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2013年9月30日月曜日

スティーブ・ジョブズの映画観ました…といっても…

こっちの方です。ロストインタビュー。正式タイトルは「スティーブ・ジョブズ1995、失われたインタビュー」



いやーーーーーーーーーー、もう、もう、もう、もう、最高に良かった!

スティーブの英語ってサンフラシスコ訛り?なのかな? 私はロサンゼルスのアメリカ英語がもっとも苦手で、いつもうまく聞き取れないんだけど、何故かは知らないが、スティーブの言う事はいつもすごくよく聞き取れる。何度も何度も聞いた声だから? 時々ついつい字幕を忘れて声に聞き入ってしまい、逆に理解がついていかなかった部分も。あぁ、できればメモを取りながら観たかった!

ちなみにそんなファンが多いのか、すべてを文字起こしして対訳までついた本まで出ている…ついつい劇場で購入。

よく間違えられるんだけど、私はAppleのファンでは決してない。ただ自分の仕事上必要だったから使い始めただけだ。そもそも私くらいの年代で、仕事をし始めだった20代の頃、自分の好きなようにコンピューターを使うとなると、Apple以外にチョイスはなかった。Appleの方が圧倒的に簡単で、素人にも扱えるものだった。

で、なんの疑問もなくずっとAppleを使っていた。でも新しい製品が出たから買うような価値観は持ち合わせていない私のような古い人間は、必要性に迫られてもいないのに新しいものを買うという行為には、ものすごく抵抗があった。だからOS9からOSXになった時は、最後の最後まで抵抗した。私はおそらくOS9を最後まで使っていた最後の人間の一人だと思う(ちなみに今でも納品書と経理とイラストレータとPhotshopはOS9のMacでやっている)。

大地震が来て、インターネットを持ち歩く必要性を感じたが、iPhoneはいやだったので、iPadを買った。iPadは今でも結構気に入っている。でもAppleが出す製品だからどーのとか、そういう「こだわり」は一切ない。iPodも朝のジョギングで使うようになるまでは持っていなかったくらいだが、別にiPodでなくて、ソニーなんとかでも良かった。そもそもジョギングを始めるまでは音楽や語学学習テープを外で効くという習慣がなかったから必要なかった。

だからいつからこんなにジョブズが好きになったのか、もうすでに記憶がはっきりしない。でもたぶんあの伝記本を読んでからだと思う。あの本はほんとにすばらしかった。特に後半。もう感動しまくりで読んだ。それからスタンフォードでのスピーチ。あれはもうめっちゃ感動だった。何度も何度も観た。観ては、そのたびに泣いていた。

この映画、実は1995年に取られたインタビューだ。ずっとマスターが紛失されたと思われていたのだけど、偶然録画のコピー(VHS)が発見され、それを起こして映画にしたらしい。映画にしちゃう人たちのビジネス魂もすごいけど…でも……。画像は正直、大スクリーンでは見づらいほど荒れているし、音声もあやしいけど、でもここにはものすごいパワーがある。そう思った。

ちょうどスティーブがアップルをクビになっていた頃のインタビューだ。でも、翌年、スティーブはAppleに奇跡の復活を遂げる。そんな復活直前のインタビュー。いわゆる人生のどん底にいたとも言えるスティーブなのだけど、そんな状況でもスティーブは、キラキラ、キラキしている。

心に残った名言がいくつか。

子供のころ観た科学雑誌に載っていた動物の「移動効率」について。
「生物が1km移動するのに何キロカロリー消費するとか、そういう事が図式になって掲載されていた。クマやチンパンジー…いろいろ。人間についても測定していて、トップはコンドルだった。コンドルが生物の中で一番効率が良かったんだ。万物の霊長であるヒトはたいしたことがなくて下から1/3くらいだった。でも誰かが名案を思いついて自転車にのっているヒトも測定したんだ。そしたら、なんとコンドルを抜いてトップだったよ。ダントツだった。私はこの記事に衝撃を受けた。人間は道具を使う生き物で、道具によって能力を増長できる、という事なんだ」

マイクロソフトについて
「マイクロソフトが成功したのは2つの理由から。1つは日和見主義。これは悪い意味で言っているのではない。そして第二に諦めない,という点。この点においては、彼らはまるで日本人のようだ」「私はマイクロソフトが成功したことが悲しいといっているわけではない。大半が彼らの努力の結果なんだしね。私が気に入らないのは、マイクロソフトの作っている製品が三流品だという事実だ。実に凡庸だと思う。魂がない。人にひらめきをあたえるスピリットがない」「悲しいことに顧客のほとんどもまた、そのような魂を持ち合わせていない」→これ、すっっごい、すっごい、すっごい分かります!! 売れる音楽ってホント…(以下、自粛)

なぜコンピューターか。
「自分が感じていることを一番うまく伝えられる媒体がコンピューターだと思ったんだ。それを他の人と分かち合いたかった」→これ、すごい、すっごい、すっごい分かる! 私も超すばらしい音楽を発見して、それを人と分かち合いたいんだよね。そのためにこの仕事をやっている。これは絶対にスティーブと同じだ。スティーブも同じこと言っている。

以上、多少省略しましたが…とにかくこういう名言があちこち出てくる。もう、もう、もう! 5回くらい泣きそうになった。ジョブズは絶対に生きている、オイラの中に。絶対に。うううう、スティーブ。なんで死んじまったんだ…

ジョブズ。すごいよ。ほんとにスティーブがいたからこそ、この世界はすばらしいものになった。私はホントにそう思う。

っていうか、なんか最近、どこに行っても、マイナスの人の負のパワーって強くって負けそうになる。そういう連中が集まるとマイナスからマイナスへ、どんどんドツボにはまって行く。マイナスであることを時代のせいにして、傷をなめ合って、ウジウジしている。そういう連中は今、自分がどれくらい恵まれているか、たとえばインターネットがどのくらいすばらしいものかも忘れて、世界に向かって文句ばっかり言っている。そういう人は音楽業界にとっても多い。そういう負のパワーが強い人たちに自分は引きずられてはいけないと思う。

スティーブの話を聞いていると、今はめちゃくちゃエキサイティングな時代で、そしてホントに明るいすごい未来がやってくるように思えるんだ。ありがとう、スティーブ… なんか元気が出たよ。帰りにVIRONのパンを大量購入。パン食って、明日も頑張って走ろう。

PS
しかしここまで本物で盛り上がっちゃうと、あっちの映画が心配…一般試写申し込んでみたけど、当たるんだろうか…

2013年9月29日日曜日

ペッテリ・サリオラ来日決定! ショウケースライブやります!

さて、あと4時間くらいで正式発表するのですが、こちらでフライング告知を(笑)いや〜すごいギタリストをフィンランドから呼ぶことになりました。その名もペッテリ・サリオラ。

まぁ、説明するのも面倒ですが、彼の一番有名な映像はこんな感じ。(まだ髪の毛がある)



すごいでしょー。まぁ、なんというかドラムみたいなギターみたいな。こういう演奏をする人は、世界に何人かいるわけですが、ペッテリほどリズム感がしっかりしている奴は滅多にいない。もともとはマイケル・ヘッジズという人がはじめたスタイルで、ペッテリのは、それをさらに進化させた独自のスタイル「スラム奏法」という奴なんです。ちなみに歌も歌いますが、これが上手い!

で、そのペッテリが今回キングレコードさんから新作が出るということになり、ウチでプロモーションのお手伝いをすることになりました。

実は8月のヨーロッパ出張中に、フィンランドのド田舎、ラプアという街で彼のライブを観る機会がありましたが、ホントにライブはものすごいですよ。一発で持ってかれた!って感じ。ライブが終わったあと、本人と多少話をする機会があったのですが、ホント真面目ないい子。そしてまだ若い。やっと29歳ですよ。若くて才能があってやる気があって、ホントいいわ…こっちまで元気になれるよ。

そんなわけで、私も帰国後は、彼の新作のために雑誌やラジオ、新聞の取材などたくさんブッキングに走りまわっていたのですが、なんといってもペッテリの神髄はライヴにあり。多くの良心的な音楽ファンにこのすばらしい音楽を、まずは体験してもらいたい…というわけで、ショウケース・ライブをすることになりました。ショウケースってことは、つまりは無料です、無料! ただしドリンク代だけはよろしくね、という事で。場所はいつものStar Pines Cafeです。

お申し込み方法は、ウチの常連さんならおなじみ、数年前にジョン・スミスのショウケースやった時と同じ要領です。まずはこのページ0:00にリンクが開きますすでに開いてます)の注意事項を良く読んで、フォームに記入の上、お申し込みください。折り返しご案内メールをさしあげます。それで完了。

ペッテリのホームページ0:00にアップロードされますので、しばしお待ちあれ。0:00にお申し込みも受付開始となります。200名まで受け付けるので、当分大丈夫だとは思いますが、来れそうな人は早めに申し込んでください。きっとすぐ一杯になっちゃうと思うので…

PS
月曜日の昼現在、30名程度です〜 まだまだお待ちしておりますよ〜。今日、午後にはあっちこっちの告知を仕込んであるので、これが発表になると一杯になる可能性も大です。お友達をお誘いの上、ご来場ください。




2013年9月27日金曜日

映画「バックコーラスの歌姫たち」を観ました

観てきました。結構、音楽業界内で話題になっている映画「バックコーラスの歌姫たち」。期待はMAX。音楽業界のことでなくても、こういう職業意識を考える話は、本でも映画でも大好き。

そして、その期待は裏切られない。いわゆるスターを支えた裏方のバック・シンガーたちの話。本当は自分が歌っているのに名前がクレジットされない悲劇のシンガー。本当は自分もフロントで歌いたい。でもそこまでの6mは遠い。運良くソロアルバムを出すシンガーがいる。エゴがないとフロントには立てない、と言うアーティストもいる。数日前に和田静香がブログで「周りをなぎ倒して行くエゴ」とも言ってた。なるほどね。

実際、音楽ビジネスの隅っこで働いている自分としては、この映画においては、驚くことは1つもなかった。フィル・スペクターがイヤな奴だってのは、もう充分知られた事実だし、何も彼女たちも舞台裏の暴露話をしているわけでもない。フロントの奴、バックの奴、正直、どの人が発言する事について、驚くことは1つもなく、すべて納得で、すべてウンウンとうなずける、そういう話。

配られたプレス資料にのっていた五十嵐正さんのコラムがいい。(こういうキチンとした物を書かせるとタッドは超一流だよね〜)この文章は実際のパンフレットでも読めるのかしら… であれば、絶対に必読である。タッドがここで言うとおり、与えられた役割をきちんとこなす、という美学はホントにどの職業にも言えることだろう。まずは第一の感想がそれ(笑)

そうなのだ。すぐれたドキュメンタリーは、実はそこからグルグル回って,第2の感想、第3の感想が出てくるところが面白いのだ。で、以下が今朝走りながら考えた第2の感想。

私は後になって、スティービー・ワンダーの「楽しいからといって、自分の夢を捨ててはいけない。楽で楽しいことから、一歩踏み出さないとね」というのが、すご〜く気になった。

どの業界でも一緒だと思うのだけど、リスクを取って前に進むやつと、その場に甘んじる奴と、職業態度は2種類に分かれる。それを考えれば、究極的にはバックコーラスであるか、そうでないかは自分が決めることだ、とも言える。ここにおいてバックコーラスとは、文字通りの意味ではなく象徴的な問題だ。心構え、と言ってもいいかも。ただ、もちろん立つ自分が立つステージは、運とか金銭的なこととか、周りの環境、オーディエンスの共感がどのくらい得られるかでだいぶ違ってくる。

だからバック・コーラスがホントに自分のステージでないと思うなら、人からのオファーを指を加えて待っているだけではだめだ。自分の生活費はバックコーラスで稼ぎつつ、ちゃんと小さなライブハウスででも自分で歌うべきだ。自分の看板でお客さんを呼ぶべきだ。たとえばピーター・バックを見てみろ。本当にすぐれたアーティストはメジャーな場とともに、ちゃんと自分の表現活動が自由に出来るマイナーな場もキープしている。(それがどんなに大変なことか、私は分かっているつもりでいる)

そして考えてみれば、ウチなんかもおそらく世界で一番小さな音楽事務所だが、少なくとも私が制作したプロジェクトについては、基本100%自分のものだし、その意味においては私とフロントに立つミュージシャンはあくまで対等だ、とも言える。少なくとも私自身はそう信じている。もっと言ってしまえば自分が「すごい!」と思えるミュージシャンと対等に仕事がしたいから、私はこの仕事をしている。他人に自分の名前が知られるとか知られないとか,そういう問題ではなく、これはやっている本人の自覚の問題だと思う。

もちろん与えられたものをきちんとこなすという美学やストイックさはすばらしいと思うし、おそらく世界中の全人口がプロデューサーでありアーティストだったら、世の中うるさくてしょうがないだろう。黙って役割をこなす人ももちろん必要だ。でもスティーヴィー・ワンダーの「楽している」っていう言い方をしていたのも、ものすごくするどい指摘だと思う。つまりリスクを取る奴と取らない奴。与えられた場所で、自分のある程度の才能が発揮できれば、それはそれで幸せで良い、とする奴。もちろんどのレベルでのいろんな葛藤がある事は間違いないんだけど。でも常にリスクにさらされているフロントマンと、雇われでやってくる彼女たちとは訳が違う、ということも圧倒的な事実なのだ。

私が今の仕事が好きなのは、今の仕事をしていれば、ミュージシャンと互角にリスクをシェア出来るからだ。というか、金銭的なリスクはミュージシャンよりも、どちらかというとプロデューサーである私の側にある。自分の企画で、自分がファイナンスの責任をおっている以上、それは当然のことだ。一方「自分の看板を常にキープする」というリスクについてはミュージシャンも音楽事務所のプロデューサーも同じくらい負っていると考えられるだろう。これも重要。

でもここでまた、和田静香がブログで言っていたように、果たして自分は誰かをなぎ倒して進んできたのだろうか、と思う。少なくとも同業者には親切にしてきたつもりだ。自分が出来る範囲で人を紹介し、応援もしてきた。今ではそのほとんどが消えてしまったけど(笑)。でも一方、確かにこの事務所をスタートしてから、今までに断ったアーティストといったら、1,000越えたかもしれないよな、と思う。いや、間違いなく越えているだろう。一時は週に最低でも2コは売り込みが来ていた時期があった。となると1年で100コ、10年やってりゃ1,000は軽く越える。今ではそこまで多くはないけど…。

そしてそれを冷たい,という人はいるかもしれない。あいつに頼んだのにあいつは断ってきやがった、と。でもそれが自分の看板に対する責任ということなのだ。リスクを取らない奴にそれは分からないと思う。私がリスクを取るのが好きなのは、成功しても失敗しても、結果、自分だけの筋肉を得られるからだ。それは経験という筋肉だ。それはホントにお金には変えられない。だから私は誰がやっても同じ結果をたたき出すアーティストではなく、誰にも知られていない新しいアーティストをやりたい、と常に考えている。

バックコーラスから抜け出したかったら、ある意味自動的にやってくる仕事を断ってでも自分の足の上に立ち、自分のイメージをしっかりと作って行かないといけない。そのリスクを取れるか取れないか、ということなのだと思う。

そして、また、自分が今いる場所をなげく人もいる。「ここまでこれたのは周りのおかげだ」と感謝する人。「運さえよければ私も」「私の方が歌は上手かったのに」「心を込めて歌えば通じると思ったのに」という不運をなげく人。まさに人生いろいろだ。でもエディ・リーダーだってユーリズミックスやってたんだしさ… ホントいろいろだよ、いろいろ。

ってな感じで、以上、第2の感想。果たして第3の感想が出てくるかどうか? 映画としては「リベラーチェ」の方が圧倒的で楽しさもピカイチだったが、こっちは私たちみたいな職業について常に問題意識をかかえる人間は観なくちゃ行けない映画だと思う。公開は12月とまだ先のようだが、ぜひ公開されたら皆さんにも見に行ってほしいと思う。

PS
畔柳ユキさんのブログがいい。「自分が今やっていることに満足しているか? どこで腹くくるんだ? という質問を投げられた映画だと思った」まさに!

2013年9月26日木曜日

映画「恋するリベラーチェ」を観ました

今日はミーティグ&営業の合間に試写を2本も観た。途中、カメラマンの畔柳ユキさんとランチもしていい日だった。

1本目は今話題の「バックコーラスの歌姫たち」、2本目はさらに話題の「恋するリベラーチェ」。まずはこっちの映画から行きます。

いただいたプレス資料からして爆笑もの。キンキンキラキラ、キンキンキラキラ…すごいよ〜っっ、七色に輝くパンフレット!! ま、まぶしいっっ!

先日何かの本を読んでいた時に書いてあったんだけど,本当にその国を理解したいんだったら地元だけで人気のあるポピュラー音楽を研究するといい、と。フランスだったらクロクロ(クロード・フランソワ)。そしておそらくアメリカ、しかもベガスだったら、きっとこの人。いかにも!!というピアノ奏者、エンタティナー、リベラーチェ。音楽的才能は実際のところどうだったか知らないが、とにかくピアノは相当器用に何でも弾けてエンタテイメントとして超プロフェッショナルで、キンキンキラキラの衣装でお客さんを楽しませた…ということらしい。プレスリーやエルトン・ジョンの成金趣味のへんな衣装は彼の影響という説もあるくらい。ほぉ…

しかしゲイのこういう映画って初めて観たかも。もちろんちゃんと二人のいちゃいちゃしているシーン、ラブシーンもふんだんにあり、なんか良かったよ。まぁ、そんなところも含めて主演の二人、他でやってた役が思い出せないくらい、もう圧倒的なすごい演技だった。マイケル・ダグラスと、マット・デイモン、どっちも彼らが過去やった役が一つも思い出せないわ!

ま、で、想像通り、芸能界の光と影的なものは、とても色濃く、ものすごい豪邸(しかもかなりの成金趣味)に住みながらもリベラーチェの寂しさはマックス極まりない。でも彼は悲しみをかかえつつも、優秀で出来るマネージャーと一緒にプロフェッショナルな道を歩いて行るように見えた。いろんな意味でゲイの自分とも冷静にディールしているようだった。一方の恋人の方はバランスを失い、薬に手を出すようになり破滅へと向かっていく。そんな二人の心のすれ違いも丁寧に描かれていて、とっても見応えあり。楽しかった。

お金があれば幸せになれるかというと、そうではない、ということを教えてくれるものは映画でも本でも音楽でも、イヤってほどたくさんあるけど、これもそんな映画の1つかな…でもそんな風に判断するのも勝手な話だよね。リベラーチェは舞台で注目を浴び、たくさんのファンにチヤホヤされながらも、寂しい自分というのは自分でも冷静に分かっていて、それについてもプロフェッショナルにマネジメントしているように思えた。それを可能に出来たのは、お金がたくさん儲けたから、ということも1つの理由にあげられる。お金は大抵の問題を解決してくれるよね。もっともこれはあくまで映画で、実際はどうだか分からないけど、この映画においては、そう見えた。きっとほんとに頭の良い人だったんだと思う。

そんな素材の面白さもそうだけど、やはり圧巻なのは主演の二人。ホント、すごかったわ。マイケル・ダグラス。感動しました。



2013年9月24日火曜日

Great Big Seaが好きだった…

ラジオの選曲をご依頼いただき、1週間の帯で5回シリーズなのでケルト特集にしてみようと思う。アイルランド、スコットランド、ブルターニュ、ガリシア、カナダ…

カナダと言うことで、いろいろCDを引っぱりだす。「ランキン・ファミリー」が出て来た。懐かしい! いつだったかメアリー・ブラックの前座に出て来たのでライブもみたことがある。今は何をしていることやら…と思ったら、Facebookページがあった。ノヴァスコシア出身のファミリー・グループ。お兄ちゃんたちはともかく女の子3名はホントにちっちゃくて可愛かった。当時EMIが結構力いれてたよね。日本では出たんだっけ?



まぁ、でもカナダというと私はこのグループが当時すごく好きでしょっちゅう聞いてた。GREAT BIG SEA。懐かしいなー。彼らのディスコグラフィーみると、私が聞いてたのは結構初期だったりする。「PLAY」、「ROAD RAGE」、「TURN」あたり。特に「ROAD RAGE」っていうライブ盤は死ぬほど聞いた。すごいライヴ。圧巻ですよ。お客さんが歌う,歌う…

このヘん、ほんと最近話題のマムフォード&サンズとまったく区別がつかない… ま、違いが分からないからウチはヒットが出せんのかもな(爆) やっぱりバンド名に法律事務所みたいな名前つけて、しゃれたヘアカットとちょっと気崩したコンサバなスーツ着てないとダメなのかな。

いや〜、しかしこの曲とか大好きだったよな。ちょっと80年代っぽくもある。2000年の話だけど。



このヘンの音ってメジャーがやっていることが多かった時代で、当時の私には手が出し用がなかった。今の自分ならそれでも自分なりのやり方を見つけられたと思うけど。でも当時はこういう普通のポップスと伝統フォークの間みたいなやつをよく聞いてた。ポール・ブレイディもそのうちの1つで、今、自分が一緒に仕事が出来ているのが信じられない。ま、その話は置いておいて…

そんなGreat Big Seaも、バンド結成20周年かぁ。当時はインターネットとかなかったから、彼らのことはCDで知るしかなかった。ヨーロッパ偏重のfROOTS誌では、彼らの話はあまり載っていなかったし。どちらかというと、あそこではもっとワールド系のものが重宝されてた時代だったように思う。時代は変わる。でもって彼らのホームページもいとも簡単に発見し、バンドが元気でいることを知って嬉しくなる。

しかしラジオの選曲っていう用事でもないかぎり、ホントに自分のCD棚をのぞかなくなったなぁ。のぞいてみれば、かなり貴重なものが出て来たりする。でも2年前の引っ越し以来触ってないエリア続出…ホントにやばい。

さてラジオの方はといえば曲がかかる時間は14分という制限があるうえに、ケルトってことになると、やっぱりロリーナ・マッケニットとか、ケープブレトン系とか入れなくちゃいけないので、そっちになりました。詳細は、実際の放送週に改めてご案内します!

PS
もちろんチーフタンズとも共演しているよ。


2013年9月23日月曜日

スコットランド独立?!


1年後にスコットランド独立の国民投票が行われるということで、スコットランドは今、すごく盛り上がっている。

果たしてこれが、今後どう影響が出てくるのか。政治的なこととか経済的なことは私は専門家ではないので分からない。でも我らがエディが独立のために頑張っている、となれば話は別だ。実際、まだまだ地元でも独立を望む声は少ないそうなんだけどね。

写真はエディのTwitterより。

ここに日本語で読める記事もあるので参考までに読んでみて。つまるところ、別に今は反イングランド感情みたいなものはないが、明らかに文化は異なるし、ロンドンの政策とスコットランドでの投票の結果みたいなものも、どんどん違ってきている、ということ。特にロンドンが決めた経済政策には付いて行けない、ということ。独立すれば未来は自分たちで決められる、ということ。スコットランドから英国軍の核兵器を撤廃するのにも独立しかないと考えている、ということ。また経済的にも独立の目処がたったこと(しかも再生可能エネルギーで)…などなど。

なんか、私も日本がどうも立ち行かないのは、人口が多すぎるせいじゃないかと最近思っていて、それぞれの県が独立できるならした方がいいんじゃいかと思っているくらいなので、とにかく賛成。

しかし最近のエディは迷いがなくっていいよね。子供が大きくなって、再婚して、ますます自由に、いい意味で子供みたいになった気がする。素敵!

こちらはスコットランドの議会で「蛍の光」のオールドヴァージョンを歌っているところ。音が悪いけど…


同曲をアルバムの録音から。もう超名トラック。涙なくしては聞けない。こっちの方が音がいいからおすすめ。


エディがかかげてるこの旗。100年もののスコットランドの旗なんだって。

がんばれ、エディ! 応援してるよー。下はこの名曲が収められたエディのバーンズのアルバム。



2013年9月22日日曜日

Steel Claw

朝走る時、ポール・ブレイディのライヴレコーディングを聞いている。昨年のアイルランド公演のもの。いいんだ、これが。欲しい人、ポールのホームページで10ユーロで売ってるよ。その中でも印象的な曲、「Steel Claw」

下記のクリップは、アンソロジー「Dancer in the fire」の宣伝用。いいでしょ〜



で、そのライブ盤におけるポールのMCがいい。ある日ポールは自分のパブリッシャー(楽曲管理会社)から連絡をもらったんだって。「ティナ・ターナーが曲をカバーするぞ」ポール「Great」パブリッシャー「で、彼女が歌詞を変えたいらしんだ」 ポール「Ok」

いつぞや「The island」のPanic in townという一行を守るために、カバーを断ったというポールだけど、これに関してはいい、と思ったみたい。というのも、この曲はもともとダブリンの事を歌っていたのに、ティナ・ターナーは自分が感情移入しやすいように、それをサンフランシスコに変えたんだって。

こちらがティナ・ターナーのヴァージョン。興味がある人はぜひ比べてみて。歌詞はどちらもネットでググれる。確かに数行違ってるんだよね。



しかし何度かここにも書いているが、ポールはまさかこの曲が収録されたアルバム「プライベート・ダンサー」が世界的な大ヒットになるとは思わなかったそうだ。アイク&ティナ・ターナーはポールも大好きだったから「やったー、ティナ・ターナーがオレの曲を歌うぞー」と思ったそうだけど、それが何かをやらかすとは夢にも思わなかったそう。実際、彼女のキャリアはそれ以前にとっくに終わっていた。彼女がオリビア・ニュートンジョンとかを手がけていたオーストラリアのマネジメントに付く前の話で、彼女のビックカムバックの前の話だからね。

分からないもんですな、SHOW BIZの世界は… 

ポールのバンドでの演奏。1983年ごろ。若い、御大。で、最初のメンバー紹介のところとか、ちょっといい人っぽく見える!  でもこのバンドはウルサいなー。今のポールだったら、バンドとやっても、こんな風にならない。バンドはポールの周りに音を作ることを要中される。じゃないと「俺の音が聴こえない!」とか言って,御大は怒鳴りちらすことでしょう。(そういう怖いシーンは、ポールのDVD SONG BOOKに入っている)

さーて、ポールのマネージャーにメールしなくちゃ!




2013年9月19日木曜日

シャロン・シャノン、スカイダイヴに挑戦

最近、朝の土手走りが5kmから7kmになってしまい、ある意味、絶好調である。「暇と金さえあれば誰でもできることやっている人の事を羨ましがってはいけない」とは私の座右の銘だが、走ることは「健康と精神力さえあれば…以下同文」であるにせよ、やっぱり良い事と思う。

12月に来日するアイルランドを代表するアコ奏者、シャロン・シャノン。彼女がこんな活動をしていることは皆さんご存知でしょうか。商業的な成功を収めると、良いハートを持ったアーティストはこういう方向に向かう。それは極めて健全な事だと思うのだ。ましてや相手が犬や動物であるならば! 

この映像、ホントにいい。動物の収容所のことをpoundって言うんだね〜。面白い。「犬を飼うのなら、ぜひまず地元のpoundへ行ってください。ミックス犬はより健康であることが多いし、あなただけのユニークな犬であることは間違いなし。それに収容所である程度しつけられていることが多いため、犬を飼うための一番最初のプロセスから始めなくても大丈夫なようになっています」



犬はやばいんだよ…犬はホントに。ハフポスに言われるまでもなく(犬と暮らすべき21の理由)犬を飼うことは私の夢の一つでもある。

ウチは私が小さいころ、私の世代にしては珍しく田舎なのに共働きの家で(ウチはなんとおばあちゃんまでもが働いていたというワーキングウーマン家系)、昼間、家がからっぽになってしまうことから犬のようなペットを飼うことが許されなかった。だからシャロンみたいに田舎の大きな家に住んで犬を何頭も飼うことは私の夢の一つなのである。とはいえ、夢といっても犬一頭飼うと10年のコミットになるので、いい加減自分が体力があるうちに決断しないといけない、とも思っている。夢だの、なんだの、若い子じゃないんだから…要はやる気があるか、ないか。それだけなんだけどね。

まぁ、こんな感じで最近のシャロンはこんな感じで、Animal rescueに力をいれているのだけど、動物収容所は運営するのにも餌代やら何やらほんとにお金がかかる。なので資金面を補助すべく、シャロンはチャリティ・スカイダイヴに挑戦すると言う。かっこいい,シャロン! ってなわけで私もだいぶ前に20ユーロほど募金し、twitterでも呼びかけたが,今だに日本人は(見える範囲では)募金がまったくない! これはいかん! シャロンはこの年末に本当に久しぶりに日本にやってくるというのに!

やり方は超簡単。このページに行き、シャロンの下のSponcer meをクリック。面倒なので、登録なしで寄付(Donate as guest)をクリック。そのあとはフォームに記入して、クレジットカードなどの情報を入れて完了。名前を匿名にしておきたければ、最初の欄を空欄かハンドルネームで入れること。メッセージはもちろん「年末のコンサート楽しみにしてます、頑張ってね!( Looking fowrard to seeing you in Japan later this year.  Best of luck!)」とかが良いでしょう。金額は10ユーロから出来ます。手数料をこっち持ちで(Pay transaction Feeをクリック)、ということになれば、クレジットカードには10.40ユーロチャージされ、チャリティには10ユーロ行きます。

ってなわけで、準備に余念のないシャロン。頑張ってね。チャリティ・ダイヴまで、あと10日! 写真は本日のSharnon Shannon Facebook Pageより。



こっちは話題のJedwardと。可愛い〜!

で、何が言いたいかっていうと私もチャリテイ・ランとかやってみたいな、って事。

最近はよく走っていることを人にからかわれて、そのうちレースとかマラソンに出るんじゃないの、と言われるのだけど、そういう記録に挑戦とか、自分ではまったく興味ない。

ただ自分の頑張りがなんか人の役にたてばいいな、ってのはある。たとえ2、3万程度でもどっかに寄付できたらいいよね。もっともチャリティとかってなると、有名人じゃないと無理かなー。あと走っているところを公式に記録にとったりしないといけないから、となると、やっぱりマラソンとかに出場するしかないのか。うーん… 素人でも出来るチャリティラン、しかも出来ればドネートは自分の好きな先に出来るってのがあったら教えてください。そういうのだったら私もやれそうな気がするんだよね。

それにしてもシャロンの来日楽しみ。シャロン・シャノンも出演するケルティック・クリスマスの情報はこちらルナサも出るので、よろしくねー。ちなみにルナサは今や全員がランナーなんだよ。すごいね。

そしてウチは11月にシャノンとの活動でも知られるドナ・ヘナシーの公演を作る。すっごい古い二人の映像。TVかなにかかしら。



すごいでしょ、このギター。すっごいドライな音なのにブンブン言ってる。ドナのギターこそ「Sound of Lunasa」だよね。もちろん今のメンバーも全員頑張っているけど。ドナは新進気鋭のアコ奏者、ダミアンと一緒だよ。詳細はこちら。ご来場お待ちしています〜。

2013年9月17日火曜日

「英国一家、日本を食べる」を読みました

やっと読んだ。すごい前に買ってあったのだけど、ついつい「積ん読」コーナーに積み上げてた、この本。

いやーーーー、最高に面白い!

他の英国インテリ本にあるように、斜めな英国ジョークが満載だ。爆笑もの。いや〜読んでて気持ちいい。思わず英語で読みたくなった。

でもよくある日本にやってきた外国人が言うみたいに、日本人がRとLの発音を区別できなくても、それをあげつらわない、日本人のTシャツに書かれているへんな英語を笑わない、トイレのハイテクぶりについておもしろおかしく話さない…など最初に棚上げする著者。でもそんなこと書かなくても、相当おもしろいのだ、この本は。

まずはお友達のトシさんという人がいかしている。著者がこの本を書くきっかけとなった友人のトシさんは、もう1つ1つの会話、エピソードがいちいち爆笑もの。すごく仲良しなのが伝わってくる。そしてなんと「ちゃんこ」を食べに相撲部屋に行き、把瑠都関まで登場する。把瑠都、ここでも最高にいい奴! そしてコーディネーターさんのおかげでSMAP SMAPのビストロSMAPの見学まで許される。

札幌、そして大阪、京都、福岡、沖縄… 食べる、食べる…何軒もはしごする。京都でのハルキさんとのエピソードにも失礼ながら爆笑。私が行ったことのあるお店では、大阪の名店、お好み焼き千草も出て来た!(著者が言うように、私も次にくる日本食は「おこのみ焼き」だと思っている)

それにしても辻料理学校を訪問し、辻氏と一緒に「カハラ」へ行く。東京では服部先生に面会し、最後は「壬生」にまで行く。おそらく著者は絶対に日本人に気に入られるタイプの礼儀正しいインテリ英国人に違いない。なんか分かる。とにかくお薦めの一冊。

食べ物に関しては、私は実はものすごく保守的で気に入った店が出来ると何度もそこに通う。新しいものを開拓するよりは、安心できる美味しさを追求したい方。東京にやなぎと、のらぼうCLUB HOUSE他アウグスの各店、そして京都にやましたがあれば、もう他はいいやと思っているし、海外移住も時々考えるけど、これらのお店が一緒じゃないとやっぱりヤダな、と思ったりもしている。




本に出てくる著者に影響を与えた本の数々




2013年9月15日日曜日

カルロス・ヌニェス出演「エルムンド」スペイン・ガリシア特集を見ました

 来月来日するスペインはガリシアのスーパースター、カルロス・ヌニェスが、NHK-BSの「エルムンド」に出演しました〜。大興奮でTV画面を写真に撮ったので、ご紹介します。

…ファンだなぁ、わたし…(笑)
 エルムンドのスタッフはなんと現地まで取材にいったようです。この写真はガリシアのガイタ(パイプ)の工房に飾られている古い写真の数々。ちなみにカルロスが9歳のころの写真も飾ってありました。
 ガリシアでは学校でリコーダーを習うそうです(日本と一緒や!)。そしてカルロスはガイタの道を選びます。
 カルロスは先代のパイプ奏者たちに、重要なことを学んだそうです。
 ここでいろんな国のパイプを比較。スコットランドそしてアイルランドのパイプとの違い。ガイタは古く1000年前くらいにガリシアで生まれたものが、アイルランド、そしてスコットランドに伝わったそうです。
特にスコットンランドでは軍隊に使用された。だから音が大きく、男らしい音色になります。
 ガイタの演奏。かっこいいね!

 そしてガリシアの文化の紹介。
 ガリシア人は地中海人たちのように合理的ではなく、もっと神秘的なことを大切にしてきた。
 カルロスは今回の日本訪問の途中、三陸を訪ねました。
ちなみにリアス式海外のリアスはスペインのガリシアから来ている言葉なのだそうです! 知らなかったでしょ?
 1611年にも大きな津波に教われた地域。そのとき、スペインはガリシアからやってきた宣教師もいたのだそうです。詳しいストーリーは、ここで。
 ちなみに三陸とガリシアを結びつけるエピソードがここに。ガリシアではサンティアゴへの巡礼の旅において、ホタテ貝が象徴とされています。巡礼者はみんなホタテ貝をこんな風にリュックにぶら下げたりするそうです。
 三陸ではホタテは名産品です。

ガリシアのホタテを子供たちに紹介するカルロス。ホタテのボコボコした部分をこすり合わせて音を出しパーカッションのように使います。
三陸でもホタテはとっても有名なんです。
 子供たちと共演!

 恋し浜の駅には絵馬のようにホタテに願い事が書いて吊るしている小屋があるそうです。たくさんの願い事にカルロスもびっくり。
素敵!
カルロスのメッセージ。
ガリシアと三陸。2つのホタテ。


「ケルト人はスペイン、日本、イタリア、アメリカなど国ごとに世界を分けて考えません」
「世界は海でつながった1つの国」本当にそうです。
「だから日本人はケルト音楽にこんなに特別なものを感じるのかもしれません」
公演の詳細はこちらですよ。
最後はみんなで共演です!

カルロス素敵!

それにしても毎回公演を作る時、アーティストを日本に紹介する時に、どうしてこの音楽を日本にいる私たちが聞かなくてはいけないか、ということを私はいつも考えます。あまたある音楽の中で、どうしてこれでなくてはいけないのか。他にも音楽はいっぱいあるじゃないか、と。


その理由が本当によくプレゼンされた番組だと思いました。プランクトンさん、ホントにさすが。この音楽は今混沌とした日本に住む私たちに必要な音楽です。頑張れ、カルロス、頑張れ、プランクトン!

来月の来日公演が本当に楽しみです。皆さん、会場でお会いしましょうね。詳細はここ

仕事をつくる

さて、ちょっと前になるのだけど、外国の文化を日本で紹介するといことについて、こんな記事を発見した。古い記事だけど、たまたまタイムラインに流れてきたのだ。

売り上げをいきなり5倍にせよと指令され……アクションSF超大作映画『スター・トレック』をヒットさせる裏側という記事。

なるほどねー。まぁ、こういう仕事は大変だ。特にレコード会社の大レーベル傘下の人たち、映画の大配給会社の日本支社みたいな人たち…プロモーションする作品を自分で選べない人たち。彼らにとっては「モノ」は自動的に決まるので、運命をともにする作品を選ぶことができない。ウチは世界一小さな音楽事務所で、スタッフはオレしかおらず、ミニマムな運営費でやっているが、仕事は「選んでいる」。そしてそれはすごく大事なことだと思う。

自分の仕事は自分で作る。これに限る。自分で作らないと、いつまでたっても幸運や、楽しみや、引いては人生におけるワクワク感や達成感みたいなものですら、人の都合に頼ることになる。そんなのイヤだし,何より自由がない。

もちろんなかなかそういう恵まれた立場を確保する事は難しい。でもオレはそのせいで本来もう少しリッチな生活がおくれたはずだった…という事実を甘んじて受け入れている。生活コストは低い。そしてそれはいい事だと思っている。ブランドものも買わないし、化粧はしないし、旅もいつでも貧乏旅行だ。同い年の女友達なら持っているであろう素敵な食器もない。ただ食べるものだけにはどうしてもお金を使ってしまうが、まぁ、それは良しとしよう(笑)

一方、生活コストが高い人、高くて薄いテレビを持っている人や貧乏旅行が出来ない人は生活コストがかさむだろうな。それは良くない。もっともバック一つ買っただけで幸せになれるなんて、どんだけ簡単なんだ、とも思う。人と自分の生活を比べてはいけない。でもお金と暇があれば、誰でもできることをしている人を羨ましがってはいけない、というのは人生の基本だ。生活レベルはなるべく下げて、自由度をあげる。これにつきる。

もっとも仕事をもらうタイプの職業についている人は、そういう事は難しいかもしれない。そういう場合、いつでも仕事を断れる状況をつくっておくのがいい。いくつか選択肢を用意しておく。そして自分でこれを選んだ、という事実が実はものすごく重要で、それが最後まで自分を支えてくれる。どんな小さな仕事でも。

それにしても、最近、どうも企画力が弱い。いろいろ来年の企画を考えているが、みんながあっと驚くようなすごい企画がなかなか思いつかない。思いつきさえすれば、あとは実行すればいいだけの話で、ある意味、簡単なのだが。

走っているのが良くないのかな、とちょっと思う。そんなことで達成感を感じてたらダメだ。走ることなど健康な人なら誰でもできる。ましてやオレより早く走る人も世の中にたくさんいる。オレにはオレにしか出来ない仕事をしなくっちゃ。思うのだが、うーん、なかなかひらめかない。

和田静香が言ってたトロさんの話。企画は空から落ちてくるものだから、外に出ないとダメだってこと。人と話すことで自分の中にある何かを発見する。それが企画になる。だから外に出て人と会ったり、映画みたり、本読んだりしているけど…

まぁ、でもグチグチ偉そうなこといってないで、はやくホームページをなんとかすることとか、部屋を掃除することとか、基本をしっかりしないと。人の事は簡単に批判し偉そうに言えるのに、自分のことはまるで出来てないAB型水瓶座のいい例だ(笑) 

PS
来年、春の企画でやっとこさ作ったが、会場費が激高で、チケット代がすごくなっちゃいそう。でも企画はいいと思っているんだ。それにしても会場費は高い。どんどん高くなってる。まぁ、でもウチは年に何度もブッキングするような大きなプロモーターじゃないから、無理は言えない。これだ、と言われれば、従うしかない。でもいいライブにするよ!

 
PPS
走る時に聞いているポール・ブレイディのライヴ録音がすごくいい。こちらはレコーディングヴァージョン。ゲイリー・カッツのプロデュースで、LAで作った。


 I don't want to paint your picture
 I ain't here to sing your sorrows
 Ain't got time to be your hero
 I don't want to be your poet

 お前の絵などを描きたくない
 お前の寂しさを歌うためにここにいるのではない
 お前のヒーローなんかになっている時間などない
 お前の詩人にはなるつもりはない

80年代の前半ごろサッチャー政権が猛威を振るう中、英国/アイルランドのシンガーソングライターたちは、政治的、批判的な歌を歌うことを要求されていた。そんな中出来た歌だそう。


2013年9月13日金曜日

酒井順子「おばさん未満」を読みました! 最高!

いやーーー、酒井順子さんって私と同じ歳なんだけど(66年生まれ。学年で言うと彼女は1つ下)、彼女は我々世代の女の最高の代弁者だと思う。今回のこの作品は独身女に限ってないのだが、今のこの時代を生きる我々の最高の応援歌になっていると思う。まったくもっておすすめ。

「負け犬の遠吠え」はホントに良い本だった。あれは、いわゆる経済的にも精神的にも人に頼る必要がない独身女が、あまり自由や趣味を謳歌して楽しんでいると嫌味に見えるから気をつけた方がいいですよ、と警鐘を鳴らす本だった。しかしその本音は「勝ち犬」人生を送って来た、人生に疑問を持たねぇ、光文社とかの女性誌を読んで来た勝ち犬に、楽しくて心からワクワクする事なんか出来やしねぇんだよ、と心の中で高笑いする本だった。まるでオレへの応援歌みたいな本で,そう思った女は多かったらしく、世間でも大ヒット。

ただタイトルゆえに、あまり私の周りの女友達に読んでもらえなかったのが、残念…。 ま、それはさておき、先日大学時代の友人たちの集まりがあり、そこで久々に会った友達に薦められ、それは買わねばと思っていた矢先,その友達が贈ってきてくれた。うわーい。でも分かる! これはそういう本だ。人に薦めたくなる! そういう本。 

ホントこの本によれば、私も相当「痛い」。例えば髪型。そして服装。肌がボロボロになりカサカサしていると木綿はもう似合わない…す、するどい。が、私の服の素材なんて木綿ばっかりじゃねぇか? とにかくなるほど!とか、そう!そう!そう!と激しく同意することのてんこ盛り。30代のころからあきれるほど旅をしてたから、40代になったからといってそれが辞められるわけがなく、気ままに一人旅などをしている日にはまったく目もあてられない。ただこの本にあるように、私が持っているのはリュックではなく斜め掛けの木綿のバックだけど…これもよく考えたら、相当痛いかも!

ってなわけで、ここを読んでる40代の女性にぜひぜひお薦めしたい。私たちは、とにかくすべてを笑い飛ばし、カラ元気に行くしないのだ。絶妙なバランスを気にしながら、でも楽しく人生を謳歌する。そして私たちには酒井順子がいる。酒井さん、これからも元気な本を期待しています。

…とか書いてたら,御歳75? 76歳の湯川れい子先生が80歳?の黒柳徹子の部屋に出ている。れい子先生も徹子さんも気持ちが若い。そして71歳?のポール・マッカートニーの話をキャピキャピしている。湯川さん、お孫さんの話よりも、今だにポップスターの話をするのがその5倍くらい楽しそうに見えるのが、やっぱり今でも現役ファンだよね。ホント、なんだかとっても楽しそう。私もあぁいう元気のいい女性になってみたい。







2013年9月12日木曜日

小諸公演、ぜひご参加ください! その4

その3より続く〜

というわけで今回の小諸ミニツアー、こんな感じにしたいと思っています。

11月5日(火)
18:00 小諸駅集合
薬師館の車でお迎えにあがります。
ちなみに東京駅を16:24のあさま533号に乗り、軽井沢で乗り換えますと小諸に17:57に到着します。

18:30 コンサート
チケット代 3,500円は当日受付にてお支払いください。
終演後はアーティストも参加の打ちあげパーティ食事飲み物付きに参加できます。毎回地元の食材を使った素敵なお食事が用意されています。ワインは小諸のワイン♥ ただし今回ダミアンとドナが日本食、およびお魚、水からあがったものすべてNGなんで、たぶんお肉とか洋食系とか、そういう内容になると思います。またパーティ終了後、皆さんは薬師館へ車でお送りします。

11月6日(水)
翌朝10:00チェックアウト 再び小諸駅までお送りします。
ぜひチェックアウト前に、素晴らしい朝食と、姉妹館である常磐館にある山頂露天風呂もお楽しみください!(薬師館で入浴札をお渡ししているそうです。朝6時から入れるそうですよ)


<お申し込み方法>
●宿泊については薬師館のホームページに直接お申し込みください。その際、夕飯なし朝食のみのコースを選択ください。お支払いは直接薬師館へ。

●同時に野崎あてお申し込みをした旨、ご一報ください。チケットと送迎等を手配いたします。チケットは当日受付にて精算になりますので、現金にてご用意ください。


 薬師館はこんな風にすごく歴史があるのです。
入り口で浴衣が選べます。
 温泉へと続く道…
 まだまだ…
 ロビーはこんな感じ。
 岩肌が壁になっていて圧巻です。左の奥の廊下を進むと温泉へとつながるのです。
 昨年,同じ週の写真。紅葉があちこちに。
こちらは近所にある常磐館の丘の上にある温泉。登山電車で行くんですよ。薬師館にお泊まりの方は入浴札をもらえるので、ぜひ翌朝出発前に朝風呂を楽しんでください。朝6時から入れます。

というわけで、ぜひダミアンとドナの小諸公演、11/5(火)です。ご来場ください。もちろん東京公演もあるよ。東京は11/4(祝/月)。

2013年9月11日水曜日

小諸公演、ぜひご参加ください! その3

 その2から続く。

しかし美術館でのコンサートって、絵と音楽のコラボだと思う。マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル。
 こちらはアルト巨匠。
 ティッモと120年もの(140だっけ?)のハーモニウム。
 地元のおやきも売ってるんですよ〜 中にはきんぴらなどのお惣菜などが入っていて、激まいう!
 ヴェーセンもお邪魔しました。相手がヴェーセンだと絵が小さく見える…
小諸公演はもうずっと第1回目からグリーン電力で運営されています。その4に続く。