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2015年4月30日木曜日

トルコ航空、素晴らしい!

 初めてトルコ航空に乗ったのだけど、あまりに感動したので感想をまとめておきます。普段はマイルが使える全日空か、またはどうしても北欧+アイルランドもしくはUKというルートにつなぎやすいルフトハンザ・ドイツ航空になりがちな私なんですが、今回は初めてトルコ航空を使ってみることにしました。

イスタンブールまで12時間。イスタンブールで一泊してダブリンまで4時間というルートです。

写真はグリーンランド…ではなくシベリア上空。でもこういうところで植村直己とか読んでいると気分があがる!!
地上が見えてきます。すごく綺麗!! 海の青さが尋常じゃない。これが黒海?
 町のすごく近くに空港がある。まるで香港みたい。
 一夜あけて夜明けのインスタンブール。

ほんとは7時間トランジットのフライトは無料のホテルがあるらしいんだけど、私は待たされたり団体行動がいやで自分で手配。これも8,000円くらいで4星に泊まれて快適。
 何がすごいって空港がすごい。お土産物屋が楽しい!! 大興奮!!
 こういうお皿が可愛い。1つ3ユーロくらいの小さいものから、大きめのでも20ユーロくらい。少しずつ揃えていったら素敵だろうなぁ!!
 スイーツとかお茶とかもたくさんある。


これは石鹸。これを使ったら、中東の人みたく綺麗になれるかしら。
 アクセサリー屋も素敵。

しかしインスタンブールの空港とかいって中東の人がいっぱいで女の人はみんなスカーフかぶっているのかと思ったら、そうでもなかった。ヒースロー空港とかと変わらない。
 ケーキ❤



















これはカフェネロで食べた朝ご飯。なんてことはないサラダだけど、美味しかった。カフェネロってイタリアの会社なのかな。イギリスによくあるよね…朝早くてここしか明いてなかったから、仕方ないんだけど、今度はちゃんとしたもの食べたいなー

サラーム海上さんによると空港で買える手軽なお土産でおすすめは白チーズ、オリーブ、そしてこのザクロシロップだそうです。

またザクロシロップと、ザクロシロップに混ぜ物が入ったものと2種類あるので気をつけるように、ということ。確かにあっちの混ぜ物入りの方は中東風のエキゾチックな瓶に入ってて安くて、お土産然としてて、あっちを買っちゃいそうだった。危ない、危ない。これはこのサイズの瓶で11ユーロ。










こういうお皿にチョコアイスをもって、このシロップをたっぷりかけると、かなりやばい美味しさです!! うわ〜 やばい。

このお皿は1枚8ユーロくらいだったかな。普段こんなお土産とか絶対に買わないんだけど、興奮して買っちゃったよ〜(それにしても小さい鞄1つで過ごす出張から戻ると、自分の部屋の物が多くて本当にイヤになる。物は増やさない主義なのに…)

あと特筆すべきはトルコ航空、ご飯が美味しいこと。普通ヨーロッパまでの便って2食でるんだけど、そのうち最後に出る方は手抜きというかさっくりしたものが出ることが多い。でもトルコ航空は2食ちゃんとした物が出る。

そして妙に空気がゆるくてサービスがいい! 空気が優しい感じがする。カウンターのお姉さんもユルい感じでギスギスしてない。預けられる荷物もエコノミーでも30kgなんだよね。(あくまでこのブログを書いている時点)これはツアーとかで使う時にいいかもしれない。

そして客室乗務員の皆さんがみんな美人、ハンサム。日本語上手なスチュワードさんとか、ひざまずいて飲み物のオーダー聞かれた日にはドキドキしちゃうよ。中東の人たちって素敵ねぇ… うっとりだわ。もうルフトの「餌あたえてやってる」的な態度が我慢出来なくなっちゃうかも。全日空も、なんかマニュアルっぽいし、髪ひっつめてるスチューワーデスさんとか北朝鮮かと思っちゃう時あるけど、トルコ航空はもっと、なんか余裕があるような気がする。空気が柔らかい。

残念ながらハードルが高いのは、日本語のサイトがない事。あとシートのアサインがオンラインチェックインする24時間前まで出来ないなどあれこれあれど、これはホントにお薦めと思いました。シートは窓、通路のリクエストは予約時点で入れられるので、それは汲んでもらえます。ただ機材がはっきりするまでシートは決めないんだって。それは確かに賢明かも。で、いったん搭乗券をプリントアウトすると変更が効かない。ギリギリまで調整を計り隣りが空くような席に座りたい私には、これはちょっときつかった。でも最終的には隣りがあいてる席にすわれたけどね。

そしてなんといってもメリットは強烈に安いこと! 今回も東京/ダブリンと、フランクフルト/東京で8万くらいだったかな… 途中つないだダブリン/フランクフルトのルフトの方が3万くらいして、しかも味気なくて詰まらなかった。

あ、そうそう、あとオレンジジュースがオリジナルのものらしく、これまたすごく美味しかった。機内食はホントに美味しくて、私は今まで一番機内食が美味いのは英国航空だと思っていたけど、それを上回る美味しさだと思う。これはホントに大きい。しかも3時間以上のフライトではきっちりホットミールが出る。今やヨーロッパ系のキャリアが、飲み物1つにまでチャージするのと偉い違いだ。

というわけで、せっかく海外に行くんだから、もっといろんな飛行機ためしていいのかな、と思った。トルコ航空のホームページはここです。皆さんも是非。

PS
あ、あとエンタテイメントの充実ぶりも良かったですよ。ルフトとか比べられない。全日本空なみに日本語プログラムもあって素晴らしいです。

PPS
それから乗り換えの案内がすごいしっかりしてる。このしっかり度はフィンランド航空なみ! イスタンブールが近づくと座席のモニターにゲイトとフライトと時間が案内され、乗り換えの不安も解消。こんなのがあるのって、私が知っているかぎりフィンランド航空くらいだと思う。

映画「アバウト・タイム」を観ました! 良かった〜


派手なストーリーじゃないけど、すごくほんわかした良い映画だった。機内放送で見ました。「アバウト・タイム」

タイムトラベルが出来る赤毛の男の子。その子が恋愛をし結婚し子供を作り…人生を歩んで行く中で、少しずつ自分の人生の意味を見つけていく。最終的に彼はタイムトラベルは必要ない、という結論にいたるわけだけど、そこにいたるまでの物語がとてもいい。

役者陣がホントに素晴らしい。本人のイケてない感じはもちろん、エキセントリックで個性的だけど素敵な家族の人たち。基本的にコメディで笑わせてくれる。奥さん役の彼女もすごく素敵で可愛い。お父さん役の人が抜群。おっとりとしているようでいて、人生に大事なことを息子に教えてくれる。お母さんはすごく変わっているけど、しっかりした人だ。そんな風に決定的な悪役や派手なストーリー展開がなくとも充分に楽しい映画があるんだ、というのをしみじみと感じさせてくれる。セリフの1つ1つもすごく良かった。

いいねぇ、こういうブリティッシュな映画。機内放送でオーバーダブで見ちゃったから、一度ちゃんと字幕で見たいなぁ、と思った。




2015年4月28日火曜日

出張DAY4:フランクフルトを観光 〜 帰国

夜は結構バタンキューだったのに、翌朝必要もなく六時起き。時差ぼけだから仕方ない。それでも4時間は寝れたかな?   で、やっと街中を走る。やっぱりトレッドミルとかで走ると出来るビジネスマンみたいだけど、気分は全然ダメだよね。外の方がいい。どうも機械に乗ると機械に走らされてる気分になる。マイン川に出るまでは信号ばかりでイマイチだったけど、川べりにいったん出たら空いてるわ、綺麗だわで、最高に快適。5km程走って、シャワーして朝ごはん。これが安ホテルの割に豪華で感激。ばく食いしてしまう。

さて今日は夜のフライトなのだわさ。日本からもメールが結構入っているし、仕事しようと思えばいくらでもあるのだが、出発前にもらったドイツ在住のM平のメールに励まされ、思い切って観光に出ることにした。普段の私なら観光は興味なし。ネットに繋げられるカフェにすわって仕事をしながら時間をつぶすが常なんだけど。

まずは旧市街まで歩き、ゲーテ博物館に行ってみる。ゲーテって誰だっけ、とか思いつつ。でもって行って見たら結構大きな家でビックリ。(ゲーテはフランクフルトが生んだ偉大な小説家、詩人です)   日本人も結構いた。

そして広場のパブで名物のアップルビールを飲みつつ、ここで植村直己さんの本をついに読み終わってしまった。グリーンランドからアラスカまでの単独犬ぞり物語。感動的だが、正直これは相当無謀だと思う。どう考えても無謀。私なんか中年になった今読んだからそうでもないけど、子供の頃にこういうの読んでれば、男の子なんかはきっとすごい影響受けちゃうよね…。とはいえ名作であることに間違いはなく、まだまだ家に積まれている植村関連本を読むのが楽しみ。それにしてもグリーンランドのイヌイットはすごい。アラスカやカナダの連中とはわけが違う。

そしてそのあとはまたテクテクと歩き出し大聖堂もチェックして、ユーロマークの銀行の写真を撮り、とても良い午後だったと思う。朝ごはんを食べ過ぎて昼が食べれなかったのが残念だけど、本当にM平に感謝!!!   いや、でも本当に、こういう仕事してたら、観光していろいろ見聞を広げないとダメだよね。フランクフルトって飛行機の乗り換えは多分10回くらいしていると思うんだけど、街に出たのは初めてだったかもしれない。そのくらいつまらない仕事の街、という印象があったけど、今回は楽しめました。

そして空港に向かい、またもやトルコ航空。フライトが遅れている。イスタンブールで買い物したいんだけど、果たしてどうなるかな。

それにしても空港も観光地も中国人が多い。彼らは東洋人を見かけると絶対に相手は中国人だという自信を持って疑いもなく中国語で話しかけてくる。まぁ、でも分母を考えればそれは正しいわな。今回もなんど中国人に話しかけられたことか!  空港、ホテルのロビー、観光地…   

そしてドイツ人、ドイツ人も私の顔を見ても絶対にドイツ語で話しかけてくる。ここにいればドイツ語が話せて当然というのだろうか。まぁ、移民が多い国だからねぇ。フランスもそうだけど、彼らはドイツ語がいかにマイナーな言語か分かっていない。それにしても空港のあの360度のセキュリティマシンは嫌いだ。だんだんアメリカみたいになってきたかも…

フランクフルトを無事一時間遅れでフライトは出発。イスタンブールの空港で走り回って、あれこれ買い込む。出張先で買い物をするのは久しぶりかも。一万くらい使っちゃったよ!!!   そして今、やっと帰国。このブログを京浜東北線の中でアップする。(今ここ)

2015年4月27日月曜日

出張DAY3:フランクフルト郊外へウォリス・バード。これは圧倒的!!

ダブリンの空港に到着し、フランクフルトへ2時間のフライト。意識なくして寝ちゃったよ。そして到着すると、そのままホテルに荷物を置いて、郊外にあるライブハウスへタクシーで向かう。ついにウォリス・バードに会いにやってきた!

実は彼女にはちゃんと会ったことがなかった。前にもここに書いたけど、だいぶ前(多分ファーストとかの頃)にフェスというか、あれはおそらくTVの収録だったかもしれない。当然自分の別のアーティストとの関連で立ち会ってたから、そっちを無視してウィリス関係者に話しかけるわけにもいかず、それにまぁ彼女もその頃はあまり完成されてなかったから、いいなと思ったけど、あまり気にも留めてなかった。でもなんとなく彼女のことはずっと追いかけてて、セカンド出してしばらくたったときに、こりゃすごいな、日本でやれないかなと思うようになったのだった。だから実は今までちゃんとライブを見たことがなかった。海外出張の度にウォリスがどこでやってるか調べて、ずっと自分のスケジュールを調整してきた。でも今の今まで上手く調整できなかったのだ。

とか言ってるうちに来日の日程まで決まり、何と言ってもミュージシャンとの人間的な付き合いが重要なTHE MUSIC PLANTとしては成田で初めましてじゃいかんだろうと。(ちなみに、成田ではじめましてをやったバンドは、これだけ長くやっててたった1つだけなんですよ)で、それがやっと今回実行できたのだ。

ウォリスは今、新作制作の時期で、ライブは本数があまりない。でも先月も幾つかあったので、3月にグレンの前に行こうか、という話もあった。でもそっちにしてたらグリーンランドの仕事は受けられなかったのだから、やっぱりミュージシャンの運というか流れというか、すごいよなぁと思う。いいミュージシャンと付き合うと自然に自分の流れが出来ていく。

今日の会場はすごく素敵な、ドイツ的な感じで、巨大なパブって感じ。ウォリスはサウンドチェック中だったけど、私を見つけてステージから飛び降りてきてくれる。ちっちゃーい!   そしてものすごく可愛い!   今、また金髪になってるんだけど、本当に可愛い!   でっかい小豆色のジャンパーを腕をまくりながら無造作に着ているのが、これまたキュート。

サウンドチェック終わらせちゃってよー、こっちは大丈夫だからとか言っても、飲み物とかどう?とか、すっごく気を使ってくれるので、返って訪ねて行ったのが悪いくらい。しかし今の若い子は本当にしっかりしてるよね。でもとにかくサウンドチェックに戻ってもらい、私は後ろの方でそれを見学。サウンドチェックを見るとアーティストがどのくらいすごいのか分かる。ウォリス、エンジニアのエイダンとのコンビもものすごくいい。エイダンはマメに一曲一曲セットを変えていく。面白い。

そうそうウォリスは日本大使館にビザを取りに行った事を楽しそうに話してくれた。ウォリスがあまりに嬉しくてはしゃいでたら、受付のお姉さんも一緒に喜んでくれたんだって。ベルリンの大使館のお姉さん、ありがとう。そういうの、本当に助かります!! そして毎度の話なんだけど、アメリカのビザが本当に大変だという話。これ、どのアーティストも文句言っているよね… どうにかならないもんなんだろうか。でも、とにかくそんな事を嬉しそうに話してくれるウォリスは、ほんとうに印象が抜群なのでした。

会場の人たちもすごく親切で、私もウォリスとエイダンと一緒に夕飯をご馳走になっちゃった。アスパラガスのスープにサラダ、トマトソースのペンネ。すごく美味しかった。なんか出張多けれど、こんなに現地で気を使ってもらったことが過去にあっただろうか…  ルナサとか、何にも言わずにおつりの袋を渡され、物販とかやらされたこともあったが(笑)(ウソですよ、ルナサ、元気かな。そろそろ会いに行こうかな)

開演までだいぶ時間があったので、ウォリスとエイダンとあれこれ話すんだけど、やはりどうしても共通の知り合いの話題になる。ポールの話になり、ウォリスいわくポールと二年前だったと思うんだけど、普通に話してたら、前後の脈略なくポールが「日本にヨーコってのがいて(俺に怒られても怯まない強いやつで、ウォリスと同じくらいチビだけど)よく働くんだ」って話になったのだそう。(カッコ内は私の想像)  うわ〜すごい嬉しい!っていうか、ポール、何も関係ないときに私の事思い出してくれるんだ?!と、ちょっと嬉しくなる。   

あとウォリスは今、メアリー・ブラックの自伝本を読んでいて、そこに日本の事が出てきて、私もちらっと出てくるので、今、夢中で読んでるとか、そういう話になった。いや〜、メアリーに感謝である。本当にこの世界は人脈が命。

それにしても正直ウォリスのコンサートチラシは昨年のケルティッククリスマスで配るために慌てて作ったので、自分ではキャッチとか、内容とか、あまり気に入っていない。急いでいたので推薦コメントも厳選せず、自分が頼みやすいポールとメアリーにしてしまったのだった…もちろんこの二人が推薦してくれることはすごいけど、それによってウォリスのイメージが固定されないか心配でもある。公演まであと一ヶ月。改訂チラシ作るのか。帰国したら、またあれこれやらないと…

ま、それはさておき、それにしても今回の出張はコークとフランクフルトだけど、自分とアイルランドの結びつきの強さを実感するのであった。ウォリスは別にアイリッシュだから好きになったわけではないのだけど、なんか、そういうボーダーレスな感じが、本当に今のヨーロッパぽくって、いい。今、どうもアイルランドの伝統音楽業界はパッとしないが、90年代半ばの、あの伝統音楽の力強い感じから、今こうしてウォリスみたいなすごいソロアーティストまで、長く関わっているといろんな事があるなぁと思う。

さてさてコンサートが始まった!   この会場ドイツの田舎にあるのに、音もライトもすごくいい!   お客さんも満杯で、すごい盛り上がり。ウォリスの集中力は凄まじく、いや、本当に素晴らしかったわ。もう、ビックリ!

すごいハードな曲をガシガシ演奏したかと思うと、次はアカペラでグッと聞かせる。セットリストはほぼ東京も同じになると思うので、あえて書かないけど、途中会場からリクエストも取ったりして、すごい。ウォリスはどんどん曲をこなし、演奏を続ける。途中、弦を切っての大熱演。あっという間の70分で本編終了。いや〜   カッコよかった。つくづくウチはついているなぁと思う。こんなすごいアーティストが来てくれたんだから、これはもう死ぬ気で頑張らないといけない!!!!  責任重大である。そしてアンコールはあの静かな曲で会場は水をうったようにシーーーーーンとなったのであった。海外のこのテのライブでは、すごく珍しい事。

しかしこう言っては短絡的だが、やっぱりアーニーを思い出すよね。アーニー・ディフランコが日本に来なくなって何年経つだろう。15年くらい?    ということは、日本の若い洋楽ファンは、あぁいうギターを持った女性シンガーのパワフルなライブを全然体験してないわけだ。それかアーニー以降、過去に誰かこれほどのスケールで演奏するソロ女性アーティストが来日しただろうか。名前をあげられるひとはぜひ上げてみてください。私にはちょっと思い浮かばない。

…なんてね。もっとも私も最近は東京で熱心にライブ見るのは、もうだいぶ前にやめちゃったからね。洋楽のメインストリームはもう20年以上フォローしてないし、昔は年間ライヴ100本見る、とか決めてこなしてたんだけど、もう今は辞めた。そのくらい東京では良くないライブの方が多いとも思う。 そんな中、おそらくウォリスの来日はものすごいパワフルな衝撃をもたらしてくれるだろう。ベスト盤の発売もあと2週間だし、本当にこのすごい音楽が多くに人に届けばいいな、と思っている。

コンサートが終わるとウォリスとエイダンは親切にも車で私をホテルまで送ってくれて、最後は一緒に道ばたでセルフィー。いや〜、すごいものを体験しました。5月、これは本当に本当に本当に絶対に見逃さないでほしい、きっとすごい公演になる!!

2015年4月26日日曜日

出張DAY2: コークでポール・ブレイディを観る。ポール大好き❤️❤️❤️

ダブリンの空港からコークへ移動。便利なのはシティセンターを経由して、まんまコークへノンストトップで行くバスがあること。素晴らしい。3時間20分かかるが、座ってればそのまま着くってのはポイント高い。

ダブリンに到着してみればびたびたと雨が降っていて、すごく寒い。バスの中は快適で、二席独占できる上に、電源はあるわ、ネットもあるわで本当に便利。このままずっとここにいたいと思ったよ。ネットがあるから次のホテルまでどうやっていけばいい、とか、バスの中で調べることができる。おかげで前の夜とかに調べて事前にあれこれメモる必要がない。

そして今頃?と言われそうだが、iPadを持って早4年、ついにGoogleマップのオフライン機能というのをやってみる。こういう機能があるのは知ってたけど、実際に使うのは初めてである。これはマップをネットがつながってない場所でも観れるという機能だ。ネットがつながっている場所で、必要な場所の地図を保存すると、そのまま保存した時点の見た目のサイズのマップだけではなく、その保存したものをオフラインでも拡大したり縮小したりすることもできる、って機能。すごい。しかもオフラインなのに現在地のブルーのドットが自分が移動するのにちゃんと付いてきている!   目的地の近くまで行ったら拡大したりして細かい情報も得られる!

SoftBankの海外パケとかあるけど、そもそもダブリンでは、そんなわけで路面バスでもネットがつながるから、まったく電話回線が必要ない。今日もこれから空港に着けば飛行機に乗るまでネットにつないで仕事ができる。友達との連絡は携帯のテキストが主流。メールをしょっちゅう確認する必要がない。しかし東京のネット環境も考えないとなー。毎月SoftBankに結構な金額を払っている。パケットを少なくすることもていかないと。

そんなわけでGoogleさんに感謝しながらコークの街をスイスイ歩く。今日ポールたちが泊まるホテルはもちろんマネージャーに確認し同じところを押さえた。行ってみたら丘の上にそびえる、いかにもロックシュターが泊まりそうなホテル。私みたいな庶民は麓のBBで充分なんだがなーー。シュターを追っかけるのも大変である。シュターって、ポールと私の間のジョークでロックスターでもアイリッシュだからなまってシュターっていう、ってことになっている。シュって、アイルランド人はよく言う。シュターバックシュ…とかね。


この時間の隙をついて走りに行きたかったのだけど、こんなヒリーな場所は走りに向かないので、またもやホテルのトレッドミルで5kmほど走る。マシンによると私の走りは7.5kmくらいがいいみたい。走ろうと思えば9くらいでも行けるけど。マシンだとずっと同じペースなんで、それが辛い。しかも走る、っていうより走らされてる気分になる。併設のサウナにも入るが、これが全然暑くなくってイマイチ。いくら気取ったホテルといえど、さすがアイルランド。ちなみに海外のサウナは着替えるところは別でも中では男女一緒が多い。この日もアイルランド人の太った白いデブの若者と一緒。二人で全然暑くないね、と文句言いながらも20分くらい入ったかも。いつか行ったノルウェーのサウナは良かったよなぁ!

なんだかんだですぐサウンドチェックの時間が来てしまい、そろそろ終わったかな、という頃に会場へ歩いて向かう。ボックスオフィスによってチケットを拾うと、今日は激混みの超ソールドアウトで、席がないからあなたの席はPA卓の裏よと言われる。すごいなぁ。で、裏に行くとマネージャーが大感激で迎えてくれる。そしてもちろんポールは私が行くのを知らなかったから、すごく喜んでくれる。ワインも気に入ってくれたみたい。そうよ、高かったんだから!  

今回の公演はソロではなくバンド付きなんだけど、若者中心の編成で、古株はビル・シャンリーのみ。今やポール以外にもレイ・デェイビスやギルバート・オサリバン、そしてメアリー・ブラックのギタリストをつとめるビル。メアリーは今週からまたUKで、シャロン・シャノンが幾つかの公演で前座をするらしい。しかし古株だというビルだって私よりずいぶん若い。68にもうすぐなるポールからしたら相当若い。他にはキーボードにコローナズのサポートとしても活躍中のダラ・マニス、ベースがキースなんとか。名前忘れた、すごくいい人だったけど。エレキベースとダブルベースを交互に持ち替えいい感じ。あとドラムはかつてはグラーダ、今はキーラ、あとルナサとかも大の仲良し、元フレイムズのデイブ(ファミリーネーム失念)というメンバー。ドラムが違うとやっぱり大きく違うよね!!  バックヴォーカルとパーカッションはスザンヌなんとかって最近のポールのお気に入りの背の高い彼女。ポールのバンドのこの位置は結構その後の個人の成功につながった例もあるので、要チェック。いずれにしてもビル以外、全員40前だろう。すごいなぁ。

私が行くと前座の女の子がサウンドチェック中。楽屋に通され、なんか食べなよ、と言われるが今日こそ楽屋飯とかそういうのではなく、ちゃんとしたものを食べたかったし、そもそも街を見てないから街も見たかったので、一人で楽屋をこっそり抜け出しいい感じのレストランへ。これが大成功。デザートのルパーブパイも激ウマ。赤ワインまで頼んじゃって一人で満喫。開演時間になり戻ると本当に座る椅子が卓の後ろに置いてあり、そこに座ってコンサートを見る。前座の女の子、音楽は悪くなかったけど、コンサート運びがイマイチかな。でも書いた曲が映画に採用されて云々とか言ってた。

そしていよいよ御大!!!    かっこ良かった!!!   新曲もやって、面白い選曲だった。あとでポールに「またスタジオアルバム作るの?」って聞いたら、作るって言ってた。この前までHooba Doobaが最後のスタジオ盤だって言ってたのに!?(笑)

Smile
Harvest time
Oceans of time
Nobody knows
Blue World
Marriage made in Hollywood
Nothing but the same old story
I like how you think
Livin the mystery
Follow on
island
You that's really you
Crazy dreams
The world is what you make it

Encore
Wheel of heartbreak
The homes of Donegal

今回の公演はポールのライブ盤のリリースに伴うものだったけど、特にあのライブ盤を意識した感じはなかったかも。でも本当に良かった。あの声だよね、あの声。今回はバンドが一緒だったけど、ギターもよく聞こえてて、すごく良かった。前のバンドよりも自由でオーガニックな感じがする。それはロックだけではなく、トラッドの連中ともよく仕事をしているデイブによるところが大きいだろうけど。

それにしても御大、68にもうすぐなるってのに、本当にすごいなぁ!

終演後は、みんなでしばらく楽屋で飲んだ。地元民のビルのお母さんが来てて初めて会ったけど、すっごく若くて背が高くて素敵なお母さんだったよ。そしてホテルに戻り、なんだかんだで2時くらいまで飲んでた。ポールは終始ご機嫌で、あれこれか語っていたよ。いい夜だったなぁ。で、ご機嫌過ぎて本当はここでやってもらいたかった宿題二つ、とても頼める状態ではなく、まったく頼めなかった…というオチに。これについてはまた時期が来たら書きます。

しかしこのライブ盤の新作、どうするべきか悩む。トピックだから日本には適当に他の関係ない誰かが入れちゃうだろうし、CDが売れない時代にそういうストレスも少なくなったとはいえ、どうしたもんかと思う。どんな事業もそうだろうけど、頑張っているとと必ずそこに横槍が入る。でも結局大事なことは横槍に気づかないくらい自分が目の前のことに集中することだよね。無敵の鈍感力。それしかない。あれこれ気にしてるとキリがない。何と言っても私はポールの来日のほぼ全部に関わり、この素晴らしい音楽を自分の看板の一つに出来ているわけだから、それだけで充分だ。それに感謝しないといけない。ちょっとした利益の回収をゴキブリみたいな連中に取られたとしても、こだわる必要はない。…とかいいつつ、こんなこと書いてるんだから、本音はそりゃあ複雑だけど。でもポールとこんな風に仕事をする。それだけでもう大変なことだ。で、またこの日、ポールと初めてあったロンドンの夜の話で盛り上がる。いつも私が覚えてないでしょ〜とかいうと、ポールは覚えてるよ、部屋の感じも覚えてるよ、とか言う。この問答、何度ポールとしたことか。また山口先輩に夫婦漫才とか言われちゃうなぁ!(デヘ)

そうそうポールの奥さんのメアリーも来てて楽屋で一緒にたくさん話が出てて良かった。グリーンランドの話をしたら、すごく受けてくれた。この話題は本当に誰にでも受ける。グリーンランドはすごいところだ。でも興奮して話しすぎてポールに途中でムッとされ、あちゃー、失敗。アーティストの前で他のアーティストの話は厳禁なのに。でもポールが幸せか?とか聞くからさー(笑)、やっぱり最近の私の最高の幸せはグリーンランドで、その話題になるんだよ、どうしても。で、また早く結婚しろとかうるさく言われる。これはセクハラだと言ったら、メアリーが蹴飛ばしていいわよ、という。ふふふ。いや、でもわかってるのよ。すまないね、ポール。きっと私は相当心配かけてんだろうな。でも心配しないで、充分幸せだから。

と、いうわけでまだまだ飲んでいたいけど、私は翌朝6時おきだったので2時半には退散。ポールが明日は早いんだろ、もう行ってもいいよ、とか言ってくれるから。でもそう言われてから、あまりにとっとと退散しすぎたかしら。でもいい夜だったなぁと思う。

で、朝6時に起きて、朝ごはんも食べれず、またバス停までテクテク歩き、7時のバスに乗って現在ダブリン空港まで移動中。昨日の楽屋からがめてきたバナナでも食べようかしら。(今ここ)








PS
そういえ昨日はコンサートの頭にすごくうるさいお客が何人か会場にいて(コークは特にそういうお客が多い)、ポールに向かってあれこれ叫ぶものだから三曲目終わったくらいで御大がビシッと言ってたなぁ。そしたら周りのお客さんからも拍手が起こり、そのあと本当に静かになった。ポール、すごい。あぁいうところ、男らしくてかっこいいと思う。

2015年4月25日土曜日

映画「セッション」観ました。なるほどね〜

観た。機内放送で観たので、ほぼ寝ぼけながら観てしまい、細部は分かってないかもだろうけど、なるほどこれは変な映画だった。ここんとこ音楽業界周りで結構あれこれ言われているので興味があった映画。私も観終わったあと気分が悪くなったので、同じく機内放送されてた「ジャージーボーイズ」観なおした。でもまたすぐ寝ちゃったけどねー。いや〜、なんというか変な映画だった。(「ジャージーボーイズは最高の映画ですよ。あのミュージカル風のエンディングが最高!)

「セッション」、なるほど映画としては面白い。話のテンポはいいし、ハラハラしながら見ることができる。時間はあっという間に立ってしまう。エピソード満載。俳優陣もそれぞれ適役。だが、ストーリーがよくない。これはパワハラ先生、バカな生徒。その悲劇を描いたものだ。確かにこんな話は音楽業界の底辺にウヨウヨあるだろう。でも音楽業界だけの話でもない。

どうも気分が悪く落とし所がないと感じるのは、登場人物の誰にも同情できないってことか。同情?   強いて言えば主人公に振られちゃう素敵な彼女。男手一つで彼を育てた優しいパパ。あんなに素敵な人たちが周りにいるのに、主人公は何にも分かってない。 つい先日、偶然にも「音楽は表現活動」ってのを書いたばかりだけど、そこにもつながる。

主人公は自分のアイデンティティーを語る上で、過去の名アルバムや、学校での立ち位置が必要だ。スパルタ先生も、自分の判断に命がかかっている可哀想な生徒たちを執拗にいじめることで自分は偉いと確認する。外の何かに自分のアイデンティティーを頼らないといけない可哀想な人たちよ。こんな薄っぺらな人たちに音楽が出来るわけがない。私は音楽は表現活動だと思う。そしてそこに共鳴する人たちとの心の交流だと思う。

最後の公演?シーンも長すぎてしつこいし、話を面白くするために、ちょっとリアリティーに欠ける脚本になったと思う。そしてこのシーンによって監督が何が言いたいんだか、全く不明。観客無視の自己満足な演奏。

そういやこの映画をめぐる話の中で、この監督のバックグラウンドがどうこう言っている話を見かけたが、うーん、そう言われてもこれは作品としてどうなのよ、と思った。 これは音楽映画ではなく、パワハラと洗脳の怖さや痛さ、思い込みの悲劇を描いた映画だ。それについては異論はないが、そこに音楽巻き込まんでくれよ、と思う。



出張DAY1:50を前にして中東デビュー!

…ってなんてことはない、今回はトルコ航空で出張してます。理由はいくつかあって、サラームさんがアップする食事の写真が美味しそうだったのと(こっちはエコノミーですけどね)、あと値段が強烈に安いのが理由。本当にトルコ航空は安い!   加えて毎度のスターアライアンスのマイレージが溜まること。そんな理由で初めてやって来ました、イスタンブール。すでに機上から見える景色に感動!   すごく綺麗!!

トルコ航空。多少難を言えばシートアサインがオンラインチェックインが始まるまで出来ない、ということ。通路のリクエストだけ出して、前日まで待たないといけない。まぁ、でもこれは大した問題じゃないよね。そして一回チケットをプリントしちゃうと変更が出来ないこと。しまった!   なのでチェックイン荷物がないのにもかかわらず、空港でまたカウンターへ行き、席を変えてもらうハメに。なるべく空いてるエリアにお願いします、と。でもカウンターのお姉さんもおおらかで、今日はフライト混んでないですからーと言う。確かに機内は空いていて、最初ギツギツのエリアに指定され参ったが、水平飛行になってから、席を移動。最終的には2席確保して快適でした。

いや〜  イスタンブールの空港は人がごちゃごちゃいて雑然としてて、まるで東京みたい。でも疲れたのでとりあえず、そのまま空港のホテルにチェックイン。本当はサラームさんに「僕なら市内のホテルにします」と言われたんだけど、そこまでの勇気は出ず…そもそも通貨がユーロじゃないのがすでにハードルが高い。かつ12時間メールを確認しないとやはりあれこれあるから外に出れたとしても数時間だろう。そういえば東京の自宅を出るとき、最高に強烈なメールが来てぶっ飛んだのであった。これはグッドニュースかバッドニュースか。今はわからないけど、頑張りたいとは思う。

あとはいくら安全と言われているとはいえ、治安やベーシックなことについてはやはり気になった。お札を渡す時は「50だよ」とか「20だよ」とか言わないとボラれる、とか言う話をネットで読みビビる。それに中年女一人で夜、出歩けるのか、とか。そして出歩くとなると安全なエリアはどこか正確に把握している必要があり、それに時間をかけている時間はない。昨日もお茶を沸かす時、ここのタップウォーターは安全か思わずググっちゃった。(ちなみに安全らしいのだが地元民でも飲み水はミネラルウォーターを飲むのだそう)アイルランドだろうが、イギリスだろうが、よく知ってる場所というのはやはりそれだけで素晴らしい。若くて暇なうちにいろいろ経験しておいて良かった、と思う。

でもってフライトは本当に快適だったし、とても良かった。ご飯も思わず写真撮ろうかともうぐらい良かった。あとアメニティも充実してて機内スリッパとか久しぶりにもらったよー。感動!   映画もたくさんあって見るのが大変。スタッフもすごくフレンドリー。ヨーロッパでトルコ航空は今すごい人気なんだよね。分かる気がする。いい感じでゆるい。そこがいい。

そしてイスタンブールについてみれば、タクシーの運ちゃんも親切だし、ホテルは安いのに豪華だし、さらに感動。ベットが二つあって部屋が広いのはよくあることだけど、アメニティーも豪華、タオルも大きくて豪華。トイレも大理石みたいな感じで超豪華。ウエルカムフルーツもある!   もっともイスタンブールに到着して、すぐ翌朝7時のフライトでダブリンに行くので、イスタンブールは正味10時間くらいの滞在。地下にある ホテルのランニングマシンで4kmほど走って寝る。外を走っても良かったけど、そういう勇気もなし。そもそも排気ガスとかPMとかすごそう。ランニングマシンでBBCニュースとか見ながら走ると仕事ができる人間になった気がする。

そして夜の10時には寝てしまい、4時起きで空港へ。朝の五時だというのにすでに空港は激混み!   ここは出国にも入国にも長蛇の列。でも免税店楽しーー!    今日これから会うポールに高いワインを買う。喜んでくれるかしら。

ダブリンに到着して電話のチャージャーとSIMが死んだので、新しいSIM購入。また番号が変わっちゃったよ。コーク行きのバスまで時間があるので休憩中。お茶するでもなんでもダブリンは高い!(今ココ)











2015年4月23日木曜日

5月13日ウォリス・バード来日記念盤「バード・ソングス」発売になります!

さて、さて、さて、さて…



ついに発売になります! ウォリス・バード来日記念のベスト盤。
日本特別編集!!!!
選曲は私とマネージャーと本人で行いました。入魂の18曲。

去年の11月、ツイートしたのは実はこの件だったのですよ… ふふふふ。


よく、なんつーか、ツアー無い時は暇してると思われがちなTHE MUSIC PLANTですが、こうやって水面下ではいつも動いてるんですよ。つーか、ここに書いてることなんて、私の仕事のほんの一部。つーか、だいたい発表した時はツアー仕事の80%は終わっている事が多い。そんなもんです。つーか(笑)

キングレコードさんの担当者からの「会議通りました」メールは、ヴェーセンのツアー中に受け取ったのでした。新幹線の中で、ウーロフが隣りにいた時だった(笑)

レコード業界冷え込み厳しいこの時代にメジャーでCDが出せるなんて、ホントにウォリスはすごいと思う。この勇気あるリリースを決定してくれたキングレコードさん、本当にありがとう。

ウチのこういうプロジェクト、自分1人でツアーの赤をかぶるくらいなんてことはないのだけど、こうやって第3者を巻き込んだだら、もう絶対に失敗するわけにはいかないんです。これも退路を断つ方法の1つかな。こうなったら応援してくれてる皆さんの期待に答えるべく、必死で頑張らないと行けない。これは絶対に成功させないと… ウォリスならきっと大丈夫、そう信じています。

ライナーはスマッシング・マグでウォリスの2009年のライブの事を書いてくれている船橋岳大さん。歌詞対訳は染谷和美さんにお願いしました。

5月13日にこのアルバムが発売になり、そして27日にウォリスはプロモーションのため来日し、音楽雑誌の取材やラジオなどをこなしたあと30日にStar Pines Cafeの公演ということになります。さーて、忙しくなるぞ!!!

もちろんこの曲も…


この曲も…


この曲も…


この曲ももちろん入れました!


CDについての詳細はこちらです。



こうして形になると嬉しいですねぇ〜

ウォリス、私はやれることはやった。あとは君とお客さんの問題だ。上手く行きますように。

来日公演ももうすぐ! 詳細はここ

グリーンランドあれこれ勉強中

公演終わってから1ケ月近くたつというのに、グリーンランド・マイブームが止まりません。普通ツアー1本やって、次のツアーやると記憶は上書きされちゃうことが多いんだけど、今回はそんなこともなく…。

毎日睡眠時間削って本を読んでます。いや、ホントに面白い。まぁ、詳しいことを、今書いちゃうと仕事に役にたたないんで、ネタは次にグリーンランド人が次に来る時まで(そんなことがあるのか?)大事に取っておきますが、とにかく読めば読むほど面白い。グリーンランド、そしてイヌイット(カナダ、アメリカ)の極限での生活。
先史時代のグリーンランドを書いたコミック。すごくストイックな内容です。でも今でもこれとあまり変わらない生活をしてんだもんね。先日のスピリチュアル・グリーンランドの展示でも原画が展示されてました。
某写真集。犬ぞり。犬と人間の関係が本当に面白い。犬は絶対服従で人間を恐れている。働けなくなれば容赦なく殺され食べられてしまう。
食べ物。食べ物は本当に圧巻です。アッパリアスを発行させたキビアという食べ物。
















そして大島さん。この方を抜きにグリーンランドは語れません。

大島さんファミリーの1年を撮ったNHKのドキュメンタリー。強烈でした。映像で見ると、また全然違う。
椎名誠。これもカナダ、アラスカ、ロシアのイヌイットなんですが、ものすごく面白かった。さすがポップで、最高の読みやすさ。そして自分でもイヌイットのことが一歩踏み込んだ形でわかった気がした。あくまで気がしただけですが…

そして現在、植村直己の著作群に着手してますが、つい数日前に3,000km北極圏犬ぞりツアーの奴を読み終わり、圧巻でした。植村直己さんって、私よりうんと若い歳でなくなったのね。知らなかった。そして70年代だったという事もありますが、イヌイットの生活もものすごく原始的で最高に強烈。また続けて著作をAmazonでオーダーしてしまった。

明日から出張なので、出張のおともには、植村さんの12,000kmの方の冒険本を連れて行く予定。

この曲聞いてるとグリーンランドに行きたくなる。行ける日は来るのかしらね。グリーンランドのことを知れば知るほど、なんか挫折する(笑) でもグリーンランドをやるんだったら、行かないとダメな感じがする。

実はアイルランド関連とか、北欧周りでは、現地に行ったこともないのに文章書いちゃってる人、結構見掛けるんだけどさ(笑)グリーンランドは行かないと許してもらえないような気がする。こっちが話す事に何も説得力が出ないような気がする。うーん、次の出張で検討か?

音楽は表現活動

昨日は某クラシック公演の現場をお手伝い。人の現場は勉強になるし、新しい人に出会えて有意義。

プロモーターという仕事には学校があるわけでもないので、何が正しいとか分からない。みんなそれぞれ個人プレイの世界であり、個人の仕事を誰かが引き継げるというわけでもない。だから人のやっていることを見て、ひたすら自分で勉強するしかない。

昨日のコンサートもまた勉強になったし、とっても良い公演だった。お客さんとミュージシャンの感じが絶妙。あったかい空気は、ミュージシャンが持っているキャラクターなんだろうか。クラシックだというのに堅苦しさはまるでなく、演目も有名曲ばかりで分かりやすかった。

毎日いろいろあるが、こういう公演の現場にいるとコンサートって究極的にはミュージシャンとお客さんの関係なんだよな、と思う。

もうすぐ来日するペッテリだって、ウォリスだって日本のマーケットでやっていくのは本当に大変だ。でも究極のところでは、彼らが自分の音楽でリスナーに向って語りかけて行くしかない。

トランペットの近藤さんのインタビューがいい。ぜひ読んでみて。

「今、ミュージシャンたちに俺が特に言いたいのは、音楽が売れないとか愚痴ってないで、大元をイメージしろってこと。自分が出したい音を120%出しきること、自分にとって一番気持ちいい演奏をすることが、いつだって何よりも大事なんだ。ミュージシャンが本当に体の底から気持ちいいと思って演奏してなかったら、聴く側にもわかるし、関係もダレてくる。そうすると、音楽に使う金があったら、他のものに使いたいと思うのは当然だろう。音楽が売れなくなった本当の理由は、ミュージシャンひとりひとりが、自分に嘘をつくようになったことなんだよ」(Qetic/近藤等則、アムスにいた18年間と新作を語るより)


まぁ、意図的に嘘をつく、という、そこまで行かなくても、人の期待に知らず知らずのうちに答えようと、本当の自分じゃないものを出してしまう、ってのはどんな職業にもあるんじゃないかな。でもウチのミュージシャンは、皆それほど売れているわけではないが、自分に嘘をついている人は誰もいない。だから私も一緒に仕事ができる。市場にこびる必要など何もない。ウチのミュージシャン、誰とも売れる売れないという話をしたことは一切ない。私も自分の応援するミュージシャンについては超厳選していて、市場にこびたい人はウチでは絶対にやらないようにしている。音楽は職業ではなく、表現活動だ。自分じゃないものを表現してどうする? 

でもって、もっと言えば、別に音楽やミュージシャンに直接係っていなくても「この音楽好きだ」「嫌いだ」「このコンサートに行く」って発言することだけで、自分のアイデンティティを確立しようとする人も驚くほど多かったりするわけで… 写真は帰りに食べたムール貝。白ワインとぴったりで良い夜でした。さて仕事山積。今日も頑張る!
ペッテリ・サリオラ来日の詳細はここ



ウォリス・バードの来日の詳細はここ




2015年4月22日水曜日

ペッテリ・サリオラ、すごいギターの秘密

Photo by Naoki Fujioka

ペッテリの来日もやばいことにもうすぐ。ホントに時間がたつのは早いです。この前まで、このツアーの企画してたと思ってたのに… ツアーの準備は長くてイバラの道ですが、発表から本番まではホントにあっという間に終わりますね。

来日前に、まぁペッテリ・ファンの皆さんはもうとっくに知っていることでしょうけど、彼のギターの秘密を少しここで紹介してみたいと思います。と言っても私も専門家じゃないので、実はサッパリ???!?なのですが。

ペッテリのギターですが、これ、やはり彼用の特別なモデルです。普通のギターであれをやろうとすると壊れますからね。要注意。特にボディですが、ホールの上の部分は、実は特別に板が厚くしてあるらしい。だから強いベースドラムの音が出せる…というか、ベースドラムの音が出せるくらい強く叩いても大丈夫、ということになっているそうです。ふむ。

何せこのドイツ製のカスタム・モデルに行き着くまで、ペッテリも5、6台壊しているそうですから、ペッテリの真似をする人は気をつけてください。今のこのギターになってから5年目くらいらしい。

そしてこのキックを叩く音は、ギターの普通の音とは別のラインを通って、ペッテリの足元のミキサーの別チャンネルに行くという仕掛けになっています。(ペッテリのギターから出ているシールドみると、すごく太いでしょ。それにはそういう理由があるんです)

他にもあれこれエフェクターやペダルの説明をしてますが、私にはまったく理解????



まぁ、でもこのペダルやミキサーが無しでも、こんな風にかなり生の素っ裸なままでバンドサウンドになるんだから、やっぱりすごいですよね、ペッテリは。

ちなみに下のモノクロの映像がペッテリの典型的コンサート、オープニング部分。いかにもマイケル・ヘッジズ?なSTOMPから始まり、そのあと自分のことを自己紹介する曲へ。

「僕のコンサートに初めて来た人いる?」とか言いながら、フィンランド語ですが「最初ロックバンドがやりたかったんだ、髪の毛が長いバンドを」とか言って、帽子を取ります。でも髪の毛がないのでここで軽くお客さんの笑いもゲット。そして「クラシックギターを習い始めたんだ」とか言いながら、あれこれデモンストレーション。最後は「バンドを組もうと思ったけど」…と後ろを振り返り「友だちがいなかった」だから「バンドの音を自分1人で出そうと思った」

これがキック、これがハイハット……とギターでドラムの音を出していきます。「そして自分で歌いはじめた」かっこいい!

そのあとは圧巻の「Prime」へと続くわけですが、この10分ほどの映像。かなり説得力あるんで、ぜひ見てください。コンサートに行こうかなー、どうしようかなーと迷ってる人、是非! 



ペッテリに影響を与えたマイケル・ヘッジズですが、初めてマイケル・ヘッジズの曲を聴いた時、ペッテリはそのままギターを持って家に立てこもり、何日も練習にあけくれたんだそうです。ついに家の中にある食べ物が底をつきて食べ物を買いに外に出る必要が出るまでそれは続いた。そのくらいショックだったらしいですよ。

ペッテリのお家は何代も続く音楽家の家庭で、親戚から親からみんながみんなミュージシャン。従姉妹から何から今でもプロなのは15人だったけか…。あんな小さい国で、多くのミュージシャンにとってプロとして食べていくのは至難の技なんですから、ホントにすごいことですよね。そんな恵まれた環境なわけですが、ペッテリのすごいところは、音楽の素養に恵まれたということよりも、ここと極めたところに集中していく力だと思うんですよね。あれは相当練習してますわ。マジで。っていうか、こういうすごく簡単にやってみせてるテクニックだって、ペッテリは相当練習を積んでいるんです。よくどうやって弾いているか聞かれて「いや、そんなの無理だ」と言うインタビュアーにペッテリは「でも、ものすごーーくゆっくりやれば誰だってできるんだよ」と言ってのけてました。うむ、なるほど… つまりそういう努力をすればいいって事なんですよね。でも、それが普通の人には出来ない。ペッテリ見ていると、やっぱり相当な努力家だよなと思います。いや、もちろん持って生まれた才能もすごいんでしょうけどね。

Wake Me Up Before You go go ..  このポップな曲をあれこれいじって、こんな風にもっていってしまうペッテリはすごい。



これについてはアコギマガジンさんのチュートリアルがあるので、こちらも参考にしてみてください。







ペッテリ・サリオラ、来日はもうすぐ。一応4月末日までチケットの通販は受付ようと思っていますが、ツアーが近づくと個人オフィスのMUSIC PLANTはスーパー忙しくなってしまうので、すみませんが、皆さん、早めに買ってください(笑)。よろしくお願いいたします。

公演はあちこちソールドアウトになってますが、5/8(金)吉祥寺、13日の京都、14日の福岡など、まだまだ絶賛チケット通販中。詳細はここ

2015年4月20日月曜日

MUSIC FROM GREENLAND イントキシケイトさんにインタビュー掲載いただきました!

イントキシケイトさんに掲載していただいております、MUSIC FROM GREENLAND。いえーい!

インタビューしてくだった北中正和さん、編集部さん、ありがとうございました〜

全国のタワーレコードで絶賛配布中です。















あいかわらずグリーンランド関係の資料が続々とウチに到着しております。



NANOOKのCDは日本ではソニーさんが流通されてますんで、比較的簡単に手に入りますよ。タワーで買う場合はここ。HMVで買う場合はここ

2015年4月18日土曜日

MUSIC FROM GREENLAND ラティーナさんにインタビュー掲載いただきました!


松山晋也さん、ラティーナさん、本当にありがとうございました!! ライヴ写真もかっこいい!

それにしてもこのインタビュー中にも出てくる70年代のロックバンド、スーメのドキュメンタリー見てみたいんだよな。今、グリーンランドから送ってもらってはいるんだが… グリーンランドってすっごく遠いんだよね、いろんな意味で(笑)

この本も彼らに送ってあげなくちゃ…って思うだけでワクワクする。グリーンランドって、普通のヨーロッパ料金で届くのかしら? あとイントキシケイトも今月配布号に載りますー 楽しみ!! こちらも掲載されたらご紹介していきますね。

NANOOKのCDは日本ではソニーさんが流通させてるんで、比較的簡単に手に入りますよ。




タワーで買う場合はここ。HMVで買う場合はここ

退路を断つ! 

「退路を断つ」ってのは、取引先の友人が聞いたというジブリの鈴木プロデューサーの名言なのだが、まったくもって正しいと思う。何かをやる時は、退路を断たないといけない。そうじゃないと物事は絶対に前に進まない。

そして、私にとって「退路を断つ」方法その1とは… まずミュージシャン本人に「必ずあなたのことは私が日本に呼ぶから」とはっきり断言してしまうことだ。これって皇太子の「雅子さんのことは私が必ずお守りしますから」ってのに似てないか?(笑)

似てない? あ、そう(笑) でも分かるかなぁ、そんな風に本人に直接言うのはものすごい覚悟がいる事なのよ。ふふふふふ…

例えば、よく聞く外国のビジネスマンの「日本のビジネスマン、ここが理解できない」のうちの1つ。日本人のビジネスマンはよくミーティングで調子いいこと言って、海外ビジネスマンが自国に戻りメールを入れると態度豹変、まるで物事が進まない、っての。あと他にも「日本ヘンだよ」の中には流通とか独自の問屋システムとか、いろいろあるんだけど、特に音楽業界なんかそんな話ばっかりで… 私も海外の人と日本の人を紹介する時、ホントにイヤになっちゃうくらいなのだが、まぁ日本のビジネスマンって決定権のない連中が多いから、そういう事なんだろう。で、決定権のある奴は現場に出てこない。そんなのばっかだ。で、人数ばっかり多い。

私はそういうのはとっても格好悪い事だと思っているので、責任の取れないようないい顔は人に絶対にしない。これ、有り難い事にウチから公演を買ってくれる、クライアントさんたちもみんなそうだ。みんなとってもストレートだ。それがすごく気持ちいい。人を単に喜ばせるためだけに簡単にいい顔をしない。逆にいい顔したら、もうその時点で責任を取る。物事を牽制したり、あれこれ探りあいをしている暇なんか、誰にもないのだから。そういう仕事仲間やクライアントさんに恵まれている私は本当に幸せだと思う。

でも世間ではそうじゃない事の方が多い。たま〜に自分の普段のテリトリー以外の人と仕事をする時、自分が普段どんなに恵まれているかヒシヒシと感じる時がある。

…という状況なので、私も絶対にアーティストに対して「あなたのことは私が面倒みるから」的なことを軽々しく言わない。その代わり気に入ったらもう一直線。大好き光線を一気に出して、絶対に物事を実現させる。それが私のカッコいいところだと自分でも思う。だから今回も、絶対に実現させるのだ、きっと!!

ホントにミュージシャンにそんな風に言うのは勇気がいる。でも久々に先日やってしまったのだ。「あなたのことは、私が必ず日本に呼ぶから」って。先日、言ってしまったのだ。本人に。あぁ、このワクワク感をなんとしよう。そもそもそういう風に言うってことは「あなたのことが好きです」って告白してるようなもんだからね。…とか言う話を、先日ウチのラウド&メトル事業部にしたら「野崎さん,楽しそうですね」と白い目で見られたので、あまりキャピキャピするのは控えることとする。…が(笑)

だけど、あぁ、でもこのドキドキ感をどう押さえよう!! この「自分のミュージシャンとまた出会っちゃった」った感!(笑) まるで新しい恋愛をしてるときの感覚と一緒である。一昨日もあっちの飲み会でのろけ、昨日もまた友達にどんなにこの新しいアーティストのことを愛しているか熱弁をふるってしまった…

そうね。そうそう、プロフェッショナルに。プロフェッショナルに。気をつけないと。あくまでプロフェッショナルに、プロフェッショナルに…!! そしてあまりノロけると人にねたまれるから、もっと不幸を装って…(爆)

いやいや、装うまでもなく、きっとそれは充分にイバラの道だろう。イバラの道だからこそ、とっとと退路を切り捨てないといけない。人に話すのも退路をたつ方法の1つである。「あの時、野崎さんあんなに盛り上がってたのにね、結局あのアーティストについては、あの後、なんにも起こらなかったね」とか言われる事は、格好わるくて、私の人生上、絶対にありえない。

…と、ここにも書いておいて、将来自分が迷った時の退路を断つのだ。そう、ここに書くことも退路を断つことの1つである。退路を断てば、絶対に物事は前に進む。それを絶対に実現させるために、私はたくさん仕事をする。人と同じ頑張り量じゃ、このイバラの道は絶対に越えられない。ウチの連中全員、世間に知られているような有名アーティストじゃない。でもそんな連中と、この大変さも、苦労も一緒にシェアしていくのだ。そんな苦労の道のりも、すべて私とそのアーティストだけのもの。私たちにしか分からない沢山の思い出やエピソード。一緒にずっと歩いて行く。だから今日も仕事頑張る。

野崎さん楽しそうですね、って、そうね、そりゃーもう最高に楽しいわよ。ふふふふ…
まだ自分の中にこんなパワーが残っているなんて、思わなかったんだもの。誰に反対されたとしても、この恋愛は成就させるの。っつーか、1回呼ぶのなんかはおそらく簡単だわ。きっと出来る。ただしそれを10年くらい続けるのは大変なのだ…

さて、この新しい恋愛の結果は(笑)…あと22ケ月後に分かりますので、お楽しみに…

なんだかんだで先日のグレンもよく考えたら12年やってることが発覚し、ちょっと自信がついた。確かにスクイーズだ、クリスだ、なんだかんだと何も知らない外野は簡単にあれこれ私に言ってくるのだが、自分がグレンと熱心なお客さんと一緒に作って来た「グレンのアコースティック・ソロ in ジャパン」の12年のキャリアもかけがえのないものだ。自分が今、手にしているものに感謝して、これからも、そういうのを作っていきたいと思う。オレもちょっとは大人になったのかな。… いや、違うな、まだまだ子供、って事かな?(笑)

ウォリスの静かにはじまりドラマチックに盛り上がる曲が好きである。この曲とか特に…。時々荒川土手で一緒に歌いながら走る。そうすると泣けてくる。彼女も5年のラブコールが実って、やっと実現した来日だ。5年間ずっとずっと、ずーーっとラブコールしてきた。それがやっと実って、やっと今回出来ることになった。頑張らなくちゃいけない。責任重大だ、と思う。ウォリスの来日公演詳細はここ

2015年4月17日金曜日

フレアーク・グローバル・オーケストラ来日決定!



来日が決定しましたよ〜。

グローバル・オーケストラとしては初来日。主催は民音さんなんで全国津々浦々公演がありますし、各会場デカいです。デカいけど、民音さんの公演なんで売り切れ必須。チケットは早めに買った方がいいですよ。

札幌、青森、秋田、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡、北九州、鹿児島。8月〜9月。

順次詳細が発表されていくと思うので、最新情報は、とりあえずこちらをフォローしてみてください。今年の夏は熱いぞ!!!