ケルクリ終わった… 

 しかし終わってみると、寂しいが、今回ばかりはいくらなんでもツアー暮らしが長過ぎた。パラグアイの時から数えたら、ほぼ3週間。私は基本インドア的人間だし、一人で居るのが大好きなので、こういう暮らしは2週間が限度だ。…ということは分かっているはずなのに、仕事の調整がつかず、間1日だけ完全オフ日があったものの、ホントに大変だった。普通のプロモーターさんたちはいったいどうやって仕事をこなしているんだろう。偉いなぁ。

ちなみにプランクトンの皆さんは、今週はカニサレスさんの来日でまだまだ息をつく暇もなし。私はルナサで今年のコンサートはすべて終了。ルナサの連中に手袋もらった。ありがとう。

 ルナサの中のクールなニューヨーク組、キリアンとジェイソンを見送って成田までやってきた。前の晩は深夜佐世保から福岡に戻って来てこの日の朝7時の便に乗るために睡眠時間は3時間… でも3時間寝れれば、それほど問題ない。がっつり3時間寝て、元気に成田に戻る。

←しかしこういうサイン…おそらく代理店とかデザイナーとか使ってるんだろうが、英語のセンスのなさと綴りの間違いはいかがなもんか。成田空港でこれでは問題だよな…

お店自体は素敵な感じでキリアンは奥さんに素敵なお土産を買っていた。
ばいば〜い!! また来てね。

そのあと、また3時間ほど成田でボケ〜〜っと、次の便を待って、ヨーロッパ組の残りの4人を待ち、それでツアーは終了。

長かった!!!!

ルナサがここまでこれたのもプランクトンさんのおかげ。そして頑張るメンバーのおかげ。

それにしてもコンサートはどこの会場もほぼ満員で素晴らしかった。そして演奏が良かったね。音楽がやっぱり最高にかっこいい。かっこいいのがルナサだ。ここまで音楽以外,たいして取り柄もなく、何か売り込みできる強い要素があるでもなく、プレス展開もやったことがなく、新作のアルバムにコンセプトとかがあるでもなく、受賞歴もほとんどなく、タイアップもなく、よくここまで音楽の力だけで来たよな、と思う。

でも音楽の力が一番強いし説得力あるよね。その証拠にルナサが出演するケルクリは集客率が良い、とプランクトンさんも言っていた。

そしてプランクトンのツアマネ、是松くんがしっかりしているので、私はほとんどやることがなかった。単に体力がなくヒーヒーついていっただけです。ありがとね!

彼らが帰ってしまったあとの日常のなんと静かで平和なことか! ルナサってどうしても中学生になるんだよな。一人一人はちゃんと家庭を持ち、しっかりしたお父さんでもある人が多いのに、なぜか男子中学生の域を出ない。そしてものすごいウルささだ。ドナがいた時はもっとひどかったが、ドナが抜けてからも相当うるさい。でもすごく可愛い。みんな言いたいことをすぐ口に出す。仲が良くて、すごくタイトな人間関係。本当に彼らは素晴らしいと思う。私が知っている中で、もっとも努力家のバンドだと思う。

私も彼らに負けじと今朝7km走って、明日もたぶん7km走る。ツアーは終わったけど、まだまだ忙しいのでボーーーっとしている暇はない。

とはいえ明日/明後日はカニサレスさんのお手伝いに呼ばれているけど基本的には静かな日常が戻って来た。このあとは経理をやって、1月は海外出張があって、2月はツアーのお手伝いが1本あって、3月は自分のフレアーク/アイオナツアーがあって、5月は某来日があり、6月にも次のツアーがある。…と、とにかくバタバタだけど、なんとか企画書も書いて営業もしつつ、来年秋、最来年春の企画をフィックスさせないといけない。あぁ、やばい。

3月に来日するアイオナの日本でのCD発売が決まり、ここでも詳細がもうすぐ発表できると思う。とりあえずジャケットだけ。

私も大好きな「Edge of the world」がタイトルだよ! もうジョーのヴォーカルにうっとり。