bar clear all


2016年10月31日月曜日

ナヌークより「日本の皆さん、こんにちは! グリーンランドのナヌークです」

「でしゅ」ってなっちゃってるのが可愛すぎる♡ ナヌークから映像が届きましたよ。



っていうか、明日の朝公開する予定だったのに、私が「日本語オッケー」と返事したのが嬉しかったのか、もう自分のfacebookで公開してるしー っつーか誰に向けて作ってんのか分かってんのかしらー、日本の皆さんに向けて作ってるでしょー(笑) だったらこっちで字幕付けて公開しないと意味ないでしょー(笑)

というわけで、向こうにフライイングされたので、こちらも予定より早く公開します。それにしても楽しみ。8公演ある、って言ってますけど、一部非公開の学校公演もあるので「よろしくね」…(笑) 何はともあれワクワク感が伝わってくる感じかな。

というわけで3本そろうと結構圧巻ですな!

ルナサより


ヴェーセンより


YAHOOニュースさんにも配信され、感謝! (CDジャーナルさんからの配信です)
忙しい。こんなの作ってるから忙しいのか…
もう消えます! 11月頭の一連の公演ですが、3日の公演をのぞき、現在は当日精算で受け付けております〜 必ずご来場される予定の方はご予約をおすすめいたします。当日券もありますよ!

11月5日(土)THE MUSIC PLANT20周年記念コンサート
11月6日(日)THE MUSIC PLANT20周年記念コンサート
11月7日(月)映画「サウンド・オブ・レボリューション」+ナヌークLIVE 札幌
11月8日(火)映画「サウンド・オブ・レボリューション」+ナヌークLIVE 東京

知りたがる心は北へ向う

土曜日は北極の関係者が集るという場所に呼ばれて,参加してきた。私もだいぶ北極業界の仲間に入れてもらえるようになったな…(爆)

10人ちょっとの小さな会なのだが、研究発表もあったりして、これがすごく面白かった。素人が聞いていても、すごく面白い。これ、ここだけでシェアしているなんてもったいないと思った。今、北極は本当に氷が溶けまくっているのだけど、例えば30年前に消滅したコケが氷がとけて、また復活したとか、同時に消えたアオムシがなんと増殖してきたとか(30年冬眠してたのか?!)。とにかく北極は面白い。

ここでもやはり北極関係者は科学者ばっかりで文化系が少なすぎる、という話になる。そして科学チームと文化チームも交流もあるべきだ、と。

で、そこで配られた冊子に、なんと!! 角幡唯介さんが寄稿しているではないか。これは、すごい! 

っていうか、これ、ここでしか読まれないものなんだろうか。いずれにしても、なんと貴重な! 今後角幡さんのエッセイ集とかに再録されるのかもしれないが、あまりにも素晴らしい文章だったので、感想をここに書いておきたいと思う。

そこには角幡さんがこれから行う「北極極夜探検」のことが書かれていた。

「極夜探検」分かりますか? 今や、地球上のどこだってGoogle Mapで観ることが出来るので地理的探検はまったく意味をなさない…というのは、皆さんももうご存知だと思います。確かに今でも高低差のある山に登るのは大変かもしれないが、今や北極に行くことも南極に行くことも、クルーズ船に乗ってるジジババたちでも出来る事となった。誰でも時間と金さえあれば行ける場所になったのだ。北極も,南極も…

だから最近の極地探検家さんたちは、みんな独自にアレンジして(笑)探検の意義を何とか見つけようとしている。「単独」とか「無補給」とか、「GPS持っていきません」とか。「無補給」「単独」にこだわる探検家さんたちは、もしかしたら、ちょっと探検をスポーツや身体能力的な実現と捕らえているかもしれない。一方で、角幡さんの探検はもっとなんというか、深いというか、哲学的なのであった。知りたい事を知りたい。そんな知的欲求の探求。英国の100年前の探検家みたいな探検だ。チェリーガラードの「世界最悪の旅」を思い出す。「探検とは知的情熱の肉体的表現である」

角幡さんは今回、極夜の北極を旅する。いわゆる白夜とは逆の真っ暗な世界を行くのであった。犬一匹つれて、GPSを持たずに、月あかりだけの世界を行く。っていうか、月だってほとんど出ないかもしれない。ほとんど真っ暗な世界を行く。

シオラパルクを出て氷床の上にあがり(1000mあるんだって)そこでしばらく過ごしたあと、北へ向う。冬至をすぎると太陽が明けてくるからそれから逃げるようにさらに北へ北へと進む。そしてカナダへと抜ける。

過去、植村直己さんが12,000キロの犬ぞり旅の時に極夜探検を実行しており、私もあの本は夢中で読んだが、残念ながら植村さんの筆力では、暗闇がどういうものか、太陽がどういう事なのかという事は充分描かれてなかった。確かに長い長い夜が明けて、太陽がのぼる、そのことは素晴らしい表現で描かれていたが、その表現は単にピュアな植村さんの美しさを表してはいるだけで、私の中にはまるで響いてこなかった。

真っ暗な中、地球の終わりみたいなその場所で、草木一本はえないその場所で、本来は人間が来ちゃいけないその場所で、いったい人間は太陽を再発見した時、何を感じるのか。角幡さんが戻られて本を書けば、それを角幡さんの言葉で読めることになるのだ。

きっと角幡さんが行けば…、きっと角幡さんが行けば、おそらくものすごいノンフィクッションが出来上がってくるに違いないのだ。だから本当に本当に期待している。このエッセイというか短い寄稿文は、こんな一文で終っている。「この旅が本当にうまくいったとき、私は太陽の真実の意味を知る地球上でただ1人の人間になっているだろうということだ」

実はこの文章を読んでからというものの、この最後の1文が頭を離れない。頭の中をずっとこの最後のひと言がグルグルグルグル回っている。「太陽の真実の意味」を「知る」。

最近知らないものに対する知識欲というか、知りたい願望が強すぎて困っている。いや、私の場合、探検家さんのようにそれを自分で体験する必要はまったくないのだが、ただそれを知りたいと強く思う。実感として感じられれば、別に体験しなくてもいい。角幡さんの本を読めば、きっとそれが感じられるのではないか。「分かる、分かるよ! 角幡さん!」みたいなことになるのではないか、と。

購入した本。また資料が増えた!
都内の片隅で、こうして北極関係者が集まりそれぞれの研究などを発表している感じは、なぜか懐かしくもあった。

というのも、90年代初頭、アイルランド音楽の集りに行った時の感じに非常に似ていたからだ。そこにいるのはおじさんばっかりで、女で比較的(比較的、ですよ)若いってだけで私はかなり皆さんに良くしていただいた。そのことをなんとなく思い出した。

どうやら、北極研究の権威であるみんぱくの偉い先生などは私が奮闘しているのを見て、「あんまりお客さんが来ないと可哀想だから、是非コンサートや映画に行ってあげてください」と北極界隈で私のことを言って回ってくれているらしい。うううう、優しすぎるよ、K上先生。本当に泣ける。

角幡さんは人間が忘れた大事なもの(太陽の真実の意味)を見つけに北極へ行く。私もそんな風に自分が無くした何かを見つけたくて、北極への興味が止まらない。なぜだろう。北極には皆が忘れた何かが、すべてが吹きだまっているようだ。

角幡さんは先日発売したエッセイで、こんな事も書いていた。

「私は一匹のイヌとともにそこにいる。私が死んだらイヌは死ぬ。イヌが死んだら私も死ぬ。そのとき私とイヌのあいだにひかれたあらゆる区分や差異は消滅し、二つの生物種を規定する異なる概念に意味はなくなるだろう」(「探検家、40歳の事情」より)

あぁ、こういう感覚がほしい。こういう原始人ならたぶん誰もが持っていただろう感覚を私も感じてみたいんだ。自分で探検しなくてもいい。その感覚というか本質みたいなものを自分でつかみ取ったと感じることさえ出来れば。だから早く角幡さんの本が読みたい。

昨日角幡さんはヨーロッパに向けて旅立ったはずである。しかし、奥さんやあんなに小さな子供もいるのによく探検に行けるよなぁ、といつも感心する。もちろんそれは探検家さんが生きている証なのであるのだけれど。それにしても、昨日読んだ,この文章がグルグルと頭の中を離れない。

せめて私もウヤミリックを今回の一連の公演に連れて行こう、と思った。角幡さんに許可をいただき写真をA3サイズのパネルにしたが、荷物が多いと、どっかで挫折するかもしれない。私もイヌ1匹連れて、極夜の北極を旅してみたい。そして生きぬくこだけに専念してみたい。いや、自分がやらなくてもいいから、それがどんなものなのかを知りたい。早く読みたいなぁ。





PS
なんとアヌーナのジョン・マクグリンもアイスランドにいるらしい。みんな北へ向うなぁ…

2016年10月30日日曜日

日本航空国際線に乗る方は、 ナヌークをチェック!!


これを決めてくれたキングレコード、宣伝担当のSさんに感謝! ありがとね〜ん

真にかっこいいアイルランド音楽のバンドの実力はスローな曲でこそ発揮される 

昨晩はフィギュアスケートで、ウチのミュージシャンが参加しているフィンランドの伝統曲が使われたらしく、複数の友人から「野崎さんっっ、大変っっ」とレポートがあり(笑)、世の中にはフィギュア観てる人多いなぁ、と思ったりしたのだった。

過去ウチのCDの中からもロリーナ・マッケニットのとっくに廃盤になった音源を使った人がいたりして、CD屋さんから問い合わせが何度か入ったことがあるが、うーん、なるほど、どういう風に音楽に人に接触する機会が与えられるのか、まったく分からないな、と改めて思う。そこが面白いところであって、結局偶然の産物みたいなところがあるから、それをプロモーションという形で作為的に作っている自分の仕事は何なんだろうなぁ、と考えたりもする。ほんとやわな商売だよね(笑)

過去にはノルウェー/アイルランドの混合グループが書いた曲が、スケートで使われたことで一斉を風靡したこともあったが、あの曲は「ダニー・ボーイ」とほぼメロディが一緒だし、私なんぞは世間と自分とのズレに「うーん」と唸ってしまったものだった。もっとも、そもそも「ダニー・ボーイ」自体、アメリカで商業目的で制作されたと言ってもいい曲なわけで、いったい音楽とは何なのかと、ここでもまた考えたのだが…

こういうアイルランドというかケルト音楽のスローでださい演奏を、私や複数のウチのアイリッシュミュージシャンは「チーズくさい」と形容する。チーズくさいケルト音楽は、今でも、いつの時代でも、とても人気がある。いや、いいんですよ、音楽ですからね。音楽は聞く側各々によって判断されていいんです。チーズ臭くてもいいんです。

じゃあ、野崎さんが言うかっこいいアイルランド音楽って何ですか?っていうと、本当に数えるほどしかいない。アイルランド音楽だったら何でもいいというわけではない。というか、アイルランド音楽だからこそ、ついついウルサくなってしまう、と言っていいかも。

アイルランド音楽は、そもそもそのメロディの美しさから、いつもそういう「格好わるさ」「ダサさ」「コマーシャリズム」との戦いに晒されてきた。そして、一歩間違えば、そういう「チーズ臭」の向こう側へ落ちてしまうような、そんなギリギリのところが、実は一番かっこよかったりするのだからホントに難しいと思う。いや、これはあくまで私の好みの事を言っているんですけどね。

一方でかっこいいアイルランド音楽を目指す連中の中にも、ボシーバンドからこっち、「速い」のがかっこいいとされる「スピード信仰」が横行しており、どのバンドも演奏自体のクオリティの高さよりも、競ってメロディの速さを追求してきたところがある。メロディには本来、そのメロディをより効果的に聞かせる適正スピードというものがあってしかるべきだ。(あ、また「べき」って言っちゃった!)ところが上手く弾ける連中ほど速さに走る傾向にある、だから問題なのだ。

いつだったか来日したグラーダなんかがそうだった。今ではルナサのトリに時々入るコリン・ファレル(フィドル)と、アラン・ドハティ(フルート)がフロントにいた時は、速いも速い、自分たちの初期のレパートリーも通常の20%増しで早く演奏していた。2人は上手いから、とにかくどこまでも果てしなく速く弾ける。実際コリンは、作曲家でもある前任のブレンダン・オサリヴァン(フィドル)よりも、明らかに上手いフィドラーだったが、それがバンドに良い影響をもたらしていたかというと、とても疑問が残る。その後、バンドはアランが脱退し、演奏の腕はおとるが従順な若いメンバー2人を加えてツアーするようになった。正直、アランがいた時の輝きはもうあのバンドにはない。一方で彼らはALDOCという新しいバンドで、新たな進化を遂げている…それはさておき。

いつだったかチーフタンズでいつも踊っているキャラ・バトラーとジョン・ピラツキが、日本でルナサと初めて共演し「はっえーーー」と絶句していたのにも笑ったが、確かにルナサの早さも尋常ではない。特にパイプ。パイプであんなに早く演奏のはルナサのキリアンくらいだと思う。普段意識しないで聞いているからよく分からないが、ルナサと他のアイルランド音楽のメロディのスピードを取り出して比較してみるといい。その早さのすごさがとても良くわかる。

そんな風にルナサはかなり早いのであるが(笑)実は、私はルナサの真の格好良さはスローな曲をかっこよく演奏できるところにあると思う。スローな曲を弾いているのに、チーズ臭くならない。かっこいい。それが、ルナサの他のバンドとは違う最大の魅力なのだ。いやいや、すべてこれは1リスナーの単なるワガママな意見にすぎないんですけどね!

先日過去のツイートを観ていたら、過去の自分がこんな事をやっているのを見つけたので紹介する。「ルナサのスローでかっこいい曲」というシリーズ。一時やっていた「おやすみのケルト音楽」だ。今やすっかり挫折してしまったけど、今ならべてみても結構いい曲を紹介している。

これなんかいいよね。曲の展開が最高!! こういうのが出来るのはやっぱりルナサしかいない。フルートのソロで始り1:42くらいからバンドの演奏になる。そして慌てず騒がずこのメロディを重ねていく感じはどうだ! かっこいいよなぁ、おい!! そして3分くらいからフィドルのメロも泣かせるが、さらにすごいのは3:25だ。また低音域に戻りながらも、この展開はどうだ!! 
これもいいでしょう! ロウ・ホイッスル3本ってのは、けっこうルナサはよくやる。Last Pintなんかも、すごくいいけど、これもいいよねぇ〜 うっとり。ホントかっこいい。
これもロウ・ホイッスル3本の名曲。死ぬほど聞いた、Miller of Drohan。懐かしい。ホントにこのCDも良く売れた。
「Otherworld」にはこういう曲も入っている。いやー いいねぇ!!
ドナが婚約者、ポーリンのために書いた曲。結局ふたりは結婚しなかった。ドナは別の女性と一緒になりパパに。ポーリンも結婚したけど、あそこは子供はいないみたいだ。
この曲はまるでレッド・ツェッペリンみたい。スローなのに、めちゃくちゃ熱い。かっこいい。
こちらも絶対に紹介しているはずなんだけど、ツイートが見つけられなかった。ケヴィンが亡くなった友達のために書いた超名曲。後半はディアムド・モイニハがピアニストの妹の為に書いた「アイボリー・レイディ」 この展開がホントに素晴らしい。名盤「シェイ」に入ってます。



ルナサも出演するTHE MUSIC PLANT20周年記念コンサートは、11月5日(土)、6日(日)の2日間で16:00開演。チケットはスタンディングで8,500円、着席券は13,500円。高くなっちゃって申し訳ありませんがウチの2大バンド来るんで、ご理解ください。何度も言いますが、音楽は絶対に最高のものをお届けします。他にもセッションコーナー、ニッケルハルパの体験コーナーや、グリーンランドコーナーあり。詳細はこちら。(本日24時までチケット販売中〜っ。そのあとはチケットの輸送期間を考慮し「当日精算」に切り替わります)

2016年10月29日土曜日

ルナサ「モーニング・ナイトキャップ」

もうご覧いただいている方が多いと思うのですが、初音ミクみたいな女の子たちが演奏するルナサの「モーニング・ナイトキャップ」(Carnival in Libernia)。音楽は1:00くらいからスタート。ホントすごいですよね〜。よく出来てる!



そして、またしても、この映像の制作者マスク ザ 春原さんがこんな動画を発表! おもしろい。是非ご覧ください。



まずはイーリアンパイプスの紹介から
これリバーダンスのデイヴィー・スピラーンかな。

よく再現していますね!

そして1:25くらいから〜今回のルナサの「モーニング・ナイトキャップ」の動画を作られた話、その反響などなどが語られ(ルナサのメンバーも大喜びしておりました)

LIVEの告知までしていただき感激!



で、このユノアさん(?)が弾いているイリアンパイプスの解説です。これがとても良く出来てる! 3:05くらいからイリアンパイプスの解説が始ります。


 世界のいろんなパイプ…

ハイランドのバグパイプとの違いを分かりやすく解説!



すごい!!















そして12:35からはフィドルの解説。弾いているのはレアさんというキャラクターらしい(笑)

こちらもとても分かりやすい解説になっています。





ふふふふ…分かりやすい!




いいね! しかし可愛い女の子なのに、すごい絵だなー








私もよく理解してないんだけど、このボーンてのをゲットすると他の人でもこういった演奏動画が作れる、ってことなの? 

というわけで、15分ほどの動画です。是非皆さんもご覧ください。マスク ザ 春原さん、ありがとうございます。ルナサのみんなも春原さんにお会いするのを楽しみにしております。

それにしてもルナサ、ホントに楽しみです。ではもう1回この曲を。(音楽は1分すぎから)



こちらがオリジナルのLIVE動画。



それにしても楽しみ! コンサートでは、この曲も間違いなく演奏されるでしょうね。

THE MUSIC PLANT20周年記念コンサートは、11月5日(土)、6日(日)の2日間で16:00開演。チケットはスタンディングで8,500円、着席券は13,500円。高くなっちゃって申し訳ありませんがウチの2大バンド来るんで、ご理解ください。紅茶はライブハウスの紙コップなんで限界がありますが、何度も言いますが、音楽は絶対に最高のものをお届けします。他にもセッションコーナー、ニッケルハルパの体験コーナーや、グリーンランドコーナーあり。詳細はこちら。(明日日曜日までギリギリ受け付けることにしました〜 みんな急げ〜)

「小さな言語に、大きな力を」ナヌークの泣けるインタビュー記事



…とかいいつつ、あまりにいいので、やっぱり訳す。ざっくりだけど!!! 

では、以下、クリスチャンのインタビュー。


クリスチャン・エルスナーは、5人のグリーンランド人によるロックバンド,ナヌークの創設メンバーの1人だ。彼らはたった5万人が話す言語をの歌だけをその限界以上に力強く歌っている。「ナヌークはグリーンランド語でしか歌わない。これからもずっと」と彼は言う。「自分の言葉で歌えば、人々にその誠実さが伝わる」


ナヌークが英語で歌えば、より多くの人に音楽を伝えられるかもしれない。でもクリスチャンは「2番目の言葉を使うことで、歌に何かしらの限界が与えられてしまう。重要なのは誠実さが伝わること」
その結果、ナヌークのデビュー作はKODA(デンマークの演奏家協会)による「今年のベストアルバム」を受賞した。
グリーンランド語で歌うことは、ナヌークがインディーロックバンドとして国際的に活躍することの障害になっていない。彼らは自分たちが国際的に認められるとともに、グリーンランド語で歌うこと、自分たちの国で活躍することに誇りを感じている。
「先週,小さなグリーンランドの村を訪ねた」とクリスチャンは言う。「幸せな人々と美しい自然を見ることは素晴らしかった。グリーンランド人であるということは、僕らにとって、とても重要なことだ。僕らの国を自慢できること、そしてグリーンランド語で歌うことも、とても重要だ」
彼らの歌詞は、グリーンランドの多くの深刻な社会問題を捕らえている。「僕らの太陽はいつも君の上に輝く」は人々を励ますための歌だ。他に彼らの歌に歌われている事は、グリーンランド人として自分たちのルーツを大切にしよう、ということ。そして地球温暖化は彼らにとっても重要な課題であり、彼らの最新のリリース曲「ナヌーク」は気候変動が彼らの国にどんな影響を与えているかを表現している。
「僕らは自分の心から曲を書く。僕らが何を見て、どんな経験をしてきたかとか。だから社会問題や気候変動も自然と僕らの歌になるのさ」クリスチャンは言う。「そして重要なメッセージはいつでもそこに希望がある、ということだ」
ナヌークのシャープなインディーロックのサウンドには、英語圏の多くのバンドの影響が感じられるかもしれないが、彼らをユニークにしているのは,やはりグリーンランドのバンドだという事実だ。
「グリーンランドのほとんどの家にはギターが必ずある。グリーンランド人はとても社交的な人たちだ」「音楽は人々に表現する場所を与える。それは聖歌隊だったり、グリーンランドのドラムダンスだったり、モダンなヒップホップやロックだったりする」
今年,彼らは日本で初めてリリースされた日本のロックバンドになった。彼らはグリーンランド、デンマーク、アイスランド、ノルウェー、フィンランド、アメリカ、日本、カナダそしてフェロー諸島をツアーした。
グリーンランドは、クリスチャンによると、ナヌーク以上に才能あるミュージシャンの宝庫だという。彼は国がもっと演奏家やグリーランドの音楽を広くサポートするようになればいいと願う。それが国際的なファンの注目を集める結果になれば、と。
「僕らはグリーンランドの外から注目を浴びることをとても嬉しく思っている。そし外国をツアーできることも」「それによってより多くの外国の人たちがグリーンランドや,この国の抱えるいろいろな問題について注目してくれればと思う」


あーーーー、ナヌークよすぎる!! クリスチャンよすぎる!! 消え行く少数民族にとって言葉は最後のアイデンティティの砦だ。おそらく犬ぞりはなくなる。アザラシ猟も消える。グリーンランドはどんどんあったかくなって、イヌイットたちは都会へと集められ、小さな村は閉鎖へと追い込まれるだろう。そんな村はどんどん消えて行く。もう時間の問題だ。どんどん、どんどん消えてなくなってしまう。北極の氷みたいに…

でもきっと言葉は残る。そしてイヌイットのスピリットも、きっと永遠に残るのだ。ナヌーク、もうすぐ日本に到着です。

2016年10月28日金曜日

ナヌーク、早くも東京に向ってます〜

昨日のフレデリックの投稿 もうすぐ日本に行く、とってもエキサイティング!だって。可愛いね。これ去年鎌倉でかったやつかな…


そしてこれが今日。数分前。もうすぐグリーンランドを脱出! 


ヌーク〜コペンハーゲンは直行便じゃないんですよね。途中、カンゲルルスアックっていう絶対に覚えられないややこしい名前の大きな空港でジャンボに乗り換える。ここしかジャンボが付けるデカい滑走路がないんです。で、ここからコペンハーゲンまで4時間くらい。ここまでくれば、機体がデカいから予定どおりにコペンハーゲンに着くかな…  コペンハーゲンまで来れば、あとは楽勝ですよ。

ヌークとカンゲルルスアックとか、イルリサットとカンゲルルスアックとか、この間私が乗ったシシミウトとカンゲルルスアックとか。そういう小さい飛行機が、ホントにキャンセルが多い。今朝も2人の乗った小さい飛行機は、けっこう危なかったそうです。だからこうやって2日くらい前に家を出るわけ。グリーンランド、本当に遠いです。

ナヌークが東京に到着するのは11月2日なんだけど、まだだいぶあるな。辺境の歌コンサートでご一緒するナムガルさんは、いつお家を出るんだろうか…(笑) ブリヤートもきっとすごく遠いよね。

「辺境の歌コンサート」はもうとっくに売り切れましたが、20周年記念コンサートは、絶賛発売中。もうこの週末で締め切りますので、事前にチケットを持っていたい方は、皆さん、お早めに。是非たくさんの方のご来場をお待ちしております! 

11月5日(土)、6日(日)の2日間で16:00開演。チケットはスタンディングで8,500円、着席券は13,500円。高くなっちゃって申し訳ありませんがウチの2大バンド、ヴェーセンとルナサが同時に来るんで、ご理解ください。何度も言いますが、音楽は絶対に最高のものをお届けします。他にもセッションコーナー、ニッケルハルパの体験コーナーや、グリーンランドコーナーあり。詳細はこちら。

ルナサのケヴィンより「コンサートに来てください〜」

こちらも頼んでないんだけど、なぜか演奏が始る、という(笑) 後ろに見えるアイルランド音楽の名盤のジャケットが笑えますね! ボシー・バンドの「オールド・ハグ〜」と他は何かな…

昨日に引き続き、今やどこのプロモーターもよくやるクラシックなプロモーション方法ですが、ルナサのケヴィンよりメッセージをお送りします。


ルナサが見れるのは4年ぶり?かな。それにしてもあの疾走感がまた東京で体験できると思うと嬉しいですよね!

THE MUSIC PLANT20周年記念コンサートは、11月5日(土)、6日(日)の2日間で16:00開演。チケットはスタンディングで8,500円、着席券は13,500円。高くなっちゃって申し訳ありませんがウチの2大バンド来るんで、ご理解ください。何度も言いますが、音楽は絶対に最高のものをお届けします。他にもセッションコーナー、ニッケルハルパの体験コーナーや、グリーンランドコーナーあり。詳細はこちら。

2016年10月27日木曜日

ヴェーセンのウーロフより「コンサートに来てください〜」

しかし頼みもしないのにちゃんと日程をメンションし、演奏までしてくれるヴェーセンはホントに優秀だよなぁ! ウーロフありがとう。

ってなわけで、今やどこのプロモーターもやってるクラシックなプロモーション方法ですが(笑)ヴェーセンのウーロフよりメッセージをお送りします。



最後に「お前がくるんだよ!」ってな感じで弓で刺されると、行かないとやばいって気持ちになりますかね(笑)

ところでウーロフも言ってましたが、ヴェーセンは金曜日の昼にこんな小さいところでアコースティック・ライヴもやります。汐留のイタリア街にあるドイツピアノのサロン。帰りには是非イタリアンを! 14:30開演。演奏は70分+アンコールくらい。4:00には終演してますので、帰りはイタリアンでもどうですか? 近くにすっごい美味しいベルギースイーツ屋もある。


是非たくさんの方のご来場をお待ちしております! そしてもちろん10月5日(土)、6日(日)の公演も楽しみにしていてください。

THE MUSIC PLANT20周年記念コンサートは、11月5日(土)、6日(日)の2日間で16:00開演。チケットはスタンディングで8,500円、着席券は13,500円。高くなっちゃって申し訳ありませんがウチの2大バンド来るんで、ご理解ください。何度も言いますが、音楽は絶対に最高のものをお届けします。他にもセッションコーナー、ニッケルハルパの体験コーナーや、グリーンランドコーナーあり。詳細はこちら。


2016年10月26日水曜日

20周年記念コンサート:アイルランド紅茶が選べます!


やっぱり紅茶といえばアイルランド。こっちの方が圧倒的でしょう! そして紅茶といえば、この方。「ファーザー・テッド」のミセス・ドイル。



そうなんですよね。紅茶を激しくすすめるのが正しいアイルランドのおばちゃんの姿。Would you like a cup of tea!? 「ファーザー・テッド」はアイルランド人が制作した離島に住む牧師さんたちのコメディ。ミセス・ドイルは未亡人(もしくは離婚して夫とは別れた)で、この離島の牧師館でかいがいしくもテッドを始めとする個性的な牧師連中の面倒を見ているのです。

私はこのコメディの大ファンで、こんなブログまでやっているんですが、アクセスが結構あったりするんですよ(笑)隠れファン多いんじゃないかな。

しかしこのミセス・ドイルを演じたポーライン・マクグリン、撮影当時なんとまだ30代前半でこの役をこなしたというから驚き。歩き方から腰の曲がり方から、しゃべり方から、何もかもが正しいアイリッシュのおばちゃんそのもの!!

アイルランドに行って外で紅茶頼むと、だいたいは、こういうポットで出てきますが、これ、いいよねぇ〜。茶渋がついて痛んでくると、味があって…。ふたをあけるとポットの底にはヒモがついていないティーバックが下手すると気前よく2、3個沈んでいる、という。でもこのステンレスのポット、安そうに見えて、実際、買おうとすると結構高いんだよね… 家に1コ欲しいんだけど。
アイルランド人のお家を訪ねて,こういうティーセットが出てきたのは、これだけアイルランドに通っているのに、ポール・ブレイディ邸だけです。初めてポールの家に行った時、奥さんがこういう素敵なティーセットで、ティーバックじゃない紅茶を入れてくれた。さすがシュター(アイルランドではスターのことをこう言う)は違う!


でも次に遊びに行った時は、奥さんが不在で、リビングではなく台所に直接通された私は、ティーバックをマグの中に投げ込むようにしてポールがいれてくれた紅茶を立ったまま飲んだけどね。(もっともこっちの方が正しいアイリッシュだとは思う)

好みもあると思いますが、私はアイルランドの紅茶は真っ黒になるまで入れるのが重要だと思います。コップの底がすけて見えたらダメ。ちなみにアイルランドでは自分好みの濃さのことを「My colour」と呼びます。そして紅茶好きの悲しい面なんですが、実は結局のところ自分でいれた紅茶が一番美味い、ということ。だから人がどんなに上手にいれてもらっても必ず不満が残る…。ましてや外で飲む紅茶なんて最悪です。

なのでライブハウスでアイルランドの紅茶がどのくらい再現できるのか。写真は私のマイ・カラー。


アールグレイや、ラプサンスーチョンはもっと薄くてもいいんだが…。もっともそんな気取ったものはアイルランドでは滅多に出てこない。

私は絶対にストレート派なんですが、牛乳を入れる方がアイルランド/英国では標準らしく、グラグラなお湯で入れた紅茶の温度を、飲めるまで下げる、という意図があるようです。私がストレートが好きだ、と言ってストレートで飲んでいたら「ちょっと水いれる?」と複数のアイリッシュに聞かれました。

いずれにしても牛乳も置いてもらえないかな…。明日の会場さんとの最終打ち合わせで会場さんとも打ち合わせてきます。

THE MUSIC PLANT20周年記念コンサートは、11月5日(土)、6日(日)の2日間で16:00開演。チケットはスタンディングで8,500円、着席券は13,500円。高くなっちゃって申し訳ありませんがウチの2大バンド来るんで、ご理解ください。紅茶はライブハウスの紙コップなんで限界がありますが、音楽は絶対に最高のものをお届けします。他にもセッションコーナー、ニッケルハルパの体験コーナーや、グリーンランドコーナーあり。詳細はこちら。

着席券、土曜日はあと5枚くらいで締め切ります。日曜日は余裕あり。どうぞよろしくお願いいたします。


PS
そうそう、昨日書き忘れたけどスウェーデンというか北欧に行くとこういう気取った紅茶のケースが出て来るが、私はあまり好きではない。好きなティーバック選んでください、みたいな。そうこうしているウチにお湯はどんどんさめてしまう。紅茶に関してはアイリッシュの方が正しいかな…(笑)

2016年10月25日火曜日

20周年記念コンサート:スウェーデン紅茶が選べます!


さて20周年記念コンサートですが、プロモーションも最終段階になって来た〜っ。で、ライブハウスのドリンクに飽き足らないあなたに、こんなお飲み物もご用意しました。

スウェーデン紅茶!!  今、音楽ファンの間で話題の(笑)ノーベル賞授賞式でも提供される由緒あるお飲み物です。セーデルブレンド。

これ、お店も素敵なんですよ。ストックホルム行かれたことある方は行ったことある方多いかもしれませんが、お店も素敵なんですよ〜〜ここ。



すごいでしょ? 70年代から続いてるお店の由緒あるブレンド…


香りがいいんだ、すごく!!!

ウンチクは「高級セイロン茶と、北欧の草花などをたっぷりブレンドした本格派ブレンドティー。北欧紅茶の代表品種として定評があり、すばらしい味と香りをお楽しみいただけます。リラックス効果も高く、ストレートでお飲みいただきたい一品です」とのこと。

まぁ、とはいえ紙コップでの提供になるので、雰囲気は味わえないかもしれませんが、ぜひスウェーデン紅茶をセレクトください。後からライブハウスの人に「そういや野崎さんに提供いただいたスウェーデン紅茶、全然出ませんでしたよ」とか言われたら、超悲しいので。なお反対に売り切れごめんの場合は申し訳ありません。

しかしヴェーセンの連中が「お茶」を飲んでいるのを見たことがありません。だいたいはコーヒー。しかもエスプレッソ、トリプルショット!?みたいな。あれだけ身体がデカいとカフェインも効き目がないのかもしれませんねぇ…

THE MUSIC PLANT20周年記念コンサートは、11月5日(土)、6日(日)の2日間で16:00開演。チケットはスタンディングで8,500円、着席券は13,500円。高くなっちゃって申し訳ありませんが、ウチの2大バンド来るんで、ご理解ください。音楽は最高のものをお届けします。他にもセッションコーナー、ニッケルハルパの体験コーナーや、グリーンランドコーナーあり。詳細はこちら。

着席券、土曜日はあと5枚くらいで締め切ります。日曜日は余裕あり。どうぞよろしくお願いいたします。

「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」皆さんにポストカード、プレゼント


映画をご覧になった皆さんに,デンマーク大使館さんからご提供いただいたポストカードをプレゼントいたします。とりあえず来年までは、たった1回だけの上映になりますので、是非お越し下さい!! なんといってもナヌークのアコースティック・ライブが付くのは今回だけなんですから。

あ〜、やばい。ホントに忙しくなってきた。今日はちょっくら都外へ営業活動!   頑張らなくっちゃね。電車の中でこのブログをアップ。

「サウンド・オブ・レボリューション」絶対に観に来てくださいね〜 

2016年10月22日土曜日

角幡唯介さん「探検家40歳の事情」を読みました



昨日、池袋でさっそく発売日前日に入荷しているのを発見し、購入。明日のトークショウでまたもう1冊買わないといけないと分かっているのに、ついつい待ちきれなくて購入してしまう。

ま、いいや、これもウチのプレゼント企画に使えばいいんだし。

それにしても発売日にウキウキなんて、ホント「ファン稼業」って楽しい! 角幡さんの新刊「探検家40歳の事情」の表紙はウチの辺境公演のチラシにもなったウヤミリック君。



最近、高野さんとの対談本「地図のない場所で眠りたい」が文庫になりました。こちらもウヤミリック君が表紙だよ。

ついつい能町みね子さんの「逃北」も探してしまう。こちらも平積み。ナヌークのことが載っています。皆さん、ぜひ読んでね!

というわけで、この新刊、昨晩はお風呂の中で読み、寝る前に読み、発売日前に3/4くらい読んでしまった。「漂流」は読むのに時間がかかったけど、これはスイスイ読めちゃう。

そして今夜はこちらの本屋さんへ、角幡さんのトークショウに参加しに行ってきました。(それにしても毎度トークショウに行くたびに「角幡さんの客層って分からない…」と思う。今日は年配の男性が多かったかも。場所柄かな…?)

そして現場でも、もちろんもう1冊購入。ファンはこうでなくっちゃ♡ たとえ買わなくても入場できるイベントだったとしても、主催者さまに敬意を評して…またやってください、角幡さんのトークショウ!

素敵なウヤミリックの表紙。

しかしウヤミリックを表紙にしたのは、オレのチラシの方が早かったんだよ。オレの後に講談社と文藝春秋が続いたんだよ(爆)

角幡さんのサイン。真面目そうで良いハンドライティングでしょう? 

このサイン本は、誰かに差し上げます。ウチのCDでもチケットでもお申し込みのお客さんで、欲しい人は「角幡本,プレゼント希望」と書いてお送りください。










ところで、肝心のトークショウですが、すでに3/4読んでいる私としては、本に関連する写真や動画があれこれ観れてすごく良かったです。アッパリアス猟とか、上手いイヌイットの人の動画と、下手くそ(失礼)な角幡さんの動画の比較とか、アザラシ猟の写真は前にもみた記憶があるけど、みたことない犬ぞりの動画とかもね。それにしても羨ましいなぁ。シオラパルク、私も行ってみたいなぁ。(って言ってるだけじゃダメだよね。金と暇さえあれば誰だっていけるんだから、いつかきっと行こう!)

で、今日の帰りの電車の中で、すでに読み終わってしまった「探検家40歳の事情」。とにかくあっという間に読める。いや〜爆笑でした。まずは最初の感想は、角幡さんの奥さん、しっかりしてらっしゃる!! 探検家の妻はこうでなくっちゃね!ということ(植村直己さんとこのキミちゃん=奥様もすごくしっかりした女性だったみたいね。ちなみに植村さんの奥さんの旧姓は野崎と言う。今でも健在でいらっしゃるようです)

やっぱり角幡さんのユーモアって自虐的なんだよね。読者は角幡さんが失敗したり、困難に陥ったり、奥さんに怒られたりすればするほど楽しい気持ちになる。夜中に読んでて1人で声出して笑っちゃった「無賃乗車」(特に探検部の後輩2人に裏切られる角幡さんが笑えます)、最後のオチに涙が止まらない「忘れ物列伝」、奥さんとの喧嘩が目に浮かぶ「不惑」、そしてお嬢さんが生まれたことで別の喜びがあった「マラリア青春記」、どれもめちゃくちゃ可笑しいです。必読。

あと北欧グルメの話題「生肉と黒いツァンパ」も最高。偶然にもそこにクジラの皮の話が出て来たのだが、今日ナヌーク兄弟が2人とも、それをInsagramにあげていたのが偶然にしてはデキすぎている。

Frederik Elsnerさん(@frederik_elsner)が投稿した写真 -

クリスチャンの方の写真が何故か埋め込みできないんだけど、これ。本にはそんなクジラ肉や、私も食べた麝香牛、そして食べてみたい角幡さん特製アザラシ丼など、あれこれ北極グルメが紹介されるのだ。
 
しかしながら、やはり私がこの本の中で1番好きなのは、今回書き下ろしとしてこの本に収められている「人間とイヌ」という、この本ではちょっと浮いている(角幡さん談)真面目なエッセイ。これはホントに素晴らしい名文中の名文なので是非多くの人に読んでもらいたいです。っていうか、これは雑誌とかに掲載されたものではなく書き下ろしですから、絶対にこの本を買ってもらいたいです。

「これ文章として完成度高すぎるだろー!!」というくらいものすごい完成度。なんというか、いやー 文章というのは、ここまで美しくなれるのかと感動する。そんな名文です。なんというか、前にも誰かが言ってたけど、角幡さんの文章って、ロックでいうとプログレの名盤みたいな、なんというか隙のない完成度の高さというか、凄みがあるんだよねぇ…

「人間とイヌが手をとりあって過酷な原野を生きのびることを選択したこと、これは人類史において、じつは火の使用や定住や農耕の開始などと並ぶきわめて決定的な一歩だった可能性がある」

「シオラパルクの人々のやり方は<文明国>に住むわれわれから見ると残酷なように見えるが、しかし考えてみると、われわれ<文明国>の人間だって、自分たちで面倒を見切れなくなったイヌを保健所に連れていって殺処分してもらっているわけで、根本的な部分では何も変わらない。ちがうのは、われわれが他者に委託してイヌの殺害をアウトソーシングしているのに対して、彼らがきちんと自分たちの手でイヌを殺していることだ」

…とかなんとか、気に入ったところを書き出していると、この章すべて書き出しちゃいそうなので、このくらいで辞めておきますが、なんというか、とにかくすごいんです。

そして、最後にこれからの北極の極夜(太陽が昇らない白夜の反対の状態のこと)の探検に出る角幡さんの気持ちも綴られています。

「私は一匹のイヌとともにそこにいる。私が死んだらイヌは死ぬ。イヌが死んだら私も死ぬ。そのとき私とイヌのあいだにひかれたあるゆる区分や差異は消滅し、二つの生物種を規定する異なる概念に意味はなくなるだろう」

あぁ、なんて素敵なんだろう!!!

そうそう今日のトークショウでお客さんから「角幡さんがピンチになったらウヤミリックは食べられちゃうんでしょうか?」という質問が出て、角幡さんの回答が良かった。

「基本的にそれは想定していない。前にドイツ人の探検家が犬食べて生き延びて、大変な非難を受けたのを見ましたけどねー。でも分からない。来年の今ごろトークショウやって“いや〜あの時すごくたいへんで犬食べちゃいまして〜”とか言ってるかもしれない(笑)」とのこと。

月明かりの極夜の中を1匹の犬と、草木1本はえない真っ白な北極を一緒に行くなんて、どんななんだろう。自然と、犬と、角幡さんと、すべての境界線がなくなる世界。

私の頭の中はナオコさんのラジオのこともあって、さっきから何度もこの曲が再生されている。北極を犬と2人で、この曲を歌いながら歩いていったら、どんなに素敵だろう… いや、自分にはできっこないんだけど、私にはその夢を止めることが出来ないんだ。

角幡さん、いってらっしゃい。どうかご無事で。そしてウヤミリックちゃんも。



2016年10月21日金曜日

ナオコガイドさん、ラジオに出演



これ是非聞いてください。尊敬するナオコ・ガイドさんがゲストで出演。なんか改めて何故ナオコさんは、アイルランドでガイドに…?とか、話をちゃんと聞いた気がする。いったん知り合いになっちゃうと、わざわざそんなこと聞かなかったりするけど、すごいなぁ!

そしてナオコさんが言ってた「アイルランド人は真面目」ってのにも超共感。私もそれ、すごく思う。時間にルーズだとか、お酒ばかり飲んでるとか…アイルランド人のことは、そんな風に言われることが多いけど、彼らほど信頼できる人たちはいませんよ。正義感が強いっていうのかなぁ! ホントに大好き、アイルランド人。

ナオコさんが、紹介してたシン・リジィのDancing in the moonlightは、こんな曲。

フィル・リノットは、ホントにアイルランドでは大変な人気ですよね。お父さんが黒人のアメリカンだったんだっけか? 亡くなってからもすごい人気でお母さんの書いた伝記本とかヒットしてた記憶がある。ゲイリー・ムーアとかよりよっぽど人気ある。こうして聞くと、妙に洗練されててホントかっこいいよね。



でも、私だったらこっちのDancing in the moonlgihtかな〜 We get it almost everynight♪


ナオコさん、これからもガ〜ンバ! 私も負けないようにがんばらなくちゃ。

ナオコさんと私。結構前の写真。それにしても一緒にクラギーアイランド(ファーザー・テッドの島)に行こうと約束したのに、まだ実現できてないなぁ!


ナヌーク、ミュージックマガジンさんでご紹介いただきました

いえーい。この1/2ページレビューに載ると、なんか一人前のリリースになったような気がする。編集部さま、和田静香さま、ありがとうございます。

ナヌーク、ミュージックマガジンさんでご紹介いただきました。









昨日の夜はTHE MUSIC PLANT広場のオフ会。会員さんの推薦で行った店がすごかった。なんか研ぎすまされているというか、迷いのない店。仕事ってこうじゃないといかんなぁ!






2人なら、すごい作品が生み出せる。

2人なら、すごい作品が生み出せる。





 そしてこの2人も… スミのマリクとペール。2人はグリーンランド出身だが、留学先のコペンハーゲンで出会い、スミを結成する。マリクが社会性のある歌詞を書き、ペールが曲を作った。まだ当時2人は17歳と20歳という若さだった。この写真、可愛すぎる♡


こっちの2人も頑張らないとね! ナヌークのクリスチャンとフレデリック。
兄弟だってのが、またいいんだわ…


仕事でもそうだよね。1人じゃ無理だけど、本当にデキるやつが2人くらい真剣に動くと世の中けっこう動いたりする。もっとも多くは2人動いたからといって2倍にはならなかったりもするのだが…

スミのドキュメンタリー映画「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」はこちら。小さい会場なので、特に東京は予約してください。

また20周年公演で座席券をお求めのお客様は「無料」で入れますよ。まだ枠がありますので、ぜひお申し込みください。 こちらも必ず事前に予約してくださいね。



ナヌークの来日ももうすぐ。詳細はこちら。