初日! 武蔵野スイングホールで公演でした。すごかった! 明日はもっとすごいぞ!!

いやーーーー 良かった。久しぶりにこういうの聞いた!って感じです。なんてすごいんだろう。タッド五十嵐先生にも褒められたんだけど,特にワンロウ! ワンロウがすごいんですよ。もうガシガシガシガシっっ。ガシガシッッ!!って感じ。なんて元気の出るアコーディオンなんだろう。すごい。

 さて今日ドナもステージで話してたのでバラしちゃいますが、実はドナのギターがラゲージのトラブルで、まだ日本に到着していなかったのです。

まぁ1日くらいの遅延はよくあることなので(よくあっちゃ困るけど)でも2日遅れるって、ちょっとありえない。もう航空会社と早朝からやりとりで私もげっそり。このへんのいきさつはまたツアーが終わったらゆっくり書きますけど、とにかく公演のためにギターを手配しなくちゃ、ということで、まずは最悪の自体を想定し、早朝プランクトンのスタッフのKくん、そしてAさんをたたきおこし(ごめんよ〜っっ)、プランクトンのギター(マーティン)を確保する。

その後、楽器レンタルのプロフェッショナル、レオミュージックさんが開いたので、あわてて担当のIさんにお願いし6台ほどギターを並べてもらい、そこにドナを連れて行って、ギターを選んでもらったのでした。なにせ物はアコギなので、本人が見ないと分からない、というのがクセモノ… 本当にドナ、今日はおつかれ様でした。

で、最終的に借り物のギターでコンサートを行ったのですが、いやーーー ドナ素晴らしかった。

ドナはホントに優しくて、ダミアンのこともサウンドチェックとか、自分のこと以上に細かくチェックし、あれこれエンジニアさんに指示を出し、ホントに助かった。ダミアンからしてみれば、デビューCDのプロデューサーであるドナが一緒に来てくれて、ホントに良かった!!

そしてホントにホントにこんなに違うもんかというくらいすごいパワフルなアコーディオンでした。

ホントにすごいアコだった。ダミアンいわく、アコーディオンは背中の筋肉で弾くんだって。ダミアン、ジムで鍛えているそうですよ。

すごいよね、今やアイリッシュミュージシャンはパブではなく、ジムに行くんです!! ジムに! アイリッシュミュージシャンが飲んべえだったのは、もう前世紀の話ですよ。

タッドも言っていたけど、ダミアンがMCで「マーティン・オコナーとダーモット・バーンがヒーローで」みたいな話をしているのを聞いた時、あのアルタンの初来日の時、まだ赤ちゃんみたいだったダーモットの、次の世代がもう出て来たか…と思うと、もうそれだけで涙がちょちょぎれそうになります。

いや、ホントにすごいライブだった。ホントこういうのがやりたいんですよね、私はね。ホントにダミアンとドナに感謝。

明日はStar PinesのもっとパワフルなPAで、もっと自由にやってもあうので、もっとすごい事になります。皆さん、期待していてください。いや、これはホントにすごいです!!!

まぁ、なんというか、もう言いたい事は一杯ありますが、とにかくもうウチは新規のアーティストは若者オンリーにすることにしました。とにかく自分より若い人。若い人とこれからやっていきます。ほんとダミアン、しっかりしてる。みんなが応援するの、よく分かるわ、ホント。もうジジイはダメだ、ジジイはっ! 

今日はタイ料理の夕食でしたが、二次会のバーは、なんとダミアンが皆にご馳走してくれちゃいました。こんなに若い子にご馳走になって、なんて幸せなプロモーターだっ、おいらはっ!(笑)

明日はとにかく爆発します!! 楽しみにしてて。そして、なんとかドナのギターが戻りますように… 今日はホントにドナ、申し訳なかった。もう二度とエアリンガスとヴァージンアトランティック航空のコンビネーションは使いません! 最低だよ、まったく。というか、やっぱりアイリッシュシーは、シベリアよりもでかかった…ということで。

あ、あとコンサートの見所にダミアンの日本語、というのがありますので、ぜひ皆さん笑ってやってください。すごいですよ、彼。今朝あったら、ホテルのメモにびっしり、自分でGoogleトランスレイトしたフレーズがいっぱい。うーん、良すぎる!

明日は6時より開演。吉祥寺スターパインズカフェ。ぜひご来場ください。当日券あり。絶対に絶対に後悔させないし、今度いつ呼べるかも分からないので、ぜひこの機会をお見逃しなく。