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2012年10月31日水曜日

マーティン・ヘイズの哲学 9

「プロのミュージシャンとして、伝統音楽の価値とは何かしっかり捉えている必要がある。僕はエリアごとの違いについては興味がないが、精神的なものにはとても深い興味があるんだ。音楽において、自分の立場がどういものなのか、いつも合理的に説明しようと試みてきた。それは、どうして僕はこんなことをしているのだろうという疑問でもある。そんな疑問は、もしかしたら間違った事かもしれない。だが、演奏する演奏家として僕が提供できるのは、僕が演奏している時、その場に一緒にいる人々の心を元気づけることだと信じているから」

「僕には長期的な計画などまるでない。僕はアイルランド音楽を革新的な方向に変えようとか、そんなことはまったく考えていない。僕が演奏するときに、僕ができることは、その特別な時間に一緒にいる人々との音楽の経験を深めることだ。僕はこの音楽を誇りに思っているし、この音楽が持っている力やクオリティを信じている。これは絶対に人々から壁をとりのぞくものだと知っている。僕が子供のころ一緒に育ってきた概念において、この音楽は一部の人にしか理解されないと考えられていた。が、それはもう間違っていると分かったんだ」

「何かが音楽において欠けている事があるとしたら、それは思想の伝達であり、演奏における基準であり、良いか悪いか判断する、そしてどうあるべきか判断する基準なのだと思う。以前“弓と禅”(Zen and the art of Archery by Eugen Herrigel)という本を読んだ。多くにおいて音楽は世界共通の感覚を反映している。演奏という行動に結びてついているのは、いかに演奏者が本当に自分のすべてを投入して、そこに関わっているかということなのだ。こういった考え方は僕にとってとても重要なんだ。僕の演奏が提供する何かが、人々の心に届くということはとても重要な事なのだ」



<マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル来日公演>
11/3(土)トッパンホール with 田辺冽山 当日券あり! 18:30開演
11/5(月)小諸高原美術館 白鳥映雪館 18:30開演
11/6(火)名古屋 秀葉院 当日券あり! 19:00開演
11/8(木)京都 永運院 当日券あり!  19:00開演
11/10(土)松江 洞光寺  18:30開演
小諸、松江公演の当日券についてはお問い合わせください。

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11/3の公演にご来場の皆さん全員に紅茶をプレゼント

チケットは現在「お取置き」で受け付けております。お名前、ご希望の公演、枚数、電話番号をご連絡ください。折り返しご案内をお送りいたします。




2012年10月30日火曜日

マーティン・ヘイズの哲学 8

「アイルランドに住んでいると、そういう事がはっきりと見えないかもしれない。でもシアトルに住んでいれば、伝統音楽についてのこういった問題が、いかに閉鎖的なもので、かつ、僕が時々呼ぶように“文化的ナショナリズム”によるものか分かる。それは混乱しがちだし、それでもある意味、伝統音楽が明確に提案しているのは、僕らのアイデンティティであるだろう。が、別の意味においては、とにかく純粋に音楽なのだという事だ。だかこそ、国民的なアイデンティティが、創造的な音楽の表現の力には、相容れないことも出てくるのだと思う」

「僕は純粋に音楽のことだけを考えたいと思う。今、僕たちアイルランド人のアイデンティティは多様なものだと世界的に認められている。もちろん僕らの音楽が僕らの国民的精神のよりどころ、もしくは僕らの過去を反映していないとは言っていないよ。しかしながら、僕が思うに僕らはまるで音楽を手におえないティーンエイジャーみたいに扱っているように見えるのさ。伝統が何かというものの統計的な概念に無理にはりつけて、わざと独立を与えようとしないようにしている。まるで独立前のティーンエイジャーの連中を拘束するかのように」

「たしかにそこに恐れはある。たしかにアイルランドという国はこの音楽を作ってきた。育てても来た。そして今や伝統音楽のリバイバルまで実現させた。しかし今や僕らはこれらの音楽を作った文化的な背景すら持っていないわけだ。周りの環境はこの音楽が出来た当時とだいぶ変わってしまった」

「世界中のワークショップで教えて来たが、エニスの人々もピザを頼んでCNNを見る事が出来ると生徒たちに説明するのは辛い。実際これら海外の生徒たちは最新の録音を手にいれ、インターネットでチャットをし、雑誌を定期購読し、夏になるとウィリー・クランシーのサマースクールに毎年参加する。彼らはクレアにいる演奏者と同様によく情報を手に入れ、気持ちもとても彼の地に結びついていると言えるだろう。統計的なデータは何もないのだが、おそらくアメリカ、英国本土、オーストラリア、カナダ、日本など世界中に散らばる伝統音楽のミュージシャンは、アイルランド国内にいるよりも多いのではないかと感じている」

「僕は時々、アメリカのジャズ音楽の発展と伝統音楽を学ぶことを結びつけて考えている。アイルランド音楽も似たような道をたどっているように思える。単に向こうが数十年早かった、というだけで…」

「例えばメインストリームのメディアはジャズを知的に不十分な音楽として扱っていた時期があった。でも今ではそれはとても広い範囲の人に受け入れられている。今、多くの音楽学校にはジャズが学べるコースがある」

「そこで問題なのは多くの演奏においては、表現の深さが欠けている、ということなのだ。ジョン・コルトレーンみたいに演奏できる人もいるかもしれない。が、そういった人たちでさえコルトレーンが巡った旅路を巡った人はいないだろう。だから結局同じようには聞こえない。最近のアイルランド音楽のバンドがボシーバンドと同じように聞こえないのはそんな理由からさ。今日のステージに、キョールトリ・クーランを上げたとしよう。それは当時と同じようにに素晴らしい響きはしないだろう。なぜならそれらは新しい地平を超えていないからだ」

「音楽の発展を本当に理解したいのならば、彼らの創造の最後にあるプロダクトではなく、その過程にある洞察力のある魂と、創造的な想像力を手に入れないといけない。コルトレーンやオ・リアダに匹敵する創造的な想像力だ」

「彼らの制作物から得られる結末を描くよりも、芸術家として、彼らが彼らの前には存在していなかった道をどう歩んだのかを理解する事の方がずっと大事だと僕は考える」

下に貼付けた音楽はマーティンたちの超名盤「The Lonesome Touch」より、デニス作曲の名曲。コンサートでは絶対にやらないんだけど、大好きな曲の一つ。それにしてもすごいアルバムなんだよ、「The Lonesome Touch」は。会場で販売します!


<マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル来日公演>
11/3(土)トッパンホール with 田辺冽山 当日券あり 18:30開演
11/5(月)小諸高原美術館 白鳥映雪館 18:30開演
11/6(火)名古屋 秀葉院 当日券あり 19:00開演
11/8(木)京都 永運院 当日券あり  19:00開演
11/10(土)松江 洞光寺  18:30開演
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2012年10月29日月曜日

映画「危険なメソッド」見てきました



あちこちで広告されているので面白そう!と思って見に行ったけど、なんのことはない普通の映画でした。俳優陣は良い仕事してたけど(特に「私を離さないで」にも出てた彼女は素晴らしかった)、なんというか台詞は平凡で後に残るものがなく、展開も普通で結局何も起こらず…みたいな感じ。これだったら、数日前にみた「思秋期」の方が俄然パワフルな映画だったなー。あっちの方が見応えがあるし、あれをネタに友達とも語りたくなる。

そもそもユングとフロイト、言ってることがまるでわからんわ。あれ? 私、大学の時、哲学専攻じゃなかったけか?!(爆)

それにしても、ハリウッドの名優の皆さんたちはもっと脚本を読んで、予算なんか関係ないところで、もっとパワーのある作品に出演すべく、映画を選んだ方がいいのかも。良い仕事してりゃいいけど、それじゃ大衆の心のに残らなだろう。やっぱり映画は脚本が一番大事だと思ふ。

でも誤解しないでください。全然悪い映画ではなかった。ただなんかそのまま流れていった…って感じ。はい、そんなわけで帰宅が遅くなった。仕事、仕事〜っっ!

マーティン・ヘイズの哲学 7

「では、どんな伝統音楽が良い伝統音楽と言えるのだろうか。それを考える時、僕はMartin Rochfordのような人々を思い出さずにはいられない。彼のような人たちは何が良いものか分かっていたし,同時にとても主観的でもあった。アイリッシュ・ミュージックのコンテストで、審査用紙を見れば書かれていることの50%は“伝統”と呼ばれる何かだ。だけどそれは本当は“主観的な考え方”と呼ぶべきであり、それが多くにおいて良い音楽の達するべきものなのだ」

「“伝統”という言葉は積み荷をしょわされている。ドニゴールの伝統はクレアのそれとは違うし、ケリーの西か東かによっても違ってくる。どこに行っても、それは異なっている。例え同じ地区の出身者だとしても、伝統とは何かということに対して、皆、それぞれとても広い範囲の視野を示す」

「“オーセンティックな”とか“本物の”という形容詞を付けるとき、伝統は、アイルランドの伝統音楽という音楽的限定に留まるよりも、さらに多くのものを包括している可能性がある。僕らはそういうもの相手にしているのだ。“オーセンティック”はあなたの先祖の声を代弁しているのかもしれない。模倣のプロセスによって同じものを再度クリエイトすることがオーセンティックと言うこともあるかもしれない。しかしそれはプレイヤー本人にとっても、芸術家として人間として完全に嘘のないものであるべきなんだ。演奏家は、伝統という情報を与えられていると同時に、伝統というものを敬っていると同時に、あなた自身の芸術的な衝動にも従うべきなのだ。それこそが、僕の意見では、このアイルランドの伝統音楽ということにおいて、もっともオーセンティックな音楽の道であると考える」

「しかしここでもまた何がオーセンティックなのか、矛盾があちこちにあらわれる。何が良い伝統音楽で、何が悪い伝統音楽なのかという質問はさらに複雑さを増すことになる。牧師たちが学校で教えてくれたように、僕らは皆、善悪の観念を持つ。あなたの音楽の選択のモラルは、あなたがどれだけ知っているかにゆだねられる。もしあなたが悪い音楽を演奏しているのだとしたら、あなたは自分が演奏している悪いものと良い音楽の違いが分からないかもしれない。それはそれで幸せなのかもしれない。つまり、それは、あなたが伝統音楽のモラルというグレイな領域に歩み入った時に、初めていろいろ見えてくるものなのだ」

「そこには他にもミューズ(音楽の女神様)という不確定な実態のない、しかしながらインスピレーションの源となる、音楽の基本的な動機を起こさせる力も存在する。多くの議論において、これらは無視されがちだ。なぜならそれは既成の抽出条件には当てはまらないからだ。それは伝統なのか? はたしてフィドル演奏の“禅の思想”を語ることは許されることなのか? 僕はそれこそが伝統だと主張したい。それは、僕らが心や感情を、そして音楽の精神的な意味を考えることと同じだと主張したい。例えばトミー・ポッツの音楽はまったく前例がないものだが、彼の音楽は伝統音楽なのかと言われれば、僕は熱烈に“そうだ”と主張したいのだ」

「誰も疑問に思わない固定観念が存在する。これが伝統音楽のあるべき姿だよ、と演奏されているものを聞くように提案してくる固定観念だ。しかし、それはパラメータによって決定された単なるシンプルな民主主義の賜物でしかない。僕はそれよりも音楽における本物のイノベーターたちに敬意を表したい。セッションなどでぼんやり聴く音楽ではなくトミー・ポッツとか、ウィリー・クランシー、ジョニー・ドハティ、そしてポードリック・オキーフなどの音楽だ。僕らはアイルランドの伝統音楽のメインストリームから少し距離をおいて、どうして我々がこのような固定観念を持つに至ったのか、よく考える必要があると思う」




<マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル来日公演>
11/3(土)トッパンホール with 田辺冽山 当日券あり! 18:30開演
11/5(月)小諸高原美術館 白鳥映雪館 18:30開演
11/6(火)名古屋 秀葉院 当日券あり! 19:00開演
11/8(木)京都 永運院 当日券あり!  19:00開演
11/10(土)松江 洞光寺  18:30開演
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2012年10月28日日曜日

マーティン・ヘイズの哲学 6

「多くのミュージシャンがそうであるように、僕も音楽について語る時はすごく気をつけている。それが充分に安全な場でない限り多くは語ろうとは思わない。でも僕が子供のとき、周りの大人たちはすごく強い意見を持っていた。僕の父をはじめとして、皆、この音楽が【良い悪い good bad】ということではなく【正しい間違ったright wrong】みたいな言い方をするくらい、皆、はっきりとした意見を持っていた」

「子供のころは何が伝統で何が伝統ではないかなんて認識もなかった。大人になって自分で演奏するようになって初めてドニゴールの音楽が何かとかシュリーブルークラの音楽が何かとかやっと分かるようになった」

「ジョニー・ドハティを聴くまではドニゴール音楽についてはまったくピンとこなかった。トミー・ピープルズを聴いてやっと理解が深まったくらいだ。ドニゴールのセンスはイーストクレアの美意識には通じなかったのかも。そのころになって僕はやっと音楽における孤高の寂しさとか、美しさや緊張感みたいなものを理解しはじめていたんだと思う。僕にとってはそれが外に出て行く最初のステップだった。そして、そこには美学的には矛盾する伝統もあるのだ、ということ。そしてそもそも伝統は実際はいろいろな種類の伝統のコンビネーションである、ということをやっと理解始めたんだと思う」

「21歳のときにアメリカに渡ったが、シカゴではイーストクレアなんて意味もない存在だった。実際アイルランドだって、はっきりしたもんじゃなかったかもしれない。少しずつ僕は新しい音楽を聞くようになった。そして音楽っていったい何だろうと考えるようになり、たくさんの結論を導きだした。そして頑固にも伝統とは何か、伝統とはこれなのだという定義を見つけたいと思ったのだ」

「アイルランドからはあまり考えもなく飛び出したので、生活のためのお金を稼がないといけない。アメリカにグリーンカードなしで留まるということは、いくつかの選択肢しかなかった。1つは荷物の運搬業者になること(それは9ケ月続いた)、そして他にはシカゴの南側にあるラウンジバーで演奏をすることだった。そこでは音楽のチョイスは【ダニー・ボーイ】か【ニール・ダイヤモンド】しかなかった。僕は【ダニー・ボーイ】の道を選んだ」(マーティンのこの説明上手ですね。分かる!)

「僕は今まで無視してきた音楽を演奏し、それは無理やり演奏させられているに違いはなかったのだが、僕は次第に謙虚な気持ちになっていった。まったく馬鹿げたことのように見えたけどね。僕は結婚式でも演奏したし、ロックバンドでも演奏した。髪の毛を伸ばして,ロックバンドにいても違和感がないようにした」

「しかし最終的には消耗して疲れはててしまった。その頃にはミュージシャンとして食べていけるようになってはいたが、もっと意味のある音楽をやらなくては、と思ったのだ。職業としての演奏しながらも、そこにほとんど伝統だと信じるものはなかったし、伝統の影響をゆがめるものだったから、とても申し訳なく思っていた。心の中では激しい葛藤をしていた」

「が、事実は…しかしながら、今になって分かるのは、演奏はいつでも伝統の一部であるということなんだ。少しの人しか聴いていなくても…それはたった2人や一人の時もあった…また全く誰も聴いていなくても。音楽を演奏するという事は、それ自体が役目を行うということなのだ。つまり(演奏者は)その場の環境に反応する。それがたくさんのオーディエンスであろうと、個人的な演奏であろうとも。僕は音楽の純粋さは、環境やお客さんを無視して成り立つものではないと考えている。それでは、聴く人にきちんと届けようとこころみる、芸術的な誠実さを欠いてしまうから」

「ミュージシャンという職業につくと多くの責任をおうことになる。たとえば誰かが僕の公演を…例えばオランダで作ってくれたとしよう。この場合、僕は僕を呼んでくれた人に責任を感じる。そして伝統にも責任を感じるわけだが、お客さんにも責任を感じるし、自分に対しての責任も感じる。僕に音楽を教えてくれたミュージシャんたちにも責任を感じる。これらのすべての責任を持ち込みながら、それらすべての責任を無事まっとうすることができるよう、ある程度の妥協点を見つけ出さないといけないわけだ。多くの場合、それはとても個人的な問題となり、演奏者は、その中で道義的にバランスをとった答えを導くため、ベストを尽くさないといけない」

「最近の何が伝統か、伝統でないかという議論において、よく感じることは、人々はこのような実生活での経験や、これだけヴァリエーションに飛んだ選択肢におけるジレンマを理解しないまま議論しているように思えることなんだ。音楽家たちのこれらの状況におけるジャッジは、あまりにも単純化しすぎだし、僕にとっては必要以上に荒っぽいように思える」

なるほど…


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さてそろそろ公演の日程が近づいてきたので、チケットは現在「お取置き」で受け付けております。お名前、ご希望の公演、枚数、電話番号をご連絡ください。折り返しご案内をお送りいたします。

2012年10月27日土曜日

マーティン・ヘイズの哲学 5


「ジャズのインプロビゼーションは好きだけど、僕自身の音楽とは別ものだと思っている。でも自分もいろいろ自由に表現したいんだ。メロディっぽいインプロが好きだ。アイルランド音楽は長い期間演奏されてきてプレイヤーによっては、それなりに偏った演奏もされてきている。それをセッティングと呼ぶ。これはトミー・ポッツのセッティングしたリールだ、とか、ジョニー・ドハティのセッティングだ、とか、そういう言い方さ。音楽を演奏するものとして、どんなレベルであっても、それは皆が持つ自然な傾向だと思う。でなければ、その人自身の人生にはなっていないわけだから。でないと、それが生きていると、呼吸している、とか言えないわけさ」

「アイルランド音楽は変わらないといけない存在なんだ。いつも“成長している”、そういう存在だと思っている」「あなた自身も成長しないといけないし、曲も成長しないといけない」

「ちょっとした音を入れて自分らしい演奏にするということはあるけれど、曲のストーリーラインやメッセージを壊さないように注意しているんだ。曲の中には必ず“呼びかけ”があり、そしてそれに対して“答える”パートもある。時々僕は何なんでも呼びかけたくなる事もあるんだよ。つまりコードやバリエーションはいろんな可能性がある。1つのメロディに本当に多くの可能性があるんだ」

「アイルランド人はとてもエモーショナルな人たちだと考える。もっとも僕らはあまりそういうことを表現するのが得意ではないけれど。でもとても感受性が敏感で、たくさんの深い感情があるんだよね。多くのアイルランドの音楽家たちにとって表現することは簡単なことではないかもしれない。でもいったん表に出してしまえば、失うものは何もないんだ。だから僕は今こうして、ここにいる(笑)」



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映画「思秋期」を観てきました



昨日偶然情報を見つけ、思わず見にいってきました。「思秋期」原題Tyrannosaur。

ダブリナーズのホームページに載っていたからアイルランドの映画かと思ったら、設定は北イングランド。シューティングはリーズとかで行われたらしい。でも「俺たちケルト族」なんて言ってるところから、アイリッシュ系の連中だね、これは。まぁ簡単なストーリーはここを読んでもらうとして、最初からFワードの連続で、とにかくひどい世界なのだ。最初から犬を殺しちゃうし…。でも、結論から言うと、私はこの映画が大好きです。

監督は新人だそうだが、いや、すごい。これはケン・ローチの世界だわ…。とにかくめっちゃパワフル。人間の弱さを描いた。そして、なんといっても俳優陣が良い! 主演の男性、そして女性とも圧巻の演技である。脚本も丁寧で繊細で、すべてのセリフや設定に無駄がなく、ホントにすごい映画だと思った。

不器用に生きる人たちを超リアルに描きだし、そしてなんとなく希望が持てるエンディングへと流れて行くという、まぁお決まりの流れなんだけど、とにかくパワフルな映画。

そして劇中流れてた、この曲がめっちゃ良かった。今、ダブリンでもっとも人気のあるシンガー、ダミアン・デンプシー「Sing all our cares away」。すごくいいシーンで使われ、印象に残る1曲。歌詞がすごく良い。



まさにこの映画については、ピーター・バラカンさんのコメントがすべてを簡潔に語っている。ここで読めます。いろんな人がコメント書いてるけど、ピーターさんのが一番的を得てると思う。

  「時々目を背きたくなるような絶望的な話にもかかわらず、
   演技の素晴らしさにぐんぐん引き込まれます。
   見終わった後不思議と力が湧いてくる必見の作品です」

なるほど!

一つ気に入らないことがあるとすれば日本語タイトルかな…「思秋期」。中年の恋愛ごとという風に売りたかったのだろうが、これは恋愛うんぬんよりも不器用に生きる人びとの、さらなる不器用な未来ってところだと思う。最後見つめ合う男女の視線に穏やかなものが感じられ、なんとなくホッとするし、映画のエンディングとしてはすこぶる正しいわけであるが、実際この二人が一緒に暮らし始めたところで、前途はめちゃくちゃ多難だろうな…なんて意地悪く思ったりもする。

それにしてもDVとか、最近の洗脳殺人?のニュースもあるように。こういう「負の力」って怖いよなーと思った。主人公の一人ハンナもそうだが、いったんそういう「負の力」とか「罠」にはまってしまうと、何が正しい事なのか客観的に判断できなくなる。そしてその「罠」の中で、自分の感情を暖めて、人間はいつの間にかそれを自分の一部として固定してしまうわけだ。そんな必要は一つもないのに! もっと人間は自由な存在なのに!

そして実は最近読んだ本を思い出した。1つは「人を嫌うということ」そしてもう1つは「モラル・ハラスメント」

「人を嫌うということ」についてはすごく期待して読んだのだけど、最初の著者の記述で「実は私は妻と息子に憎まれていて」というところでドン引き。そして「嫌い」という感情を分析していくのであるが、どうも私にはピンとこなかった。こんなに人を嫌ってたら疲れるだろうに、なんて思ってしまった。暇なのかな、この人たち、とも思ってしまった。映画観てても思った事だけど、私がドライすぎるのか、自分の以外の他の人はこんなに感情が激しいものなのか…考えてしまったよ。私も相当感情の激しい方だとは思うんだけど、でも幸い、こういう方向には気持ちは行かない…かな。

だいたい嫌いなのに家族でいるということがまったく理解できない。特に週末の夕方ベランダの戸を開け放していると聴こえる足立区在住の家族喧嘩のものすごさよ…(笑) こういってはなんだが、これだけ「嫌い」という感情をあたためているのにも、ある意味体力がいることであろう…。私には、ちょっと理解できないなー。それだけ私が幸せだってことかな。まぁ、嫌いでも一緒に生活しないと食べていけない、とかあるんだろうが… それにしてももっとすっきりする方法はあるだろうに、と思ってしまう。人生、人を嫌って生きるには短すぎるよ!

もう1冊はこの夏読んだ「モラル・ハラスメント」。実はこの夏とある事業をボランティアで手伝っていて、ちょっとしたモラハラを受けた。ボランティアでやっているのに!ですよ! といっても、私のことなので、すぐにそこからは撤退し、事なきをえたのだが、これだけ自分に近いところにモラハラが存在するのだと、ある意味この歳になって、新鮮にびっくりした。で、迷った時の勝間和代「断る力」ってなわけで(笑)、またもや「断る力」をもう一度読んでみたら、勝間さんが、その中ですごくいい本を推薦していた。それがこの本。まさにタイトルも「モラル・ハラスメント」。読んでみたら…いや、もーそりゃー納得いく記述の連続だった。それにしても、すごいよねぇ、世の中のほとんどの問題はえらい学者の先生が本を書いて研究しているわけだから。

この本では、いわゆるモラハラする人のことが丁寧に分析されている。モラハラする人は、実は相手のことが羨ましいからするのだと…。そしてあまりにナルシストであるがゆえに、人が自分より優れている、そして自分が人より劣っているのが認められない、許せないからモラハラをするのだそうだ。そういえいえば、なんとなく私のケースでも心当たりがある。

この映画に出て来た旦那もそういう感じだよね。そしてDVと抱きしめることを交互に繰り返す、と本に書いてあったのも、その通りだ。映画では、いや、これ、普通に考えたらありえんだろう!!!みたいなシーンまで出てくる。

そして残念ながらモラハラする人は一生なおらない、と本にあった。犠牲者がその人から遠ざかっても、また次の獲物を見つけてモラハラするのだと… そして被害者側はとにかく、とっととその人から離れるしか状況を改善の方法はない。それを冷静に判断できなくなれば、その「罠」にはまり、その状況は自分の一部になり固定化される。おかげ様で私の場合は、周りの理解もあって、一瞬にしてその人から離れることが出来たから良かったのだが、きっと自分ではモラハラ(そしてパワハラ、セクハラ)だとは気づかずに被害にあっている人は多いんじゃないかと思う。そしてその状況から抜け出せないまま、悲しい気持ちを暖めているうちに、それが日常化してしまった人も。

日常のそうした「罠」はほんの些細な所に待ち構えている。そして、それが当たり前だと思ってしまうと、一生そうやって生きていくしかないわけだ。まったくもって怖いよね…

何度かこのブログでも紹介している名著「自由をつくる、自在に生きる」に書かれていたように「自由とは常に注意してないと、すぐ失ってしまうものなのだ」ということだ、つまりは。干渉してくる他人からの自由、そして自分自身の思い込みや固定観念からの自由……いや、ホントに素晴らしい本だと思う。あの本、人にプレゼントしちゃったんで、自分の手元にないけど、また買って読もう。

それにしても自分の価値観のもと、自分が幸せに思う立ち位置をみつけて、その場にいられるというのは、なんと幸せなことかな、といつも思うのである。そうじゃない人があまりにも多すぎる。でもそういう人たちに言ってあげたい。あなたが何かの負のスパイラルや感情にとらわれていたとしても、そこから逃げ出すのは、実は思うより難しいことではないんですよ、と。

と、話はだいぶ飛んだ。でもこの映画いいですよ、ホント。いろいろ考えさせられた。










2012年10月26日金曜日

お土産準備!

 一生懸命育てていた「秋のスイカ」今朝みたら、真っ黒になって死んでいた。残念。あんなにがんばったのに…
昨年引っ越し祝いにいただいたシクラメンが夏を無事に越して秋に突入!! 芽が出て来ました。
マーティンたちのお土産準備。またもやごま油。Able Art Companyさんの手ぬぐいと靴下。
















来日までもうすぐ! 頑張りますー。チケットの通販は今週で〆切ますので、お早めに。詳細はこちら。

2012年10月25日木曜日

マーティン・ヘイズの哲学 4

「本当に自分のやりたい音楽を追究すると、あちこち演奏しに国際的であらねばならない。あちこちの国へ行って演奏をする事になる。僕は旅が大好きだし、日本は絶対に好きな国の1つだ」「最近、結婚してアイルランドに主に住むようになったけどね。でも今までだってこのクレア州から心が離れたことはなかったよ」

(デニス)「マーティンは音楽に対しては絶対に迷いがないね。16年以上一緒に演奏してきたけど、彼が手をぬいたりするところは見た事がない。とにかく具合が悪かろうか疲れていようが、最後の最後まで目一杯演奏する。あれだけの人だから手をぬくことだって出来るのだろうが、絶対に手は抜かない。それが本当に素晴らしい」

「ベストなのは僕が良いと信じているものが、お客さんにも良いと信じられることなんだ。例えばお客さんの中には奥さんに無理矢理つれてこられた旦那さんだっているかもしれないだろう? とにかくみんなが楽しめる様に努力する。自分に妥協することなく、ね。それがベストな状況なんだ」


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さてそろそろ公演の日程が近づいてきたので、今週でチケットの販売を閉め切ろうと思います。お早めにご利用くださいませ〜

2012年10月24日水曜日

マーティン・ヘイズの哲学 3

「20年以上前、シカゴに渡り自分の人生について決断を迫られたことがあった。その頃、東洋の神秘や、インディアンの哲学、そして仏教などに興味を持った。そして同時に音楽に深く入り込んで、いったい僕は何ものなのか、そして自分がどこに行こうとしているのかを考えたんだ。僕がいったい何を手渡され、そして何を運ぼうとしているのか…と」

「興味深いことに、東洋の考え方などを学ぶことによって、それらが、いつしか直接自分への人生に応用されていった」

「音楽のシンプルさ、簡素さの中にどうやって生きていくか、答えを出すのは非常に重要だ」

「シンプルさが大事なんだよ。日本の禅仏教の美学とか、そんな簡素さを直接的に目指しているだろう? 最終的に僕の音楽にとって、それは実践的というよりも、哲学的な事だ」

「生きていく意味を考えたりする上で確固たる場所に立ちたいと思うのと一緒で、音楽において、僕にとっては一番基礎的な要素を手にいれ理解することが大事だ。つまりサウンド、メロディの形づくる形、そして演奏している部屋の響き、音楽の気持ちや感情を考える」

「僕のたった1つの目的は、音楽の中の感情を呼び起こし、同じ場所にいる人々、同じ時間を過ごしている人たちと分かち合う事だ。そしてその場の空気を変えていく。その瞬間、その場所。するとすべては本当にシンプルになるんだ」

「すべては存在に基づいている。大事なことはすべてそこに存在している。僕にとって大事なことは、1つ1つの音の存在なんだ。僕の心は思考しているよりも、どちらかというと僕の心は空洞だ。考えるよりも観察している。裁くよりも感じている。そんな感じ。そして音楽を解き放つ。音楽が自分自身の持っている魔法を自由に使えるように」

「僕が音楽についてやることといえば、それだけだ。音楽は僕のものではない。僕のフィドルの演奏でもないし、上手い下手の問題でもない。僕がそこから音楽を自由にしてやる、そういう事だと考えている」

「僕にとって音楽を経験するということは、リスナーのそれとほとんど変わらない。音楽が解き放たれる時、それは僕にとってもミステリーである。それは自然に起こり、やってくるもんなのだ」


<マーティン・ヘイズ来日公演>
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2012年10月23日火曜日

マーティン・ヘイズの哲学 2

「父が亡くなった日はすべてが美しかったな。鳥の音、木の音、風の音、ミツバチの音、山とか木とか太陽とか、これほど美しいとは思わなかった」「父は僕に良い教養を身につけるようにとか、そういうことはあまり気にしていなかったように思う。それよりも良い人間になるようにということを気にしてくれていたように思う」「父については悪い思い出はひとつもない。彼はシャイで優しい人間だった」

「(クラシック音楽は学んだことがありますか、と聞かれて)僕はクラシック音楽は学んだことはないが、たくさん聞いてきたよ。そこからの影響があるかもしれない。特にバロック音楽とか大好きだし、古くなればなるほど(それは伝統音楽に)近くなってくるんだよね。モダンなものも聴くけどね。最近ではRTEのオーケストラともフィドル協奏曲を共演した。あと誰かが伝統音楽をアレンジしてストリングスとやるプロジェクトも経験がある。だけどちゃんとしたクラシックの曲なんかは絶対に弾けないよ(笑)」

「僕の音楽の音数が少ない、静かだ、って言われるけど、それって実は日本のコンセプトと同じだよね。日本の文化にはとても興味があるんだ。禅とか、哲学とか、仏教とか、建築とか。デザインとか。日本の庭園とか。日本の文化には空間があり、沈黙があり、静寂がある。それらはすべて僕の音楽にも欲しいと思っているんだよ」

ちなみに東京のトッパンホールの公演では、田辺冽山さんが協力してくれて、ちょっとした演出を計画しているので、お楽しみに。典型的な「共演」とは違うのだけど、これはこれはユニークな「共演」になると期待している。ちなみにアイディアは私じゃなくて、田辺さん!「実はちょっとした演出を考えたんですけど」と田辺さんからある日、電話をもらったのだった。詳細は当日お楽しみに。

田辺さんには以前スウェーデンのヨーラン・モンソンとも共演してもらったが、ホントに面白い演奏家だ。楽しいことが大好き。ヨーランは田辺さんと出会って一緒に演奏するまで、武満とかホントの意味で理解できてなかった、と話していた。日本の原点がシンプルな尺八という楽器にある。

下の映像は田辺さんの演奏を探してみたのだけど見つけられなかったので、田辺さんの師匠の山本邦山先生の演奏。2分半すぎからピアノとかドラムとかが入っちゃうのだけど尺八のソロ。(それにしても邦山先生はJAZZが好きだったみたいだねー)


それとこんな感じのマーティンとデニスの音楽ですよ。


続けて聴いてみると、まったく違うようで、とても似ているでしょう? 

いったいどんな風になるのかな… 田辺さんいわく、お祭りとかで遠くに楽器の音が聞こえてくるのはその場の「気を鎮める」という作業でもあるんだって。たとえば鼓を乾かしたり、野外でやる場合のかがり火の音とか… そういう遠くから音が聞こえる感じが「気を鎮める」ということらしい。なるほど! ま,当日どんな風になるかは田辺さんにお任せしつつ。

<マーティン・ヘイズ来日公演>
11/3(土)トッパンホール with 田辺冽山
11/5(月)小諸高原美術館 白鳥映雪館
11/6(火)名古屋 秀葉院
11/8(木)京都 永運院
11/10(土)松江 洞光寺

すべてのインフォメーションはこちら
11/3の公演にご来場の皆さん全員に紅茶をプレゼント

2012年10月22日月曜日

マーティン・ヘイズの哲学 1

実はマーティン・ヘイズのドキュメンタリーが最近出来て、それを日本で紹介することは今はできないのだけど内容が良いので、マーティンの言葉を拾って紹介していきたいと思っています。

マーティン・ヘイズはアイルランドの西クレア州のフィークルに近い町に生まれました。

「子供のころから自分の住んでいる場所はすごく特別な場所だということが分かっていた」「まず景色がとにかく美しい。そして音楽に溢れている。多くの素晴らしいミュージシャンがここにいたり、ここを訪ねたりしていた。今は、もうみんな死んじゃったけどね」

「あそこが僕が行った学校だよ。学校には良い思い出も悪い思い出もある。あまり自然には学校というものには馴染まなかったように記憶している」「最初の日に先生に“こっちに来なさい”と言われて、“なんでそっちから来ないんだよ”と思った。僕は権威というものを理解できなかったんだ。何でこんなことしなきゃいけないんだ、とかいつも思ってた」

「まぁ、どうやって折り合いをつけて行けばいいかは学んでいったけどね。自分の自由のセンスとは相容れなかったんだ」

「古い音楽ばかり聞いていたから、あんまり学校ではソーシャルな奴じゃなかったかも。音楽は僕にとっては避難場所だった。父が出かけると、こっそりと昔のレコードを聞いたりしていた。他の音楽に夢中になることはなかったね。よくバスルームに籠って演奏していたね。音楽の中に自分のすべてを入れて、音楽に浸ることが大好きだった」

「父の友達が遊びにくると、早く寝るように言われるのだけど、キッチンの上にあった自分の部屋から少しだけ扉をあけて演奏されている音楽を聞いていたね」

「僕の名前はおじいちゃんの名前から取ったんだ。本当は女の子が欲しかったらしいんだけど、“念のため”ってことでマーティンという名前を用意していたらしい」

「僕の父は非常に笑いが好きな人でユーモアのセンスを欠かさなかった」

「海外とかでワークショップとかやって“この音楽は東クレアの道の向こうからやってきた”なんて説明すると、“先生,僕はその道を知りません。僕はアルバカーキーに住んでいます” “東クレアには、どうやって行ったらいいんでしょう”とか言われるんだよ。つまりそれを伝えることが僕のミッションなのさ。いったい絶対的な音楽(absolute music)って何なのだろう、とね。この音楽の、いったいどの部分が取り出されて、他の人にも演奏できるようになるのか、ってね。いったい音楽のどの部分がユニヴァーサルになるのだろう、と。この美しい景色は持っていけないし…」

「でも、それは絶対に可能だと僕は思う。結局のところ一番重要なことはメロディの中にあるんだ。メロディをよく調べて、そのニュアンスや感情をさぐる事が重要だ。音楽を演奏するのに必要なすべては、メロディの中にある。そして作曲者の気持ちを曲の中に探って行く。そうすることで、音楽は誰にでも共有できるユニヴァーサルなものになる」

このシリーズ続きます。

<マーティン・ヘイズ来日公演>
11/3(土)トッパンホール
11/5(月)小諸高原美術館 白鳥映雪館
11/6(火)名古屋 秀葉院
11/8(木)京都 永運院
11/10(土)松江 洞光寺

すべてのインフォメーションはこちら
11/3の公演にご来場の皆さん全員に紅茶をプレゼント


これなんか装飾音いっさい無しだけど、すごく曲の気持ちが伝わるよね… すごいと思う。




ハワイのスピリット、ケルトのスピリット

 この週末はプランクトンさんのお手伝いでハワイのエイミー・ハナイアリィさんのツアーに参加してきました。

左の写真いいでしょ? これはフラを踊るときのワフワフした髪の毛を作るための編み込み。これをしっかりやっておいてほどくとワフワフ髪の出来上がりです。左はお嬢さんのマデリンちゃん。右はダンサーのEdieann
地元のハラウ(フラのお教室)の人たちと共演しながら行う大きな全国ツアー。ハワイの文化ってすごい日本に根付いているのね… エイミーさんいわく「ひとつの人々、ひとつの海」ということなのだそうです。

左はリハ中の写真。




それにしてもフラを踊る人は子供からおばあちゃんまで…ホントに幅広い。でもなぜか全員長髪!! フラを踊るにはどうやら髪の毛を伸ばさないといけないらしいとTwitterでつぶやいたら、「髪の毛には精霊がやどるから?」とつぶやきをくれた友人がいました。実際どうなのかな…

でも今回のエイミーさんのチラシにも書いてあった言葉が印象的。「彼女にとって音楽は生活であり、歌は呼吸であり、フラは意識です」と。うーむ、なるほど! 「意識」ですよ。「意識」。

ファミリーを大切にすること、自然を感じること、自分の歌にはハワイのいろんなエネルギーが取り入れられている、とエイミーさんは話します。私はまったく門外漢なのでフラのことは詳しくは分かりませんが、踊りにおける一つ一つの動きに祈りが込められているような気がして、とってもスピリチュアルなものを感じました。これって、ケルトの考え方にすごく似ているかも。

それにしても原始的な宗教というか哲学って、みんな自然信仰ですよね…。なんか一人の神様や聖人によってうんぬんとかって、やっぱり違うと思う。

それにしても各ハラウの皆さんがダンスを披露したあと「すっごい緊張したー」「楽しかったー」なんて言いながらステージ袖に戻ってくる様子をみていると、いや〜ホントに羨ましい。私も何か習い事したいなーと思ったのでした。スウェーデン語、復活するかな。今からはじめれば、おそらくヴェーセンの来日までに結構しゃべれるようになるかも。

ミュージシャンの皆さん、スタッフの皆さん、本当におつかれ様でした。明日より地方公演、頑張ってください! 私は月曜日から自分の通常業務。マーティンとデニスのツアーに頑張りまーす(笑)

2012年10月19日金曜日

11/3 マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの東京公演にご来場の方にアイルランドの紅茶をプレゼント

 さて、もうすぐマーティンとデニスのツアーが始まるのですが、11/3 トッパンホールの公演にご来場の皆さんに、素敵なプレゼントあり。

というわけで、写真のこれですよ。いいでしょ〜アイルランドの紅茶3種類。

前回の公演が6月のスヴェングだったのだけど、あの時、お客様に退場時にプレゼントを配ってスタッフがお見送りしたのが、いいなぁ!と思って、今回も何かやりたいと思っていたのです。

アイルランドはなんと紅茶の消費量世界1なんですよ。英国より飲んでる。

美味しい紅茶を入れてコンサートの余韻にひたってください。紅茶はカップの底が見えなくなるくらい。黒くなるまで出すのがコツです(笑)。


マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル来日公演
11月3日(土)東京トッパンホール
地図などはこちら。18:30開演。

チケットの通販は、来週いっぱいくらいで〆切ますので、お早めに〜




勝間和代さん新著「やせる!」を読んだ

勝間さんのブログは結構チェックしているので、おそらく近いうちに食事関係の本が出ると思っていた。そしたら、ずばり「やせる!」でしたかーーというのが最初にこの本の発売を知った時に思ったこと。

ホントに最近の彼女のブログはご自分の手料理の写真で埋め尽くされている。すごく健康的で美味しそうな食事の数々。いつかこれらが新著のネタになるのだろうなと思っていたら、案の定!(笑)

っていうか、これだけ自分で「実験」した後だったら、ブログ読んでいるフォロワーには説得力あるよね、無条件に。ってなわけで、さっそく購入。

TwitterにしてもUstにしても彼女自身が始める時にそのプロセスを脇で拝見しながら一緒に学んでしまった私としてはこれは嬉しい本だ。TwitterもUstも、勝間さんはTwitterで詳しい人のアドバイスを受けながら、あっという間に習得してしまってた。これは、すごいと思った。

この本もそういう「効率がいい」学びの1つだ。つまり勝間さんが何かやるときに便乗して一緒に学んでしまう、というメソッド。何せダイエット本やら雑誌の特集やらTV番組の特集やら、世の中にはダイエットの情報に溢れているが、貧乏で忙しい私たちは、そんなのにお金を出したり時間を使ったりしているヒマはない。そしてこの本の冒頭にあるように当然ダイエットにおいても「(マスコミにおいては)地味な内容では売れない」し、「学説だって二転三転する」わけだから、すべてにおいてとにかくバイアスがかかっている。それを取払い、すっきりした情報でまとめた本。

それにしても器材もばっちり揃えて、彼女の料理はまるで実験みたいだなーと思っていたのだが(笑)ホント笑える! 一連のクッキングギア情報も非常に参考になりましたよ。

カロリーと栄養のバランスという概念は目ウロコだったかも。確かにこれは同じカロリーだからと自分に言い聞かせジャンキーなものを食べていた経験は多い。

そして、「あなたの体型は、あなたの友達の平均値になる」…って説得力ありすぎだよね。うむ、なるべくかっこいいと思う人と一緒にいないとダメだな…(これって仕事においてもそうだよね)

そして「象使い」と「象さん」の違いも考えさせられました「象使いだけが納得して、象さんが納得していない(ダイエット法は効かない)」そして「象さんの力は強いので、あっという間に元の方向に引き戻されている」ということも。

というわけで、あっという間に3時間くらいで読めちゃった。ここに載っているメソッドは、勝間さんの言うようにちょっとお金かかる方法ではあるのだけど……でも自分のできるところから実践していこうと思いましたよ。

あいかわらず悪意のあるアマゾンの書評では「オリジナルのアイディアがない」とか書いている人がいたが、彼女の最大の魅力はオリジナリティうんぬんではない。時間のない私たちに変わって、本をたくさん読み、いろんな人に取材し、さらには自分で「実験(笑)」し、情報をアナライズし簡潔に分かりやすいように私たちに伝えてくれることだ。そもそもダイエットなどに時間かけてらんないよ、と思っているので、私には良かったです。なんだかホントにダイエットできそうな気になってきた!

そもそも、ここ2年くらいでゆっくりと10kgくらい太ったのだ、私は… ホントにやばい。

それにしても彼女の本は基本的にすごい面白いし、読ませますよ。今、ウチには読んでない本がおそらく50冊くらい山積みになっているのだけど、勝間さんの本が山の中に埋もれることは滅多にない。だいたいはちゃっちゃと読めて、既読コーナーへと移動していくのだった。おすすめ。


その人の魂は自分の中で生き続ける

今日は昔チーフタンズのスタッフとして来日したイヴォンヌ・マクマホンの誕生日だ。イヴォンヌはスタッフだったけど、ステージで1曲歌わせてもらってた。なので、誕生日ツイートのネタにしようと彼女が歌っている映像ないかとYou Tubeを探したら,彼女がエディ・リーダーの名曲「Soul」を歌っていた。

イヴォンヌのあまり上手くない歌を聴いてたら、エディのオリジナルが聞きたくなり、発見したのがこれ。すっごくいいね。

 もうかなり前の話なんだけど、ブーのお母さんとエディのお父さんがほぼ2週間違いくらいであいついで急に亡くなって「二人で不思議な時間をシェアした」という。そのときに一緒に書いた曲。亡くなった人の魂が自分の中でずっと生きている、という歌。ブーが歌うときはお母さんだからher soulと歌い、エディが歌う時はお父さんが対象なのでhis soulと歌う。

歌詞がすごく良い。死んだ人の魂は、自分のの中でずっと生き続ける。そして「電車から降りて一歩踏み出した時、彼女の魂が僕を通り抜けるのを感じた。この街でまた新しい生活を作って行くのだ」みたいな感じで、人生の端々でその人の魂は自分を見守ってくれている、という内容。いいんだわ… 泣ける。

自分が死んだら誰かに歌ってもらいたい歌。スクイーズの「Some fantastic Place」と同じく、残した人たちにこんな風に思ってもらえたら最高だろうな…

埋め込めない設定なので、このリンクで見てみて。ホントいいわ… うっとり…エディ。またエディの歌が聞きたい…と思ったらツアーやってる!! 行きたい!


I Felt Her Soul Move Through Me



(Hewerdine / Reader / Henderson / Dodds)
I felt her soul move through me
I was safe and sound
Branches on the window
Could not hurt me now
And when the night came
With childhood fears
Her soul moved through me
They disappeared

I felt her soul move through me
As I stepped from the train
Here to find a new life
To begin again
The spring had brought me
Winter kept me here
Her soul moved through me
Time disappeared

I felt her soul move through me
Somewhere in the sky
Too late I landed
To say goodbye
She gave me laughter
And I paid in tears
Her soul moved through me
I disappeared
I disappeared



「木の音をきく」

猫の言葉社さんの新刊「木の音をきく」を読んだ。じーーーーん。これは切ない。ちょうど今ぐらいの秋のはじめに、ちょっと寒くなってきたころに読むと、余計ぐっとくるかも…お父さんを亡くした女の子の物語。ワンワン泣いたりとか、そういうのがないだけに、余計に切ない。でも木を抱きしめた時みたいに、ほんわり温かいものも感じられる。

絵本っていいよね。なんだかじっくり読んじゃいました。

それにしても稲垣さん、頑張っているなぁ…  私も頑張らなくっちゃ…

購入はこちらから、どうぞ〜

さて、それから今週末はウチが1月に呼んだ、あのミュリエル・アンダーソンが、マーティン・テイラーとともに来日します。楽しみ! 詳細はここ。ミュリエルの「Vicky Cristina Barcelona」。

2012年10月18日木曜日

カウリスマキ、万歳!

やっぱり失恋の寂しさから抜け出るには新しい恋を見つけるしかないように、ツアーが終わった寂しさは、また次のツアーに頑張るしかない。

というわけで今日はほぼ睡眠時間2時間という体制で、重要ミーティングが山盛り! 

特に1本、またもや私の妄想暴走が始まってしまい、それを、もう一気に企画として成り立たせるため、重要な一歩が踏み出せた感じ…と、何の事を言っているか分からないでしょうが、いや〜ホントすごい充実な1日でした。

私はこの仕事が本当に大好き。そして私にインスピレーションをくれるアーティストと彼等の音楽が大好き。あぁ、何とか、何とか、何とかうまく行きますように!! っていうか、きっとうまく行くような気がしてきた。とにかく頑張ってプレゼンしてきた。頑張ろう。気持ちを切り替えて。

当分ジョンのCDも、リサのCDも封印だす(笑)。でもジョー・ヘンリー&リサ・ハニガンのツアーすごく評判が良くって、FBもウォールもリサだらけじゃ。辛い…あまりにも辛い。早く忘れて前に行かないと!

そして最後は渋谷でミーティングが7時ごろ終わったので、ご飯をガツンと食べてからカウリスマキのレイトショーを観に行ってきました。このほぼ徹夜状態の中、食べてすぐのカウリスマキ。はっきり言って「寝なさい」と言っているようなもんだ…と思ったら!! いや、めっちゃ良かった。全然寝なかったよ。私、これが一番好きかも。「マッチ工場の少女」

実は今日最後のミーティングで、先に見た、ということがあるN山さんが「私、これが最初にみたカウリスマキで、えーーーっっっ、何ーっっ、これで終わり?みたいに思った」「なんというか行き場がないというか…」って言うのを聞いて、やっぱり挫折せず今日みてしまおうと思い、ヘロヘロになりながらもユーロスペースに行ったわけです。

そして…映画がはじまったら、もうノリノリでした。まず始まって、最初に思ったのが「なんだ、またこの女優さん?」って事。いつもの彼女が出て来てマッチ工場で働く様子が描かれているわけですが、少女と呼ぶには歳取りすぎてるだろ! おい!

それにしても、なんというか、不幸のどん底みたいな生活の彼女。でもカウリスマキ。絶対に人の同情をよせつけない。感情移入を許さない。そこがすごい! これだけの不幸を描きながら、彼女が可哀想だという気持ちにはあまりなれないのがすごい。これが人間のむごいところだし、すごいところだと思うわけです。とにかく、なんかふてぶてしい彼女。そして、今、思い出すと、あのトマトののった食パンの美味しくなさそうだったこと!(爆) そういう細部がいちいち後からクる映画!

実は事情があって、今、カウリスマキの映画を1本選ばないといけないのですが(詳細は、また発表できる日が来るまでお待ちください)、私はこの「マッチ工場〜」が相当好きかなーと思った。そのくらい観客を突き放した感じがものすごい心地いい。

ただ好き嫌いは強烈に分かれる映画だと思います。私は絶賛! 内容については映画のタイトルをブログ検索してみると、参考になる個人ブログがたくさん出てきますよ。





2012年10月17日水曜日

終わった!

 ジョー・ヘンリー&リサ・ハニガンツアー…終わっちゃいました。寂しい!

左の写真は本日スタジオに差し入れたお寿司。ブースから出て来てこのお寿司があることを発見したときのリサのリアクションが超可愛かった!! 

最初私のブーツが扉のところに置いてあるのを見て「あらっっ、ヨーコが来てる…(そこでテーブルの上のお寿司を見つけ、はっと息をのみ)きゃーーーー」みたいな…

それにしても、今日の公演も、とっても良かった。

これは今日撮れた中で一番好きな写真。主催のヒルストーン、石坂くんとリサが、ステージ袖でオープニングのエミ・マイヤーさんのステージを見ているところ。
ジョンは今回ホントに出世ぶり、成長ぶりを見せつけてくれました。いろいろあって他の即売のCDの手配がうまくいかない中、ジョンは会場で一番CDを売らせていただきました。本当に今回、ジョンにとってもウチにとってもこの来日は大きかった。石坂くんありがとう。おつかれ様。

ジョン、偉いぞ! これからも頑張ってね。


公演後は御大がトレンチ(ON THE SHLEFのバー)に行こう、と言い出し、そこでなんとミュージシャンだけではなくスタッフにも全員にご馳走してもらっちゃいました。素晴らしい音楽と、最大の感謝をジョー・ヘンリーへ。そして何度も書きますが、石坂くんに。ありがとう!

さて、私は今日打ち合わせの重大ミーティングの企画書がまだ出来てないので、今から書きます!! 徹夜か?

2012年10月16日火曜日

すごく良かった! ジョン・スミス、ソロ公演

 朝から浪江町のやきそばパンを食べて、元気にスタート!!!
 またいただき物をしてしまった…お客さん、ありがとうございます。私にまで…
 早朝の新幹線に夢中になる中坊2名。(ジョンとドラムのロス)

 今日は昼間はレコーディング。そして代官山でジョンのソロライブがあったのでした。
 ご来場くださったたくさんの評論家の皆さんに「いや〜ジョンはすごく成長したね」と言われ、母としては嬉しいかぎり! ジョンよくやった。

それにしても今日の「晴れ豆」は音が良かったなー。会場の皆さんもお世話になりました。おつかれ様でした。ありがとうございました。
ジョー、リサ、ロスも遊びに来てくれて、最後に一緒に歌ってくれました。ありがとう。ありがとう。











そのあと、みんなはビルボードライブへ、アラン父さんを見にいったようです。私は赤尾美香さんと、和田静香さんと一緒に会場にジョンを送ったあと、皇妃苑にて、鳥煮込み蕎麦。この上の写真は棒棒鶏と、本日Tiwtter引退で話題の和田さんの指(笑)今日のことを書いた和田さんのブログが笑える(大爆笑)

さて明日はジョー・ヘンリー&リサ・ハニガン。いよいよ最終日。東京公演。当日券あるようです。皆さん、駆けつけてください!!!

2012年10月15日月曜日

ジョー・ヘンリー&リサ・ハニガン(そしてウチのジョン・スミス)京都公演、すごく良かった!!

 やってきましたー京都に!! 磔磔の素敵な楽屋にて‥ ジョー先生の指導を受ける(?)ジョン。
 磔磔いいなー やっぱり! 会場もお客さんも最高。いや〜〜〜っっ、ホントに本当に良かった!!!!!! こんな幸せな音楽の時間をありがとう。

今夜も最後のあの曲でみんな号泣‥

 リサが「こんな美味いもんは食べたことない」と驚愕していたお菓子。ファンの皆さんの差し入れをお待ちしております!(笑)
 打ち上げ〜
 興味津々‥ 秋刀魚が焼けるのを見ています。
おつかれさまの1本締め! BY ロス・ターナー(笑)













明日は東京にもどってジョン・スミスの単独公演。当日券ありますよーーー。皆さん、御来場をお待ちしております。代官山の「晴れたら空に豆まいて」にて19:30より。当日券4500円。CDもプレゼントもありの太っ腹〜(笑)。地図はここ。 

そしてジョー・ヘンリーとリサ・ハニガンのツアーは16日(火)DUO MUSIC EXCHANGEにて。こちらも当日券あるそうです。みんな、駆けつけてください! 


ちょい前のジョン・スミス(笑)

この写真いいでしょ? アイルランド出張(昨年9月)の時にコークで見た、クリス・シーリとジョンのツーショット。ちょうど1年くらい前だね…

クリスのコンサートにジョンが前座で出たのですが、気に入られたジョンは1曲、クリスと一緒に演奏したのでした。






ジョンのソロ公演は明日ですよー


2012年10月13日土曜日

仕事を終わらせて京都に行く!

 昨日は打ち合わせが何本もあったが、どれも充実していた。極めつけは朝行った某メーカーさん。ウチの某アーティストのCDがメジャーから出る。しかもそいつは来月プロモ来日までする。

宣伝担当を紹介しますと言われ会社に行って若い男の子かと思っていたら、女の子二人で、気分がめっちゃ上がる↑↑↑↑↑↑↑↑↑
キャーーーっっ。頼りになるのは女子だ、女子。このプロジェクトがうまくいったら、高級焼肉料理屋で女子会やりましょう! っていうか、このプロジェクト成功するわ…こりゃ。素晴らしい。

あまりに気分がよかったのでお昼は神楽坂で親子丼。デザートはブルターニュ屋でクレープだよん。豪華。おかげで夕飯は手作り豆腐1つしか食わなかった。こういうのが成功した1日と言える。絶対に美味いものをお昼に食う。そして夜は食べない。これにつきる。

とにかく打ち合わせが多くて忙しい。この仕事「ツアーしてない時は何やってんの」とよく聞かれるが、ツアーしてない時の方が忙しいのだ! ツアーは発表した時点でその80%が終わりチケットを売り出したら90%が終わる…と思う。もちろん現場も過酷であるが。

今、手伝っているジョー・ヘンリー&リサ・ハニガンのツアーは私から見てもえらいハードな過酷なツアーである。みんなよく頑張るよなー ほんと関心するわ。がんばれ、ヒルストーン!(招聘元さん)

朝、洗濯をすませ、そのツアーで一緒に来日しているジョン・スミスが買って来てくれたラプサンスーチョンをいれて久々に飲む。あーーーー至福の時。しかも葉っぱでいれると本当にうまい。ラプサンスーチョンが一番好きな紅茶なのだが、なかなか手に入らないので普段はアールグレイを飲む。ちょっとググったら、ラプサンスーチョンは正露丸みたいな味、とか書かれているブログをいくつも発見。ひどいよね。でも好きになったらハマる味だ。うまい〜っっ

というわけで、今日やらなくてはいけないこと:今度出るそのアーティストのプレスリリース制作、プレスカットのファイルをコンビニにいってコピー。宅配便を3つ発送する。風呂掃除。ジョンのHPを当日券仕様に変更。4月来日するアーティストの原稿書き、KANのフライヤーのラフデザインをチェックして訂正をデザイナーに送る、某アーティストにシリアスなメールを送る。来年6月来日の人たち。あとこれは自分の仕事じゃないのだけど某映画のお手伝いでその映画を映画祭にエントリーするため、その条件など詳細を調べる…など。そのあと返事してないメールがいくつも。お待たせしている人たち、申し訳ない。この週末で取り返すぞ。

頑張って終わらせて明日の京都には行かなくちゃ!


【ジョー・ヘンリー&リサ・ハニガン】
10/14 (日)京都磔磔 ← 明日です!
10/16(火)東京渋谷DUO MUSIC EXCANGE
詳細はこちら
ツアー公式FBページでは違うアングルの写真などがUPされています。

【ジョン・スミス】
10/15(月)代官山 晴れたら空に豆まいて 19:30〜
ご来場の皆さんにCD3枚プレゼント。CDの在庫が終わっちゃったので、今は別のCDをご用意しております。またチケットのお取り置きもしてますよ。今日/明日で〆切ます。なお当日券もありますので、ぜひ! 御大たちが遊びに来てくれるという「噂」もあり(笑)

2年前のジョン・スミス in 奈良

2年前のジョンのプロモ来日時の写真を掘り起こしてみました。

そうだ、奈良にいったんだよなー、奈良に…

東大寺。


これも東大寺。こうして見るとやっぱり奈良は素敵ですよね。
京都、三十三間堂。鞄をななめがけして、修学旅行の中坊みたいやんす(笑)

2012年10月12日金曜日

ジョンのコメント… Japan So Far





Joe Henry & Lisa Hanniganのページより対訳いただきました〜

「大阪で自由時間となった夜を過ごし(ステーキ、ダーティ・プロジェクターズのギグ、山崎のシングル・モルトをちょっと)、僕らは今晩のクラブ・クアトロでのショウのための準備をしている。ここまでは僕のプリアンプが電圧の違いで動かなくなり、僕らの誰も充分な睡眠をとっていない。けれども!僕らはそのような些細な不満に妨げられてはいない。僕らの回りの人たちはみんないつだって限りなく前向きだし、どのみち日本では何についても不平を言うのは不合理に思える。というのは、常にすぐに解決してしまうから。ギグはどれも素晴らしかった。日本の観客が実のところ世界で最も熱狂的だということを忘れていたのだと思う」


【ジョー・ヘンリー&リサ・ハニガン】
10/12(金)梅田Club Quattro
10/14 (日)京都磔磔
10/16(火)東京渋谷DUO MUSIC EXCANGE
詳細はこちら
ツアー公式FBページでは違うアングルの写真などがUPされています。

【ジョン・スミス】
10/15(月)代官山 晴れたら空に豆まいて 19:30〜