ロビン・ヒッチコックとジョー・ボイドのTiny Desk Concert

シド・バレットの「テラピン」「I Saw Nick Drake」など2010年の映像。



ロビンって、ジョー・ボイドと仲良しなんですよ。

「Tiny Desk Concertにようこそ! 僕は僕の人生においてずっとロビン・ヒッチコックをやってきたんだけど、ジョーはジョー・ボイドを僕が自分をやるよりも長くやってきてんだ」

「なぜ僕がロビン・ヒッチコックをやっているか、そして今だバラ色のサングラスを自慢げにかけているかというと、それは僕が60年代から直接やってきたアーティスとだからさ。(これ、ロビンがよく言うジョークで、自称60年代のアーティストということになっている。実際は53年生まれ。活動が始ったのは70年代)」

「ジョーのプロデュースしたピンク・フロイド、インクレディブル・ストリングス・バンド、ニック・ドレイク、フェアポート・コンベンションを子供の頃に良く聞いた」

「長い間、音楽ビジネスをやってきて、僕らは今、ジョンが惹き付けられて係ってきた人たちのことを、彼らの歌を本の朗読とともに紹介しているんだ。僕の役割は子供の時惹かれた音楽を演奏すること」

ジョー・ボイド。インクレディブル・ストリングス・バンド、フェアポート・コンベンション、サンディ・デニー、ニック・ドレイクなどを見いだしたアメリカ人の音楽プロデューサー。初期のピンクフロイドも手がけた。

で、ジョーが本を出したタイミングに、ロビンがジョーの朗読とロビンの歌という企画でデュオでコンサートをやりだしたわけですよ。一時このデュオ公演を日本に持ってこれないか?という話もあって、ジョー・ボイド大好きなピーター・バラカンさんに相談したりしたこともあったんだけど、日本でやるとなると通訳いれないといけないし、難しいかな、ってんで流れてしまった。

ロビンの来日はそんなこともあったりで10年も間があいてしまった。

ロビン・ヒッチコック来日公演。10月15日(土)南青山マンダラにて、詳細はこちら。