いつまでもあると思うな来日公演。日経新聞さんにご紹介いただきました〜

またブログをアップするのが遅くなった! ブログを毎日書くのだけが取りえなのに!!?

で、釣り記事みたいなタイトルで、すみません。でも我々コンサート制作者にとって恐いもの…それは公演のキャンセル。近いところで、この数日間において自分の行動範囲で2つもあったので、ドキドキしてしまった。

まずはこの方…



ダミアン・ライス。ずっとツアーもやってなかったよね… 8年ぶりの新作発表に伴い健気にも、綺麗なシャツを着てJoolsのLaterとかでも歌っていたが… やはり久しぶりの世界ツアーは相当なプレッシャーだったのだろうか。それこそすべて発表になった日程は即日ソールドアウト。私はちなみにラッキーにも、某ヨーロッパ公演のチケットをHPのメーリングリスト先行予約でゲットすることが出来たのだが。

数日前にサンフランシスコから始まったツアーだが、3日目のシカゴ公演で、ダミアンは6曲しか歌えなかったそうだ… 詳しい記事はここ。いずれにしても翌日のトロント公演も延期。シカゴ公演とともに、もう一度リスケジュールとなった様子。こういうのってホントに人ごとではない。

実はヴェーセンも先日アメリカツアー中にローゲルがどうしてもスウェーデンに帰国しないといけない事態に陥り(ちなみにご心配なきよう…既にその問題は解決されつつある)、ヴェーセンのアメリカ・ツアーは、あと数日で終わり…という段階においてキャンセルされてしまった。まったく他人事ではない。

どちらも仕方がない理由だ。人間がやっている仕事だから、こればっかりは仕方がない。

かと思えば、私がここ数年頑張ってプロモーションしてきたバンド、1つは現在半年間の活動停止、1つは正式に解散である。正式解散のバンドについては公式発表はもうすぐ行われると思う。活動停止バンドの方は、おそらく…また連絡があるだろうね。そんな感じだ。

何度もここに書いてますが… ホントに次があると思うな、来日公演!ですよ、ホント。そうじゃなくても地震、火山、台風… あなた自身にとっても、いつ何がどうなるか、分らない。個人だって病気や怪我、自分をとりまく環境の変化でいつコンサートに来られない状況になるのか分らない。

ウチは20年近くやってきて、ラッキーにも公演がキャンセルになったことは一度もなく、一度だけ延期になったのはアイスランドの火山灰事件の時のみだ。(マリア・カラニエミ公演。もちろん延期だったけど、しっかり行われた)身の丈の仕事しかしてないので、大きなトラブルもなくやってきたが、そのウチだって、いつか力が及ばない事があるかもしれない。

っていうわけで、皆さん、コンサートに是非是非いらしてください。次があると思うな、と言う事です。って、別に来日公演ばかりではなく、何においてもそうだけどね… ヴェーセンの来日公演の詳細はこちら

本日日経新聞夕刊、首都圏版に載せていただきました。いつもありがとうございます。