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2016年8月31日水曜日

イングリット・バーグマン生誕100年記念 監督トークショーと映画上映

今日はブログが多い。でもレポートは早く書いて告知して、少しでも案内してくれた方にお礼しなくちゃ、というわけで、頑張って書きます。

今日はスウェーデン大使館さんへ行ってきました。イングリット・バーグマンの映画のPRのために来日したスティーグ・ビョークマン監督をゲストに迎え、彼が制作したベルイマン監督のドキュメンタリー映画「しかし、映画は私の愛人」の上映会があったのです。


あっ、一番はしっこにオレも写ってる! 下をみているのは一生懸命メモを取っているからで、寝ていたりポケGOやってたんじゃないよ!(笑)この映画、すごく良かった! というか、この映画、ベルイマン監督ファンだったら、絶対に必見でしょうね。これ今回のこの1回でもう上映しないのかな。日本語字幕もついているのに、もったいない… 



ベルイマン監督は自分が亡くなる前に映画のメイキング的テープや、アウトテイクなど、あれこれ記録していたものをスウェーデンの映画協会に寄附しておいたんだって。そのアーカイヴをこのスティーグ・バーグマン監督が8本の映画から選んで編集。ベルイマン監督を敬愛する8人の映画監督たち(ウッディ・アレンとか、マーティン・スコセッシとか)のコメントをはさみ、紹介していくというもの。1時間ほどのドキュメンタリーでした。「仮面/ペルソナ」(1966)、「リハーサルの後で」(1984)、「夢の中の人生」(1980)、「秋のソナタ」(1978)、「サラバンド」(2003)、「ある結婚の風景」(1973)などなど。(あれ…6本だな。あとの2本誰か分かるかたはご指摘を!→追加情報:スウェーデン映画祭さんが教えてくれました。一番下を参照のこと

真ん中がビョークマン監督
監督によると、残っていた映像は、長いものでは「秋のソナタ」の3時間ほど、短いものでは「ある結婚の風景」の10分だったそうで、それを編集することになった。で、さて、これを編集して1本のドキュメンタリーを作るとして、どうしたら良いだろうと考えた時、現在活躍中の8人の監督のコメントを挟んでいくことを思いついたそうで、これらの映画監督たちのコメント、本来は映像もあって撮影もちゃんと行っていたのですが、使う段階になってベルイマンが残した映像の空気感を損なわないためにも、映画監督たちは声だけの出演にしたんだって。

タイトルは「演劇は私の妻であり、映画は私の愛人である」というベルイマンの有名な言葉から取ったのだけど、ビョークマン監督は出典や発言の前後関係については失念してしまったそう。(ちなみにベルイマンは生涯で最低でも結婚を5回しているのだそうです。最後は1人者で島で隠遁生活してたんだよね…かっこいいなぁ!)ベルイマンは生涯とても多作な監督だった。演劇作品は60本、映画も60本近く残している。この言葉をビョークマン監督の解釈としては、ベルイマンは「演劇作品はどちらかというとシリアスなもので妻のようなもの、一方の映画はもっと楽しいもので愛人みたいなもの」ということを言いたかったのではないか、と理解しているとのことでした。

8人の監督については、すでに彼らがベルイマンの崇拝者だということは知っていたし、全員の連絡先も知っていたので、撮影はやりやすかったとのことです。みんな快く参加してくれた、と。

取り上げた8本の映画の選択理由は、たくさん残っているメイキング映像、撮影風景映像の中でもっとも興味深いもの、ということを優先したらしい。ビョークマン監督としては特に「サラバンド」のメイキング映像が好きだそうです。というのもベルイマンがけっこうな高齢なのに監督して現役感バリバリだから。

そして映画として好きなのは「仮面/ペルソナ」だそう。とても実験的で過激な作品だから。「夢の中の人生」も同様の理由で監督のお気に入りなんだって。

ちなみにこれらの映像が残っていたメディアは? ほとんど16mmですか?という会場からの質問に答えて。監督がアーカイブから映像資料をもらったときはすべてDVDでもらったので、オリジナルがどういう状態かは分からないのだそうです。でも確かにほとんど16mmで、一部,初期の映画では8mmもあっただろう、と想像します、とのこと。ちなみに音はほとんど入っていなくて無声のものが多かったそうです。なので、それに映画のオリジナルの音声や音楽、8人の監督のコメントを入れたりして編集していったのだそうです。また後半の「秋のソナタ」や「サラバンド」になれば、音ももう普通に入っていたのだそうです。

ビョークマン監督によれば、ベルイマンはこれらのメイキング映像などを人に見せる予定はなかったのだろう、と。これらは、もともと自分でプライベートに楽しむために持っていたにすぎない。でも亡くなる時にこれを国のアーカイヴに寄附しようと決めた。確かに例えばベルイマン監督は「ファニーとアレクサンデル」などは自分で撮影のドキュメンタリーを制作しているし、自分が歳をとって、これらのフィルムを見返してみて、これは面白い、ちゃんと残した方がいいだろう、と判断したのだろう、とのこと。

ビョークマン監督はベルイマンのすごいところは撮影風景を見ていると,現場の楽しい感じが伝わってくるところだと言っていました。70年頃,ビョークマン監督はベルイマンにインタビューしたことがあったそうですが、その時、ベルイマンが強調していたことは、どんなにシリアスなシーンを撮影していても、撮影の現場では楽しく撮影しなくてはいけない、と。その点をすごく強調していたのだそうです。で、確かにこれらの残された映像をみていると、現場での楽しい感じがよく伝わってくる。ベルイマンは活発に歩きまわり、俳優とあれこれ相談している様子が分かる。彼のやり方やスタイル、そのすべてが生き生きしているのが分かる、と。

最後に会場からの質問で、ベルイマンにとって映画は愛人だったわけですが、監督にとって映画とは?と聞かれて、ビョークマン監督「passion」と答えていらっしゃったのが印象的でした。情熱。いいですね!

以上、監督の発言は私のメモなんで、間違ったこと記録してたらすみません。でも私の理解はこんな感じでした。

というわけでビョークマン監督の作品「イングリット・バーグマン〜愛に生きた女優〜」の上映は文化村のル・シネマ他で絶賛上映中。しかしイングリット・バーグマンってこういう人だったんだ。全然知りませんでした。映画観に行こうかな…



あとこの9月17日から、スウェーデン映画祭があるのですが、そちらからも告知がありました。これも楽しそう! 特に「フレンチアルプスで起きたこと」は必見ですよ!



しかしベルイマン監督はベルイマン(Bergman)、イングリット・バーグマン(Bergman)はバーグマンなんだから,日本語カタカナ表記、面白い。あ、イングリット・バーグマンは、ハリウッドで活躍したって事で,そういう理解で良いのか。ま、別にどっちでもいいのだけど。

PS
追加情報です。スウェーデン映画祭さん、ありがとうございます。

芳賀一洋と渋谷クラフト倶楽部 作品展にお邪魔しました! すごい世界観です、感動!

お友達の白石和良さんに誘われて行ってきました。「羽賀一洋と渋谷クラフト倶楽部 作品展」

いや〜、すごい! すごいです。こんな世界があったとは。感動しまくりました。ちなみに写真とか全然ダメダメで、実物はホントにすごいですから、ぜひ実物をご覧いただくことをお薦めいたします。有楽町駅の前の交通会館B1F、ゴールドサロンにて9月3日(土)まで開催されています。

まずは生徒さんたちの作品…

すごいでっすよー 近くでみるとものすごい。
めっちゃ繊細!!
フランスの車両なんですって! リアル! 




宮沢賢治の世界。文庫本の表紙とかになりそう!
だいぶ先生と違う作風なんだけど、いいんだって!
あかりの1つ1つもリアル!! 夕方な感じが出ています。

 そしてここからが先生の作品!! 圧巻です!!!

これはCMに使われたもの
お店の中をのぞいてみてください。すごい!!

フランスの風景をとらえた作品が多いんだそうです。




空がマグリット風〜 そしてなぜか右上にダクトが…(笑)


うわ〜これなんかすごい素敵!


4畳半の一間のお家。

この繊細さよ… 





こういうの作るのを「立体画家」って言うんだって。なんて素敵なんでしょう。もううっとりです。皆さん、実物はホントーーーーーにすごいから是非観に行ってみてください。いや〜すごい世界だった。すごい、すごいって私は見ながら、それしか言ってなかったかも。

タイトル:芳賀一洋&渋谷クラフト倶楽部展
会場: 東京交通会館・B1Fゴールドサロン
住所: 東京都千代田区有楽町2-10-1
電話: 03(3215)7933 (期間内会場直通)
会期: 2016年8月28日(日)~9月3日(土)
時間: 午前11時~午後8時(最終日午後7時閉場)
入場: 無料

2016年8月30日火曜日

ウォリス・バード、新作発売まで4週間 8曲目



8曲目は「The Deep Reveal」

「Pass the darkness」と姉妹になっている曲。この曲は友達のお洋服屋の地下で録音された。そこを借りた理由は、前に私が住んでたフラットは私がちょっとでも音を出すと狂ったように怒こったから。私も被害妄想に取り付かれて、彼女が私に聞き耳をたてているんじゃないかと思ったりして、ほとんどすべてをささやくように歌ったわ。地下に隠れてしまいたかったから、地下スタジオは完璧な場所だった。ずっと後になって、歌の意味を見いだしたのだけど、それは私自身との、死、そして私が地上に居る間に欲しているものについての私的な会話だった。だから私はこの詞をずっと隠しておいた。このトラックはライブのループステーションを通して録音された。

それにしても9月30日にアルバムがついに出るなんて、信じられないわ。このあともすごいニュースが続くから楽しみにしていてね! From ウォリス




ウォリス・バードの新譜「ホーム」は9月30日発売。キングレコードから出る日本盤はライブ音源2曲付き。来日は12月で詳細はここ。

あくまで日本語を使いたいナヌークが可愛すぎる…

日本語はクールだと思っているナヌーク。



アルバムタイトル、および各曲に日本語タイトルを付けたキングレコードのN目ディレクターも喜んでいることでしょう。しかしこれを貼付けた時点で615likesとは… すごい人気だな。彼らがアルバム・ジャケットの表面にも日本語を入れたがったのは、前にもここで紹介したとおり… そうね、レディオヘッドも今や日本語でカバーを作るくらいだものね… 

でもレディオヘッドならともかく、ナヌークの身分でそれは無理ということで却下されたということを書いたら、某所からこんな陳情書が…


そして今日はこんなのが…


そうね、もう少し日本で売れたら,考えてもいいかな…

一方グリーンランド政府が作った、こんなプロモーションビデオもあり。


The Big Arctic Five - Japanese version from media.gl on Vimeo.

音楽がナヌークなのは最高なんだけど、「犬ぞり」が2回出てきちゃうところが惜しい! しかもビック・アークティック・ファイヴとかカタカナで言っても日本人分かりませんから。北極5つの魅力…とか? そういう言い方しないと。Google Translateしたんだろうか…(爆) でもグリーンランドでは日本語がクールということになっているらしいですよ。

彼らが来日した時、日本語のへんなTシャツを着ていても笑わないでくださいね。下は台湾での写真。漢字とかエキゾチックに見えるんだろうなぁ… 北極熊ねぇ…



ナヌーク、そんなわけでホームページのスケジュールをアップデートしました。一応11月のプロモーション来日時は、学校イベントとか他にもあるんですが、一般に公開されるイベントとしてはこれですべてです。皆さん、ぜひ2人の顔を見にきてやってくださいね。

11月3日 辺境の歌コンサート
11月5日&6日 THE MUSIC PLANT20周年記念コンサート
11月7日 15:00〜 北海道大学
      19:30〜 「サウンド・オブ・レボリューション」上映会&ライブ
11月8日 「サウンド・オブ・レボリューション」上映会&ライブ

ソマリランドの歌姫、サハラ・ハルガン来日。明日SUKIYAKI TOKYOに出演します!

高野秀行さんの「謎の国家ソマリランド」でもおなじみソマリランド。そのソマリランドの歌手で、長くフランスに亡命をしていたサハラ・ハルガンさん。本日都内で彼女がソマリランドに帰国した様子を追ったドキュメンタリー映画の上映とトーク/ライブがありました。

まずはこちらのドキュメンタリーの上映があり…(下記は英語字幕付きトレイラー)



そのあとサラーム海上さんの名司会で演奏をはさみながらトーク。これがめっちゃ感動でした。サハラさんは亡命してから最初は週5日間家政婦として働き、週末だけ歌手をしていた。そして立派に5人の子供達を育てたのだそうです。今はソマリランドに文化センターを作り、そこでたくさんの雇用/観光需要を生むなど、本当に活躍されています。




サラハさんがずっと手に握りしめていたの、何かと思ったらソマリランドの国旗。ソマリランドは独自の民主国家を設立したのに、国として認められていないのです。ソマリランドのことをもっと知ってほしいんだ、とサハラさんは熱く語ります。


この下の映像でも彼女が手にしている旗がそうです。国旗はずっと持って旅しているのか、シミだらけ…。でもサハラさんは「このシミはオーストラリアで、そしてこっちのシミはイギリスで付いたの」と思い出を語りとても嬉しそう。世界中にソマリランドのことを紹介している活動を誇りに思っている様子がうかがえました。感動!



明日,東京で公演がありますので、是非皆さん駆けつけてください!(私は別件を入れてしまったので、行けないのであった…無念)詳細はこちら。

私の下手な写真じゃあんまりなので、石田昌隆さんの素晴らしいショットをご紹介しておきましょう♡ 最後に歌った「女は頼りになる」って歌だったっけかな… とても良かったです。
しかし私もグリーンランドで犬ぞりにのったくらいで辺境通になったつもりでいたけど…世界はひろいね! 

皆さんはもう読まれましたよね? この名著。私の感想はここ。 それにしても高野秀行さんが海外にいるこのタイミングで… ホント残念。でもホントに良かった。月並みだけど、知らない世界のことを知るのはホントに楽しい。



PS
サラームさんのこの写真も素敵なので、ご紹介しておきますね。撮る人に心を許している感じが分かるよね。いいなぁ!

PPS
それにしてもこういうイベントがあるとフランスにはいつも負ける…と思う。すごいわ。文化の深さが違う。培ってきたものが違う。アテネ・フランセ…ってもう言わないんだっけ…アンスティチュ・フランセだ…久しぶりに行ったけど、こういう施設もホントに充実しているしノウハウの蓄積もある。予算も違うんだろうなぁ…

2016年8月29日月曜日

辺境の歌コンサート、松田美緒さんがNNNドキュメントに

辺境の歌コンサートに出演してくださる松田美緒さんは、あの「レモングラス」の故郷を訪ねて、現在ミクロネシアにいるのだそうです。



ちなみに松田さんの「クレオール・ニッポン〜うたの記憶を旅する」は皆さんご存知だと思うのですが、日本の各地に伝わる伝承歌を訪ねるプロジェクト。祖谷、伊王島、小川原からブラジル、ハワイ…



で、なんで今、パラオにいるのかというと、なんと読売テレビのNNNドキュメントの取材なんだそうです。「レモングラス」のルーツを探し当てた沖縄県立芸大の小西潤子先生と。10/2 1:00AM放送。これが放送されちゃうと、おそらくチケットも売りきれ必須なんで、是非皆さん、早めにお求めください。(一時売り切れになりましたが、調整しました! まだあります。こちらへどうぞ〜)

美緒さんミクロネシア便り。美緒さんのこのおおらかな文字が好きです。マウスで書いたんでしょうか…(爆)「イカ」「雨」「かお」







で、実際に行ってみたら、レモングラスはこんなにデカい… 東京の花屋で売ってるハーブとはちょっと違う?!



「♪レモングラスに隠れて話しましょう しゃがんで隠れたんだと想像!」と美緒さんは書いています。 伝統歌のルーツ。行ってみないと分からないものですねぇ…



辺境の歌コンサートは、11月3日(祝/木)武蔵野スイングホールにて行われます。



チケットはこちらへ(一時売り切れになりましたが、調整しました! まだあります)

2016年8月28日日曜日

カウスティネンのNäppäritを救おう



ヴェーセンのローゲルより。

JPPのマウノ・ヤルヴェラが主宰するカウスティネンの子供音楽教育の素晴らしい成果であるNäppärit(ナーパリット)を政府がサポート停止の危機に瀕しています。是非このままサポートを続けてもらえるよう、この動きに反対するこの嘆願書にサインしてください。嘆願書はこちら(フィンランド語)

サインする部分はこちらを参考にしてください。

Etunimi = ファーストネーム(例 YOKO)
Sukunimi = ファミリーネーム
(例 NOZAKI)
Paikkakunta = 市/町/村の名前
(例 TOKYO)
Maa = 国名(日本からサインすると自動的に日本になりますね…)
Sähköposti = メールアドレス
Näytetäänkö allekirjoituksesi muille = この件にサインしたことを公にできるか?
Kyllä = はい   Ei = いいえ
Allekirjoita adressi = サインする


どうぞよろしくお願いいたします。

下は昨年のNäppäritの様子。すごい数の子供たちが伝統音楽を習い、演奏しています。すごいですよね…この規模。私も初めて見た時は、日本からテレビが取材にいかないかなーと思ったもんですが。

フィンランドにおける伝統音楽は私たち日本からみるととても手厚く保護されていて、それが良い方に機能していないことも多いのだけど、こういう子供プロジェクトこそやったところでお金になるわけではないし、手厚いサポートが必要とされていると思います。

フィンランドの伝統音楽は長い時間、カウスティネンに存在していた。そしてそれは、この子たちによって、とりあえず次の30年くらいは大丈夫だろうな、と思わせてくれるんですよね。ちょっと泣けました。是非日本からも応援お願いいたします。




中央がマウノ・ヤルヴェラ(JPP)
ヴェーセンも子供たちと一緒に演奏したよ! 

子供達の中にうもれるヴェーセン(分かりますか?)





デヴィット・ボウイの「アンダー・プレッシャー」やってる(笑)


しかしこれだけすごい事なのに、意外とフィンランド国内でも知られてないのよね…伝統音楽家はみんな知っているけど、一般の人は知らない。規模もあるから1地方団体だけに任せておくのはコクかもしれない。ローゲルのfbにはユニスコに登録しろーなんて声もありますが(笑)、そういう規模かもしれない。もっとロビイングも必要だろうし…いろいろ考えますな。

ヴェーセンは11月に来日します。詳細はこちらへどうぞ!
マウノ・ヤルヴェラ率いるJPP。新譜を日本発売します。10/2(日)発売。


2016年8月27日土曜日

映画「小さな園の大きな奇跡」を見ました


昨年香港で年間興行収入NO.1となった映画。試写で拝見させていただきました。ありがとうございます。

香港って不思議な場所だね。学生時代に飛行機のトランジットで空港に降り立ったことあるけど(当時安い飛行機はすべて南周りだった)、実際に町に出たことはない。中華圏のような英語圏のような…、言葉もよく聞いていると頻繁に英語がまざる。

最初はエリート教育バリバリの幼稚園に勤務していたルイ先生。でもそこに教育の限界を感じ早期リタイヤを決意。同じく自分の職業(博物館のキュレーター)を辞めたいという夫との世界一周の旅に夢を膨らませている。しかしある日、ふとテレビで見かけた潰れかけた幼稚園のニュースが忘れられず、超安月給でこの幼稚園(園児はたったの5名)を救うべく立ち上がる…という熱血教師の物語。

いや、大ヒットしただけあってさすがにポップ! しかも子供が出てきてしょっちゅうウルウルなシーンが出て来るから、ホントにやばいのだわ。生徒は全員女の子で、それぞれ家庭に問題を抱えている。子役の子達が個性派ぞろいで、それだけでかなりやられてしまう。笑えるのは可愛さの光るパキスタン系の姉妹が実は姉妹ではないということ(でも撮影したら不思議と顔が似てきた,と監督/笑) 最高にやばいのはおでこの大きなケイラ・ワンちゃん(4歳)。親を亡くして泣くシーンでは監督が自分のお母さんが亡くなった話をしてあげたんだって。そしたら役の気持ちにすっと入っていくことが出来たそうで、カットがかかっても涙が止まらず、監督も一緒に泣いてしまったそうだ。いや〜、子役ディレクションするの、大変!(笑)園を卒業していく撮影当時5歳だったフー・シュンインちゃんにも注目。監督が一番最初にキャスティングした子で、お父さんとお母さんが喧嘩するから学校へ行けないと泣いたシーンが印象深いが、なんとそれは1テイクでオッケーだったのだそう。て、天才子役!?

実話に基づいた話だそうなので、とはいえ実際はこんなに単純じゃないだろうしドラマチックでもなかろうとあれこれ詮索したくなるが、話のテンポが良いのでついつい引き込まれる。学校はどうなっちゃうのかハラハラドキドキ。先生本人はもちろん、旦那さんも素敵。夫婦間の約束をやぶられても結局奥さんを助ける。日本人の俳優さんで似た人いるんだよな… 誰だったかなぁ…(笑)実際この俳優さん(ルイス・クー)は恵まれない人たちのための学校をつくったりチャリティなどにも熱心な人なんだって。

エンドロールで、本物の先生や子供達の写真、撮影中のアウトテイクなど出てきて、あったかい気持ちになる。もともとアクション映画専門だったプロデューサーが、初めてこういう映画に係った、自分にとってもチャレンジだ、と話す。監督は子供に常に関心をよせるエイドリアン・クアン監督。2時間があっという間でした。日本語のトレイラーが出来てなかったので、こちらを貼っておきます。11月公開。

映画「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」上映会詳細発表!

映画「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」上映会詳細発表! もちろんナヌークのアコースティック・ライブ付き。どうぞよろしくお願いいたします。詳細はこちら。11月7日札幌、そして11月8日が東京です。

そして! チラシも今日できました!!! 超かっこいいデザイン。それにしても…このチラシ訂正,訂正、さらなる訂正(ほとんど私のミス)で、デザイナーさんに迷惑かけました。つーか、映画のチラシってどうしてこうテキストが多いんだろう…疲れたわー(笑) デザイナーの高橋さんには、かっこいいロゴも作っていただき、感謝です…高橋そのみさん、いつも、ありがとう!

というわけでチラシが完成。このチラシをご覧いただいて分かるように、今回のこの上映は「トーキョーノーザンライツフェスティバル」さんにもご協力いただいてますよ〜。来年2月にも、この映画を見れることになると思うのですが、その時はナヌークのライブは付かないので(笑)是非今回のこのプレミア上映をお見逃しなく!

さて会場なんですが、特に東京とかすごく小さい会場なので、映画とはいえ前売りチケットを発売の上、そちら優先とさせてください。予約は9月3日よりスタートいたします。



2016年8月26日金曜日

ペッカ・クーシスト、BBCも大絶賛!!

ペッカ・クーシスト。フィンランド出身の有名なクラシック/フォークヴァイオリン奏者ですが、このステージが素晴らしいので、紹介します。BBCも大絶賛!!

場所は名門ロイヤル・アルバート・ホール。Promosというクラシックの有名フェスティバルのアンコールでの出来事。


1.  まずはお客さんにフィンランドのおもしろいフォークソングを
ふざけた歌詞とともに説明する。


2. その歌をヴァイオリンを引きながら完璧に歌ってみせる。


3.半分まできたら会場のお客さんにも参加するんだよ、と伝える。


4.オーケストラのリーダーに、自分がお客さんに曲を教えている間、
ヴァイオリンを弾くように指示する。


5.お客さんの声の大きさと言葉遣いを批判し…


6.完全に彼らを魅了する


7.巧妙に彼らを指揮して


8.ロックスターみたいにヴァイオリンを弾きながら歌を歌い終わる


You Tubeに映像があったので、貼っておきますね。「ロシアが昔フィンランドの一部だった時…」とかジョークも活かしていますね! そしてもちろん演奏も素晴らしい。こういうキャラの人だったんですなぁ〜