ドーナル・ラニーといえば…

このバンドはホントかっこよかったよね。



頭のリズムの感じからして、ドーナルはすごいよなー。こういうリズム感はまったくもってドーナルならでは。疾走していく感じ。

そして0:17のパイプスはジョン・マクシェリー。彼のパイプはレッド・ツェッペリンなんだ! パイプって音のひっくり返るところが人間の裏声になる感じで、すごくセクシーだと思う。

そして1:25くらいで次に出てくるアコはもちろんシャロン・シャノン。

そして曲を全部覚えちゃうとねー、このフィドルが楽しみなのよ! フィドルが。アコが早く終わらないかな、と、何度も思う。2:13  フィドルはナリグ・ケイシー、モレート・ネズビット(今、ケルティックウーマン)、そしてショーン・スミスだ! ショーンになんでクールフィンはいらなかったの、と聞いたらしごくまっとうな答えが返ってきたが、それは内緒。ま、何はともあれルナサで忙しかったからね。それにしても、かっちょいいぞーーー。このフィドルが入ってくるところとか何度聞いてもゾクゾクする。

そして最後の展開へ。このようにアイリッシュミュージックはどの曲をどのスピードで、どんなアレンジで、どんな組み合わせで演奏するかにセンスが問われるがこの曲はストーリー(って言っていいのかな)がはっきりしていてすごく好き。あとこのCDにはジーン・バトラーのステップとの共演で「Butlers」という超名曲も収録されている。ちなみに今回の在庫整理で数枚出て来たので、これコンサート会場に持っていきますね。枚数が少ないので皆さん、早めにチェキラ! 

そしてこちらも!



これ、みんな知ってるかなー。アイルランド音楽の新しいファンは知らないでしょう。ドーナルがやってたTVシリーズのサントラより。92年くらいだったけか? かっこいい。このリズムだよねーーーーリズム!!! おいっっ、リズムっっーーー! かっこいいじゃねえか!(笑) You Tubeの演奏じゃ分からんかもなー。CDで音量をでかくして聞かないとなー。 

パーカッションをやってるのは先日チーフタンズと一緒に来日してたアリス・マコーミックの旦那で、リバーダンスのステージで一世を風靡したノエル・エクルズだけど、良く聞けばこの曲の不思議なリズムを引っ張っているのはパーカッションではなく、ブズーキだって分かる。このブズーキが今回の来日ではガンガンに聞けるわけですよ、うん。

松山晋也さんも言ってたけど、ドーナルはプロデューサーとして有名だけど、実はプレイヤーとしてのドーナルが私は大好きだ。ドーナルのブズーキはホントにすごい。そして映像でも分かるとおりU2のエッジも参加している。

この曲は今は「ジャーニー」というドーナルのベスト盤(2枚組)で聞ける。これも少しだけどコンサート会場に持っていくので、ぜひチェキラしてみてください。武蔵野の会場まで在庫が間に合わなかったらすみません。

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