中年クライシスと和田秀樹『「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ』

ワルシャワの空は青い

何って,ミッドライフ・クライシスの話。

いや〜 私もホントに若い頃に比べてやる気がおきない。困ったもんだ。っていうか、いわゆる更年期みたいなもんなのかもしれない。それとも軽い鬱なのかも。とにかくダメなのだ。この投稿にあるように、自分も、常にあれこれと考えすぎてしまう、簡単には幸せになれない1人なんだろうと思う。お金があって何か買ったら幸せとか、そういう単純な幸せでは喜べない複雑で面倒くさい私たち。 金と時間さえあれば誰でも出来る事をやっても、まったく満足できない。私もその1人なんだろうな、と思う。あぁ、自分が自分で面倒くさい(笑)

でもここから抜け出すには、やっぱり行動しかないのだ、という事。先日出張中にKindleで読んだ和田秀樹の『「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ』をご紹介します。

ふふふ、受験生みたいでしょ? 和田秀樹とか読むんですよ、時々ね。っていうか、結構読んでいるかもしれない。私もホント最近はやる気がでなくて困る。若いころの「やる気」はいったいどこから生まれてきていたんだろうか。そういう気持ちは地から湧いて来てたんだろうか、天から降って来てたんだろうか。もう忘れちゃったよ。

ってなわけで、今の自分と未来の自分に気合いいれるために。本の中から感動した箇所を紹介。

日本は「あわててやって失敗する人よりも、あとでじっくりやってより失敗の少ない人が評価される」社会。

「うつ」は「心理的な病気」であると同時に世間で考えられている以上に「生物学的な病気」。神経伝達物質が足りなくなることからおこる病気。それを自覚する。

例えばアメリカ人は自分がする必要のないレベルの仕事は原則的にまったくしない。当然のようにお手伝いさんを雇い、運転手も雇う(ただし子育ては別。子育ては逆にものすごい価値を生む可能性がある)

上位や上の立ち場の人が「のろま」である場合は結論を言うと従っておくしかない。組織全体のカルチャーを変えることはよほどのことがないかぎりできない。

計画を立てる時は時間ではなく量で。

徹底した「行動療法」(ぜんそくの例。発作が起きている時に大切にされると、良い影響にならない)やる気が出ない時は、これを思い出す。

やらなければいけないのは、先にやる。先に好きなことをやってはいけない。好きなことが「アメとムチ」の「アメ」にあたり、このやり方は「行動療法」にあたる。

遊びの上手な人ほど仕事ができる。

とにかく「やる」こと。

「気持ちはわかるけど、そうしていると損ですよ。あれこれ考えずに始めてください」というのが行動療法。理由を聞いていたらキリがない。聞いてもらった人はせいせいするでしょうが「のろま」はなおらない。その方が本人にとって不利益。

(捨てられないものに関する行動力)お金を出せばまた手に入るものは、捨てる。

「やれば必ず結果がでること」とから始める。(まさに筋トレだ!/笑)

人に気をつかいすぎる「のろま」は自分ではいい人のつもりでいるが、結果的に人に迷惑をかけている。一番困るのは手を抜いてはいけないところで手を抜くこと。成果主義社会では、「結果がすべて」

「のろま」は生き方の問題。必ず改善できる。

とにかく「行動に移してしまうこと」。行動主義のの考え方では、何かの行動を評価するとき、行動の理由はいっさい問いません。結果としての行動が、きちんと出来ていればいいのです。動機のレベルが高くても低くても関係ない。

内面の問題は変えられない。(面倒くさい、と思う心は変えられない。それよりとっととやってしまうこと)

森田療法=「感情はあるがままにしておきなさい。行動は目的本意にしなさい」 つまり感情は人間が自分でコントロールできる類いのものではない。

気乗りがしなくても「仕事の性質には何も関係ない」と素直に思う。思うことは自由。行動さえしていればいい。「思うのは勝手。行動は別」 

皆さん、今日も頑張りましょう!(って、世間はまだ連休中か…) オレは普通に仕事してますよ。あ,その前にまずは筋トレだな。筋トレは、いいですよ。間違いなく結果をくれる。

PS
あと私独自の「やる気喚起」方法なんだけど、若い子と仕事をすることだ。彼らは私に元気をくれる。もう若い人にひっぱってもらわないとやる気でなくって… 

PPS
とはいえ、先日久しぶりにあったヴェーセンの抜群の安定感にも安心を覚える。うーん❤ ヴェーセンはちなみにウーロフとミッケとは同じ年、ローゲルはちょっと上だけど、まぁ、同世代なのですよ。

PPPS
これも同じ事。