サラームさんの講座@朝日カルチャーセンターさんにお邪魔してきました

昨日、サラーム海上さんより最近私が傾倒している北極圏の音楽について、そしてTHE MUSIC PLANTについて紹介してほしいとのご依頼を受け、朝日カルチャーセンターさんにて、あれこれお話ししてきました。

ご紹介した映像はこちら〜

(1)グリーンランドのドラムダンス
グリーンランドというとヨーロッパ文化圏と思う方が多いんですが、どちらかというとイヌイットの文化圏でカナダやアラスカ、シベリアなどの北極圏の文化圏になります。そこに(特に南部では)デンマークの入植者の文化がブレンドされ独自のユニークな社会を形成しているのです。


(2)NANOOK OF THE NORTH
ロバート・フラハティが20年代に制作したドキュメンタリー映画。このナヌークさん、いいでしょう! ピュアな感動があります。今でいうとアマゾンのイゾラドと接触した現代人という感じかしら? You Tubeで全編みることが出来ます。


(3)映画「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」
グリーンランドは1970年代に自治権を獲得するのですが、その大きなきっかけとなったのがこのロックバンド「スミ」。彼らのドキュメンタリー映画の上映が2月にトーキョーノーザンライツフェスティバルにてありますので、是非チェックしてみてください。


(4)タニヤ・タガク
現在北極圏で一番シャープでかっこいい音楽を演奏する人といったらビョークやクロノスとも共演したことがあるタニヤ・タガク。かっこいいです!(流血シーン注意)


(5)彼女のライブはこんな感じ(家族にへんな宗教に入ったと思われないように注意)


(6)NANOOK
今、私がもっとも注目しているグリーンランドのロックバンド。グリーンランド語で歌います。素晴らしいプロモ映像ですから、是非一度ご覧ください。白くまの目から見た地球温暖化を描いています。
このシーンを撮るためにバンドは8時間も楽器を担いで氷河の上を歩いたそうです。ロケに使われたグリーンランド南部のこの地域は最近ウランの鉱脈が発見され、自然を守るか経済的発展を追求するのかが住民の間で大きな問題となっています。氷が溶け、レアアースや新しい鉱脈が発見されている北極圏は、地球温暖化で唯一の経済的メリットを得ているのも事実で、大きな矛盾をかかえています。



(7)ナヌーク:北海道大学のイベントを札幌のTVが放送
先日の来日におけるナヌークの中心メンバー、クリスチャンとフレデリックの様子。


このあとは私の20周年記念公演のお話をさせていただきました。

(8)ルナサ
ルナサはTHE MUSIC PLANT20年の間で、もっとも売れたアイルランドのバンドです。フルート(ホイッスル)、イーリアンパイプス(アイルランドのパイプ)、フィドル、ギター、ベーストいう編成のインストルメンタル。かっこいいでしょ〜〜



(9)Carnival in Libernia
こちらはファンの方が作ったものすごい映像。楽器の運指やメンバーの乗り乗りの様子も、とってもよく再現されています。こういうのって「Big in Japan」って感じがして外国人には受けるんですよね…(笑)


(10)ヴェーセン
そしてこちらがウチの看板バンド、ヴェーセン。世界で一番かっこいいアコースティック・バンドです。



(11)ナヌーク
最後に再びNANOOK「AI AI」2月に来日しますので、どうぞよろしくお願いいたします。



2月7日 京都磔磔
2月9日 渋谷WWW
2月10日 渋谷WWW
詳細はこちら http://www.mplant.com/icestation

with カート・ブロック、ピーター・バック、スコット・マッコイ、マイク・ミルズ、リンダ・ピットモン、スティーブ・ウィン プロデュース:ミシェル・ノアク

なおサラームさんの講座についてはこちら。1回からでも受けられるみたいですよ! チェキラ! このあとはインド古典、アラブ音楽、トルコ音楽と続くみたいです。

しかし打ち上げで生徒の皆さんとお話ししてみたら、皆さんすっごく詳しくて、ちょっと初心者的すぎたかな…と反省。また次回こういう機会があったら呼んでください〜 サラームさん。サラームさん、そして生徒の皆さん、ありがとうございました。