The Lakes of Pontchartrain 祭り

昨日はグラミー賞で、私のソーシャルメディアのタイムラインはグラミー1色だったけど、なんか浮世離れしているというかいろんな意味でまったくリアル感がない。まぁいろんな意見を言う人がいて面白いんだけどね。今や衰退の一途をたどる日本の洋楽界。これを吹き飛ばしてくれるようなすごいアーティストはいないのだろうか。でも音楽シーン自体は今までになく面白い時代になっていることは事実だと思うんだけど… そしてサム・スミスという人のことはまったく名前すら聞いたこともなかった。やばい。メジャー街道からどんどん離れる自分がいる。そしてYou Tubeで探して聞いてみたけど、まったく分からなかった。ヒットのチャンスからどんどん離れる自分がいる(笑) 昔はそれでもHOT PRESSは定期購読してたから、音楽分からなくてもアイルランド/UK周りでヒットしているものは分かってたはずだったんだけどなー。また取り始めようかなー HOT PRESS。

そんな中でボブ・ディランのスピーチが話題になり、こりゃーどこの洋楽メディアが一番先に日本語を載せるかな、と見守っていたのだが、速攻で和訳を出したレコード会社であるソニーさんは偉い!…って大レーベルさんに私が「偉い」とかいうのも何だけど、最近じゃこういう当たり前のことが実は出来ない洋楽界になっていると思うし、他のレーベルじゃなかなかこうはいかないと思ったのでした。これも担当の、音楽を愛するS木さんがいてこそ。本当に素晴らしい。その和訳はこちら。歴史に残るスピーチだと思うので是非チェックしてみて。

そのディランにギターを教えたウチのポールなんだけど(と、偉そう/笑)以前アーサー・マクブライド祭りというのをやってみたのだが…これはポールがシェアしているのをみつけて初めて聴いた! ボブ・ディランの「The Lakes of Pontchartrain」



こちらがオリジナルの御大のヴァージョン。


最近のレコーディング。


しかしこのヴァージョンも捨てがたい。リアム・オメンリィ。旅の哀愁がよく出ている。



なんとメアリーの息子のバンド、コローナズも歌ってるよ!



そしてこんなのも見つけた! かっこいい!



ちなみにポールがディランにギターを教えたエピソードはここに以前書きました。ディランはポールをSecreet Herosの1人としてレナード・コーエン、ルー・リードとともに名前をあげ、そしてギターを教わったのでした。

御大、グラミーにボヤいてないで、早く日本に来てください! 私はオファーしてます。あとはスケジュールを渡してくれればいいだけなんだけど、これが、またもやハードルが高い。