同じような年の人が亡くなると、やっぱりいろいろ考えるよね…


私と年齢があまり変わらない有名な女優さんが亡くなったようで、私も49歳だから、あと何年生きるのかなぁとか、あれこれ考えてみる。でも若く死んだからって不幸とは限らないよね。私も短くてもいいから、なんか楽しく生きられればいいなといつも思っているが、先日まで来日してたフレアークのシルビア姐さんとも更年期の乗り越え方とか散々話題になったり(姐さん、あの年齢であの体型はほんとに立派!)、いやかっこいい女の人はホントかっこいいな、とつくづく思うのでした。

女の人の人生ねぇ… 結婚も今からでもしてみたいなぁと思ったり(言ってるだけです、ハイ、すみません)、犬を飼ってみたいなと思ったり(これもいつも言ってるだけです、すみません)。

でも若い時にあくせくホントに必死になってたのを思うと今は本当に幸せだ。っていうか、若いころ努力しなかったら今の幸せはないんだよな…だからこれでいいんだな、と幾度となく思ったりもする。明日、私が突然死ぬことがあっても、皆さん同情は無用よ。だってこんなに楽しく生きてんだから。先の事をあれこれ悩んでもあまり意味がない。今の時点であれこれ未来を悩んだところで、けっきょく未来はきっと自分が予測できない方向へ進んでいくんだから。

ただ今、自分が強く思っていることは、これから先の10年は、もっと思い切った企画をやっていこうということ。世間の人がどう評価しているかは知らないけど、今、自分で振り返ってみれば、ウチの事業は今までかなりの安全パイを歩いてきたようにも思うんだ。おかげで自分の事業を始めてからというものの失敗らしい失敗はしてないんだけど、その分、ほとんど冒険らしい冒険はが出来ていないというか…。いや、もちろん無名のバンド…うちのバンドなんて全員無名と言って間違いないんだけど…をゼロから立ち上げるリスクはあっただろう。でもそれでも多少、勝算は見えてたんだよね。っていうか、これでもプロの端くれだから、勝算がまったくないところには勝負はしてこなかったんだわな…。でも仕事するのも、もうあと10年なんだから、これからはもっと思い切って直感の思うままに行こうかなと思っているんだ。でもって、10年って尺も、単に今、自分で言っているだけであって、もしかしたらそんなに長い間、私が今やっているようなビジネスは存続しないかもしれない。いきなり何らかの理由でそれがバッサリ終わってしまうことがあるかもしれない、とも思う。だからもうこっから先は公開のないように行こう、と思っているのよ。

ポールの新譜の展開が上手くいかないとかグチったら、大阪のバーの人が「ウチにチラシおきますよ」とかメールくれた。感謝。そしてどうやら大阪のタワー梅田丸ビル店や、難波店ではそれなりに展開されているらしい。関西地元の人、良かったら写真撮ってきて! ウチは小さなレーベル/プロモーターだが、そんな風にたくさんの応援団の皆さんに囲まれ、本当に恵まれている。本当に頑張らないといけない。

ポールも御年69歳。いつまで公演が出来るかは不明。私だっていつまでこの仕事を続けるのか不明。未来が分からないから今が輝く。今、来日してくれることがとっても幸せなんだよね。

NOBODY KNOWSをオーケストラとやっている今年の映像。この声が今年も戻ってくるよ! 嬉しすぎるじゃないか!



オーケストラとやっている、ということであれば、この映像も好き。時々オーケストラの音にうっとりと聞き惚れる御大の表情が素敵すぎる。



ポール・ブレイディ、東京公演はこちらで予約できますよ! 右側の「予約はこちら」からフォームにお入りください。そして京都公演はいつものここ。申込フォームにいきなり飛びたい人はこちらへどうぞ。