PRESSED FOR TIME祭り Flook、We Banjo 3などなど

現在絶賛来日中のWe Banjo 3の看板曲の1つである「Pressed for Time」(時間がないよ!)ですが…



ゆっくり始って、少しずつ切迫している感じが伝わるのがいいですな…! それにしても彼らは見せ方が上手い。いいねー パワーあるねーーー

アイリッシュミュージックファンの皆さんなら、すでにこちらのヴァージョンでご存知かも。フルックのこちらも看板曲ですよね。最初から最後まで高速で飛ばす!!! かっこいい! おそらくBanjo 3の連中もフルックのヴァージョンで知ったんじゃないかな。



しかしフルックのヴァージョンはシャープ! ブライアンのホイッスルはもちろんのこと、ジョン・ジョーのバウロンがいいんだわ。特に2:00くらいから、ジョン・ジョーとエドだけになるところとか、ホント最高! そしてブライアンの方を「きっ」と見つめ、一音も外さないように演奏する安定感抜群のセーラ姉さんもかっこいい! フルックはホントこの4人じゃないと考えられません。最高のバンドだと思う。

この曲、ブライアンが書いたのだとばかり思ってたけど、違った。ゴードン・ダンカンさんっていってパイパーさんが書いた。彼はアルコール中毒に生涯苦しみ、最後は自殺だったそうですが… 哀しい人生だったのかもしれないけど曲はこんなに愛されて、いろんな人にカバーされて、ホントに素晴らしいと思う。

確かにパイプで聞くと妙に納得できる。これはロシアのバンド。


これもいいね!


ってなわけで、久しぶりに「曲祭り」をやってみました。伝統音楽やジャズを聞くときの楽しみの1つですな。同じ曲をいろんな人のヴァージョンで聞いて比較する、という。

フルックは来年5月来日。詳細はここ! この土曜日からチケット発売。


そしてバンジョー3も明日がこの公演! 見逃すなー!


今夜は名古屋クアトロ。そして明後日は東京クアトロ… 


それにしても忙しいバンジョー3!! この長い滞在中、オフはあったのだろうか。でもいいね。仕事があるのは素晴らしいよ。若いバンド、みんな大変だもの。このチャンスを最大限にいかして、羽ばたけバンジョー3!!(そして出世してオレを雇ってほしい…/笑)