Great Big Seaが好きだった…

ラジオの選曲をご依頼いただき、1週間の帯で5回シリーズなのでケルト特集にしてみようと思う。アイルランド、スコットランド、ブルターニュ、ガリシア、カナダ…

カナダと言うことで、いろいろCDを引っぱりだす。「ランキン・ファミリー」が出て来た。懐かしい! いつだったかメアリー・ブラックの前座に出て来たのでライブもみたことがある。今は何をしていることやら…と思ったら、Facebookページがあった。ノヴァスコシア出身のファミリー・グループ。お兄ちゃんたちはともかく女の子3名はホントにちっちゃくて可愛かった。当時EMIが結構力いれてたよね。日本では出たんだっけ?



まぁ、でもカナダというと私はこのグループが当時すごく好きでしょっちゅう聞いてた。GREAT BIG SEA。懐かしいなー。彼らのディスコグラフィーみると、私が聞いてたのは結構初期だったりする。「PLAY」、「ROAD RAGE」、「TURN」あたり。特に「ROAD RAGE」っていうライブ盤は死ぬほど聞いた。すごいライヴ。圧巻ですよ。お客さんが歌う,歌う…

このヘん、ほんと最近話題のマムフォード&サンズとまったく区別がつかない… ま、違いが分からないからウチはヒットが出せんのかもな(爆) やっぱりバンド名に法律事務所みたいな名前つけて、しゃれたヘアカットとちょっと気崩したコンサバなスーツ着てないとダメなのかな。

いや〜、しかしこの曲とか大好きだったよな。ちょっと80年代っぽくもある。2000年の話だけど。



このヘンの音ってメジャーがやっていることが多かった時代で、当時の私には手が出し用がなかった。今の自分ならそれでも自分なりのやり方を見つけられたと思うけど。でも当時はこういう普通のポップスと伝統フォークの間みたいなやつをよく聞いてた。ポール・ブレイディもそのうちの1つで、今、自分が一緒に仕事が出来ているのが信じられない。ま、その話は置いておいて…

そんなGreat Big Seaも、バンド結成20周年かぁ。当時はインターネットとかなかったから、彼らのことはCDで知るしかなかった。ヨーロッパ偏重のfROOTS誌では、彼らの話はあまり載っていなかったし。どちらかというと、あそこではもっとワールド系のものが重宝されてた時代だったように思う。時代は変わる。でもって彼らのホームページもいとも簡単に発見し、バンドが元気でいることを知って嬉しくなる。

しかしラジオの選曲っていう用事でもないかぎり、ホントに自分のCD棚をのぞかなくなったなぁ。のぞいてみれば、かなり貴重なものが出て来たりする。でも2年前の引っ越し以来触ってないエリア続出…ホントにやばい。

さてラジオの方はといえば曲がかかる時間は14分という制限があるうえに、ケルトってことになると、やっぱりロリーナ・マッケニットとか、ケープブレトン系とか入れなくちゃいけないので、そっちになりました。詳細は、実際の放送週に改めてご案内します!

PS
もちろんチーフタンズとも共演しているよ。