赤羽ケルト講座、絶好調で進行中。

今日も赤羽でケルト講座がありました。全6回中の5回目。 CCEの皆さんと昨晩NHKで紹介された赤羽のおでん屋さん丸健水産へ。

45分とか待ったかも? でもまいう〜!!
こちらが、放送でも紹介された自慢の出汁割りですよ〜。あったまります。

 もちろん完食!
そしていつものお好み焼きキャベツさんへ。CCEのお嬢様たちに赤羽自慢をしまくったのでした。

どうだ〜 赤羽〜 すごいだろ〜

でもホントに都心から来ると、ちょっとした観光気分が味わえますよ、赤羽は。

それにしても今回のケルト講座では、自分がいろいろ勉強になっています。

まずホイッスル講座を受け持ってくださった豊田耕三さん。その教え方の素晴らしいこと!! まずメロディを徹底的に覚えさせ、そこからホイッスルに落とし込んで行くという方法は、楽譜についつい頼りがちな日本人には最高だと思いました。これ「豊田メソッド」とかいって教則本作れるんじゃないか??

そして今日はCCEの山下理恵子さんのレクチャー、2回目。山下さんがいつも大プッシュするクレア州には、アイルランド人もびっくりするようなディープなものが時々存在しているけれど、リスドンバーナにマッチメイキング(お見合い)のフェスがあるだなんて知らなかったよ!! このフェスでは、ダンスが非常に有効に使われるそうです。キャッチフレーズは、Music,  Dance,  Romance!!(笑)オレも参加したい!! そしてマッチメーカーのレジェントと呼ばれるウィリー爺さんという人がいる。分厚いファイルには、アイルランド中のシングルの情報が?! 

山下さんによれば、情熱的で密着するようなタンゴみたいなダンスよりもアイリッシュ・ダンスのふんわりした距離感が、まったく知らない人と知りあうにはちょうどいいんだって。アイリッシュ・ダンスは社交的なダンスであり、一方でタンゴはすでに恋人同士が踊るもの、という考え方らしい。なるほどー。

そして…私も間違って覚えてたのは、ダンスが禁止されたのって、英国によってやられてたんじゃないんだってね。なんと禁止してたのはカトリック教会だったみたい。教会がダンス・マスターたちを追放し、警察もテロ対策のために人が集まることを嫌っていたんだって。

…などなど、ダンスを学ぶと歴史が、そのときの人々の暮らしが浮かびあがってくる。いろいろダンスにまつわるお話を聞かせていただきました。面白かった! ちなみに以上の講演の内容は私が聞き取ったものをメモったものなので、誤解があったらすみません。間違ってたら私の責任です、はい。

それにしてもアイルランドという国の、文化、そして懐の深さを改めて感じています。他の文化圏じゃこうは行かないと思う。本当にありがたい。今回コーディネートした私も鼻高々。

そんなわけで私も「まっさん見たことありません」とか言ってるようじゃダメだよね、と反省したのでした。今、まさに私は新たにケルト、そしてアイルランドを再発見している。あちこち浮気せず、ずっと文化を突き詰めてきた皆さんに勇気をいただき、来年春くらいに、ちょっとしたケルト祭りを考えてみようかなーと思ったのでした。ホント新しいことを体験すると、新しい企画書が書けるよね。これぞ、私の仕事! 頑張ろう。今日もCCEの皆さんに勇気をたくさんいただいたのでした。ありがとうございました。

そして帰り道にはフランスのケルト圏、ブルターニュのクッキーを赤羽で購入しました。来週の講座にお持ちします。お茶は、またアイルランドかな… いよいよ次回で最後。寂しいなーっっ!