グッとくる音楽(女性ヴォーカル編)



かっこいいねぇ。リアノン・ギデンスと、スコットランド伝統音楽の重鎮フィル・カニンガム。まさにTransatlantic Sessions。フィルが余計なことをまったくしてないのがいい。リアノン・ギデンスは英国のトラッド歌わせるとホントにいいよね〜。これなんかテイストがまったく違うけど、最高にかっこいい。ちゃんと楽曲のコアなところを引き継ぎながら,自分のものに出来ている。Black is the colour


 
しかし最近響く音楽はアメリカにあるなぁ。女性シンガーもアメリカがいいよなぁ。アリソン・クラウス。今年は10回台を数えるビヨンセやらアデルのグラミー受賞数うんぬんが騒がれていたけど、アリソン・クラウスの受賞歴は28回ですから!! クラシックのショルティに続き2番目。女性では当然1番である。最近出た髪の毛をもったカントリーアルバムはまだゲットしてないが、やっぱりユニオン・ステーションとのバンド形式の音楽が最高にかっこいい。男性部下を従えた女ボスって感じでさ。これこそ日本では絶対に見られないもんだが、仕事抜きで1度観にいってみたい。歌は楽器はアメリカの乾いた空気を最高に美しく響かせるんだろう。ジェリー・ダグラスが、これまたいいだよねぇ…



しかしCDが出ただけじゃ、世の中は何も変わらない昨今。来日はまだまだ実現しないのかね…。なかなか難しいんだろうな。世界中でも、めっちゃギャラが高いアクトの一つだと思うし…。

一方、こちらは北アイルランド出身、カーラ・ディロンのちょっと前のクリップ。完全にアリソン・クラウスを意識してる。



カーラはクリスマス・アルバムを昨年の暮れに出した。ずいぶん前にウチでCDリリースしたことがあったが、また来日させることが出来るかなぁ。再び呼びたいなら早くしないと、日本と現地での人気の差がどんどん大きくなりすぎて、ますます来日が現実から離れていってしまう。

そして新譜も話題の進化したベッカ・スティーヴンス。かっこいいなぁ!!! 絶好のタイミングでの来日が、COTTON CLUBで、7月にあるみたい。これは絶対におすすめですよ。バンドがいいんだ、彼女のとこも。でも今回のアルバムはソロ名義。凛としたインテリな女性って感じがする。こういう音楽、ホントに好き。



日本盤発売といえばアイルランドのイメルダ・メイがついに日本でも発売になった。信じられない。以前はロカビリーで売ってたのにイメージも大きくチェンジして… しかしBBCのプレイリストから有名になったから、私はあんまり彼女をアイリッシュだとはおもっていない。それでも日本発売なんて、ほんとに嬉しいじゃないですか。日本のレコ社はこれを売れると踏んだのだろうか。私には、そのヘンのボーダーがどこにあるのか、違いがよく分からないのだが… 海外からのプレッシャー? 



というわけで、今日も張り切ってまいりましょう〜