もうすぐ5年

2011年3月〜4月のころの日記を読むのが好きだ。その時に感じたことや起こったことがありありと思い出され、自分が大変な状況の中で、それでもあまりにも自分っぽい言動でいるのがホントに可笑しい。オレってホント面白い奴だわ。かなりバカでもあるな。でも真面目でいい奴かもしれない。でも、そんなことを言ってられるのは、もしかしたら私がいまだ本当に思い出したくもないイヤなことというのに出会っていないからかもしれない。ま、幸せな奴、ということか。

しかしホントに当時の日記を読んでいると、自分がどんな状況でも自分らしい、というのが確信できる。自分が自分らしくあること。それ以上の幸せがあるのだろうか。

そういや私の友達も、みんな自分らしかった。そんな時、私もすごく安心した。Facebookのタイムラインを見ながら「〜〜ちゃん、らしいなぁ」って思っていた。原発に賛成している人など,誰もいなかった。オープンしたばかりの友人のレストランで、仲のよいチームは毎週のように会って語り合った。普段は会うにしてもせいぜい2ケ月に一度くらいなのに。そして近くに住んでいるのに普段会っていなかった友達とも会うようになった。

逆境の中でも心を強く持つことが出来れば、その経験は自分を強くしてくれる。悲しい事や辛い事、そして死は、いつも突然やってくる。でも準備だけはきちんとして、あとは必要以上に心配する必要はなんてないと思う。うん、人生はたのしまなくちゃ。東京に生きる私たちは、それだけでかなりラッキーだ。朝起きて自分の上に屋根があることに感謝しないと。生きてるんだったら、どんどんリスクを取っていかなくちゃ。

「生きている」実感をキープするのは難しい。震災みたいな大きなことがあっても、非日常はすぐに日常に振り戻されいく。だからこそ厳しい極地で行われた探検の本を読むのが好きだ。生命のヒリヒリ感を感じるのが、好きだ。いかーん、北極への思いが止めれない。







ホッキョクグマが氷上で子グマを追い、捕食する衝撃の映像が撮影された。なぜ起きたのか、専門家に聞いた。http://ift.tt/1oKTVZr #ナショジオニュース
Posted by ナショナル ジオグラフィック日本版 on 2016年2月25日


厳しいんだよ,北極は。しかし、こういうところに行って自分は生きているんだって事を感じたいだよな。