bar clear all


2014年1月31日金曜日

リサイクル・オーケストラ、読売新聞にご紹介いただきました。


そう!   この音楽には物語があるんだよね。さすが(桜)さん、分かってらっしゃる。読売新聞夕刊にご紹介いただきました。ありがとうございます。

2014年1月29日水曜日

ペッテリ・サリオラ「Acoustic Guitar Magazine」に掲載いただきました

ペッテリ・サリオラ、Acoustic Guitar Magazineさんに掲載いただきました〜 ありがとうございます。「ウキウキ・ウエイクミーアップ」の楽譜なども掲載されていますよ〜


















フレアーク/アイオナの散らしが出来ました〜。さっそくまくぞ!!

音楽とはみんなで一緒に聞くもの

今年は年があけてから新年会が何度かあり、そのうちの1つは友達の家にお呼ばれ。そこで、みんなでこのYou Tubeのクリップを見ながら、ヤイヤイ言いながら飲んだ。それが結構楽しかった。普段こういうクリップは一人で家で見るもんなんだけど、なんやかんや言いながらみんなで見るのが楽しかったんだ。



「音楽はみんなで聞くもの」っていうピーター・バラカンさんの言葉が思い出される。だからいい音楽があるとみんなでシェアしたくなる=聞いてもらいたくなるそうだ。なるほどね。音楽はみんなで聞くもの。そしてコンサートってのはそういう状況の極めつけみたいなもんだ。

ところでカメラマンの藤岡直樹さんのHPにある短いエッセイ(NOTE)ファンで、私はしょっちゅうのぞきに行っているのだが、藤岡さんのライブコンサートにおける撮影の話が書かれていて、それがすごくいい。ぜひ読んでみて。このページからNOTEに飛ぶと行けます。NOTEのPage460のところ。

この藤岡さんのジョーとリサの公演の写真、私もすごく好きで前に紹介したことがある。「音楽に対する謙虚な気持ち」というタイトルで。ザ・バンドに対するジョー、リサ、ジョン、ロスの尊敬の気持ちと、これを聞いていたお客さんの音楽を愛する気持ち、そして撮影する藤岡さんの謙虚な気持ちのすべてが濃縮された素晴らしい1枚。→ http://themusicplant.blogspot.jp/2012/11/blog-post_6938.html 

この写真でも音楽はみんなのものであり、みんなで聞くものだ、みんなの上に大きく存在するものだ、という気持ちがある。

しばらく前にみたスプリングスティーンの映画や、最近のポール・マッカートニーみたいな公演にいった人たちの話、そして今回の不思議なセッティングのヴァン……いろいろ考えた。ポールとも話した。「いったいヴァンはなんのために歌っているのだろう」って。例の公演は200ポンド、約3万円なわけだ。それが320名。ディナーが含まれているとはいえたいした金額である。「ヴァンが桁違いのお金持ちであることは間違いないけど、それでもお金が必要なんじゃないの」とポールも言う。まぁ自分の周りのスタッフを食べさせることも含めて自分の仕事ではあるから、すでにお金が十分にあっても、仕事は続けないといけない。ヴァンにとって音楽って、どんな存在なんだろう。とりあえず本を注文(笑)



2014年1月28日火曜日

「音遊人」最新号にカテウラのリサイクル・オーケストラ掲載いただきました

「音遊人」の最新号にパラグアイはカテウラのリサイクル・オーケストラご紹介いただきました〜

嬉しい〜

Y崎編集人、感謝!! またよろしくお願いいたします。

子供たち、元気かなぁ…

出張最終日

朝走った。飛行機に乗る前こそ走った方がいい。きちんと走りたかったので、またもやグリーンをぐるぐる。7周。7.5km。

本当は街で美味しいもの食べてから行きたかったのだけど、用事を済ませてたら時間がなくなったので空港でシェパーズパイ。


デザートはアップルパイ。


以上ダブリン空港で。まいう!

そのあとヒースローで…


飛行機乗る前に牡蠣はリスクだけど、誕生日だしー。免税だから安いしー。


こんなのももらったよ。

早く帰宅して巣鴨の温泉にでも行きたいが、やること山積!   仕事しないと!   で、これを今、スカイライナー中からアップしてます。四時に到着して四時半のスカイライナーに乗った。相変わらず成田は近くて便利。ご機嫌。早く仕事したい!!!


出張DAY6 続き

そんな訳で、泣く泣くコンサートホールを出て、向かいのホテルのラウンジへ。ポールと、一緒にこのあとコンサートに行くことになっているポールの奥さん、そしてマネージャーのジョン。もちろん時間を変えてもらうことも出来たのだけど、マネージャーのジョンが18:20までには市内を出ないといけないという前提条件もあり、何はともあれミーティング開始。不思議なものでミーティングが始まればミーティングに200%集中。無事にミーティング終了で、マーティンの新しいグループ、グローミングの公演前に何か食べようということになる。

そしたらメアリー(ポールの奥さん)が、ナショナルコンサートホール、のぞいてみない?  まだあなたのバンドがやってるかも!と声をかけてくれる。ううう、メアリー、ありがとう!   で、すっ飛んで戻ってみれば、なんとか最後のMidnight feast - the long setの、まだmidnight feastの部分。やったー!!!!   外で待ってるだろうポールに「最後の曲やってる!!10分ん待って」とテキストすると、「ご飯かここのカフェで食べよう、テーブル押さえた」と返事が。うううう、ありがとう…で、アンコールはHinba!   良かった、聞けて!!!  ポールもちょっと聞いてくれたらしく、このバンドはいいじゃないかと言ってくれた。ううううう…

ってなわけで、やっと満足してポール夫妻とディナー。


私はホタテをいただきました。真ん中に立ってるパリパリはチーズ。その下はチーズリゾットだよ。

ご飯食べてたら、何とそこにマーティンがあらわれて、オヤオヤみたいな状態に。今日のチケットはマーティンに取ってもらったのだった。なんたってソールドアウトだったから。マーティン元気そう。ちょっと痩せた?   そうよね、もうデブでいるのはよくないもんね。でもって、そこにマーティンのアイルランドのマネージャーのエイミーも来たり…なんか落ち着かないよね、ここ(笑)。実際コンサートホールの方のバーに行こうかとなったけど、ポールはこっちの方がいいという。あぁ、確かにあっちの人が多いとこに行くと人からサインねだられたりするもんね、と言うと、サインはいいんだけどいきなり写真を撮られるのが嫌なんだって。大変だよ、ロックシュターは。

なんだかんだで開演になり、バルコニーのかなり前、正面の位置に座る。本当にステージの後ろにまでお客が入ってソールドアウト。開演前に、まずは大統領入場!!!   イエーイ、ヒギンズ。すごーい。大統領夫妻が来るコンサート、二度目だよ!   すごい、マーティン!

マーティンの新しいグループ、グローミングは、ピアノ、歌、フィドルが日本、デニスのギターという編成。ネットに少し音源が流れてるので、後で帰宅したら少しリンクをはっておきますが(このブログ、iPadで書いてるから難しんだよね…)、まぁ、いいんですよ。公演の方は素晴らしく、ポールも奥様も感激してた。良かった。ご招待した甲斐があったわ。

ただコアになってるのはマーティンのフィドルであり、それが今定期的に来日できている現在、果たして残り3名を呼ぶ意味があるのか。なお、このプロジェクトは別マネージャーで高いんですよ。それはすごく分かるんだ。だから歩み寄るために、果たして私の方で他のことを置いてまで死ぬほど努力をすべきか。またメンバーにもかなり無理させるほど重要事項なのか、考えないといけない。ま、後でゆっくり悩む。いずれにしても言えるのは本当に素晴らしい公演だったということ。

そしてこの日の会場レセプションにはラウーもやって来たので、やっと会えた!!   クリスはいなかったけど、マーティンとエイダンに会えたからいいや。嬉しすぎる。そしてポールに紹介できた。嬉しすぎる!!   あー、一緒の写真撮っておけばよかったなぁ……


LAUに今度のラウーランド(ラウーがキュレーターをつとめるフェスティバル。なんとマーティンとデニスも出るよ) のパンフもらったよ。五月末にゲイツヘッドだって。ニューキャッスルの近く。次はこれに合わせて来ようかなーー

というわけで幸せな中、ホテルに戻ってバタンキュー。お疲れ、自分。



2014年1月27日月曜日

出張DAY6 The Gloaming, LAU, Karen Caseya and Niall Vallely

さーて、今日は忙しいぞ!    まずは朝走る。8kmくらい行ってたかなー。結局スティーブンスグリーンをぐるぐるが嫌で、外へ出て、バゴットストリートからメリオンスクエア。途中ダーモット・モーガン(ファーザーテッドの役者さん)の記念碑をやっと見れて嬉しく思い、さらに走って結構満足。

まずは腹ごしらえ…


中華です。ダブリンで一番美味い中華ってどこかしら…ここも悪くはないんだけど。

で、まずはARKという子供用の施設で行われているカランとナイルの子供向け公演へ。2時からだったのだが、到着したのがすでに2:05くらいで、途中からは入場できないよ、と最初無残にも断られる。で、いったん諦めかけたもののカランの声がどうしても聞きたい!というわけで、「私は日本で彼らの仕事をしてるんだ。わざわざ見に来たので、何とかならんか」と交渉。そしたら、今、歌の途中だから曲間まで待つように、と言われる。チケットを買ってスタンバってると「大人は入れないんだよ」と後ろから声が。なんとアルタンの元マネージャーのトム・シャーロック。二人でこっそり後ろから見学。いやー良かった。本当に彼女の声は素敵だ。バナナの歌や替え歌や、物がどんどん積み上がる歌とか、とても楽しい。そういや彼女、子供の歌のアルバム出してなかったっけ?   ナイルも上手でインストをシャープに聴かせたかと思うと「この楽器はなんだ?!」と子供達をあおる。「サックス」とか言っちゃう子がいて爆笑。私の目の前に座ってた女の子が一所懸命手を上げて「私、知ってる!」と叫ぶ。でもナイルに「そりゃ、お前は知ってるだろ」とかあしらわれてた(笑)。二人のお嬢さんだったのかも。

とまぁ、楽しい公演だったが時間がなく、二人に挨拶もできず途中フェイドアウト。トムに二人によろしく言ってくれと伝える。そうだ、そういや俺はカランの新作をサポートし、一緒にお茶できる権利を持ってたのだ。それをいつか行使せねば。そこからナショナルコンサートホールへ。今日の昼公演は伝統音楽の新しい4バンド出演。トリはラウー!  イエス!!!

この公演は三時からだったので、慌ててタクシー飛ばして来たのに開場したのが15:15って感じ。嫌な予感。というのも今日は17:30にめっちゃ重要ミーティングが控えていたから。で、やっと始まった一本目が男の子二人のデュオ。まずまず。続いてポードリグ・ライアン。彼、なんかすごいよね、最近。もっともウチのダミアンの方が俄然かっこいいけどね。彼がやってたガイドワイヤーはいいバンドだったけど、自然消滅なんだろうか。ポードリグは今回はエレキギター、ベース、ドラムのバック。これが何と、またオラムで出てきてたアメリカ人!! アレンジもほぼ一緒。もうパターン化してるよ、これ!   でも人気があるのか、撮影禁止の会場で、スマホで熱心に録画する若者続出!!   伝統音楽シーンも変わった。自分が年寄りに思える!  実際事実はそうなんだが…

そして次が結構注目のAt first light。ジョン・マクシェリーの別バンド。これはすごく良かった。ルナサ…というかボシーの系列だよね。でもってジョンのパイプソロにはもう泣いた!!!!  やっぱり彼は彼の世代最高のパイパーだ。もう超悶絶もの!!!!!!  ジョンの他に編成は同じくパイプ、ロウホイッスル、バウロンのおっさんと、フィドル二人。一人はお兄ちゃんで、キーボードやピアノも弾く。一人はお姉ちゃんで歌も歌う。そしてポール・ミーハン(元ルナサのギター)という編成。

が、ジョンのバンドが最後の演奏をしているところで、タイムアップ…17:30だ。あぁああああ、下手な姉ちゃんが歌を2曲も歌うから!!!   ああああ、重要ミーティングが!!!!    な、涙!!!    でもこのミーティングは絶対に外せない。ポールとマネージャーとのミーティング。ううううう、ううううううううううううう。いくら時間にルーズなアイルランドとはいえ、今日はこんなに押さないだろう、このあと同じ場所でグローミングが演奏するんだし…と思ってたのにダメだった。が、まさかポールを待たせるわけには行かない。ううううう、ううううううう。ラウー!   ラウー!  ラウー!!  俺のバンド!!!

身を切られるような思いで、外に出たところでラウーのエンジニア、ティムが私を見つけてしまう。うううううう。ティムにあれこれ言い訳し、どっちにしても夜会おうなんて言ってわかれる。ううううう、ううううううううううううう。

果たしてオチは?  続く。

下の写真はスターターのスープ。まいう。


あとFBで受けてたので、こんな写真を載せちゃいます。 これがベルファストで泊まってたとこのバスルーム。二泊。


こっちはダブリン。狭すぎて写らない… ここに4泊。







「殺人者はそこにいる」を読みました


川内有緒が激推薦してたので、衝動的に買った。普段、海外に出ると英語のアナウンスが聞こえなくなるので日本語の本は読まないようにしているのだが、今回はこれがずっと旅のお供に。夢中で読んじゃった。 うむ、これはすごい本だ。

まず読ませる、この作者。文章に臨場感があって、めちゃくちゃ読ませる。展開もものすごく面白い。もちろん題材もすごいのだけど、何よりそれがすごいと思った。やっぱりTVの人だからかな。正直読み始めは「煽りすぎじゃないの?   こういうノンフィクションは淡々と冷静にしてるべきじゃないの?」とも思ったが、いやいや、こういう本こそ、注意深く、でも自分中心でいいんだ、と最後には納得したのだった。私のブログと一緒だ(笑)。

しかし最近の本は本当に文章が上手いわ。売れてる本は、本を最後まで読み切れないとか、ないもんね。本が読めない、ってもう前世紀の話だよ。今や本がめちゃくちゃ読者に歩み寄ってくる。めちゃくちゃ読みやすい。

それはさておき、内容は帯の煽りも納得、日テレの番組制作者が書いたすごい内容の本だ。足利事件の周辺にこんなことがあったのかとまるで知らなかった。足利事件は、DNA調査の間違いによるひどい冤罪事件だ。それにしても警察や検察の隠蔽体質がものすごい。自分の都合の良いシナリオに全て落とし込んで行く様子がすごい。彼らにはもう正常な感覚がないんではないか、そして「原発ホワイトアウト」にもあったように、一人一人がたいして問題がないだろうと判断し、無視してきた小さなことが、大変な重大事項を見落としたりするような大きなミスに繋がって行く。本当に恐ろしい。江川紹子さんがいつも言っているように「取り調べの可視化」重大性を強く思う。そもそも起訴されたら有罪になる確率が99%って一体どういうこと?と思う。人間は間違うものだ、そして間違ったら謝る…という人間としてあるべき大前提。ここでも原発問題同じ、謙虚さが欠落している。

そして、まぁ、私が一番思ったのは、時々ここにも書いているけど、早く日本を死刑のない国にして欲しい、ってことだ。この本にも出てきているが、冤罪で無罪の人を死刑にしちゃったりしているのだ、我々は。我々は人を公式に殺している。まったく大変な問題だ。それを認めないといけない。ヨーロッパでそのことを友達に話してみ?   もう本当にびっくりされるよ。一人の人間がある程度ちゃんと勉強し、ある程度責任を持って社会に向けて訴えていけることは限界があるので、私はここに書くことも、個人的な飲み会のネタも(笑)「死刑」「原発」の二つに絞るようにしている。政治に対してマスコミに対して社会に対して言いたいことはたくさんあるが、ほとんどの事は「実際はよく知らない」。「文句を言えるほど勉強してない」のだ。だから選挙権があって社会に対して少しでも責任ある大人だったら、脊髄反射的に文句を言っても意味ないだろ、思ってる。とはいえ、結局そういう直感的な善悪の判断がやっぱり正しいんだ、ってところにもどってきたりするのだから、それはそれであなどれないんだけどね。それにしても死刑も原発も、どちらも私が生きているうちになくならないだろうなーというのが悲しい。ちなみにこれは一所懸命書いたので是非一度読んで欲しいです。 →  http://themusicplant.blogspot.ie/2012/04/eu.html

ま、それはさておき、この本がなんとか日本を動かすように、と願う。やっぱり人間って、自分がいない世界と自分がいる世界と比較して、何が違うのか…そこだよね。だからこの記者の人の気持ちはすっごいわかる。本の内容よりも記者の人の生き様に響いたかも。この人、根っからのジャーナリストなんだね。すごい。聞くところによればお嬢さんを交通事故でなくしているのだそうだ。死は絶対的なものだ。死んじゃったら戻ってこない。そして世の中にはどうにもならにことがある。それ以外はただただ喪失感。この著者にこれからも期待してるし、本当に殺されてしまったいたいけな少女たち、そして遺族の方のために一刻でも早く真犯人が裁かれるように願う。

2014年1月26日日曜日

出張DAY5 アルタン

朝、久しぶりに8km以上たっぷり走る。満足。スティーブンスグリーンをグルグル。最後の一周でゲリラ豪雨みたいな雨になり、上から下までビショビショ。でも気持ちよかった!

ランチはM井Y子姉さんに、すっごい素敵なフレンチを、またもやご馳走になってしまう。久々に日本語で喋れて感激。また東京で会おう〜〜

そして帰り道でsuperdryへやっと行く。superdry(極度乾燥)についてはググってもらうにして、とにかくここの服は若く見えるし痩せて見えるからすっごい好き。デザインかっこいいし。自分へのご褒美で数着購入。

その後アルタンのコンサートへ。前日にトゥーリッシュが誘ってくれていたのだ。本当はセス・レイクマンが見たかったのだけど(以下昨日のbellowheadと同文)。でもこの日はスペシャル公演で、ゲストにメアリー・チェイピン・カーペンター。そしてポール・オショーネシーさんなどOBも加わり、圧巻はトリーナモレート姉妹。もう最高の演奏だった!    やっぱり地元公演はギターがマーク・ケリーということもあり格別である。素晴らしい!!

そうそう、メアリー・チェイピンはmoon and st christopher歌ったよ。メアリー・ブラックがいれば良かったのに。ちなみにメアリーは現在ドイツをツアー中。http://youtu.be/cgZCbHcp1JE

しかし眠さMAXで、この日は早めに帰宅。いやーアルタン、最高にいい!!   プラントンの恵子社長に報告メール書いてバタンキュー。明日はラウーと、いよいよGloamingだよ!!


おいらはポーク♥️

Y子先輩はお魚〜

アルタン。こんな写真しかなくてすんません。




2014年1月25日土曜日

出張DAY4 ポール・ブレイディ♥️♥️♥️♥️♥️


Young Edmund of Lawland law
Smile
Jackson and Jane 
I am a youth that's inclined to ramble
Jolly soldier - jig
Don't come again
Over the border
Living in a mystery
Mary and the solider
Wearing the britches - out the door and over the wall
Mother and son
Shamrock shore
Deep in your heart
Follow on
The you that's really you
Island
Crazy dreams
The world is what you make it

Encore
Wheel of heartache
The Homes of donegal
Arther Mcbride and the sergeant

しかしヴァンの公演の後、いろいろ考えを巡らせた。いったいあの公演は何だったのか。彼は何で歌ってるのか、お客は何を期待してるのか、ヴァンがたくさん残してくれた素晴らしいレコーディングの数々…そんな、いろんなこと。

だからポールの歌を聴いて、なんかいろんなことがスッキリした。この公演は、Temple bar 伝統音楽フェスの一環ということで、上記のような、ほんとびっくりするようなセットリストが組まれていた。一曲目からして、もうぶっ飛びである。いわゆるめっちゃ古いものとうんと最近のものばかりで真ん中がドーン抜けてる感じ。Nothing but...とかやらなかった公演は初めてじゃないかしら。

実は今日は本当は今、話題のbellowheadが見たかった。二つの会場は歩いて7分くらいしか離れてないし、あっちのバンドは私がこういう仕事をしているのであれば絶対に今、見ておかないといけないものすごい話題のグループだからだ。別に仕事になるとかならないとか関係なく、私のような仕事をしてたら人に聞かれた時に「あー、あの大所帯バンドね、ダブリンで三曲見たわ」くらい言えないとだめなわけで、当初は先にあっちを三曲見て、ポールにかけつけよう、とも思ったのだが……やっぱり最初から見たくてポールの方に行ったのだった。

で、結果、最初から行ってよかった。最初の一曲目はまったくのアカペラでこの曲だったから。いやーびっくりしたわ。本当にすごかった。教会のコンサートとして最高の演出だった。ポールのコンサートは、本当にすごいといつも思う。いつもいつもポールは自分が持ってる200%をステージにかける。そこが本当にすごいと思う。オフステージでは超嫌なジジイだけど、ポールがなんで歌っているのか、私はすごく分かるんだ。だからもう頭の中が真っ白になるくらいコンサートを楽しんじゃった。

ステージにはアルタンのトゥーリッシュと、キーボードのダラ・マニス(彼はコローナズのサポートも良くやっている)、そして新人歌手のスザンヌ・サベージがコーラスでところどころ加わる。

いやー本当によかった!   なんていうか、声だよね!   やっぱり声が本当にすごいと思った。もちろんギターもすごいけどさ。終わった後、時計を見たらアンコールを入れて二時間ちょい。そうそう、ライトはリアム・マッカーシーで(久々に会ったらFBでお前の食べ物の写真、いつも楽しみにしてるよー、とか言われちゃったw)、ブルーを基調にすっごく素敵だった。なんか昨日のジョンのコンサートでも思ったんだけど、いい!  こういう普通のコンサート!(笑)

久々に会うポールは元気。でもまた「今回は何のついでに来たんだ」とか言われちゃった。ふふふふ。いいよねぇ、ポールは。本当にいい!

で、久しぶりに打ち上げにまで着いて行っちゃった。ダブリンの打ち上げはお取り巻きも多いので、あまり話せないから普段参加しないんだけど、ね。場所はGeorge streetの一本裏の、いわゆるロックシュターが行きがちな会員制バーみたいな素敵なところだった。そこでいろんな人と話をしていたのだけど、ヴァンの話題になり、一人の女性が話してたこと。「私も若い時ロンドンのハマースミスで見たわ。当時の私にしては大金をはたいて行ったのにコンサートは最悪だった。1時間も演奏してないと思う」「あんなにムーディじゃ、人にお金を払わせておいてあまりにひどいと思う」で、彼女はそれ以来、ヴァンのコンサートに行ってないという。

一方でヴァンの公演の時、私の隣に座ったブレンダンさん(前々日の日記参照)なんかは、何回かに一回の奇跡を求めて、とりあえず何度でも行くわけだよね。反対隣にいたオーストラリア人夫婦は、今、またヴァンを見たい、と思っているのだろうか。日本で見たいと言ってるファンは彼が過去に行った幾つかのレコーディングに思い入れて、あれが生で体験したい、と思っているのだろう。けれど、それはヴァン本人にとっていったいどういう意味を持つのだろうか。おそらく自閉症で多動症で、もしかしたらアスペルガーも少し入ってそうなヴァンに取って、おそらく歌うことが外界との唯一の接触みたいなもんなんだろう。もっとも娘とは仲良しそうだし、先のコンサートの初日は家族がたくさん来て(お母さんまで来てたそう! 健在なんだ!?)  、あぁやって自分住んでる地元に世界中からファンを呼びつけて(笑)、幸せそうではあったけどね。でも基本「歌う」ことが彼と外界をつなぐ唯一の場所なのだ。それはなんとなく分かる。でも歌っていれば幸せ…って感じでもない。いずれにしてももう少し彼が書く歌詞やインタビューとか読んだりしないと分からないだろうし、その研究は、自分が仕事引退して暇になってから検討したい。今は私に任せてくれるアーティストたちのことで私は超忙しいのだから。

ポールがやりたいことを手伝うために私はここにいる。そう思うとこの素晴らしい音楽の元で自分は生かされて(活かされて?)いるようで、幸せな気持ちになるのだ。ヴァンとか、お金と暇があれば誰でも行けるコンサートに行くのは、私にとってはすごい高い靴を買ったり、薄いTVや高級家電を買ったりすることと同じレベルの行動だ。それよりも自分が精一杯仕事がんばって、堂々とこっちに公演見に来る。アーティストに喜んでもらえる。まぁ、奴らも心の中では「面倒な奴が来たぜ」と思っているのかもしれないけど(笑)、彼らは私が顔を見せることで明らかに「日本でみんな待ってますよ」というサインを受け取る。それが彼らの今後の活動の励みになる。そういう自分にしかできないことをしなくちゃだめだ。時間が湯水のようにあるならいいけど、そうではないのだから。

そして新規開拓もしないとだめだ。(これは小さい声で書いておこう…)

まぁ、そういう気持ちがあるからポールを贔屓目に見ちゃうのはあるんだけど、でもどう考えても数日前のヴァンと、ポールと、ポールの方が劣っているとはとても思えないんだよね。だから本当に私はこの仕事に自信持っていい。まぁ、この旅はその確認だな。毎度のことながら。

ポールとマネージャーのジョンとはまた週末会うことになって、割と早めに退散。ホテル戻ってきて、早く寝たかったけど、いろんな仕事のメールがめちゃくちゃ佳境で、あれこれやってたら二時くらいになっちゃった。で、4時にはまた目が覚めたので、このブログを書いている。

食べたもの。ナショナルコンサートホールのカフェのプレートランチとデザート。夜になってお腹空いてないんだけど公演前に食べちまったマオカフェのカレーなど。ランの方はダブリンに来てから最悪で、セントスティーブンスグリーンをひたすらぐるぐる回るしかない。一周1km。5キロちょい走った。こんなんじゃ今日食べた分はまるで消化できてないなー。









出張DAY3 ダブリンへ。ジョン・マクシェリーの新しいバンドを見る

またもや朝ごはん。昨日のこれが美味しかったのでアンコール。


そして、これ…

激ウマだったけど、さすがの私も完食できず。

この日のランはholywood森コース。でも道がぬかるんでたのと、結構なアップヒルで、5kmほどで挫折。

ベルファーストの駅前のヒルトンでミーティング一本。

ダブリンへ。電車の中でやっとブログを書く。


何時ものホテルにチェックイン。何時もの屋根裏部屋。


友達のタイムラインを見てたらラーメン餃子が食べたくなり、ヤマモリへ。本当はワガママに行きたかったんだが…
http://www.yamamorinoodles.ie

久々に行ったらメニューが全然変わってた。暗い!!


リスクを承知で豚骨ラーメンに挑戦。まずまずの味。しかし卵を半熟にできるなら、麺のアルデンテがなぜできない?!  食べても食べても麺がある…あぁ、海外で食べるラーメンって本当に…以下自粛。そして豚骨味というより塩のパワフルな味しかしないスープ。飲んだらいっかんの終わり。朝まで喉が渇いてしょうがないだろう…   でもこういうの食べたくなるんだよねーなぜか!


そのあとこんなライブを見たよ。前座のポートリグ・ライアンとオラムの二人。


で、ジョン・マクシェリーの新しいバンド。the ollam.  http://theolllam.com/   結論から言うと相当かっこ良かったが日本に呼ぶほどではない、というのが率直な感想。ものすごくかっこいいのだが、やっぱり私はこういううるさいドラムは好きじゃない。ただ、上手いは上手い。そして
こういう音楽は相当練習しないと出来ない。そういう点ではめっちゃ好感を持てる。練習するバンド、大好き!   が、どうも肝心のジョンが「自分が中心です」というより「担ぎ出されました」感が強い。まぁ、だからこその安定感なのかもしれないけど、バンドって本当に難しい。あとポリリズムを多用して、リズムがタイトなのは高得点なんだけど、それがちょっとパターン化してるかも。いや、でも相当かっこいいですよ。相当。あ、それとMCが無いのも気に入りました!   


本当は五曲くらい聞いてから、近所でやってるデ・ダナンとかフランシス・ブラックをちらっとでも見たかったのだけど、あまりに彼らがいいので結局最後まで見ちゃいました。編成はメンバーの三人に、ギター、ベース、キーボードの合計6名。会場はボタンファクトリーって言って旧テンプルバーミュージックセンター。お客は座りとスタンディングで100名くらいかな…二階を閉めてたからだろうけど、それなりに満杯感もあり、客層が脅威的に若いのが素晴らしい。

終わった後、ジョンに挨拶すべきか、でも挨拶するとプレッシャーも受け取りそうだし…でも何も言わないで帰るのもあんまりだしな、というわけで声だけかけたら、向こうは社交辞令かもしれないけど覚えててくれて元気そうで良かったのでした。うーん、このバンド、どうかな。日本に来たら人気でそうだけどね。うーん。そもそも続いて行くもかな、という不安もあり。こういうバンドは短命に終わることも多いので見る機会があったら是非。何度も言うけど、相当いいです、相当。

2014年1月24日金曜日

出張DAY2 ヴァン・モリソン

ってなわけで、いよいよ公演が始まりました。まずは娘が3曲。上手かったけど、まぁ3曲が限度だよね。でもこの娘が一緒ってのは、ヴァンにとってはいいことなのかもしれない。そうだ、娘が一緒の公演を見るのは初めてかも。

そしていよいよ御大登場。やばい…またサックス抱えてるよ…  で、インストで一曲。なんか、御大すっごいオーラというか、佇まいがもう尋常じゃない(笑)。さすが!   衣装はいつものダークスーツと帽子とサングラス。歩き方はなんかヨレヨレ。ステージが狭くて機材が多いからなのか、普通に足元がやばいのか、分からない。スーツの前は全部ボタンを占めて、ちょっと窮屈そう。そのくせ、肩が大きく取ってあって、ちょっとだけ見える素敵で高そうなシャツの襟の上にのっかている大きな頭を少しでも小さく見せる効果が出ている。でもそれがものすごく不自然。全てを脱いだら一体どんな体型なんだろ!?   それにしても首がまったくない!   そして腕が長いんだよね。なんか妖怪度が、すごい。

そして本当にびっくりしちゃうのが、ライトの演出が全くなし!   1個前の投稿でアップした写真の、星空のようなダサいバックドロップが、演出といえば演出で、あとはいわゆるホテルのボールルームのピーカンなライト。いいのか、これで?!みたいな感じ。でもよく思い出してみれば、フラーフェスはまだ日中だったし、シェパーズブッシュでの公演もそういやライトの演出なしだった。シェパーズブッシュ、傾斜が急で昔の厚生年金みたいなんだ。真っ黒なステージで、衣装も真っ暗で、ライトはひたすら明るいか暗いかの二種類しかなかったように記憶している。これが、ヴァンのスタイルなのか?  それにしてもライトの演出なしで、こんなに距離も近くて、ある意味、素っ裸の…素のままでただ歌うアーティストがそこにいたのだった。

で、2曲目からやっと歌い始めるんだけど、うーん、声出てないよ。そして相変わらずサックス… でもどうやらサックスの調子が悪いらしく、途中スタッフが慌てて出てきてサックスをヴァンから手渡されると、ステージ奥へ引っ込む。サックスがなくなってヴァンは少しずつノリ始める。(サックスはその後無事に戻ってくるが、ヴァンはあまり吹かなかった)

うわ、すごいなーと思うようになったのは5曲目くらいからか。うーん、リハが足りなかいとこうなるんだよねー。でもディナータイムやら何やらで間があいたからしょうがないのかな。そして誰がいったい「あのう…ヴァン先生、もう少しリハで声だしておいたらいいんじゃないでしょうか」とか言えるというのか?

でもとにかく「ジョージア」あたりからはもうヴァン、オンステージという感じのすごい公演でした。

曲は相変わらず決めてない様子。ステージドリンクは2種類。グラスに入れた、おそらく水。そしてマグカップに入った何かを交互に飲んでいる。必ず水を飲んでからマグカップに行く。がーーっっっと歌っていたかと思うと、曲が終わってもいないのに、いきなり後ろにある楽譜?歌詞カード?の白い紙をバラバラとめくり始める。ヴァンは自閉症じゃないかと言った人がいたが、こりゃーもしかして多動症も併発してるかも、と思ったのだった…  私もちょっとそれっぽいから分かるんだ。とにかく妖怪みたいなヴァンがすぐ目の前にいるから、そんなことばかりが気になる。

でも音を決めるところで、マイクを握ってない方の、スーツから伸びた妙に長すぎる腕を振り上げたり振り下ろしたりしてバンドをキメるところは、めちゃくちゃかっこいい。まさにソウルシンガー!

途中ハーモニカを吹いたりもした。ハーモニカを吹く時はワイアレスの金色のマイクを使う。普段はストレートのマイクスタンドのマイクを握りしめて歌うのだが、いきなり前触れもなく歌の途中でハーモニカ用のマイクで歌い出した時はびっくりした。PAの人、すごい!    神業!   その他にも失礼ながらバンドがパニクる様子が面白い。MCが基本無いので、ギターの人などは曲が始まってから次の曲用に慌ててチューニングしたりして。でもヴァンの中の音楽のイメージというか、フローを壊さないように…まぁそういうことなんだろう。とはいえ、ファンサイトに上がったセットリストを見れば、それほど前日とは変わってないようだが…

それにしてもヴァンがthank youと言ったときはびっくりしたよ!    加えて何かをしゃべった!!!   びっくりだよ、もう!!!    喋る声は歌う声に思ったよりも近かった!    ヴァンがステージで喋るの、本当に初めて聴いたよ!   でもなんて言っているかまったく分からず。でも周りの人はドカンドッカン受けてたので、多分面白いこと言ってたんでしょう。唯一分かったのは、「昨晩ビル・コノリーが来て、俺のこと面白いって言ってくれたからさー」みたいな話。喋りながら笑顔を見せたりしてた。すごい!    でも喋る様子はなんかヨレヨレだった。それが歌うとあんなにシャープなんだから、本当すごいわ。

で、調子に乗った客からはリクエストが飛ぶ。それを拾うことはなかったが、後でバックステージでポールみたいに怒ってないか、ほんと心配。心配といえば隣のテーブルの客が結構iPhoneで撮影してたのも気になった。とにかくステージめっちゃ近いから、そういうことが気になる。

最後のNO PLAN Bとか、すごかったよ。でも超盛り上げに盛り上げ、コンサートはそのままストン、と終わってしまった。隣にいたブレンダン氏が、「こういう風に終わるときはアンコールはなし!」とか、早い段階で教えてくれたので、私は納得したが、隣のオーストラリア人夫婦は自分たちが期待するベストヒット的な楽曲が聞けなくて超不満そうだった。今、渦中の「ムーンダンス」はもちろん(ヴァンの公式ページにはあのリイシューは買うな、としばらく告知されていた)、グロリアもなしだったけど、私はそれより演奏が良いのが重要だと思っていたので、まぁ、満足。

ブレンダンさん曰く、今日の公演は相当よかった、とのこと。まぁ、遠くから来た私たちに気を使ってくれたのかも、だけどね。でも私も今まで自分が見たどのヴァンの公演より良いと思った。そしてブレンダンは次のカーディフ公演にも行くそうだ…   時計を見たら演奏時間は1時間45分。娘の分をのぞいても今日のコンサートは充分な長さだった。

まぁ、そんなわけで音楽のマジックが体験したくてわざわざ行ったわけだけど、なんか満足…っていうか、なんだろ…満足じゃないな。納得?   納得って言葉が一番あうかな。なんか納得した。そういう気分だ。

よく私がこのブログに「お金と暇があれば誰にでもできることを羨ましく思ってはいけない」って書いてるけど、それ、本当に正しいわ。今回のこれは金と暇があれば誰でもできること。その代わり決断は速攻で、告知が出たらすぐチケットを買わないとダメなんだけど、金と暇があれば誰でも行ける。おそらく次は4月くらいだろうし、お勧めですよ。まぁ、見渡す限り白い人ばっかで東洋人は私だけだったけどね。でも今回のこれなんか12月でもチケットまだあったみたいだし(ヴァンのFBページによる)、私もこのチケットは普通に取っただけ。だから絶対にヴァンを見るのは不可能じゃない。そして行くなら成功率の高い、このシリーズはお勧め。普通のロンドンの公演とか行くより成功率高いですよ、きっと。

で、私にとってはやっぱりやっぱり自分のアーティストのために一所懸命東京で働いて、で、こっちに彼らを堂々と見に来る、ってのが一番好きだわ、ってことなんだな、と。まぁ、もちろんヴァンのこれは素晴らしかったけど、私にとっては、音楽そのものよりも、どっちかというとそれを確認しに行ったようなもんだった。やっぱりこの仕事に向いてる、私は。…とまぁ、毎度の結論です(笑)   。

また200ポンド払ってヴァンのこれ、見たいか、って?   うーん、今は分からん。でも後からジワジワ来るのかもしれない。NO PLAN B、NO SAFTY NET。ヴァンにも言われちゃったよ、退路を断て、って。

セットリスト
Celtic Swing
Close Enough for Jazz
Rough God Goes Riding
Back on Top
Queen of the Slipstream 
So Quiet In Here 
Choppin Wood 
Keep It Simple
Green Mansions 
I Get a Kick Outta You
Georgia
Enlightenment 
Whenever God Shines His Light
Sometimes We Cry
Bulbs
All in the Game/This Is It/No Plan B- No Safety Net/Burnin Ground/When Heart is Open







2014年1月23日木曜日

出張DAY2 Holywood, co Down ヴァン・モリソン

何がすごいって朝ごはんが素敵だった、このゲストハウス。またこのエリアに来ることがあったら絶対に来たい。


前の晩に朝食をオーダー。期待が高まる。



何が美味いってバターがすごいんだよね。もう絶品!


カニのスクランブルエッグ。

ところでゲストハウスのお兄ちゃんによると昨晩はカナダから来た夫婦がヴァンの公演のためにここに泊まっていたそうだ。そして大感激して帰ってきたそう。

朝食の後は走る。道を抜けて海岸へ。海岸線は本当に素敵だった!!  かなりの距離を走り、絶対に10km走ったと思ったんだけど帰ってきて測ったら8kmくらいだった。ま、いいか。なんだかんだで、仕事をしてたらあっという間に公演の時間に。5時開場、6時ディナー、8時公演というスケジュール。五時半ごろ会場に到着。自分の席を確認すると…うっ、ち、近い!!


これ自分の席からの眺め。近すぎる…というか、ステージ、せこい!  こんなんでいいのか?!   ヴァンの足元にはモニター3台。小さい小さい扇風機。ウチにあるグレンの初代扇風機より小さいかも。後ろにはスツール。飲み物を置く台。楽器はギターが2台、ウクレレなども並ぶ。バンドはギター、ベース、ドラム、キーボード、フォーンセクション2名、娘のバックヴォーカル。

ところでこの公演に来た理由。実は昨年まで私の知り合い…というか数年前まで持っていたダブリンの部屋の当時の家主がヴァンのドラマーをやっていたのだ。で、「ヴァンの公演は何度か見てるが良かった試しがない」と私が文句を言ったら、彼曰く、「ヴァンは、あの地元ホテルでのシリーズ公演は真面目にやってる。ちゃんとサウンドチェックにも来てるし、すごくいいよ」と言っていたのだ。なるほどー。

だからすごい期待して来た。そもそもこれ、ホテルのディナーショーだから、こんなところに一人で来て…どうなんだろ、とも思った。チケットがアイルランドから届くと、そこには高いワインのリストが同封され、ワインを頼む人は事前にオーダーせよ、と言う。うーむ。(結局、飲めない私はウエルカムドリンクのシャンパン一杯を消費するのがやっとでした。後は水道水飲んでた)


10人1つの丸テーブルになっていて、私の左隣はオーストラリアから来たご夫婦。ピーターとジェニーさん。ヴァンは始めてだという。左は遅れて来たダブリナーのブレンダンさん。何とヴァンの公演には74年から300回位行っているという!!    仕事を終えて車を飛ばして来た、と。その向こうのアイルランド人の女性は昨晩も見たのだが、もう最高に素晴らしかった、と言う。ほぉ!!

なので、陽気な皆さんに囲まれ退屈しなかった。でも自分が音楽の仕事をしている話はなんとなくしないでおいた。音楽好きな皆さんがポールのハードステーションはいいアルバムだ、とかなんとか言うのを聞きながら、なんかお腹が痛かった(笑)

ブレンダンさんに前にヴァンを見たのはいつかと聞かれ、ロンドンのシェパーズブッシュだ、と言ったら、それは、きっと2005年だ、と言われた。そうね、そうかも。確か2日行ったんだけど、初日に行く前にロビン・ヒッチコックの自宅に寄ったのを覚えている。ピーターやスコットが来てくれたのが確か2006年だから、確かにその頃かも。あの公演はひどかった。ヴァンは半分くらいしか歌わず、ステージ袖に引っ込んだり、出てきてもずっとサックスを吹いてた。歌えば素晴らしかったようにも記憶してるけど、知ってる曲もなかったように思う。もう記憶なし。

さらにその前に見たのはロンドンのフラーフェスで、なぜか日本人4,5人で見た。お目当ては初来日前のルナサ。…ということは1999年くらいか。この時もヴァンはあまり印象が良くなかった。ヴァンは機嫌が悪く、マイクが気に入らなかったのか、いきなりマイクを投げつけてスタッフ騒然!みたいなシーンもあった。一万人規模のフェスで後ろで見てた私はまったく見えなかったけど最前列まで行ったという友達が教えてくれた。それでも最後にグロリアとかをメドレーで歌い、それはそれで私には営業くさくてなんか興ざめだった。それよりこの日はフェス後のロンドンのホテルでポール・ブレイディに始めてちゃんと会い、一緒に飲んだりサインをもらったことの方が私にとっては大きかった。しかも、そこにロンちゃんが現れ…みたいなすごい夜だったし…

ヴァンの追っかけのブレンダンによるとヴァンは機嫌がいいと3時間とか演奏するんだって。そういえば、時間制限のあるフェスはともかくシェパーズブッシュの公演は短かった!   一時間ちょっあったんだろうか。アンコールはそれでも一度はあったように記憶しているが。

ブレンダンが見た最長アンコールは、なんと4回だそう。そしてヴァンはステージでは喋らない。そもそもヴァンの喋る声ってどんなんだろう。セットリストも決めない。一曲終わるたびに指示がヴァンから出るわけだけど、その度にバンドはパニックで演奏にあたる。昨晩も来ていたという女性によれば、昨晩はヴァンの家族も来ていて、ヴァンはすごい上機嫌だったという。これはメールをくれた五十嵐正先生も言ってた。MOJOにヴァンの笑顔の写真が載ってたよ、と。うーむ、期待が高まる。

とかなんとか言ってるうちに公演が始まった。





出張DAY1 ベルファーストへ

ヴァン・モリソンのチケットを買ったのは、ちょうどダミアンとドナが来日する前日だった。トライした人はご存知だろうけど、ヴァンのチケットは見た瞬間に買わないと速攻ソールドアウトになる。だから迷わず購入。整理番号は18番だった。

その後、いろいろ日程を組み立て、たまったマイレージで航空券を購入。久々の出張である。前は三ヶ月に一回は海外出張してた。でも震災以降は、どうも腰が重く最近は半年に一回くらいだ。だから半年海外にでないと結構ボケる。海外旅行筋みたいな筋肉があるんじゃないか、と思う。本当はもっと頻繁に出なくちゃと思うんだけどねー。

久々にヒースロー経由でアイルランドだ。しかもベルファーストだから四時間待ち。こんなに時間があってやだなーと思ったので、いったんイミグレを抜けて外に出ようと決めた。「極度乾燥」の服とか見たかったし…   ヒースローのメインのイミグレなんて本当に久しぶり。でも毎度のことながら厳しいね。英語喋れない人には本当に辛いと思うよ。あちこちで通訳を必要としている感じ。そこを抜けて第一ターミナルに行けば、店がぜーんぜんない。あれ、こんなだったっけ…   でもってここでもまたもや厳しいセキュリティ。写真は撮られる(全員です)、久々にカバンも開けられ、時間潰しにはいいかも。中に入って久々のブリッジバー。美味いんだよ、ここ…


マッシュポテトと玉ねぎの甘いグレイビーソース、そしてバスをグラスで。大満足!    そして、びっくりだったのが、またもやここからアイルランド専用サテライトに行くところでもセキュリティと写真。なぜっ?!   そしてサテライトまでも以前は自由に行き来出来たのに、今や通路も半分に遮断され、待合室で隣に座った子は、水一本買うのに戻ることすら出来ない、と文句を言う。な、なぜっ?!

確かに今までは到着した人と、これから乗る人とごっちゃだったよ。でもなんかあのおおらかさが良かったのに…そういや英国は監視カメラ増やしたり監視社会になったんだよな。なんか考えちゃうよなぁ。

で、無事、飛行機を乗り換えてベルファーストへ。到着したのはシティエアポートと言って小さい空港。タクシーでホテルにチェックイン。ここはなんと北アイルランド唯一の5星ゲストハウス。なんか町のでかいホテルに泊まるのが嫌で、今回はここにして見た。ヴァンの会場である超高級ホテルからは10kmくらい。周りには何もなし。でも走るには最高の環境。小さくて部屋が8つしかないんだけど、私が泊まった部屋を含めて内装めっちゃ素敵!   おばさんを含む女子が泣いて喜びそうな場所。この日はもう10:30近くだったのでバスタブにお湯をためてバタンキュー。時差ボケで夜中に何度も起きてしまう。




2014年1月22日水曜日

映画「メイジーの瞳」を見ました

映画「メイジーの瞳」を見ました。http://maisie.gaga.ne.jp

離婚した夫婦に振り回されるいたいけな女の子メイジー。なぜかイメージ的にロンドンの映画だと思い込んでたんだけど、違ったね。ニューヨークの映画らしい。


子供に対する責任…って考えちゃうよ。この離婚した夫婦。特にお母さんがどうしようもない。ロックスターで家を長く開けちゃう…それはいいにしても、いつもイライラ怒ってて、子供にもムラのある愛情しか与えない。愛してる、と何度も言いながら子供をコントロール下におこうとする。これじゃまるっきりパワハラみたいなもんだ。でも子供は健気だよね。

お父さんもベビーシッターだか家政婦だかの若い女の子と付き合ったり。でもこの若い女の子と、お母さんの新しいパートナーがいいんだ!  だからお父さんとお母さんの家を交互に行き来しながらメイジーはそこにちょっとした安らぎを見つける。

子役がやせっぽちで儚げで、でもしっかりした感じもあり、ついつい同情を誘う。新しいお母さんのパートナーを学校で「新しいパパ」と自慢げに教室で紹介したりして。メイジーは明らかに彼にはちょっと…というか、かなりおませな恋心を抱いてるのが分かる。でもこんな夫婦に子供って、本当最悪だよね。愛してる、と言いながらまったく自分のことしか考えてない親。最悪。こんな親の元に育って、絶対にこの子の将来に悪影響あるよ、とか思っちゃった。特に母親。絶対に、これでメイジーが立派に自立した女性に育てば育ったで「わたしのこと捨てないで〜」とかしつこくするに決まってんだ。最悪だなー。誰かをコントロール化におこうなんて、相手が自分の子供であっても間違ってる。

で、映画としてどうかというと、話のテンポもいいし、役者は全員キャラにあってるし言うことなしの高得点と言えるでしょう。絶対に見た方がいい、とかはないけど、悪くない映画でした。

予告編はここ。→http://youtu.be/i1ygq49sVHw

この投稿はiPadで書いてるので、うまく動画の埋め込みコードが取得できん!?   以上、機内放送で見ました。あと「ジョブズ」もやってたんでもう一回見ちゃった。二度目に見たら前見たほど印象悪くなかった。やはりアストン・カッチャーの歩き方が最高。あれを見るだけでもすごい価値あり。

2014年1月21日火曜日

リサイクル・オーケストラ、週刊朝日にカラー4Pで掲載!

本日発売の週刊朝日さんにリサイクル・オーケストラがグラビア4Pで掲載されています〜
すごい迫力!


ディテールがすごい!



和田静香先生に感謝!!!






2014年1月20日月曜日

「弱くても勝てます〜開成高校野球部のセオリー」めちゃくちゃおもしろい!

これ、友達がFBで絶賛していたので読んだのだが、めちゃくちゃおもしろい。高校生ってこんなにおもしろいのか?!

開成高校。言わずと知れた西日暮里にある、あの偏差値の高い名門高校のことだ。東大へたくさん入学させている、すごい学校。そこの野球部は週に1回しか練習が出来ない。でも徹底的にそれを踏まえた合理的な練習で、なんだか「甲子園まで行っちゃいそう」なレベルにまで来ているという。すごい。ちなみに最後に紹介されていたOBさんの言葉によると「東大が六大学で優勝するよりも開成が甲子園に出るほうが先になる可能性が高い」

ピッチャーに指示されていることは「とにかくちゃんと投げること」試合が滞りなく続くことが相手チームへのマナーと尊敬だ、という。そしてバッターに指示されていることは、とにかくフルスイングで行くこと。打線を爆発させること。野球はツキだ。そしてそんな異常な方法で相手を翻弄し、コールド勝ちすること、それが開成野球の勝ち方なのだ。ちまちまやることが良い野球ではない、ということ。

これスティーブも言ってたね。会社をランさせるにあたって、僕が最初大人たちから聞いた多くのことはフオルクローレだった、って。そんなもんはもう前世紀の伝承文化にすぎない。自分たちで合理的に考えて論理的に行く。常識とよばれる固定概念にとらわれない。そこが大事なのだ。

おもしろいのは彼らが妙に理系の子たちなもんだから、思考回路も独特なことだ。そして、野球をそれぞれ自分なりに楽しんでおり、みんな「甲子園に行くこと」とか「へっ?」くらいに思っている。必要以上に意識していない。それに捕われていない。なんかそれが自然体でとてもいい。子供たちの個性が輝く。なぜか「頑張る」ことすらも、妙に距離を置いて上から目線で自分たちのことを分析してしまう…そんな感じなのだ。いや、本人たちはこのインタビューでの言葉以上に悩んでいるのだろうが、それすら…なんか笑える。いいぞ、高校生! 理系とか文系とか、そういうのもあるんだろうが、ホントにおもしろい、男の子たち。

そして最後には、この野球部の要である監督のインタビューも紹介される。「チームに貢献する、なんていうのは人間の本能じゃないと思います」と言ってしまう青木監督。「思いっきり球を遠くに飛ばす。それが一番楽しいはずなんです」「生徒たちには自分が主役と思ってほしいんです」

そう、それこそが大事なのだろう。それにしても高校球児とかいって、もうストイックに毎日きつい練習を重ねて、その先に甲子園があり、そして泣きながら砂を持って帰り…みたいに頑張る姿が美しいとされてきたし、私も今までそう思ってきただけに、そんなステレオタイプの概念にはしばられず、個性豊かな子供たちでいてこそ、野球なのだと思った。みんなとても可愛い。

思いっきりバットを振るのがいい。そしてのびのびと悩みながらも、前に進むのがいい。頑張れ,高校生。頑張れ、開成高校野球部。っていうか、こういうチームに勝ってほしいよね、ホント。絶対に応援したいし、著者には続きをぜひお願いしたい。しかしこの著者、初めて読んだけど、ホントに上手い。文章がおもしろい、ってこういう事を言うんだね。とにかく爆笑しながら読んだ。