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2015年9月30日水曜日

ポール・ブレイディ京都公演、チケット販売締め切ります〜/ハラール・ハウゴー古河庭園販売終了

さてさてもう10月ということで、チケットの輸送期間などを考慮しポール・ブレイディの京都公演のチケット販売を終了いたします。ただ、まだまだ席には余裕がありますし、チケットぴあe+会場では販売しておりますので、引続きどうぞよろしくお願いいたします。

引続きホームページでは、当日引き換え(取置き)を受け付けますので、ご希望の方はポール・ブレイディ京都公演とご記入の上、(1)お名前(2)連絡先/電話番号(3)枚数を書いて、こちらにメールいただければ、折り返しこちらから予約番号を入れたご案内メールを差し上げます。

このご案内メールの発送をもって受付完了となります。

当日は受付にてお名前と予約番号をおっしゃってください。チケットを用意しておきますので、代金を精算ください。

一方ハラール・ハウゴーの古河庭園の公演は予定枚数を終了しました。あと首都圏は建長寺の公演のみです。どうぞお早めに。詳細はこちら













 チラシはクリックで拡大します〜

2015年9月29日火曜日

映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」を観ました。良かった!

昨日は起きたらすでに昼近く、起きた瞬間「あれっ、今日の集合時間はっ」と軽くパニック。ツアー後遺症。

そしてツアーとツアーの合間には雑用が多い。人間らしい生活を取り戻すのはもちろんだが、郵便局や銀行や、あれこれ…

数日前に映画を久しぶりに見てきた。この映画、フレアークのパブロがすごくいいよ、と勧めてくれたからだ。パブロに薦めてくれたこの映画みたよ、って言いたくて…ほとんどそれだけのために観に行った。

ううううう、パブロ、一緒に観たかったよ! 

映画は頭を真っ白にするには最高に良い。ストーリーは比較的単純でビル・マーレー演じる不良老人(もう超ハマリ役!)と、いじめられっ子の少年が心をあわせていく、というもの。他にも売春婦の女の人とか、チャーミングでキレのいいキャラが揃っていて、すごくいい映画だった。

それにしても私なんて子供大好きだけど、よく友達の子供と遊んだりしてると思うんだ。この子は私の心の汚い部分をきっと見透かしているに違いない、って。子供はいいよね。子供は本当に心が純粋な人を知っている。コメディだからとにかく笑えるし、ちょっと長いけどテンポがいいから飽きさせない。あ、それから最後のディランを始め、音楽もいいです。

それにしても映画も観なくちゃいけないものが多い。あのヘンなスウェーデン映画とかも、まだ観れてない。ポール始まる前までに行けなければ、もう終わっちゃうかも! あと今日北欧関係の仲間飲み会にまぜてもらったのだが、そこでもノルウェーのバレエの映画がいい、アップリンクでまだやっているよ、という話になった。北欧ものは一応フォローしなくちゃなぁ! そして試写状もありがたいことにたくさんいただいている。せっせと行ってせめてブログに感想を書かなくちゃ、試写状ももらえなくなっちゃうよね…

あの物凄い歌とギターが帰って来る! ポール・ブレイディ再来日もうすぐ! 2

ポールが来日すると必ず言われる事がある。それは前回の来日時のセットリストを見せろ、ということ。面白いよね。あんな感じでいるのに、結局のところすごくお客さんのことを考えている。ウチのアーティストで、こんなことを言ってくるのは実はポールだけだ。

なので、今、過去の写真を引っ張りだしたりしているところ。写真はこれまただーいぶ前のセットリスト。



 井の頭公園でスワンボートに一緒に乗ったカップルは別れるというけれど、私たちはまだ一緒に仕事をしています♡














いつだったかお客さんにいただいたカード。素敵でしょ!



















 カメラマンの藤岡さんに写真を撮ってもらったら…
翌年のチラシになりましたとさ。あれから2年半もたっちゃったか… 早い! この写真好きなんだよね。なんかポールの強い意志みたいなものを捕らえている。かっこいい、ポール。

ホントにもうすぐ来日します。今日はこれから到着日に使うレストランの下見。気に入ってもらえるといいんだけどなー どうかなー 

ポール・ブレイディ来日公演
詳細はここ

10/10、11  東京公演お申し込みはここ
京都のお申し込みフォームはここ







かっこいい… うっとり… 最近はこの映像がお気に入りで何度も見ています…



でも1人のポールは圧巻です。あのすごい歌とギターが帰って来る! 楽しみすぎる。



最近もまた「終わったあとサイン会はあるんでしょうか」的なお問いあわせをいただいておりますが、それはポールのご機嫌次第。もちろんスタッフとしてはなるべくしてもらえるように努力はします。

2015年9月28日月曜日

ETV SWITCHインタビュー「角幡唯介×塩沼亮潤」を観ました


ちょっと前に再放送になって、録画していたこの番組。すごく良い事を言っていると思うので、まとめてみることにする。

この番組が最初に放送されたのはだいぶ前らしいのだけど、最近再放送されて、その再放送時に無事録画することができた。現在、のざきは空前のグリーンランド・マイブーム、および角幡唯介さんマイブーム中なのだけど、その角幡さんの対談番組。この素敵な対談が、明日の自分の、そしてネットサーフィンしてここにたどり着いた誰かの生きる勇気になることを願って。

角幡さんはご存知、元朝日新聞の記者で現在は冒険家として活躍中のノンフィクション作家。その角幡さんがNHKのTVで対談相手にご指名したのが、塩沼亮潤さん。

塩沼さんは、私はこの番組で初めて知った。「千日回峰行」という信じられない荒行を達成した僧侶だという。この修行は往復48km。標高差1,300m。それを9年間毎日、山が開いている4月〜9月の間繰り返す。この修行は途中で挫折は出来ず、挫折することはイコール自決を意味するというものすごい行だ。今まで達成できたのは1,300年の間に塩沼さんを含めて2名しかいないという。

まずは角幡さん、塩沼さんに会うまえにこのコースを1日だけ体験してみた。

角幡「千日回峰行に興味があったので、自分でどんなもんなのか体で確認したいと思ったんですが、1日なら体力があれば出来ると思いました。でもこれを1,000回毎日やらなくてはいけない。天気が悪くても何があってもやらないといけないとは!」

塩沼「だいたい行がはじまって1ケ月もすると、ほとんど水と白米だけですから、栄養失調状態になります。爪を触っているだけでボロボロと割れてきますね。3ケ月目になると気温がまったく春とは違って40度越えますので、そうすると極端に体力が落ちますので、3ケ月目に必ず血尿が出ますね。それが1週間くらい続くと身体の一定のリズムが整ってくるのか…でも体力はそこから先はないですね。残りの1ケ月はリズムと呼吸だけでこの体を48km歩かせて、なおかつ上手に山の上まで持っていってまた卸してくる、というそういう世界になります」

角幡「僕もよく山登りはするんですが… でも山登りは天気予報も発達していて、悪天候を避けるんですが、それが出来ないのが異質ですね」

塩沼「極端な話ですが毎日が命がけ。足の置き場が数センチ違うだけでも危ないし、マムシとか… とにかく運を任せて下っていくんですが…。嵐が来るとここはどうするべきか、とか瞬時に判断しないといけない。だから緻密なところと大胆なところとがないと命がいくつあっても足りません。探検家も同じじゃないですか?」

角幡「僕は今、北極圏を歩く事が多いんですけど、テントは結構立派なものを持って行くわけですよ。11万くらいするやつを… 特注ものなのでブリザートとかでもテントを立てれば休めるし、家にいると同じではないですが風から身をまもれるし…」 

塩沼「この行の特徴として、いったん行にはいると千日間は歩かなければならない。いったん足を踏み出したら48,000キロ歩かないといけない。もし万が一断念をせざるをえない状況になった場合は、自決用の短刀、もしくは死出紐(しでひも)といってこれで首をくくるか、どちらかにしなさい、という厳しいものなのです」(といって実物を角幡さんに見せる)

塩沼「修行と探検,冒険というのは違う。なぜ修行をするかというとお釈迦様が、毎日同じことを同じように毎日情熱をもって繰り返していると、悟る可能性がある、と言ったからなんですね。比叡山を開かれた最澄さんもどんな愚かな人でも12年間同じことを続ければ、必ず1つは悟りを得るんだよ、と言われていた。ただし情熱を失ってしまったら悟る可能性はない、とも言っているんです。だから初心っていうのは大事なんです。初心を忘れべからず、最初の情熱を忘れず。そして情熱は持ち続けてこそ見えてくるものがある、と。そのために同じ事を繰り返すんですね」

往復48km。標高差1,300m。それを9年間繰り返す中で行者は悟りに近づこうとする。

角幡「一番死に近づいた瞬間とはどんな時でしたか?」

塩沼「489日目から体調を崩して高熱と下痢に悩まされたこと。数100mいっては下痢。数10m行っても下痢。医者にもかかれない。持っていた市販の薬をもってしても良くならない。494日目に、この日が一番きつくて、もう何も食べれない…。葛湯一杯で48km行って帰ってきた。わずか10日で11kgくらい痩せて、ほほもこけて一気にあばら骨が見えて来て、師匠がもうこいつ危ないんじゃないかと心の中で思って…でも辞めなさいとは言えないんです。いったん行に入ったら誰も止めることはできない。死をもって行を終えるという厳しい世界ですので…」

「で、師匠がどういうことを言ったかというと“どうだ、体調は?”と。で、私は“はい、ぼちぼちです”、と。そうかしっかりやりや、と」

「でも、ご挨拶をして自分の部屋に戻って来た瞬間、身体が痙攣して震えて涙があふれて出て来るんです。涙は自分が苦しいとかではなく、自分で自分の身体に謝っている、という感覚なんです。“ごめんねー、俺がこんな激しい行をするって言うから、こんなに負担かけてごめんね”って自分で自分の身体に謝っているんです」

塩沼さんの日記より

「腹痛たまらん、身体ふしぶし痛くたまらん」「道路にたおれ木によりかかり涙と汗と鼻水を垂れ流し…」

「でも人前では毅然と… 俺は人に夢と希望を与える仕事。人の同情をかうような行者では行者失格だ、と帰って来た。なんで今日も48km歩けたんだろう…」

塩沼「次の日、495日、人生の中で一番苦しい日でしたね。朝、ぱっと目が覚めると1時間寝坊していたんです。目が覚めた瞬間に起き上がろうとするんですが、起き上がれない。高熱と身体の硬直で… それをはうようにして滝に行き、滝に打たれて、もうろうとして階段を上ってきたのですが、自分自身が何をやっているか分からない。2kmくらい行って気付いたのが、持っているべき杖も持って来ていない、と。そして、とうとう4km行ったところで、宙を舞うようにして顔面からバーンと地面に打ち付けられて、さすがにそのとき死を意識しました。ただ痛いとか辛いとか苦しいという感情はまったくないんですよ。何かふわっとしたものに包まれているような感覚で…」

「死ぬ前に自分の人生、過去が映像のように見える、って、あれホントですね。幼いころからの記憶が全部見せられるんですね。貧しかったけど、近所の人が親切にしてくれたこととか、いただいたコロッケの味とか…」

「で、それがどこで止まるかというと、19歳のとき出家する日の朝の記憶なんですよ。母がご飯を食べ終わると、そのご飯の茶碗と箸をゴミ箱に投げつけて、もう帰って来る場所はないという覚悟で行きなさい、って言うんですよ。砂をかむような苦しみをして頑張ってきなさい、と」

「その砂をかむような苦しみ、という言葉が耳に聴こえてきて、私ははっと… あぁ、まだ自分は砂をかむような苦しみはしてないな、と」

「ここで朝を迎えれば短刀で腹を切るし、もう死にたいしての恐さは何もないんですね。精神的にも極限までいってますから躊躇なく目の前の石と泥をかんだんですよね。そこで“こんなことしてられない”と、猛烈に情熱が湧いてきたんです」

「それで前に向って歩いて歩いて、走って走って、そしたら到着がいつもと変わらない8時半だったんです。そしたら全身から湯気が出て、8月の中くらいですからもう山も温かいんですが、頭のてっぺんから足の先、手の先から湯気が出てるんですよ。そして何か1つ乗り越えると身体っていうのは不思議なものでどんどん良くなってきて、その年の修行を終えたんです」

一方で角幡さんの生死を分けるような体験は3回ほど。そのうち2回は日本での雪崩。雪崩に埋まって死にそうになったこと。雪にすっかり埋もれてしまい、雪の重さで指一本も動かせない。死ぬのを待っているような状態。

角幡「お母さんごめんなさい、みたいなことも思うんですが、当時僕は新聞記者だったので自分が死んだらどういう記事になるだろう、とかくだらないことを考えてました」

たまたま一緒にいた友人が完全には埋まらず自分ではい出して角幡さんも助かった。

「自然ってものすごく恐いもの。死そのものだと思うんです。死によって規定されているような世界だと思うんです。死が満ち満ちている世界。そこに飛ぶ込む、というか、その中に没入することで、自分に生の形が与えられるというか、死の輪郭というか、“生きているな”という感覚が得られる、ということ。そういうのを求めて冒険家は冒険をやっているんだなと思います。それって、塩沼さんがやってらした1,000日にも及ぶ行とかなり近いのかな、とも思って。求めているものは、かなり近いのかな、と」

塩沼「何故に私たちが修行をするかということ…おそらくですが、例えばこちら側が三度三度のご飯があって屋根があってお風呂があるような世界、すべてが充たされているような環境だとするでしょう。自分自身が、そんな中にいる。そうするとなんかね、人として大切なものに気付かないような気がするんですよね。ちょっとワガママになったりとか。で、そのためにこんな自分じゃいけないんだなと思って、何か厳しいところに身を置いて、少し感じることを求めようと思って修行の世界に行くと思うんですよ」

「修行って絶対に死んじゃいけないと思うんですよ。もちろん冒険も探検も必ず生きて帰ってこなければいけない。でも修行って厳しい。厳しい、厳しいって行き過ぎると簡単に命を落としてしまう。でも死んでしまったらまったく意味がない」

「で、この死に近い、極限のところに行くと何か感じるものがあるんですね。で、日常にいると気付かない感じ取れないものがあるんだ、と。そのために山に入って極限のところに行くと、その極限の崖の縁に咲いている花がある、と。悟りの花、心理の花がある、と。それは日常にいたんでは、ものすごい高性能の望遠鏡を使っても見えない。ここに行かないと体験しないと見えないものがあるんですね」

「そして行が終われば、またもとの場所に戻っていく。ずっとは極限の場にはいられないわけです。山にずっといたら仙人になってしまいますから。そして戻った時に、自分の内面から得たものを具現化していく、内面から優しさとか慈悲とかを表現していく。それがお坊さんとか宗教者の役目じゃないかなと思うんです」

角幡「そっかぁ… 僕はまだまだその限界まで到達していないって事ですね。優しさと慈愛がない、ってもう言われつづけているんで(笑)」

塩沼「そうなの?(笑)」

1,000日回峰行の翌年、塩沼さんは9日におよぶ断食/断水/不眠/不臥という厳しい壮絶な9日間の行(四無行)を行う。3日目になると塩沼さんの身体から死臭が漂いはじめたという。身体が衰弱するのと反比例して五感が研ぎすまされてくる。線香の灰が落ちる音が聞こえ、扉をあけただけで、誰が入ってきたか分かるようになったのだという。

角幡「僕が求めていることは、なんで自分は生きているんだろう、ということです。生きている意味みたいな、実存的なものを求めていて、自分がこの世に生まれて死ぬまでの自分の人生を自分で説明したいんですかね… 生きている経験というか、そういうのを求めているような気がするんですよね。山に行ったり、極地にいったりするのは、そんな理由かなと。死によって自分の生みたいなものを照らしてほしいんだと思うんですよ。だから自分の生の中に死を取り込むことが自分には必要になってしまっているような気がする。それは我執というか、自分についての執着という気がしていきましたね、お話しを聞いていると…(笑)」

塩沼「見えないところってあるんですよね。いくら見ようと思ってもね。それは無理なことで。でも、こういうことを思ったことはない? 私たちはそうやって時折厳しい環境に自分を置いて大自然に挑んで行くわけですけど、でも毎日小さな船で海に行く猟師さんなんて毎日が命がけなわけですよ。山の中で生活して開拓しながら石をのけて、野菜を作って、子供を育てたおじいちゃんおばあちゃんってのは何かものすごい強いものを感じますよね。我々が修行しました、体験しました、っていうより、あぁいうおじいちゃんおばあちゃんを見ていると、何か…オーラっていうのかな、雰囲気というか漂ってて、もしかしたら我々よりもずっと力強いんじゃないか、って思いますね」

角幡「それ、すごく分かりますね。冒険行って自然を感じてっていうのは結局のところ例えばおっしゃったような猟師さんとか農家の人とか、自然の中で日常を営んでいる人の、生活の追体験にすぎない、と思います。僕らがやっているのは生活ではないんですよ。冒険に出て、1ケ月どっか行きました、とか。2ケ月どっか厳しい場所を歩きましたっていっても、人為的に日数を決めてゴールを設定しているんで、そこで終わるわけで、永久には続かないわけなんですよ。でも例えば猟師さんとか農家の方、自然相手に仕事をしている人っていうのは、それが生きるすべなので、永久に続くわけですよね。そういう生活が本当の生きる活動であって、僕がやっているのは彼らの追体験にすぎない、とよく思いますね」

塩沼「本当に毎日の修行、人生という修行に手は抜けないんですからね」

この番組は後半もあるのだけど、時間がないので、今回のまとめは前半のみにしておきます。また時間があったら後半もまとめてみたいと思います。塩沼さんの本はまだ手に入れてないけど、角幡さんの本3冊は、どれも最高にパワフルでお薦めです。夢中になって読めちゃいますよ。

2015年9月27日日曜日

ディランにギターを教えた話 



これちょっと前に放送されたLATE LATES SHOW(RTE)でのインタビューだよね。で、この部分をYou Tubeにアップしている人がいたので、紹介します。名曲「Lakes of Ponchartrain」について。

「僕があの曲をはじめてきいたのは、クリスティ・ムーアのヴァージョンだ。70年代の初頭で彼がプランクシティにいた時かな。クリスティが辞めて、彼の後を引き継いだ時、この曲も人気だったので、じゃあ自分もためしてみるかなと思って歌いはじめた。自分のギターアレンジを考えて、そしてこの歌と恋に落ちたのさ」

「最初のソロ・アルバム『Welcome here kind stranger』を発売した時、この曲をレコーディングした」

From Paul Brady Home Page
「3年後に僕のエージェントから電話をもらった。ボブ・ディランがあの曲を聴いたらしい。お前に会いたがっている、と。ボブはウェンブリー・アリーナでのコンサートのためロンドンにやってきていた。僕はロンドンへ飛んだ。バックステージに行きボブに会った」

「ボブはハローと言い、お前がやっているLakes of Ponchartrainだが…と言った。ギターを出さないと説明できないな…(と、ここでギターを手に取る)」

「どうやって演奏してるんだ、と。で、まずギターを違う風にチューニングするんだよと説明した。彼のギターを手に取ってチューニングを整え、こうやってやるんだ、とやって見せたんだ」

「彼はoh yeah、とか言うから、じゃあやってみる?と言ってギターを渡した。で、弾いてみたんだけど上手く弾けなかったから、結局彼の指を取ってここだよとか言って説明するしかないんだけど、だけど彼はあのボブ・ディランなんだよ!(笑)」

「で、実際彼の指を取って、そうじゃない、ここだよ…とか言いながら説明したんだ。そうやって彼はLakes〜を学んだのさ。彼はあれからあの曲をライブで頻繁に演奏している」

「この歌は不思議な曲で、背景はものすごく複雑なんだ。この曲はアメリカの南部からやってきた。ちょうど19世紀の初頭、フランス、スペイン、英国、アメリカがカリブ海でごちゃごちゃしている時に出来た曲で、どこからやってきた歌なのかはっきりさせることは難しい。とても感動的な歌で、報われない愛の物語が、とても美しく描かれている」

では、ポールの歌をお聴きください。1977年の映像。


ボブの方はこんな感じ。


ポール、今も変わらず素敵なお声…


ちなみにこの曲、TAB譜がここにあるので、興味あってギター弾ける人は自分でもトライしてみるのがいいよ。

そしてこの曲を生で聞きたい人はもちろんコンサートにいらしてください。詳細はこちら。

『Welcome Here Kind Stranger』はこちらでも販売しております


「永遠に瑞々しさを保ち、同時代を生き続けるアイリッシュ・トラディショナル・フォークの金字塔。生涯手元に置いておきたい、一撃必殺の名盤である」(松山晋也/ライナーノーツより)

ポール・ブレイディ、唯一のソロ・トラッド・アルバム。

2015年9月26日土曜日

映画「私に会うまでの1600キロ」を見ました


これ実はツアー中に見たんだよね。ツアー中に見る映画って実はものすごく効果的で、ツアーの心配ごとでいっぱいになった頭をクリアに出来る最高のチャンスなのだ。だから私はよくミュージシャンを映画に誘う。

が、うーん、正直いまいちでした。「私に会うまでの1600キロ」 ツアーを忘れるほどドラマチックでもなかったし、見ている間ものめり込めなかった。っていうか、ツアーにおける心配事が重すぎたんだろうか。

荒れた人生を送ってきた主人公が、人生はリセットするためにウォーキングに出掛けるという、実話の映画化。すごいよね。まったくアウトドア派ではなかった主人公が、いきなりこんなのにチャレンジする。が、私にとっては根本的に人の人生はこういう事でリセット出来るのか、という事がとっても疑問なのだ。原作本があるみたいなので、原作を読まないとなんとも言えないけど、私は人生はイベントではひっくり返らないと思うんだよね。そういう気持ちが自分の中にあるせいか、なんだか私は感情移入できなかった。自分探しというのにも、なんか同情できない。

でも映画内での景色は綺麗だったな、という事を思いだす。そして大好きなフレアークのパブロと一緒に見たことも。ありがとう、パブロ。終わったあと二人で「いまいちだったね」で一致した。パブロはWildはWildでもショーン・ペンの「Into The Wild」をあげて、あれに比べると全然だよね、とも言っていた。確かに「Into The Wild」は最高の映画だった。Happiness is only real when shared...あのスーパー名作品とこれとでは比較のしようがない。そういや、パブロが映画館に貼られてたポスターを見て「ヴィンセントが教えてくれたこと」を見たんだけど、すごくいいんだよ、と言ってた。早く見に行かなくちゃ!

同じような年の人が亡くなると、やっぱりいろいろ考えるよね…


私と年齢があまり変わらない有名な女優さんが亡くなったようで、私も49歳だから、あと何年生きるのかなぁとか、あれこれ考えてみる。でも若く死んだからって不幸とは限らないよね。私も短くてもいいから、なんか楽しく生きられればいいなといつも思っているが、先日まで来日してたフレアークのシルビア姐さんとも更年期の乗り越え方とか散々話題になったり(姐さん、あの年齢であの体型はほんとに立派!)、いやかっこいい女の人はホントかっこいいな、とつくづく思うのでした。

女の人の人生ねぇ… 結婚も今からでもしてみたいなぁと思ったり(言ってるだけです、ハイ、すみません)、犬を飼ってみたいなと思ったり(これもいつも言ってるだけです、すみません)。

でも若い時にあくせくホントに必死になってたのを思うと今は本当に幸せだ。っていうか、若いころ努力しなかったら今の幸せはないんだよな…だからこれでいいんだな、と幾度となく思ったりもする。明日、私が突然死ぬことがあっても、皆さん同情は無用よ。だってこんなに楽しく生きてんだから。先の事をあれこれ悩んでもあまり意味がない。今の時点であれこれ未来を悩んだところで、けっきょく未来はきっと自分が予測できない方向へ進んでいくんだから。

ただ今、自分が強く思っていることは、これから先の10年は、もっと思い切った企画をやっていこうということ。世間の人がどう評価しているかは知らないけど、今、自分で振り返ってみれば、ウチの事業は今までかなりの安全パイを歩いてきたようにも思うんだ。おかげで自分の事業を始めてからというものの失敗らしい失敗はしてないんだけど、その分、ほとんど冒険らしい冒険はが出来ていないというか…。いや、もちろん無名のバンド…うちのバンドなんて全員無名と言って間違いないんだけど…をゼロから立ち上げるリスクはあっただろう。でもそれでも多少、勝算は見えてたんだよね。っていうか、これでもプロの端くれだから、勝算がまったくないところには勝負はしてこなかったんだわな…。でも仕事するのも、もうあと10年なんだから、これからはもっと思い切って直感の思うままに行こうかなと思っているんだ。でもって、10年って尺も、単に今、自分で言っているだけであって、もしかしたらそんなに長い間、私が今やっているようなビジネスは存続しないかもしれない。いきなり何らかの理由でそれがバッサリ終わってしまうことがあるかもしれない、とも思う。だからもうこっから先は公開のないように行こう、と思っているのよ。

ポールの新譜の展開が上手くいかないとかグチったら、大阪のバーの人が「ウチにチラシおきますよ」とかメールくれた。感謝。そしてどうやら大阪のタワー梅田丸ビル店や、難波店ではそれなりに展開されているらしい。関西地元の人、良かったら写真撮ってきて! ウチは小さなレーベル/プロモーターだが、そんな風にたくさんの応援団の皆さんに囲まれ、本当に恵まれている。本当に頑張らないといけない。

ポールも御年69歳。いつまで公演が出来るかは不明。私だっていつまでこの仕事を続けるのか不明。未来が分からないから今が輝く。今、来日してくれることがとっても幸せなんだよね。

NOBODY KNOWSをオーケストラとやっている今年の映像。この声が今年も戻ってくるよ! 嬉しすぎるじゃないか!



オーケストラとやっている、ということであれば、この映像も好き。時々オーケストラの音にうっとりと聞き惚れる御大の表情が素敵すぎる。



ポール・ブレイディ、東京公演はこちらで予約できますよ! 右側の「予約はこちら」からフォームにお入りください。そして京都公演はいつものここ。申込フォームにいきなり飛びたい人はこちらへどうぞ。

2015年9月25日金曜日

ポール・ブレイディ「ヴィッカー・ストリート・セッションズ VOL1」発売ちう〜

ツアー明けの最初のウイークデイ! アポが多い。その合間に歯医者と美容院もまわる。髪をばっさり切って、またワカメちゃんカットみたいになった。ポールのツアーに向けて着々と準備は進むぜ!

ポールのCD、先週店頭に向けて出荷になったので、あれこれチェックにまわったのだが、うーん、なんか店頭いまいち弱いかも! 渋谷のタワーさんには、ちゃんと面出ししてありましたが、やっぱりオレがちゃんとプロモーションしないとダメなんだな。あぁ、もう時間がない。頑張らないと!

ってなわけで、重いチラシをかかえて都内を闊歩。こういう作業は基本中の基本ですな… がんばろう。


CDジャーナルさんにもご掲載いただきました! いつもありがとうございます。隣りはポールも大好きなニーナ・シモンだよ。

ポール・ブレイディ来日公演の詳細はこちら。あと2週間だ。楽しみすぎる!

明日あたりから「ビギナーズ・ガイド」的なポールについての投稿をスタートしてみようかな、と思っているところ。何せいまだに知る人ぞ知る、だものね。ホントにまだまだ知られていないよね。

そういやポールのマネージャーに「ポールのCDは日本でメジャーで発売されたのは“Trick or Treat”だけなんだよ」と言ったらびっくりされた。結構そういうことマネージャーでも知らなかったりする。

いろいろあるけどやっぱりメジャーで出る、ってのは大きな事だ。メアリーだって、ルナサだって、一度はメジャーがしっかりプッシュしている。そういうのが結構アーティストのキャリアの中では大きかったりする。

今日もレコード店の中を歩きまわり、リイシューとかメタルとかアイドルものとか、そういうのが溢れる店頭で誰がポールの音楽に出会って好きになってくれてライブまで足を運んでくれるのかな、と思うと、ちょっと途方に暮れた。

ま、でも音楽って不思議な力があるからね。それを信じて行くしかないのだわな… がんばろ。



PS
とか書いていたら、タワーの難波店や梅田丸ビル店さんで商品展開いただいている模様。嬉しい!!

2015年9月24日木曜日

あの物凄い歌とギターが帰って来る! ポール・ブレイディ再来日もうすぐ!

ポール、前々回の来日時に収録した映像。



これ「Good Evening」なんて言ってるけど、撮ったの朝の10時くらい。ピーター・バラカンさんのラジオに出たあと収録したのでした。すごすぎる…すごい迫力だよね。

写真はバラカン・モーニング(当時)に出演中のポール。生で聞くとすごいんだ、音が…















そしてON THE SHELF。カラーで観ると、これまた素敵なのよね。ポールのライブはいつでもすごい。いつでも200%をくれる。そりゃー、人はアイルランドのシンガーソングライターとか言うと、ヴァン・モリソンとか見たいとか言う人多いけどさ、実際行ってみると分かるけど成功率は30%くらいなんだから。その点、ポールは絶対に手を抜かないし、自分のすべてを出し切って、すごい演奏をしてくれるのだ。


あ〜、楽しみ、楽しみ、楽しみすぎるよ!!!

 ポール・ブレイディ来日公演の詳細はこちら。 特にコットンクラブさんの自由席のところはすでに△マークですから、急いだ方がいいですよ〜 京都公演もホームページでの前売りは、チケットの輸送期間を考慮し、月末で締め切る予定。お早めに。

2015年9月22日火曜日

フレアークからポールへ あれこれ…

長いツアーによる私の不在に絶えた植物たち
昨日の夜は10時間くらい寝て、起きてもっと寝たかったので2時間追加で寝て、筋トレして朝5km走って、スーパーに行って冷蔵庫に食べ物を補給したら、だいぶ日常が戻ってきた。

次はいよいよポールだ、頑張るぞ! さっきもコットンクラブさんとポールのケータリングなどのメールをやり取りしていて「ワインはうるさいのでよろしくです」とか入れておいたところ。吉祥寺のライヴハウス時代もワインだけは高いものを入れてあげてた。私が普段飲むのの、4、5倍する値段の白と赤と1本ずつ。ソムリエさんがしっかり給仕してくれるコットンクラブさんだから、ポールはきっと喜ぶだろうなぁ! ワイン好きのお客さんもコットンクラブさんには期待してて良いですよ。グラスでも、ものすごくいいものが飲める。ケータリングもフレンチ・スタイルでいいんだ。メアリーの時は私にも出していただいちゃって、私はたらふく食べたのでした…

フレアークのエリックはアイルランドともすごく関係が深いから(メアリー・コクランのプロデューサーを長くやっている)ポールのことはもちろん知っていて、滞在中にあれこれポールのことを質問された。私が「ウチのミュージシャンで一番手がかかるのって誰だと思う?」って聞いたら「ポール・ブレイディだろ」だって(笑) ぜーんぜん違うよ。ポールは手がかからない方。ただ緊張はするけどね。でも本人が大事に思っていることと、どうでもいいと思っていることと、そのへんの見極めが大事なだけなのよ。それにポールはものすごく頭がいい。だからバカなことでは絶対に怒らない。ポールが怒る時、それにはちゃんとした理由がある。それにポールは怒られてもひるまない人が好きみたいで、私は絶対にひるまないから、そこが気に入られているみたい。それに4回の来日他、アメリカやアイルランドやUKにも追いかけていっている私はすごく信用してもらっていて、だいたいのことはほとんど任せてもらえる。今回の来日だって、4、5回のメールの往復で決まっちゃったようなもんだよ。それに観光に何処に連れてけとか、何が食べたいとかあれこれ言うフレアークと違って(しかも違うメンバーから違うこと言われる。バンド内でまとめてからオレに言ってくれ!)、ポールは「お前の好きなところでいいよ」とか「お前が食べたいものでいいよ」とか言ってくれるんだよね♡ っていうか、その方が結局ベストなものが得られる、って分かっているんだわ、ポールの場合。ヴェーセンとかもそうだけど。きっと洋子のことだから下調べもして、自分が気に入る素敵なところを用意してくれているに違いない、って。ホントに信頼関係って素晴らしいと思うよ。

ま、それはさておき、フレアークはなんと79年とか80年くらいにポールと同じステージを踏んだことがあるらしく、エリックはその話をしてくれた。どうやら2組ともチーフタンズの大きな公演の前座的なステージだったらしい。そして、そこでポールはジョークでアイリッシュ・ダンスの物まねをしたらしい(爆)。それをすごく可笑しくて、良く覚えているから、彼にその事を話してフレアークのことを覚えているか聞いてくれ、だって(笑)

ちなみに「ポールと話した? 嫌な奴だったでしょう?」と私が聞いたら、エリックは「うん」だって(爆) でもポールを知らない、というパブロにエリックは自分のiPadを取り出して、わざわざArthur McBrideやLakes of Ponchartrainをかけてあげていた。いいよねぇ…そうだよ、ポールはディランにもギターを教えた人なんだから!

ポールとのツアーはいいんだ。なんていうか、こう会話がいいんだよね。ツアーが終わって何が一番なくて寂しいか、ってポールとの会話なのよ。で、今回エリックにも話したんだけどね、ポールが「ヨーコ、おまえは本当に強い女だなぁ」って言ってくれた事があったのよ。あのポール・ブレイディが! 信じられないよね。そういう言葉が私を支えてるんだ、って言ったらエリックが感心してた。

こんなのプレゼントしてくれたよ…ありがとう
今回のフレアーク・グローバルオーケストラみたいな2,000人を越すお客さんを迎えるツアーというのはホントに大変で、ステージのスタッフとの強力な連携が必要とされる。アーティストと、ウチでやるライブの、すでにアーティストのことをよく知ってくれているお客さんだけがハッピーでいいという公演ではダメなのだ。舞台のスタッフ、音響のスタッフ、照明のスタッフ、みんながいい仕事が出来なければ2,000人のお客さんを満足させることは出来ない。だから他の制作のスタッフの人たちに迷惑をかけないように、私はかなりアーティストに厳しくしないといけなかった。舞台のスタッフが舞台を作っている時にステージ上をウロウロしない、サイン会にはとっとと出る、楽屋は終わったらととっと出てケータリングの女の子たちが早く片付けができるようにする等々。自分の責任をちゃんとまっとうし、かつ係っている人、すべてに迷惑をかけないようにしなければ、こんな大きなステージは作れない。だからたとえ相手がエリックみたいなすごいミュージシャンでも、私には怯んでる暇などないのだ。なにせ私はあのポールに「お前は強い」と言ってもらった女なのだから。

ポールのツアーはフレアークのツアーとまるで違う。両方体験できる自分は本当にラッキーだなぁ、と思う。もちろん今回もコットンクラブさんに迷惑をかけないようにとかあるわけだけど、ポールとは、なんかもっといい感じなんだよね… 今回もオフが1日あるので、その時はどっか一緒に出掛けよう。で、どこに行きたい?って聞けば、ポールは絶対に「お前にまかせるよ」って言ってくれるに決まっているのよ。そして二人で街を歩く時、ポールったら時々私と手をつないでくれるの。腕を組むんじゃなくて手をつなぐのよ。ちょっといいでしょ? そして時々、私のことを「Missus」とか呼ぶ。ふふふふ…。そういや山口洋にも「夫婦漫才」とかからかわれたっけなぁ。でもそんなことに気をゆるすと、またすぐ怒られるんだけどね!(笑)

あ、のろけちゃいました? 失礼。でも今夜はそんなことをブログに書きたくなっちゃった。ポール,楽しみすぎる。早く来日してちょうだい! 待ってるよ〜っっ

PS
とか書いてたら、パブロにこんな映像撮られてた… ありがとね。私ったら、ホント幸せもの。

2015年9月21日月曜日

フレアーク・グローバルオーケストラ,終わった!

しかし13日、14公演、29日間…通常の外タレにはありえない長い長いツアー。呼んでくださった民音さん,本当にありがとう。そして、今朝、みんなが帰国して、そのツアーが終わった。こんなに長いツアーは初めてだったよ…そして、たぶん二度とないと思う。ツアーはいいよね。大変だけど、終わらない事はないからね。

それにしても疲れた。今は、終わって嬉しい。自由って最高!!…と心から思っています。明日から寂しく感じるのかな… でも、2,000人クラスのホール・ツアーだったから、とにかく重大な責任から開放された。ホッ…

でも12名のミュージシャン、今回、毎日一緒にいたわけだけど、会えなくなって一番寂しいのはトゥッチーです。バジリーの創始者で伝説のフィドラー。今は実は病気であんまり調子が良くないんだけど、それでも演奏のすごさの片鱗が時々垣間見えて、ホントに素敵だった。ホントに天使みたいな人だった。

今回私もジプシーの人たちとこんなに親密に一緒にいたのは初めての経験で、最初はすごく心配してたんだけど、シンティである彼らは英語も結構大丈夫だし、時間にとにかく正確で集合時間にも絶対に遅れず。ホントに私は助かった。手がかかるのはどっちかというと…以下自粛(笑)

楽屋でデレデレダラダラしがちなフレアーク本体のメンバーと違って、彼らは行動もテキパキ。いつも行動がかっこいいんですよ、ホントに!


 そしてトゥッチーといえばコーラ。コーラが大好きなトゥッチーは車内販売も大好き。ちなみにジプシーの人たちは何があっても動じないんだけど、飛行機と台風は苦手なんだよね。すごく台風のことを怖がって、あれこれ心配していたのが、ちょっと可愛かった。青森に電車で行くには幾らかかるんだ、とジーノに聞かれた時はちょっとおかしかったなぁ… でもその感覚、なんだかすごく分かる。彼らは人間としてのステージが高い。
 演奏がしたいと彼らは言うんだけどロマパブが見つからず。アイリッシュパブのテンプルバーさんに演奏場所を提供いただきました。ありがとうございました。ギネスを飲みながら弾くよ。
歌った時の声が良かった、すごかった。貴重!







シンティ・ジプシーにはロマと違って文字を書ける人が多いんだって。これは音響スタッフのハナちゃんのためにみんなで寄せ書きした誕生日カード。

「花」って書いたのはジーノ。ジプシーのみんなは頑張って自分の名前を日本語で書いた! そして…トゥッチーの右下のサインが素敵すぎるーーー♡♡ TUCSI!!

ピーターによるとトゥッチーのお母さんはすごくリベラルでかっこいい伝説のジプシーだったんだって。トゥッチーにもそういうスピリッツが引き継がれているんだって。

アイリッシュ・パブの帰り道、一緒に歩きながら「本当にすごい演奏をありがとう」と話しかけたら「マリウスのフィドルは上手いなぁ。どんな楽器でも自由に弾けるし。彼は現代のモーツアルトだと思う」とかトゥッチーがポツリと言ってたのが、泣けた。トウッチー、ありがとう。音楽の素晴らしさはずっとずっとあなたの中にあります。

しかし本当に今回のこの大ツアーを企画してくださった民音さんに大感謝です。もちろん売り込んだのは私なんだけど、基本,今回の立場としては単なる雇われツアマネですから、ブログなどにもこうやって情報を流すことを快く許可してくださったのにも本当に感謝です。ありがとうございました。

ピーターもシルビアも本当にありがとう。今回も、いろいろ楽しませてもらったわ…ユーモアのセンスって大事だよね。そしてパブロ。パブロがいなかったら、このツアーはすべて不可能だった!! パブロは日本人スタッフの評判も一番で私にとっては自慢のミュージシャンなんです。ホントにありがとう。私よりうんと若いパブロからはいつもたくさんたくさん学ばせてもらっている。それからフレアークのオリジナルメンバーでもあるスタン。ホントに落ち着いていていつも迷惑をかけないようにものすごく気を使ってくれて、すっごく優しい人だった。

そして、ポッピー。ギター、かっこよかったよな! ポッピーはFacebookが大好きで、実はツアー中、私たちは水面下、FBメッセンジャーでしょっちゅうメッセージを交換していた。そしてジーノとゾンゾの兄弟もホントに可愛かったね。ジーノはひょうきんな感じで実はあまり目立たないんだけど、ギターがすごくいいんだよね。ゾンゾなんてほとんど何もしゃべらないんだけど、いつもニコニコ。兄弟萌え、って感じ。いつも一緒で、なんか可愛かったなぁ!! パーカッションのアンタルにも最高に楽しませてもらったなー。いつもチャカチャカなんだか落ち着きがない人だったけど。インドネシアから来て今はドイツに住んでいるルルクも良かった。すごくアーティな人で気がつくと色ペンを並べて絵を描いたりしてた。それがとても素敵だった。そして、ずば抜けた才能のマリウスにはいつもびっくりさせられた。あのレベルの人が1人いるだけでバンドのサウンドがぐっとしまる。最後の秋田ではついにステージ上でフィドルを弾いたね。正直この仕事してて20年やってても、あれだけすごい音楽の才能に出会えることはほとんどない。なんか理屈とか越えて、超圧倒的。ものすごい音数。今、実は彼のソロプロジェクトをやれないかとあれこれ考えている。ウチとしてもジャズやりたいんだよね。それにしてもマリウスには、ほんとに音楽の神様が付いていると思うわ…2年後のMusic Plantに注目しててください。(たぶん)

そしてエリック。ほんとにおつかれさま。今回のツアー中、喧嘩もたくさんしたけど、またさらに仲良くなれたと思う。ホント、こんな小娘にガミガミ言われてイラっとくる事もあっただろうけど、よく我慢してくれた。ありがとね。でもって私もエリックに…謝られるとちょっとクラッとくるんだよね。だって90年くらいにコンサートに行ってお客として見た、あのケンソーもカバーした伝説のバンド、フレアークのリーダーのエリックなんだから! 器のでかい、ホントにものすごい人だと思う。ありがとう、エリック! 今回は前回よりも多少優しい気持ちでツアーを終えることが出来たかも(笑) 

ってな総括で、とにかく次に行かないと。ポール・ブレイディが10/8には来ちゃう…ほんとにやばい! チケット申込/通販,お待たせしていた皆さん、すみません。今、あわてて処理しています。ご案内メールをご確認ください。



ポール、もっと可愛く言えばいいのに…♡ 来日の情報はこちらですよ

北欧フェスめぐり、ラティーナさんにご掲載いただきました

 うわーい、嬉しすぎる! 先日の北欧フェスレポートを、ワールドミュージックの名門雑誌ラティーナさんにご紹介いただきました。自分で書いた記事が載るなんてはじめてだよ〜 嬉しすぎる。

あれこれ詰め込んだので、あれこれ反省もしていますが(文章を書くのって難しい)頑張りました。

ラティーナさん、今後ともよろしくお願いいたします〜



2015年9月20日日曜日

秋田へ移動!

こんな景色が延々続く。青森〜秋田間。



途中の休憩場所にて。


ポッピーさまは、こちらを3点もお買い上げ〜。


みんなラーメンが大好き。



秋田に到着。奥さんに高〜い化粧品を買うマリウス。

自分でもあれこれつけてみます(笑)

売り場のお姉さんたちありがとうございました。私も高い試供品を貰った…

夜は相変わらず居酒屋へ。

お刺身だいすき!


鯖寿司。脂が乗ってて最高です。

立派なホッケ!




いよいよ秋田で最終公演。疲れた!!  でも頑張る。