アイルランドのソングライター ベスト5 from Today FM

ちょっと前の話ですが、こんなのを見つけたので、ご紹介します。アイルランドのToday FMが選ぶ、アイルランドのソングライターベスト5。皆さん、意外に思われる結果かと思う。でもこの順位いろんな意味でさすがだな、とも思う。

ボノもヴァン・モリソンも、シネイド・オコナーもチャートインしていない中で、この5名が選ばれました。オリジナルの記事はこちら。まぁこの番組のリスナーの、それほど分母も多くない投票だったのかもしれないですけどね。ユニークなラインアップだと思います。



No1.   Phil Lynott

アイルランドでのフィルの人気を知らない人がいたらちょっとびっくりすると思う。日本ではシン・リジーのベーシスト/シンガーとして有名なわけだけど、アイルランドではとにかく圧倒的、カリスマ的な人気を得ています。子供の時の生い立ちや生まれの複雑さ、そして破滅的なロックスター的人生、若くして亡くなったことも理由なんだろうなぁ…。対照的なのがゲイリー・ムーアで可哀想なくらい評価されていないんだが。



No2.  Paul Brady

で、2位はウチの御大(笑)ポール・ブレイディ。

ちなみに1位と2位の夢の共演の写真をポールのFacebookページからかりてきました。確かこの時の音もポールがどっかに上げてたんだよな… あ、これこれ…これです。


ラジオ局に寄せられたコメントより、ポールの名曲「The Island」について。「アイリッシュでもないのに泣いちまった! オレはオーストラリア人だ!」ってのが笑える。




No3.  Paul Noonan (Bell X1)

3位は一時はダミアン・ライスともバンドを組んでいた連中によるこのバンド。BellX1って日本ではCD出てるんだろうか。現在のフロントマン/ソングライターのポール・ヌーナンが3位。



No4.  Shane MacGowan

そして4位はシェーンですよ。ポーグス。こちらは説明はいらないかな…



No5.  Damien Dempsey

そして昨日ご紹介したダミアン。ダブリン生まれのダブリン育ち、ダブリンあってのダミアン、ダミアンあってのダブリン…そんな人。日本では完全に無名。




No5.  Neil Hannon

ちなみにダミアンと同列5位ということで選ばれたのがニール・ハンノン。ディヴァイン・コメディって日本では人気があるのかしら。北アイルランドはデリー出身の結構骨太のロックを聞かせるギタートリオ。現在はニールのソロプロジェクトになってます。とにかくアイルランドではトップグループの1つ。それからニール・ハンノンは有名なシットコムの「ファーザー・テッド」の音楽を手掛けたことでも有名。最近はDuckworth Lewis Methodとかいうコメディ・バンドもやってる。


ってなわけで、なかなか興味深い5人、いや6人でした(笑)