリースした「アンソロジー」のCDのプロモーションらしく、その話題になったのですが「これはあなたの好きな曲を集めたの?」という司会者にポールは「アイランドとか、クレイジー・ドリームスとか、ドニゴールとか、いろいろ言う人はいるけど僕は過去にたくさんアルバムをリリースし15枚のアルバムを何十年の期間に発表していて150曲くらいレパートリーがある。だから自分のお気に入りの曲を集めたんだ。それらはあまり知られた曲じゃないかもしれないけど」

でも「アイランドなんかはもう何度聞いても素晴らしいと思うわ」という司会者に「こんなにポピュラーになるとは思わなかった。フェアに言うとあれを有名にしたのはドロレス・ケーンのヴァージョンさ」なんて言っちゃうところが、ホントにポールっていいですね。(しかしそのドロレスは今,何をしていることやら)

あとアンディの70歳のバースディギグのこととか話題になっています。昔よりも大分リラックスしたんじゃない?と司会者に言われて「昔みたいに人がどう思うか気にしたり、お客さんを集めないと、みたいなことからは卒業したさ。僕には聞きに来てくれるお客さんがいて本当にラッキーだったと思う。今、音楽ビジネスは本当に大変な時期を迎えている。若くて新しく出て行こうとするアーティストにとっては大変な時代だろう。僕は今はおおきなツアーやったりしなくていいし、好きな企画が来たらそれをやったり、ナッシュビルに行って曲を書いたり、家族と楽しくすごしたり、そんな感じだ」「オリンピックの開会式を見ても音楽にたいする価値観についていろいろ言う人がいると思う。無料にすべきか、そうじゃないとか…でもあの開会式をみていると過去40年の英国のアイデンティティのほとんどは、素晴らしい音楽を通じて表現されてきたって事なんだよ」

さてこの番組チェックがてら久々にRTEのプレイヤーを見ていたらこんなものを見つけました。前回はこのポール先生やメアリー・ブラック、イメルダ・メイなどが出演した「ONE NIGHT ONLY」ですが新シリーズが始まったようです。シネイド・オコナーの回。素晴らしいので要チェック。素晴らしいパフォーマンスですね。彼女は本物のアーティストだと思う。8/24まで見られるようです。それにしてもいい時代になったなー。なお以降、同シリーズではシャロン・シャノンも予定されているようですよ。お楽しみに! 

2012年8月11日土曜日

男はみんなリサに惚れる、女もまぁまぁリサが好き

さて今回ジョンと一緒に来日するリサ・ハニガンですが(あ、逆か)、いや、もうアイルランドではおそらく間違いなくNo1に人気のある女性アーティストです。

彼女はまずダミアン・ライスの彼女という立場で世の中に登場しました。これなんか、ステージに座っちゃってたりして(笑)マイペース、不思議ちゃんぶりが伺えます。でもホントにいいですよね。

Other Voices


この名曲もリサの声がなくてはありえない。
Volcano


映画のエンディングに流れたんだっけ、これ… とにかく大ヒットでした。
The Blower's Daughter


私が一番好きなのは、これ。泣ける! ここでもダミアン本人の声もすごいけど、リサの歌声もすごいことが分かります。うまかぁないんだけど、ものすごい説得力。こういう女が一番強いんだよな…(笑)

Unplayed Piano


でも二人は突然破局! そしてリサはソロアーティストとして立ち上がるわけですが、最初はそんなに野心もなかったらしい(とか言っている女が一番ずうずうしいんだよな/笑)。でもこのアルバムはアイルランドで本当に空前の大ヒットとなります。

私はアイルランドから雑誌を取ったりアイルランドのTV見たりというのを日常的にやっているのですが、印象としては下手すりゃ「O」より話題になってた感はあります。これなんかホントいいよね〜っっ!

I don't know


その後、リサを初めて生で見たのがCeltic Connections。この前もブログに書いた、ジョンと出会ったグラスゴーの数週間におよぶケルト音楽のフエスティバル。そこでニック・ドレイクのトリビュート・コンサートがあったんですよ。Celtic Connectionsは忙しいフェスで毎晩コンサートが何本もあるんだけど、その日ニック・ドレイクのトリビュートを選んだのは、そこにロビン・ヒッチコックが出てたから。ロビンはあいかわらずで、もちろんすごく良かったけど、リサも実はものすごく良かった。リサ、上手かないんですよ。歌が上手いとか楽器が上手いとか全然そういうんじゃないんだけど、すごく説得力がある。この日はホントにリサが一番良かったかも。反対に一緒にでてたヴァシュティ・バニヤンには私は大ブーイング。ステージにあがって歌いなおしとかしてる人、はじめてみた。彼女も大スターの男どもにプッシュされて出て来た、いわゆる実力のない可愛コちゃんだったよね。そのあと、来日もして話題になってたみたいだけどーさー(笑)

よく思い出してみれば(私も記憶があやふや)ジョンと会ったのも同じ夜だったんじゃないかと思う。ジョンとそのお友達は「なんだ、あのロビン・ヒッチコックってやつは、気味の悪いやっちゃなー(と、このようにロビンはイギリスでは人気があまりない)。なんであいつが出れてジョンがニック・ドレイクのトリビュートに出れないんだ」と言って怒っていた(爆) ブーは「でもヨーコはファンなんだよね」なんてフォローしてくれたけどさ。私は心の中で大笑いしていた。(と、このように初対面のジョンの印象は決して良いものではない)

話をライヴに戻すと、そんな風に私は実力の伴わない、異性にはもてるんだが、いわゆる意味のない女っつーのが大嫌いなわけなのだが、リサのパフォーマンスにはマジで感動した。実際ステージでもリサは歓声も一番大きく、特にハーモニウムの弾き語りで歌ったこれは圧巻だった。映像からも伝わってくるでしょ?



そのあと、リサに直接会ったのはジョン・スミスのダブリンでのコンサートだった。ジョンはまだまだ無名で公演はWhelansの小さい方の部屋。一杯だったけど、せいぜいお客は40人くらいじゃないかしら。リサもお客さんとして来ていた。可愛くてすらっとしているから、なんだかすごく目立っていた。終わったあとジョンのマネージャーが紹介してくれたりした。それにしてもリサ、別に美人じゃないけど、なんだか可愛いんだよねー。(で、この翌朝、アイスランドの火山が噴火して私は帰国できなくなった)

そのあとリサの新譜が出るということで、注目していたら、こんな映像が飛び出してきた。

Knots


MUSIC VIDEOって、だいたい頭20秒で飽きるんだけど、これはすごいよね。「どうなっちゃうんだろ」ってなわけで、とりあえず最後まで見せる力がある。「じゃ、もう1テイクいくかー」なんていうエンディングも笑える。そう、これは一発勝負のすごい映像だ。ちなみにジョンとリサのマネジメントは一緒のオフィスなのだが、あそこは頭がいいんだわ。もともとデイヴット・グレイ(あぁ、デイヴィット・グレイ…私は大ファン!!)のインディーアルバムを死ぬほど死ぬほど死ぬほど売って大ヒットさせたチームだ。今はデイヴィットに加え、ダミアン・ライス、そしてリサ、ジョンをマネジメントしている。

そうこうしているうちにジョンのマネージャーからメールが来てジョンがリサのバンドに入った、というのを聞いた。うん、これはジョンにとってもいい事だと思う。がんばれ、ジョン!!(って結局そこなんだけどね、私の場合)

二人のラブラブ・デュエットをお聞きくださ〜い〜



そんなわけでリサ・ハニガン、ぜひ「O」のファンもチェキラしてほしい。ジョン・ヘンリーとリサのツアーはここ。今日から先行予約始まっています! そしてジョン・スミスのソロ公演はこちら。といっても、日程的にリサも東京にいる日だし、ライブに遊びに来てくれないかな、と期待したりして(笑)

2012年8月10日金曜日

ジョン・スミス、再来日… うれしすぎる 2

白寿ホールのさんのブログを見たら、こんな連載が。ピーター・バラカン特別講義「英国ポップの中のギター」 特に我々英国フォークファン必読はこの項、「新しいフォーク・ミュージックの開拓」

そこで紹介されてる巨匠デイヴィ・グレアム…今度来日するジョンの師匠。あのサイモン&ガーファンクルで有名な「アンジー」の作者ですよ。



デイヴィの弟子のジョンはまさに英国フォークのギターの伝統を現在に伝える、すごい存在なのです!! デイヴィが亡くなる前の最後のツアーのオープニングおよびギター持ちはジョンでした。デイヴィは若くて才能のあるジョンにバトンを渡した、と言って良いでしょう。

この聴き比べ…以前にも何度か紹介してますが… まずは師匠の名演、英国トラッドの「Seven Gypsies」をお聴きください。フルアルバムがここに上がっていますが、14:24くらいが「Seven Gypsies」です。



そして、こちらがジョンの「Seven Gypsies」



いいでしょ! 

ジョン・スミス来日公演は10/15(月)代官山 晴れたら空に豆まいてにて。詳細はここ

アイルランド、おめでとう。なでしこ、ありがとう。


最初まったく知らなかったのだけど、アイルランド人がたくさんいるFacebookのウォールを見ていりゃ自然とそうなるよね。ってなわけで、昨晩は珍しくTVをつけてオリンピックをチェック!! アイルランドの女性ボクサー、ケイティ・テイラーが金メダルをかけて戦うのだ。彼女のことはまったく知らなかった。でもあまりに友人たちがケイティ、ケイティとかさわぐので、これは見なくちゃと思った。が、よくわからないのだけど日本のTVって日本の試合しか放送しないんだ??? これじゃダメだとRTEのサイトに移動しアイルランド人の解説のもと生で見た。いい時代になったなー。ケイティ・テイラーとロシアの金メダルをかけた最終決戦。

試合が始まったら画面が重くなっちゃって、何度も固まるし、ほとんど見ることが出来なかったのだけど、最初はあやうかったけど持ち直したケイティは見事な勝利を収めた。いや〜アイルランド中が湧いた、湧いた。

なにせアイルランドの金メダルは96年から実に16年ぶり。そりゃー盛り上がるよね。もっともケイティは今まで何度も世界チャンピオンになっていたらしいので、当然といったら当然の勝利なんだけど、いや〜プレッシャーももろともせず頑張りました。

お父さんがアマチュアのボクサーだったらしく彼女のトレーナーなわけなんだけど、ケイティはこの大きなプレッシャーをプレッシャーとは思っていない。例えば朝起きて、食べるものがなかったら、僕らはそれをプレッシャーと感じるけど、試合自体は仕事だし、これは好きでやっていることだから、と発言していた。うーん、いいよ、お父さん。それになんかアイルランドは、もう解説陣の言うこともいい。訛りからして、Iをオイといったり、キャリアをコリアと言ったり… うーん、こういうしゃべり方が自然にできるようになりたいなー。最初から「もう自分の試合よりナーバスになってる」と震える引退した選手のおじさん。「絶対に勝てる。大丈夫。ケイティはすべてを持っている。精神力、フットワーク、パンチ力、すべてを備えた選手だ」と励ます別の解説者。いやいや、ホント盛り上がった。そして,彼女が勝ったら、ウチのFacebookの壁はもうケイティ一色でした。

アイルランドって、そもそもボクシングが強い傾向にあるんだって。アイルランドは過去は23コメダルを取ってますが、そのうち12コがボクシングだとか。そういや「静かなる男」の主人公や「遥かなる大地へ」で、トム・クルーズがやってたのもボクシング? そのヘンは(さすが!)ナオコガイドさんのブログが詳しいのでそちらをご参考ください。

一方、同じく小国フィンランド(笑)は「人口比でのメダルNo1」ということで、超少数精鋭がわが国のポリシーです、ってフィンたんのつぶやきが今朝載ってました。いや、実際、それはホントそうだよね。だから教育に力をいれるわけで。

それにしてもアイルランドおめでとう。なでしこは負けちゃったようだけど、良い試合だったみたいですね。こちらもおつかれ様。ありがとう!

こちらはキーラのブライアン(ベース)の別バンドPreachers Sonが紹介してたお友達バンドのPV。ケイティが出てるんだよ。かっこいい〜



2012年8月9日木曜日

ジョン・スミス、再来日… うれしすぎる 1

Hillstoneの石坂くんから連絡があってジョンがジョー・ヘンリーと来日することが決まったと聞いてとても嬉しかった。石坂くんとは彼が前職だった時から何度か仕事を一緒しているのだけど、一緒に仕事するのは久しぶりだったし、とにかくジョンが、ジョンが、わたしのジョンが(笑)、あのジョー・ヘンリー先生と来日なんて何て名誉だ!と思った。さすが私は見る目がある(そこかっっ!?)

良い音楽をやっていれば、必ず次につながるよね。ホントに嬉しい。

私とジョンの出会いはここにも書いたけど、またここに同じようなことをかくと、きっかけはフェスティバル中に滞在していたグラスゴーのホテルのバーでブー・ヒュワディーンに紹介された事。ジョンは自分のベーシストと二人で私たちと同じホテルに泊まっていて、ウチらが飲んでいるところに二人はプラッとやってきたのだった。本当に偶然に。ブーはジョンを紹介して「こんなにすごい奴はいないから、絶対にやった方がいい」と私に薦めてくれた。私は「ダメダメ。もうウチは新しいアーティストは出来ない。事業がつぶれちゃうよ」とはっきりと言った。「もう新しいアーティストはやらないんだ、ごめんね」と。ジョンは「日本に行きたいんだ、憧れの国だ」とか言ってた。まぁ、それは、よくある社交辞令的挨拶なので右から左だ。今思いだしてもそのときの私の態度はひどかったと思うわ。でもなんかこう無責任にいい顔をしたくないんだよ。もうなんかそういうゲームみたいなのは嫌なんだ。お互い本音でいこうよ、と。だから私は絶対に自分が責任を持てない事にいい顔はしない。日本人のビジネスマンはよく、会った時だけニコニコ、でもオファーのメールに返事をよこさない、ってよく聞くけど、私は違うんだよ、と。

だからジョンがくれるといったサンプル盤も受け取らなかった。サンプルもらって喜ぶ人は多いが、私は嫌いだ。だってもらっても何もできないもの。だからジョンには「分かった、分かった、大丈夫。必ず買うから大丈夫」と言って、何も受け取らないでバイバイした。

フェスティバルで,2週間以上グラスゴーの同じホテルにいた私は、すぐにアマゾンUKでホテルにそのCDをデリバリーしてもらった。約束は守りたかったから。で、そのアルバムを聞いてぶっ飛んでしまった。これは本当に素晴らしい。ジェイソン・ボスホフのアイディアでアメリカ南部を旅をしながら収録されたこのアルバムは、くすんで乾いた空気と、英国人の死生観がまざった不思議な魅力に溢れていた。今でも1曲目の「Invisible Boy」を聞いたときの衝撃は忘れない。

「僕は友達に見守られながら、死ぬんだと思った」と始まるこの歌は、ジョンの強烈な臨死体験を歌っている。(チケットを発売する18日まで、このシリーズ続きます。ジョン・スミス来日情報はここ

パワフル女子会

本日は某国大使館のパーティにお呼ばれしていった。こんな仕事をしていると、そういう名誉に預かることは多くあるのだが、今日スペシャルだったのは、それがサウナ付きで(とか書くと、どの国だかバレるが)、しかも女子会だったことだ! 大使館のパーティは有り難いし名誉なことだと思うが、だいたいいつも人数が多すぎて、名刺交換しても全然意味ないし、チラシまいても誰もチケット買ってくれなし、まったくもって意味のないことが多い(失礼)。

でもこの国の大使館さんは、本当に私のことを買ってくださっているようで、時々こういった10名以下の親密なパーティに呼んでもらえる。本当にありがたいことだ。この国の文化に貢献できて嬉しいと思う。

こういってはなんだが、外国が好きで、外国に行ってしまう人や外国かぶれの人は多いのだが、両国の文化の架け橋になれる人は本当に少ない。そんな中、参加されていた元気な女性の皆さん,本当に素晴らしい仕事をされている方ばかりで刺激になった。

でもって、女子会ということもあって、フィンランドの男性は、女性は、日本の男性は、女性は、みたいな話題になった。そうね、だいたい概してフィンランドは羨ましいわよね。でも私は有り難いことにあまり女性だから損をしたと思ったことはない。ずっと男性と同じ職業に就いて来たから? 一度28歳くらいの時、派遣のバイトで行った事務所で「お茶をいれてください」と言われて困惑したことがあるが、そのくらい恵まれて来た。コピーとってくれ、とか職場で言われたことすらない。加えて鈍感な性格も幸いしたか、いやな思いもせず本当に恵まれていたなと思う。ましてや15、6年前に独立してからは、すべて自分物差し。だから迷いもないし、人を羨ましいと思ったことがない。そりゃー、もう少し儲かればいいなと思うけど、この職業についているとお金のせいで不幸になった人もたくさん見ているからね。自分はもうこれ以上にはならなくていいよ。もうずっとこのペースで続けてさえいければ最高、と心から思う。

帰宅がてら、地下鉄でまた勝間和代さんの「断る力」を読んでいたのだけど、そこに書いてあった。人と比較したりするから行けないんだ。自分の中の軸を持て,と。いいねぇ〜。そうだね、そこが幸せのコツだね。自分でも身の程ってのをわきまえているつもりでもいるし。これ以上ビジネスが大きくなったら、きっと何か他の大事なものを失うんだろう。

それにしてもプロデューサーとかやってると、ホントにどうなのかな、と思うことが多い。自分は不安だし、ホント、ピーピーなのに、ファイナンスの件はもとよりすべてが自分にのしかかってくる。関わった人、すべてを幸せにするのはプロデューサーたる者の責務だ。先日久々に話した某社の女性社長も「みんな悩みだらけだね」と言っていた。ホントそうだ。みんな、あっちもこっちも楽しそうに見えて、みんな大変なのだ。そうやってみんな健気に生きているのだ。でもって、仕事をしていると「ズルいよな、この人」って思う人に時々出くわす。でもそんなのにイライラしてたら、いつまでたっても始まらない。自分だって多くの人に迷惑をかけているんだし、と思う。でもって音楽業界はやくざな世界だから、そいいうズルい人たちも、ヒットとか出せちゃうんだろうか、って思う。真面目にやっているからってヒットにならないのが、この仕事のエグいところだ。

まぁ、でも自分の信じる道を行くしかないのかな。

と、また迷いが自分の心の中に浮き上がってきたときに、このことを忘れないように、今日のブログに書いておく(笑)

ところで今日、髪の毛を切った。後ろはすっかり短く刈り上げ状態で、前髪もなんだか子供っぽい気がするが、もう私は髪の毛は信頼している美容師さんに任せることにした。いつもあまり指示しないで彼のいいようにしてくれ、と言っている。服も私は自分で買った服よりも、人からもらった服の方が似合っていて素敵に見えることが多いんだわ。

2012年8月8日水曜日

「スナックゆかり」に行った!

こういう仕事をしているから、さぞお酒は強いだろうと思われているが、実はあんまり飲めない私は、飲み歩きというのはしない。でも今日は赤羽で焼肉を食べる女子会だったので、まずは肉を食べた、食べた。ホントによく食べた。そして最後はこの店へ…

ご存知の方はいらっしゃいますか? そう、マシューズ・ベストヒットTVで有名な、あの「スナックゆかり」。実在するんだ! 感激!

帰宅してみれば、たくさんのメールにまじって、ヴェーセンからメールが。ヴェーセンはいつものヴェーセンで、本当にホッとしてしまう。

いろいろあるけど、ほんとにウチのアーティストはみんな宝物。このままずっとこの仕事を続けていきたいと思った。今日は午前中に今まで半年以上あっためてた企画が流れて、ホント悲しすぎたのだけど、やっぱり自分のバンドたちと一緒にずっと仕事ができるのはいいな、と思った。うん、がんばろー!

2012年8月6日月曜日

ジョン・スミス 再来日決定!

嬉しい! ジョー・ヘイリー&リサ・ハニガンの来日が決定しました! 日程などは、こちらでどうぞ〜

そして当然ここのところ、ずっとリサのバックをやっている我らがジョン・スミスも一緒に来日しますよ。

単独公演は10/15(月)代官山「晴れたら空に豆まいて」です! 詳細はまたのちほど。

ジョンがやってくる〜 嬉しすぎる〜。それにしても、世界のジョー・ヘンリーと一緒に来日なんて、ジョンったらすごい出世や。やっぱ私、アーティスト見つける目があるなー(自画自賛)



Once upon a time.....



そして実は10月に来日するのはジョンだけじゃないんだよね…。なんとミュリエルも。こちらはコットンクラブにて、マーティン・テイラーと。詳細はここ

2012年8月5日日曜日

マーティン&デニス松江公演

マーティンとデニスですが、なんと松江に行きます。松江はアイルランドにとっては縁が深い場所。

あの小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)のゆかりの土地なのです。ハーンは1850年にギリシャで生まれ、アイルランドで育ちました。1890年に来日し英語教師として松江に勤務。「耳なし芳一」など多くの名作を発表しています。

そのハーンにゆかりのふかい洞光寺で、マーティンとデニスのコンサートは行われます。主催を引き受けてくれたのは、山陰日本アイルランド協会さん。洞光寺はハーンのお気に入りの寺だったようで、著作にもたびたび登場します。また自分の生徒の葬儀が行われたお寺だったり、ここの鐘の音をとても愛したとも言われています。

で、この公演のチケットの発売日がやっと決定しました。9/1。皆さんも、これを機会にぜひぜひ松江を旅してみませんか? ちなみに松江にはハーンの記念館があって、これまたとっても素敵。詳細はここ

公演については、主に地元で販売されるのですが、ウチでもチケットを数枚ほど預かることになったので、ウチのホームページからもチケットはご購入いただけることになります。こちらも9/1より。

時々、ウチのCD即売テーブルにいてお客さんとよく話をしているらしいスタッフ柴犬( @gwenshiba)の話によると、結構ウチのお客さんは文化度が高く(っていうか、こういう公演に来られるくらいだから、やっぱりマニアックですよね!)地方から東京の会場に来られるお客さんの中にはウチのコンサート見に来るついでに博物館や美術館周りや、東京の美味しいもの食べたりして、ちょっとした旅行がてらご来場になるお客さんがいらしゃるのだそう。いいなぁ! そういうライフスタイル。

私も旅にでたい… 明日はアポが1つもないから、西新井の温泉でも行くか(ウチからバスで20分だけどさ。入場料1,000円だし)。

写真って何て素晴らしいんだろう!

本日「思い出サルベージ」の東京報告会に行ってきました。被災した写真を洗って綺麗にして持ち主に戻すというプロジェクトを進めている皆さん。いや、本当にすばらしかった。

「思い出サルベージアルバム」についてはこちらの映像を。





それにしても柴田先生を始めとして、皆さんボランティアどころか交通費から何から大変な持ち出しで参加されている。偉い…というかホントに大変だと思う。

写真は誕生日が近いという柴田先生のお祝いのケーキ(笑)


スタッフの皆さんは、カメラや写真関係の方が多く,皆さん「自分のために」やっていると発言されていた。

そして山元町の皆さんも「ありがとう」、チームの皆さんも「ありがとう」お互いに「ありがとう」って言い合ってたのが感動的だった。


写真が持ち主に戻った時に、本当に心から喜んでもらえる。そこに写真の力を見いだす。「写真の意味って何かな」ってみんな考える。そして「写真って素晴らしいね」と確信する。それが欲しくて皆さん、がんばっている。自分の写真にたいする愛情を確認したくて、参加している。

これ分かるんだー。震災後、音楽って何の意味があるんだろう、って考えた者にとっては。写真って何の意味があるんだろう、ってカメラマンの人たちは考えたんだろうね。だから分かる。ここに参加している皆さんの気持ちが分かる。

最近は仮設住宅をまわって写真を見つけてもらうプロジェクトも始められたようです。ここに写っている嬉しそうな皆さんの表情が素敵です。こちら。ここでも写真がいいよね〜。プロの人たちが撮っているからかなー。写真って素敵。思い出って素敵。

「思い出サルベージ」のちょっと前の様子が見れる津田大介東北取材ドキュメンタリー映画のDVDはこちら。たった1000円で経費をのぞいたすべては取材先に還元されます。

2012年8月2日木曜日

地球交響曲展@ATELIER MUJI

先日もちらっと告知しましたが「地球交響曲(ガイヤシンフォニー)」が無印良品有楽町にあるATELIER MUJIで、無料でご覧いただけるようです。

特にケルト音楽ファンには鶴岡真弓さんとエンヤの出演する1番が必見! イベントの詳細はここ。上映スケジュールはこちら。

1992年作品。20年前!

素敵なヤエル・ナイムさん、金曜日にも公演あり。

実はここ数日、プランクトンさんのスタッフとしてヤエル・ナイムさんのお手伝いをしておりました。いや〜彼女,素晴らしいですね。私にとっては実は初めてのフランス人とのツアー(っていっても、たった3日間だけだったけど)。男の子たちも優しく、ホントに楽しかった。なにせ5ケ月自分のツアーがないので、この雰囲気、この感じ。やっぱりツアーは楽しい。

それにしても彼女のライブは素晴らしく、オープンで、パワフルで、あったかいものでした。

なんか私の認識だと彼女ってスティーブ・ジョブズに曲が拾われCMに使われて、いきなり知名度があがったラッキーガールって感覚だったのだけど、いやいやどうして…ホントにライブは素晴らしいですよ。写真は楽屋に届いていたお花… うーん,素敵!

ツアーの様子はこちら

金曜日にもまだ原宿で公演があります! 行ける人は行った方がいいですよ。詳細はここ